JPH01166799A - 全自動洗濯乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は円筒部に多数の小穴を穿設したドラムを有し、
洗濯から脱水、さらに乾燥まで自動的Ｋ。

−貫して行う全自動洗濯乾燥機に係り、特に洗浄及び乾
燥性能の向上、機体の小形化、などに好適な、洗浄及び
乾燥機構に関する。

〔従来の技術〕 洗濯から乾燥まで、自動的に一貫して行う従来の装置は
、特開昭５６−５６９４号に記載のように、洗濯槽及び
脱水槽としてｌＩｍＮＱし、さらに乾燥ドラムとして機
能する、円筒部に多数の小穴を穿設し゛たドラムを横形
に軸受けし、洗い行程時には、ドラムを低速回転（約５
Ｏｒｐｍ　）　して、洗濯物を前記ドラム内で落下させ
、それを（り返して洗浄し、脱水行程時には、ドラムを
高速回転（６００〜８００ｒｐｍ　）させて脱水し、乾
燥行程時には、ドラムを低速回転させながらドラム内ヘ
ヒータなどの熱源で加熱した熱風を送り込み、洗濯物か
ら蒸発した水分を含んだ湿り空気を機外へ排出して、洗
濯物を乾燥させるように、構成されていた。また乾燥機
構として、熱源となるヒータ（例えば電気的に絶縁を施
したシーズヒータなど）を、ドラムを包む外槽の筒体部
に設置し、ドラム及びドラム内の洗濯物の温度を高めて
水分の蒸発を促し、そして蒸発した水分を含んで飽和状
態にある外槽内の湿り空気を、外槽に水を供給すること
により冷却し、湿り空気の絶対湿度を下げて水分を凝縮
させて、前記の冷却水とともに機外へ排出して洗濯物を
乾燥させるように構成したもの、また衣類乾脈愼におい
て、その乾燥機構として、特開昭５８−５６５９９号に
記載のように、熱交換器を装備し、洗濯物から蒸発した
水分を含む湿り空気を、冷却ファンにより空冷された前
記の熱交換器に送り、湿り空気の絶対湿度を下げて凝縮
し、凝縮後の湿り空気を再び加熱してドラム内に送風し
、洗濯物を乾燥させるように構成したもの、などがある
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術において、洗浄力が、洗浄慴の底面に配設
した回転翼を回転させて洗浄する渦巻方式や洗浄槽の中
心部に配設した攪拌翼を正逆反転させて洗浄する攪拌方
式に比べて小さく、それを補うために、洗浄水として温
水を使用する。その洗浄機構は、ドラムを低速回転させ
、ドラムの内周に設置した突起物（以下リフターという
）Ｋ、よりドラム内の洗濯物を持ち上げて、上部から落
下させることで構成され、前記洗濯物は、落下による衝
撃力で洗浄される。したがって、ドラムを低速回転させ
て洗浄する上記ドラム方式では、洗浄力を保持するため
には、洗浄水として温水を使用することはもとより、洗
浄時の洗浄水の水位（−般にドラムの直径の３前後）を
低くし、洗濯物が落下する空間を確保するとともに、洗
剤として、泡が発生して前記の洗濯物が落下する空間を
減少させたり、落下による衝撃力を緩衝したり、するこ
とがないように、泡立ちしない低起泡性洗剤を使用しな
げればならないなどの問題があった。

また上記従来技術における乾燥機構として、前述したよ
うに、ヒータで加熱した熱風をドラムに送り、洗濯物か
ら蒸発した水分を含んだ湿り空気を機外へ排出して乾燥
させる方式（以下排気乾燥方式という）、外槽の筒体部
にヒータを設置し、内包するドラム及び洗濯物を加熱し
て水分の蒸発を促し、外槽に水を供給して、外槽内の湿
り空気を冷却して、絶対湿度を下げ℃水分を凝縮させて
乾燥させる方式（以下水冷ｄｉ乾燥方式という）、湿り
空気を、装備した熱交換器に送り、冷却ファンにより空
冷し、蒸発水分を凝縮させて、乾燥させる方式（以下空
冷凝縮乾燥方式という）、などがある。排気乾燥方式は
、湿り空気の凝縮装置を装備しない点で構造上は簡単で
あるが、高湿度の湿り空気を機外へ排出するため、据え
付けた室内の温度と湿度を高めるという問題があった。

