JPH01167062A - 包装用材料 - Google Patents
包装用材料Info
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- JPH01167062A JPH01167062A JP32342787A JP32342787A JPH01167062A JP H01167062 A JPH01167062 A JP H01167062A JP 32342787 A JP32342787 A JP 32342787A JP 32342787 A JP32342787 A JP 32342787A JP H01167062 A JPH01167062 A JP H01167062A
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- cationic emulsion
- emulsion resin
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、植物等の被包装物、の鮮度を長期間保持する
ことが可能な包装用材料に関するものである。
ことが可能な包装用材料に関するものである。
［従来の技術］
野菜・果実又は花弁等の鮮度を保持するために、シリカ
（ｓ ｉ ｏ２）及びアルミナ（Ａ１２０３）を主成分
とした多数の微細孔を有し、植物等の老化を促進するエ
チレンガスを吸着する多孔質鉱物を含有する包装用材料
を本出願人は既に提案している。
（ｓ ｉ ｏ２）及びアルミナ（Ａ１２０３）を主成分
とした多数の微細孔を有し、植物等の老化を促進するエ
チレンガスを吸着する多孔質鉱物を含有する包装用材料
を本出願人は既に提案している。
しかし、エチレンガスを効率的に吸着し鮮度保持の目的
を達成するためには、主原料であるセルロースに対して
５〜ｌＯ％の多孔質鉱物が加えられていることと、多孔
質鉱物の周囲に被包装物の雰囲気が環流できるようにす
る適当な空隙が必要なため、セルロースと多孔質鉱物と
を多量の横材で粘着することができない。
を達成するためには、主原料であるセルロースに対して
５〜ｌＯ％の多孔質鉱物が加えられていることと、多孔
質鉱物の周囲に被包装物の雰囲気が環流できるようにす
る適当な空隙が必要なため、セルロースと多孔質鉱物と
を多量の横材で粘着することができない。
従って、第３図に示すように鮮度保持作用を有する包装
用材料ｌは、Ｚ軸方向の引張強度が一般の包装用材料と
比較して約４０％不足し、剥離が生ずるなど強度面で不
十分である。
用材料ｌは、Ｚ軸方向の引張強度が一般の包装用材料と
比較して約４０％不足し、剥離が生ずるなど強度面で不
十分である。
つまり、一般の包装用材料はその被包装物を直接包装す
るためその重量を直接保持したり、又は段ポール箱のよ
うに相当数を積み重ねての運搬や、乱暴な荷扱いに対し
てもその被包装物を保護するための強い引張強度が要求
される。従って、混入するセルロースの絡みを多くした
り、強力な接着力を持つ横材に工夫を凝らし、その引張
強度を増加させているのである。
るためその重量を直接保持したり、又は段ポール箱のよ
うに相当数を積み重ねての運搬や、乱暴な荷扱いに対し
てもその被包装物を保護するための強い引張強度が要求
される。従って、混入するセルロースの絡みを多くした
り、強力な接着力を持つ横材に工夫を凝らし、その引張
強度を増加させているのである。
［発明の目的］
本発明の目的は、植物等の鮮度を長期間保持する作用を
有し、かつ強度面でも通常の包装用材料と同等以上の強
度を有する包装用材料を提供することにある。
有し、かつ強度面でも通常の包装用材料と同等以上の強
度を有する包装用材料を提供することにある。
［発明の概要］
上述の目的を達成するための本発明の要旨は、製紙原料
又は合成樹脂原料に、シリカ及びアルミナを主成分とす
るエチレンガス吸着特性を有する多孔質鉱物と、カチオ
ン系エマルジョン樹脂とを混入し、前記製紙原料又は合
成樹脂原料及び多孔質鉱物から成るアニオン性物質に前
記カチオン系エマルジョン樹脂を加熱により重合させた
ことを特徴とした包装用材料である。
又は合成樹脂原料に、シリカ及びアルミナを主成分とす
るエチレンガス吸着特性を有する多孔質鉱物と、カチオ
ン系エマルジョン樹脂とを混入し、前記製紙原料又は合
成樹脂原料及び多孔質鉱物から成るアニオン性物質に前
記カチオン系エマルジョン樹脂を加熱により重合させた
ことを特徴とした包装用材料である。
［発明の実施例］
本発明を第１図、第２図に図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第１図に示す箱体２を構成する包装用材料は底部３と蓋
部４とに分かれており、この素材は製造段階において製
紙原料又は合成樹脂原料中に、クリストバライト、ゼオ
ライト等から成る多孔質鉱物と、カチオン系エマルジョ
ン樹脂とを混入して、乾燥後に加熱重合したものが用い
られている。
部４とに分かれており、この素材は製造段階において製
