JPH01166394A - スタティック型ram - Google Patents

スタティック型ram

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JPH01166394A
JPH01166394A JP62324075A JP32407587A JPH01166394A JP H01166394 A JPH01166394 A JP H01166394A JP 62324075 A JP62324075 A JP 62324075A JP 32407587 A JP32407587 A JP 32407587A JP H01166394 A JPH01166394 A JP H01166394A
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JP
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mosfet
mosfets
circuit
threshold voltage
gate
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JP62324075A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Fukuda
宏 福田
Hiroshi Tachimori
央 日月
Chikao Ookubo
大久保 京夫
Osamu Takahashi
収 高橋
Shinji Ishikawa
真司 石川
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スタティック型RAM (ランダム・アク
セス・メモリ)に関するもので、例えば、素子の微細化
により大記憶容量化を図ったCMO8(相補型MO3)
回路により構成されるスタティック型RAMに利用して
有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
CMOSスタティック型RAMにおけるメモリセルは、
例えばそのゲートとドレインが交差接続された記憶用M
OS F ETと、これらの記憶用MOSFETのドレ
インに設けられたポリシリコン高抵抗からなる情報保持
部と、その一対の入出力端子と相補データ線との間に設
けられた伝送ゲー)MOSFETとにより構成される。
上記相補データ線には、NチャンネルMOS F ET
からなる負荷MOS F ETが設けられる。このよう
なスタティック型RAMに関しては、例えば、特開昭5
9−75486号公報参照。
〔発明が解決しようとする問題点〕
半導体技術の進展に伴いスタティック型RAMの素子の
微細化が益々図られる傾向にある。しかしながら、この
ような素子の微細化に伴い、そのしきい値電圧が低くさ
れる。MOSFETのしきい値電圧の低下そのものは、
アドレスデコーダ回路等の周辺回路にあっては、その動
作電流が大きくなる結果、高速動作化が可能となる。
しかしながら、メモリセルを構成するオフ状態にされた
情報記憶用MOSFETにあっては、そのドレインとソ
ースとの間に流れるテーリング電流の増加をもたらす、
メモリセルは、低消費電力化のためにPチャンネル型の
負荷MO$FETやポリシリコン負荷抵抗の抵抗値が極
めて大きく設定されるから、情報保持のための電流は微
小となる。それ故、上記オフ状態にされた情報記憶用M
OSFETのテーリング電流が増加すると、オン状態に
された情報記憶用MOS F ETのゲート電圧が低下
してデータ保持特性が悪化するという問題が生じること
が、本願発明者の研究によって明らかにされた。
この発明の目的は、素子の微細化を図りつつ、データ保
持特性の改善を図ったスタティック型RAMを提供する
ことにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、スタティック型メモリセルにおける情報記憶
用MOS F ETのしきい値電圧を、そのゲート長を
長くしたり、あるいはチャンネル部分の濃度を高くする
こと等により他のMOS F ETのしきい値電圧より
高く設定する。
〔作 用〕
上記した手段によれば、メモリセルを構成する情報記憶
用MOSFETにおけるテーリング電流を小さくするこ
とができるから、データ保持特性の改善を図ることがで
きる。
〔実施例〕
第1図には、この発明が適用されるスタティック型RA
Mの一実施例の回路図が示されている。
特に制限されないが、同図のRAMは、公知のCMO3
集積回路技術によって1個の単結晶シリコンのような半
導体基板上に形成される。
特に制限されないが、集積回路は、単結晶N型シリコン
からなる半導体基板に形成される。PチャンネルMOS
FETは、かかる半導体基板表面に形成されたソース領
域、ドレイン領域及びソース領域とドレイン領域との間
の半導体基板表面に薄い厚さのゲート絶縁膜を介して形
成されたポリシリコンからなるようなゲート電極から構
成される。NチャンネルMOS F ETは、上記半導
体基板表面に形成されたP型ウェル領域に形成される。
これによって、半導体基板は、その上に形成された複数
のPチャンネルMOSFETの共通の基板ゲートを構成
する。P型ウェル領域は、その上に形成されたNチャン
ネルMOSFETの基板ゲートを構成する。
メモリアレイM−ARYは、代表として例示的に示され
ているマトリックス配置された複数のメモリセルMC,
ワード線WOないしWn及び相補データ線DO,Doな
いしDI、Diから構成されている。
メモリセルMCのそれぞれは、互いに同じ構成にされ、
その1つの具体的回路が代表として示されているように
、ゲートとドレインが互いに交差接続され、かつソース