水冷凝縮乾燥方式は、湿り空気の凝縮装置や送風装置な
どを要しないので、機体を小形にできるが、外槽の筒体
部に設置したヒータが高温になることによる放熱量の増
大、冷却水として供給され、外槽内局面に歯って流れ落
ちる水と内部の湿り空気との接触が不十分なために熱交
換が低効率となり、凝縮能力が低下するなどにより、乾
燥時間が長くなる問題があった。また乾燥時間が、長（
なることにより、電力の消費量とともに冷却水の供給量
も増し、乾燥に要する経費が、他乾燥方式に比べて高く
なる欠点があった。空冷凝縮方式は、湿り空気を循環さ
せる循卓ファンとともに、装備した熱交換器を冷却する
冷却ファン、前記した熱交換器。

を要するので、機体が大形化になり、脱水時に振動する
全自動洗濯乾燥機に当乾燥方式を採り入れた場合に、さ
らに−段と機体が大形化する問題がありた。

本発明の目的は、上記した従来技術の問題及び欠点をな
（し、全自動洗濯乾燥機における洗浄及び乾燥性能の向
上と、機体の小形化と、を計りた全自動洗濯乾燥機を提
供することにある。

〔問題点を要訣するための手段〕

°上記目的のうち、洗浄水を温水と限定せずに常温水を
使用し、そして使用する洗剤を低起泡性洗剤に限定しな
いもとでの洗浄性能の向上は、洗浄機構として、内周に
複数個のリフターを形成したドラムを横形に軸受けし、
洗浄水の水位を前記ド・ラムの上部に設定して、洗濯物
を内蔵する前記ドラムを洗浄水で満たし、当ドラムを短
周期で正逆反転させるように構成することにより、達成
される。

また、乾燥機構の小形化と乾燥性能の向上は、乾燥機構
として、ドラムを内包する外槽の側板上部に、羽根車の
中心を境にして、一方側に吸い込み口を、他方側に吐出
口を、それぞれ形成してなる循環ファンを配し、前記循
環ファンの吐出口部に、乾燥の熱源となるヒータを設置
し、前記ヒータで加熱した熱風を、ドラムの中心部から
当ドラム内に供給する熱風供給機構と、外槽の下側に、
外槽に穿設した排水口に連通して、冷却水を所定の扁さ
まで収容する冷却水容器を固設し、前記冷却水容器の上
方部に穿設した開口部から立ち上げたダクトを、前記し
た循環ファンの吸い込み口に接続し、前記ダクトの途中
に、当ダクト内に散水するために形成した散水口を、前
記した冷却水容器に吸い込み口を接続した水循環ポンプ
の吐出口に接続して、冷却水容器内の水を水循環ポンプ
でダクト内に散水し、ドラムから排出された洗濯物から
蒸発した水分を含む湿り空気を冷却し、凝縮する凝縮機
構と、で構成することにより、達成される。

〔作用〕

上記した本発明の全自動洗濯乾燥機において、洗浄は、
洗濯物を内蔵するドラムを洗剤の含む洗浄水で満たし、
前記ドラムを短周期で正逆反転（例えば、回転角度６０
〜１２０°とし、正逆反転回数を１２０回／分）させ、
洗浄水中で、ドラム内周のリフターにより洗濯物に衝撃
を加えることにより行う。この洗浄の形態は、洗浄水中
で洗濯物を攪拌する。前述した渦巻方式や攪拌方式と同
じになるので、したがって、ドラムを低速回転させて洗
浄するドラム方式で必要であった。温水と低起泡性洗剤
とを使用しなくとも、上記した洗浄方式で、所要とする
洗浄力が得られる。