紙原料又は合成樹脂原料中に、クリストバライト、ゼオ
ライト等から成る多孔質鉱物と、カチオン系エマルジョ
ン樹脂とを混入して、乾燥後に加熱重合したものが用い
られている。
エチレンガスを吸着するクリストバライト、ゼオライト
は共にシリカ及びアルミナを主成分とする多孔質天然鉱
石又は人工成品であり、孔径的３．０〜７．５人程度の
多数の細孔を有し、常温常圧下でこれらの細孔よりも小
さなガス分子、具体的には植物の老化ホルモンであるエ
チレンガス、及び腐敗時に生ずるアンモニアガスを良好
に吸着する特性を持っている。また、鉱石であるため比
較的容易に細粒体に加工することができ、加工後も吸着
性に変化を生せず、食品の取り扱い上重要な有害性に対
しても問題はない。
は共にシリカ及びアルミナを主成分とする多孔質天然鉱
石又は人工成品であり、孔径的３．０〜７．５人程度の
多数の細孔を有し、常温常圧下でこれらの細孔よりも小
さなガス分子、具体的には植物の老化ホルモンであるエ
チレンガス、及び腐敗時に生ずるアンモニアガスを良好
に吸着する特性を持っている。また、鉱石であるため比
較的容易に細粒体に加工することができ、加工後も吸着
性に変化を生せず、食品の取り扱い上重要な有害性に対
しても問題はない。
カチオン系エマルジョン樹脂は例えばセメント混和、繊
維、紙、木材加工等に用いられているものであって、包
装用材料の強度を高めるために加えられる。カチオン系
エマルジョン樹脂は従来の横材のように多孔質鉱物の吸
着特性を劣化させることはなく、後の加熱重合処理によ
り相当な強度を得ることができる。
維、紙、木材加工等に用いられているものであって、包
装用材料の強度を高めるために加えられる。カチオン系
エマルジョン樹脂は従来の横材のように多孔質鉱物の吸
着特性を劣化させることはなく、後の加熱重合処理によ
り相当な強度を得ることができる。
製紙原料又は合成樹脂原料１例えばセルロースに多孔質
鉱物を適量混入し、続いてカチオン系エマルジョン樹脂
の希釈液を徐々に攪拌しながら所定量添加し定着させる
。この場合の添加量は乾燥重量比で１５％程度まで可能
であり、エマルジョンソリッド比０．０５〜０．１％が
適量である。
鉱物を適量混入し、続いてカチオン系エマルジョン樹脂
の希釈液を徐々に攪拌しながら所定量添加し定着させる
。この場合の添加量は乾燥重量比で１５％程度まで可能
であり、エマルジョンソリッド比０．０５〜０．１％が
適量である。
また、定着は通常約１０分で完了するので能率的であり
、定着完了後は抄紙乾燥させる。乾燥後はカチオン系エ
マルジョン樹脂を加熱重合させるわけであるが、それは
例えば約ｌＯＯ℃に加熱したローラによって圧縮加熱し
たり、或いは２５〜４０ｋＨｚの超音波によって加振加
熱することによって容易に達成される。なお、１００℃
程度の整形加熱は前段階の乾燥と併行して熱風等により
行うことも可能である。
、定着完了後は抄紙乾燥させる。乾燥後はカチオン系エ
マルジョン樹脂を加熱重合させるわけであるが、それは
例えば約ｌＯＯ℃に加熱したローラによって圧縮加熱し
たり、或いは２５〜４０ｋＨｚの超音波によって加振加
熱することによって容易に達成される。なお、１００℃
程度の整形加熱は前段階の乾燥と併行して熱風等により
行うことも可能である。
このようにして作成された包装用材料では、第２図に示
すようにセルロース、多孔質鉱物等の７ニオン性粒子Ａ
はエマルジョン樹脂の持つカチオン性粒子Ｂの腕と強固
に結合して多孔質膜状樹脂を形成する。このような構造
から多孔質鉱物も持つエチレンガス吸着性を高く保持し
たまま、第３図に示すＺ軸上の引張強度を約２０倍にま
で高めることが可能である。
すようにセルロース、多孔質鉱物等の７ニオン性粒子Ａ
はエマルジョン樹脂の持つカチオン性粒子Ｂの腕と強固
に結合して多孔質膜状樹脂を形成する。このような構造
から多孔質鉱物も持つエチレンガス吸着性を高く保持し
たまま、第３図に示すＺ軸上の引張強度を約２０倍にま
で高めることが可能である。
なお、第１図には包装用材料の実施例として箱体を示し
たが、形状についてはこれに限定される仁となく、シー
ト状、厚紙、段ボール紙、袋等種々の形状のものに自在
に適用可能である。
たが、形状についてはこれに限定される仁となく、シー
ト状、厚紙、段ボール紙、袋等種々の形状のものに自在
に適用可能である。
［発明の効果］
以上説明したように本発明に係る包装用材料は、多孔質
鉱物の持つエチレン吸着性を最大限に保持したまま、カ
チオン系エマルジョン樹脂を加えることにより従来の包
装用材料の持つ強い引張力の確保が可能なので、乱雑な
取り扱いに対しても耐久性が良く、長期間に渡って良好
な鮮度保持能力を有する。
鉱物の持つエチレン吸着性を最大限に保持したまま、カ
チオン系エマルジョン樹脂を加えることにより従来の包
装用材料の持つ強い引張力の確保が可能なので、乱雑な
取り扱いに対しても耐久性が良く、長期間に渡って良好
な鮮度保持能力を有する。
図面第１図、第２図は本発明に係る包装用材料の実施例
