JPH01166845A - ヘッダの金型保持方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は接点の製造するヘッダの金型保持方法に関する
。

（従来の技術） 従来ヘッダ等の金型保持方法は、第６図に示すようにパ
ンチホルダにめくら孔を設は金型を挿入し、そのめくら
孔に直角方向に貫通したねし穴を設け、ねじで固定する
のが一般的であった。これは、ねじをゆるめて金型の取
り替えを容易にして、多品種少量用の接点の需要に対応
するためである。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記保持方法では、数万回も接点を製造
していると、その時の衝撃によりねじがゆるむ場合があ
る。ねじがゆるむと金型が突出し、金型を損壊したり、
金型がめくれ孔内部で回転し、中心点のずれによる接点
の変形不良を発生させていた。

（発明の目的） 本発明は上記問題点を解決すべくなされたもので、金型
の寿命を高め、不良を発生させないヘッダの金型保持方
法を提供することを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明の金型保持方法は、金型ホルダのめくら孔に挿入
されたスプリングを段差付金型で押圧し、その金型の段
差平坦部を突出防止金具で保持したことを特徴とするヘ
ッダの金型保持方法である。

（作用） 上述の如く本発明のヘッダの金型保持方法は、金型の底
部にスプリングを挿入しているので、スプリングがクツ
ションの役目をして衝撃を緩和すると共に、金型に接点
片が挿入されパンチで成形加工される場合においても、
衝撃による金型の回転をスプリングの押圧により防止す
る作用を存する。

（実施例） 本発明のヘッダの金型保持方法の一実施例を図面に基づ
いて説明すると、第１図は金型ホルダｌに金型２を嵌入
させた断面図で、第２図はその平面図である。

金型ホルダ１にはめくら孔３が設けられている。

そのめくら孔３の中には金型２とスプリング４が入って
いる。スプリング４の中に山型ピン５が立っている。山
型ピン５は金型ホルダ１にねし止めされている。金型ホ
ルダｌの上部には、金型止具６が設けられている。金型
２の段差平坦部７を金型止具６で固定している。なお金
型止具６はとりはずし可能である。

次に金型２の動作状況を説明する。第３図は金型ホルダ
１に金型２を嵌入させて、上部より金型止具６で金型２
を係止させている図である。

スプリング４は金型２の底部より押圧しており、前後に
スライドするパンチ８の衝撃を緩和している。第４図は
パンチ８が下がり金型２と当接し、接点片９を成形して
いる図である。スプリング４は山型ピン５の上部平坦部
まで下がる。第５図は接点片９を成形加工後パンチ８が
上がるところであるが、スプリング５は常に金型２を上
部に押し上げ、金型２の回転防止に役立っているもので
ある。

（発明の効果） 以上の説明で判るように、本発明の金型保持方法は、金
型ホルダのめくら孔に挿入されたスプリングの押圧によ
り、パンチが金型に当接する際の衝撃を緩和し、金型の
耐用寿命を高めることができる。また、金型は常に下部
よりスプリングで押し上げられているので、パンチの衝
撃による金型の回転を係止し、中心ずれによる接点片の
変形不良を防止するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の金型ホルダに金型の嵌入させた断面図
、第２図はその平面図、第３図はパンチと金型を金型ホ
ルダに固定した断面図、第４図はパンチが金型に当接し
成形中の断面図、第５図は接点片を成形後パンチが後退
を始めた断面図および第６図は従来の金型ホルダに金型
を嵌入させた断面図である。 １・・金型ホルダ、２・・金型、３・・めくら孔、４・
・スプリング、５・・山型ピン、６・・金型止具、７・
・段差平坦部、８・・パンチ、９・・接点片 出願人　　田中貴金属工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 金型ホルダのめくら孔に嵌入されたスプリングを段差付
   き金型で押圧し、その金型の平坦部を突出防止金具で、
   保持したことを特徴とするヘッダの金型保持方法。