乾燥は、冷却水容器に所定の高さまで水を満たし、循環
ファン、水循環ポンプ、洗禰物を内蔵するドラム、をそ
れぞれ回転させ、循環ファンにより、ヒータを通して加
熱した熱風をドラムに送風し、ドラムから排出された湿
り空気を外槽の排水口から冷却水容器を通して、ダクト
に送り、この途中で、冷却水容器内の冷却水を水ｗ域ポ
ンプで散水して、前記湿り空気中の水分を＃に！！し、
樅縮後の湿り空気を、再びヒータで加熱し循環させて、
行う。この過程で、冷却水容器内の水の温度が上昇する
ので、ドラムから排出される湿り空気の温度より低く保
つように、冷却水を周期的に入れ沓。

える。

上記した本乾燥機構は、熱風の供給及び湿り空気の循環
を、一面上に吸い込み口と吐出口とを形成して薄形化し
た循環ファンにより行い、ドラムから排出される湿り空
気の凝縮を、冷却水容器内の水を水循環ポンプで、ダク
ト内に散水して行うように、構成したので、凝縮機能を
備えた乾燥機構として、小形になる。また洗濯物の乾燥
は、熱風を確実にドラムへ送風し、その湿り空気をダク
ト内に導き、散水して冷却し、水分を凝縮除去するので
、効率よく行える。

〔芙施例〕

以下、図面に従って本発明の一実施例について説明する
。第１図は、本発明の全自動洗濯乾燥機の構造を示す横
断面図、第２図は、第１因における右側面図、第３図は
、第１図における中心部の９１１１断面図である。

１は、ゴム脚１αで支持された外装部である外枠、２は
、制御機器等を収納する制御盤部２αとカバー部２ｂと
を一体にして、外枠１に固設したトップカバー、３は、
カバ一部２ｂに蝶設した蓋である。４は、筒体部４ａと
側板４ｂ、　４ｃとで構成した外槽で、筒体部４αの上
端部に後記の洗濯物１５を出し入れするための開口部４
ｄと、下端部に穿設した排水口４−と、上方部に穿設し
た注水口４ｆと、側板４ｂの中央部に、乾燥時に熱風を
後記のドラム７に送風するための開口部４！とを有し、
側板４ｂと４０との中央部で後記のドラム７を軸支し、
洗濯時に洗浄水を収容する。５は、開口部５αを有し、
その開口部５ａを、外槽４の筒体部４αの開口部４ｄに
、係合させて、外槽４に固設した槽カバー、６は、前記
槽カバー５に蝶設した外槽蓋である。７は、洗濯槽と脱
水槽とを兼ねるとともに、乾燥時に乾燥容器として機能
するドラムで、洗濯時に、後記の洗濯物１５に衝撃を加
えて洗浄し、乾燥時は、後記の洗濯物１５を攪拌しなが
ら乾燥させるために、内周に、中心方向へ向って突き出
させて形成したリフター８αと、脱水穴であるとともに
、乾燥時の湿り空気の排出穴になる、全周に亘って均等
かつ密に穿設した小穴８ｂＣ直径が４〜６ｍｍ　）と、
後記の洗濯物１５を出し入れするために、一部を切欠い
て開口させた投入口８Ｃと、前記投入口ＢＣＩｆＣ課設
した、後記のドラム蓋１１と、を有する円筒部８と、中
央部に内部へ向って形成した凸部９αと、乾燥時罠熱風
を導き入れるために、前記凸部９αに穿設した熱風吹き
出し小穴９ｂと、を有する側板９と、中央部に内部へ向
って形成した凸部１０αを有する側板１０と、で構成し
ている。１１は、前記したドラム７０投入口８０部の周
端部１ｆＣ１＄Ｅ設された前蓋１１αと後着１１．６と
で構成したドラム蓋で、押すことにより開閉する。１２
は、ドラム７の側板９＆Ｃ固設したフランジ部１２αと
軸部１２ｂとを一体化した回転軸で、フランジ部１２α
には、前記したドラム７の熱風吹き出し小穴９ｂに係合
させて、小穴１２Ｃを穿設している。１３は、ドラム７
の側板１０に固設したフランジ部１６αと、後記のプー
リ１４が固設された軸部１５ｂとを、一体化した回転板
１４は、前記回転軸１３の軸部１５ｂに固設したプーリ
である。１５は、ドラム７内に収容し、洗濯及び乾燥す
る洗濯物である。、１６は、外槽４の下部に固設され、
後記のベルト１８を介してドラム７を駆動する可変速形
モータ（例えば、インバータモータなど）で、ドラム７
を、洗濯時には、正逆反転（例えば、回転角度６０〜１
２０°で、正逆反転回数１２０回／分）を、すすぎ時に
は、低速回転（４５〜５０　ｒｐｍ　）を、脱水時には
、高速回転（６００〜８００　ｒｐｍ　）を、乾燥時に
は、低速回転を、させる。１７は、前記可変連形モータ
１６の軸に固設したプーリ、１８は、プーリ１４とプー
リ１７との間に掛けられたベルトである。