を示し、第１図は箱体に適用した場合の斜視図、第２図
は粒子の構造図であり、第３図は従来例の素材の説明図
である。 符号２は箱体、３は底部、４は蓋部、Ａはアミオン性粒
子、Ｂはカチオン性粒子である。
を示し、第１図は箱体に適用した場合の斜視図、第２図
は粒子の構造図であり、第３図は従来例の素材の説明図
である。 符号２は箱体、３は底部、４は蓋部、Ａはアミオン性粒
子、Ｂはカチオン性粒子である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、製紙原料又は合成樹脂原料に、シリカ及びアルミナ
を主成分とするエチレンガス吸着特性を有する多孔質鉱
物と、カチオン系エマルジョン樹脂とを混入し、前記製
紙原料又は合成樹脂原料及び多孔質鉱物から成るアニオ
ン性物質に前記カチオン系エマルジョン樹脂を加熱によ
り重合させたことを特徴とした包装用材料。 ２、前記加熱は加熱したローラにより圧縮加熱するよう
にした特許請求の範囲第１項に記載の包装用材料。 ３、前記加熱は超音波により加振加熱するようにした特
許請求の範囲第１項に記載の包装用材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32342787A JPH01167062A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 包装用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32342787A JPH01167062A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 包装用材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01167062A true JPH01167062A (ja) | 1989-06-30 |
Family
ID=18154561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32342787A Pending JPH01167062A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 包装用材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01167062A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997030911A1 (en) | 1996-02-20 | 1997-08-28 | Ben-Tzur, Israel | Plastic packaging material |
| US6190710B1 (en) | 1996-02-20 | 2001-02-20 | Stepac L.A., The Sterilizing Packaging Company Of L.A., Ltd. | Plastic packaging material |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS571060A (en) * | 1980-05-27 | 1982-01-06 | Daicel Ltd | Packing material |
| JPS61159412A (ja) * | 1985-08-13 | 1986-07-19 | Kuraray Co Ltd | カチオン性エマルジヨンの製造法 |
-
1987
- 1987-12-21 JP JP32342787A patent/JPH01167062A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS571060A (en) * | 1980-05-27 | 1982-01-06 | Daicel Ltd | Packing material |
| JPS61159412A (ja) * | 1985-08-13 | 1986-07-19 | Kuraray Co Ltd | カチオン性エマルジヨンの製造法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997030911A1 (en) | 1996-02-20 | 1997-08-28 | Ben-Tzur, Israel | Plastic packaging material |
| US6190710B1 (en) | 1996-02-20 | 2001-02-20 | Stepac L.A., The Sterilizing Packaging Company Of L.A., Ltd. | Plastic packaging material |
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