１９は、羽根１９αの中心を境にして、ケーシング１９
ｂを左右に二分し、一面上に吸い込み口１９Ｃと吐出口
１９ｄとを形成した循環ファンで、外槽４の側板４ｂ上
の上方部に固設され、乾燥時にドラム７への熱風供給及
び排出された湿り空気を循環する。

２０は、前記の羽根車１９Ｇを固設し、ｎσ記のケーシ
ング１９ｂの前後の側板で軸支したファン軸、２１は、
前記ファン軸２０に固設したプーリである。２２は、値
域ファン１９の吐出口１９ｄ部に形成した加熱室で、前
記した外槽４の開口部４９に係合した開口部２２αを有
する。２５は、乾燥時に、循環する湿り空気を加熱し、
ドラム７へ供給するためのヒータ（電気絶縁を施したシ
ーズヒータなど）で、空気との接触面後を太き（するた
めに、外表に多数のフィン２３ａを有する。２４は、一
端部を前記した加熱室２２の開口部２２（ｌＫ係合させ
て、外槽４の側板４ｂに固定し、他端部をドラム７の側
板４ｂに固設した回転軸１２０７ランジ部１２αの外周
に嵌合させた熱風吹き込み筒体で、送風された熱風を、
ドラム７内に、中心から吹き入れる。２５は、外Ｗｉ４
の下部に固設した冷却水容器で、上部に、外槽４の排水
口４Ｃに接続した流入口２５ｃＬと、後記の水循環ポン
プ２７の吸い込み口２７αに通じる送水口２５にと、後
記の排水電磁弁３５＆Ｃ４じる排水口２５Ｃと、後記の
ダクト３１に通じ、上方部に開口させた送気口２５ｄと
、後記のトラップ３３を接続したトラップ取付は穴２５
−と、を有する。２６は、外槽４の下部に固設した、循
環ファン１９及び後記の水循環ポンプ２７を駆動する循
環用モータ、２７は、吸い込み口２７αを冷却水容器２
５の送水口２５４に、吐出口２７ｂを後記のダクト３１
の散水口５１ａに、それぞれ接続した水循環ポンプで、
羽根車（図示せず）を固設した軸２７ｃの一端部を軸継
手２８で循環用モータ２６の軸に接続し、駆動する。２
９は、前記軸２７ｃの他端部に固設したプーリ、３０は
、プーリ２１とプーリ２９との間に掛けたベルトで、循
環ファン１９を駆動する。５１は、冷却水容器２５の送
気口２５ｄから立ち上げて、循環ファン１９の吸い込み
口１９Ｃに接続したダクトで、途中に、水循環ポンプ２
７の吐出口２７ＡＫ［［し、下方に向って散水する散水
口３１αを有する。３２は、前記した水循環ポンプ２７
の吐出口２７ｂと散水口・５１Ｇとを接続するホースで
ある。６５は、外１１１４内や冷却水容器２５内の水位
を検出する後記の圧力スイッチ４１に圧力を伝えるため
に、冷却水容器２５のトラップ取付は穴２５ｇ部にＷｃ
絖したトラップ、３４は、前記トラップ３３と後記の圧
力スイッチ４１とを接続する。可撓性に富む細径のチェ
ープである。

３５は、冷却水容器２５の排水口２５ｃと連通ずる排水
電磁弁、３６は、前記排水電磁弁３５の吐出側管に接続
した排水ホースである。３７は、外枠１＆Ｃ固設した給
水電磁弁、３８は、水道水栓Ｃ図示せず）と前記給水電
８弁５７とを接続する給水ホース、５９は、前記給水電
磁弁３７と外槽４の注水口４ｊとを接続する、可撓性に
富む注水ホースである。４０は、Ωラド４０ａと圧縮コ
イルばねを内蔵した緩衝体４０ｂとで構成したシ１ツク
アブソーバで、外枠１の四隅から外槽４を吊り下げて支
持し、防振している。４１は、外槽４内や冷却水容器２
５内の水位を検出する圧力スイッチで、トラップ３３と
チューブ６４を通して圧力が伝えられて動作し、給水電
磁弁３７の開閉を制御し、外槽４や冷却水容器２５の水
位を設定水位に保持する。４２は、制御盤部２αに収納
した制御装置で、洗濯から乾燥までのプログラムと、各
行程におけ【、可変速形モータ１６の速度及び各機器を
、制御する。

以上が、本発明の全自動洗濯乾鋏機の構成であり、次に
その動作について説明する。

洗浄は、ドラム７に洗濯物１５と洗剤とを投入して、ド
ラム蓋１１、外槽蓋６、蓋３をそれぞれ閉じた後、制御
装置４２の生スイッチを入れて、圧カスき、本発明にお
ける洗浄時の洗浄水の水位として、予め設定したドラム
７を洗浄水で満たす水位（第３図に二点鎖線で示した水
位Ａ）まで、外槽４に給水し、その水位Ａを前記圧力ス
イッチ４１で検出して、給水電磁弁３７を閉じ、同時に
可変速形モータ１６に通電することにより行う。可変速
形モータ１６は短周期で、正逆回転をくり返し、ドラム
７を前記したように、ベルト１８を介して短周期で正転
反転させ、ドラム７の内周に形成したリフター８αによ
り、洗濯物１５に衝撃を加えるとともにそれを攪拌し、
前記洗濯物１５を洗浄する。所定の洗浄時間が経過後に
、可変速形モータ１６が停止し、排水電磁弁３５に通電
して開き、洗浄水を排水する。

すすぎは、使用する水蓄な節約するために、−般のドラ
ム式洗濯機と同じように、外槽４の水位を、予め設定し
た第３図に示す水位Ｂとして、枯木し、可袈速形モータ
１６を駆動し、ドラム７を４５〜５０ｒｐｍで回転させ
、ドラム７内の洗濯物１５をリフター８αで持ち上げて
落下させて行う。そして、脱水は、可変速形モータ１６
に通電するとともに排水電磁弁３５を開き、前記可変速
形モータ１６の回転速度を、低速回転から高速回転へと
順次高めるように速度制御してドラム７を回転させ、予
め設定した時間、ドラム７を高速回転（一般に６００〜
８００　ｒｐｍ　）させて行う。

乾燥は、脱水によって、ドラム７の内周面に何層した洗
濯物１５を、ドラム７を正逆回転させて揺動して、解き
ほぐした後に、圧力スイッチ４１を介して、給水電磁弁
３７を開き、本発明における乾燥時の水位として、予め
設定した第２図に示す水位ＣＣ本実施例において、冷却
水容器２５の送気口２５ｄの下端面以下とする）まで給
水し、その水位Ｃを圧力スイッチ４１で検出して、給水
電磁弁３７を閉じ、同時に可変速形モータ１６と循環用
モータ２６とヒータ２３に通電することにより行う。可
変速形モータ１６が低速回転して、ドラム７を４５〜５
０τｐｍで回転させ、循環用モータ２６が回転して、循
環ファン１９０羽根車１９αを第２図に示すＰ矢印方向
に回転させるとともに水循環ポンプ２７を駆動させる。

ドラム７内の洗濯物１５は、リフター８ｇにより持ち上
げられて落下し攪拌され、一方循環フアン１９の吐出口
１９ｄから送風された空気は加熱室２２でヒータ２５で
加熱されて熱風となり、熱風吹き人し筒体２４を通して
、ドラムＺ内へ吹き込まれて、前記熱風が洗濯物１５と
接触し、水分を蒸発させ、その蒸発した水分を含んで湿
り空気になって、ドラム７の小穴８ｂから外槽４へ排出
されて、排水口４−から冷却水容器２５を通してダクト
３１に送られ、ここで、冷却水容器２５に収容され、水
循環ポンプ２７により送水されて、前記ダクト６１の散
水口３１ｃＬから、当ダクト６１内に散水され、前記冷
却水容器２５に賂下し、循環している水である第２図に
示すシャワー状の散水りに、前記湿り空気が接触して、
冷却されて湿り空気中の水分を凝縮し、その絶対湿度を
下げ、その凝縮後の湿り空気を循環ファン１９に吸気し
、再びヒータ２３で加熱し循環させて、洗濯物１５を乾
燥する。この過程で、冷却水容器２５内の水の温度を、
ドラム７から排出される湿り空気の温度より低くし、前
記湿り空気の水分を確実に凝縮させるために、冷却水容
器２５内の水を、周期的にまたは水の温度を検出し、排
水電磁弁３５と給水電磁弁３７とを開閉し、入れ替える
。

上記動作を所定の時間を行った後もしくは、湿り空気の
温度または湿度を検出し、所定の値に達したことを検知
し、乾燥運転を停止させる。

以上が、本発明の全自動洗濯乾燥機の動作であり、上記
した本実施例によれば、洗濯から乾燥まで、−貫して目
動的に行うに当りて、洗浄において、一般のドラム式洗
濯機にみられるように、温水と低起泡性洗剤とを使用し
なくも、ドラム７を洗浄水で、上部まで満たし、それを
短周期で正逆反転させることにより、ドラム７のリフタ
ー８αで、洗濯物１５に強い衝撃力を加えて洗浄するこ
とができ、所要とする渦巻方式や攪拌方式と同等の洗浄
力を得る効果がある。またドラムを回転して洗浄する方
式にみられるように、洗濯物の落下高さを高（して洗浄
力を高めるために、その直径を大きくする必要もなくな
り、所要とする洗φ＆ｉ答童をドラム直径を小さくし、
その分長手方向に伸ばして維持できるようになるので、
脱水時の洗濯物の偏心よる遠心力も小さくでき、振動低
減とともに機体を小形化できる効果がある。

乾燥において、ヒータ２３で加熱した熱風を、熱風吹き
人し筒体２４を通してドラム７へ確実に供給するととも
に、排出された湿り空気をダクト３１で散水して効率よ
く冷却し、前記湿り空気中の水分を凝縮、除去できるの
で、乾燥性能を高めることができ、さらに、機外からの
吸気及び機外への排気を要しないので、機体を据付けた
室内の温度や湿反を高めたりすることがない、効果があ
る。また熱風をドラム７へ供給し、排出される湿り空気
を循環する循環７アン１９を、一面上に吸い込み口１９
Ｃと吐出口１９ｃｔとを形成し、羽根車１９αをベルト
３０を介して回転するように薄形化し構成するとともに
、湿り空気の凝縮装置を、冷却水容器２５と水循環ポン
プ２７と前記冷却水容器２５から立ち上げたダクト３１
とで構成し、冷却水容器２５を小さ（し、その収容する
水を温度の上昇にともなって入れ替えるようにしたので
一機体を小形にまとめることができ、さらに上記した乾
燥機構を構成するｇｊｃ直や機器を、防振支持された外
槽４に固設したので、従来例の排気乾燥方式などにみら
れる排気ダクトを介しての外枠への、脱水時における振
動伝達などが、な（なるなど、の力来がある。

以上が本発明の一実施例である。なお、ドラム７に洗浄
水を満し、正逆反転させて、洗潅物１５を洗浄するに際
して、ドラム７の内周面また側板９゜１０に、リフター
８α以外に、突起体もしくは摩擦体を付設すると、−段
と洗浄力を高めることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、洗濯から乾燥ま
で、−貫して自動的に行う全自動洗濯乾燥機を、洗浄に
おいて、ドラムを洗浄水で満たして正逆反転させ、乾祿
において、蒸発した水分を含む湿り空気に、散水して冷
却し、その水分を凝縮、除去するように、構成すること
により、性能の向上と、機体の小形化と、振動の低減と
が、できるなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の全自動洗濯乾燥機の構造を示す横断面
図、第２図は第１図における右側面図、第３図は鵠１図
における中心部の側断面図である。 ４・・・外槽　　　　　　　７・・・ドラム８α・・・
リフター　　　　　１４・・・プーリ１６・・・可変速
形モータ　　１９・・・循環７アン２２・・・加熱室　
　　　　　２３・・・ヒータ２４・・・熱風吹き込み筒
体　２５・・・冷却水容器２７・・・水循環ポンプ　　
　３１・・・ダクト３１α・・・散水口 ４０・・・シ１ツクア１ソーバ４１・・・圧力スイッチ
４２・・・制御装置 ３　１　口 寛　２　記

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、洗濯槽と脱水槽とを兼ねるとともに乾燥容器として
   も機能するドラムを、防振支持した外槽内で横形に軸支
   した、洗濯から乾燥まで一貫して行う全自動洗濯機にお
   いて、可変速形モータを備え、そして上記したドラムに
   、内周面に、中心へ向って突出させたリフターを形成し
   、洗濯物の洗浄時に、前記ドラムに洗浄水を上部まで満
   たし、前記可変速形モータにより、前記ドラムを短周期
   で正逆反転させるようにしたことを特徴とする全自動洗
   濯乾燥機。 ２、洗濯槽と脱水槽とを兼ねるとともに乾燥容器として
   機能するドラムと、そのドラムを横形に軸支して内蔵す
   る、防振支持された外槽とを備えた全自動洗濯乾燥機に
   おいて、前記ドラムを回転させる可変速形モータと、前
   記外槽の排水口に接続した冷却水容器と、吸気口と吐出
   口を有する循環ファンと、前記冷却水容器に設けた送気
   口から立ち上げて、前記循環ファンの吸気口とを接続す
   るダクトと、前記冷却水容器に吸い込み口を接続し吐出
   口を前記ダクトの途中に設けた散水口に接続した水循環
   ポンプと、前記循環フアンの吐出口と前記ドラムの中心
   を連通する風路内に配設したヒータと、を具備し、乾燥
   時に、前記冷却水容器に水を給水して収容し、その水を
   水循環ポンプで、前記ダクト内に散水し、ドラム内の洗
   濯物から蒸発した水分を含む湿り空気を冷却し、凝縮さ
   せて水分を除去し、再び加熱して循環させ、洗濯物を乾
   燥させるようにしたことを特徴とする全自動洗濯乾燥機
   。 ３、特許請求の範囲第２項の全自動洗濯乾燥機において
   、ドラムへ熱風を供給し湿り空気を循環させる循環ファ
   ンを、当循環ファンの羽根車の中心を境にして、左右に
   二分し、一面上に吸気口と吐出口を形成して、前記羽根
   車をベルトを介して回転させる構成として、外槽の側板
   の上部に固設し、冷却水容器を外槽の排水口に連通して
   設け、前記冷却容器に開口した送気口から立ち上げたダ
   クトを、前記循環ファンの吸気口に接続し、前記ダクト
   内に、前記冷却水容器内の水を、前記循環ファンととも
   に同一モータで駆動される水循環ポンプにより散水する
   ように構成したことを特徴とする全自動洗濯乾燥機。 ４、特許請求の範囲第２項の全自動洗濯乾燥機において
   、乾燥行程時に、冷却水容器内の水を、周期的に、もし
   くは温度の上昇値を検出して、入れ替えるようにしたこ
   とを特徴とする全自動洗濯乾燥機。