が回路の接地点に結合されたNチャンネル型の記憶MO
SFETQ1.Q2と、上記MOSFETQI、Q2の
ドレインと電源端子Vccとの間に設けられたポリ (
多結晶)シリコン層からなる高抵抗R1,R2とを含ん
でいる。上記MOSFETQI、Q2の共通接続点と相
補データ線Do、DOとの間にNチャンネル型の伝送ゲ
ートMOSFETQ3.Q4が設けられている。同じ行
に配置されたメモリセルの伝送ゲートMOSFETQ3
.Q4等のゲートは、それぞれ例示的に示された対応す
るワード線WO〜Wn等に共通に接続され、同じ列に配
置されたメモリセルの入出力端子は、それぞれ例示的に
示された対応する一対の相補データ線(ビット線又はデ
イジット線)DO,DO及びDl、DI等に接続されて
いる。
メモリセルにおいて、MOSFETQI、Q2及び抵抗
R1,R2は、一種のフリップフロップ回路を構成して
いるが、情報保持状態における動作点は、普通の意味で
のフリップフロップ回路のそれと随分異なる。すなわち
、上記メモリセルMCにおいて、それを低消費電力にさ
せるため、その抵抗R1は、MOSFETQIがオフ状
態にされているときのMOSFETQ2のゲート電圧を
そのしきい値電圧よりも若干高い電圧に維持させること
ができる程度の著しく高い抵抗値にされる。
同様に抵抗R2も高抵抗値にされる。言い換えると、上
記抵抗R1、R2は、MOSFETQI、Q2のドレイ
ンリーク電流を補償できる程度の高抵抗にされる。抵抗
R1、R2は、MOSFETQ2のゲート容量(図示し
ない)に蓄積されている情報電荷が放電させられてしま
うのを防ぐ程度の電流供給能力を持つ。
この実施例に従うと、RAMが0MO3−IC技術によ
って製造されるにもかかわらず、上記のようにメモリセ
ルMCはNチャンネルMOSFETとポリシリコン抵抗
素子とから構成される。
この実施例のメモリセル及びメモリアレイは、上記ポリ
シリコン抵抗素子に代えてPチャンネルMOSFETを
用いる場合に比べ、その大きさを小さくできる。すなわ
ち、ポリシリコン抵抗を用いた場合、駆動MO5FET
QI又はQ2のゲート電極上に形成できるとともに、そ
れ自体のサイズを小型化できる。そして、Pチャンネル
MO5FETを用いたときのように、駆動MOSFET
Q1.Q2から比較的大きな距離を持って離さなければ
ならないことがないので無駄な空白部分が生じない。
この実施例では、上記記憶用MOSFETQIとQ2は
、そのしきい値電圧が高く設定される。
上記記憶用MOSFETQIとQ2のしきい値電圧を高
(設定する方法としては、例えばMOSFETのゲート
長(チャンネル長)を後述するような周辺回路を構成す
るMOSFETのそれより長(設定する。すなわち、素
子の微細化が図られるにもかかわらず、上記記憶MOS
FETQIとQ2は、それとは逆にゲート長を長く設定
される。
この構成においては、第2図の特性図に示すように、ゲ
ート長を長くすることにより、オフ状態のもとてのドレ
インとソース間に流れるテーリング電流を小さく設定す
ることができる。この構成におていは、上記ゲート長を
多少長くすることにより、集積度が多少犠牲になる反面
、製造工程が増加することがない。
この構成に代えて、第4図の概略断面図に示すように、
上記メモリセルがP型のウェル(WELL)91域に形
成される場合、上記記憶MOSFETQI、Q2のP型
ウェル(WELL)により構成されるチャンネル(基板
ゲート)表面にイオン打ち込み法によって、それと同導
電型のボロン等のP型不純物を導入することにより、し
きい値電圧vthを高くする。このようなしきい値電圧
vthの増大により、第3図の特性図に示すようにオフ
状態のもとてのドレインとソース間に流れる電流を低下
させることができる。この構成では、イオン打ち込み工
程が増加する反面、記憶用MOSFETQI、Q2のゲ
ート長を微細化できるから、高集積度を維持することが
できる。
なお、メモリセルを構成する伝送ゲー)MOSFETQ
3.Q4のチャンネル部分にも上記イオン打ち込みを行
うことによって、そのしきい値電圧を高く設定するもの
であってもよい、この場合には、メモリセルが形成され
る領域全面にイオン打ち込みを行うものであるため、そ
のマスクの形成が容易になるものである。上記のように
伝送ゲートMOSFETQ3.Q4のしきい値電圧を高
くすると、ワード線の二重選択マージンを大きくするこ
とができる。すなわち、ワード線の切り換え時において
、選択すべきワード線の立ち上がりを早くすることがで
きる。
同図において、特に制限されないが、各相補データ線D
O,DO及びDI、DIと電源電圧Vccとの間には、
そのゲートに定常的に回路の接地電位が供給されること
によって抵抗素子として作用するPチャンネル型の負荷
MOSFETQ5〜Q8が設けられる。これらのMOS
FETQ5〜Q8は、そのサイズが比較的小さく形成さ
れることによって、小さなコンダクタンスを持つように
される。これらの負荷MOSFETQ5〜Q8には、そ
れぞれ並列形態にPチャンネル型の負荷MOSFETQ
9〜Q12が設けられる。これらの負荷MOSFETQ
9〜.Ql 2は、そのサイズが比較的大きく形成され
ることによって、比較的大きなコンダクタンスを持つよ
うにされる。上記MOSFETQ9〜Q12がオン状態
におけるMOSFETQ5〜Q8との合成コンダクタン
スとメモリセルMCの伝送ゲートMOSFET及び記憶
用MOSFETの合成コンダクタンスとの比は、上記メ
モリセルMCの読み出し動作において、相補データ線D
o、DO及びDI、Dl等が、その記憶情報に従った所
望の電位差を持つような値に選ばれる。上記各負荷MO
SFETQ9〜Q12のゲートには、書き込み動作の時
に電源電圧Vccのようなハイレベルにされる内部書き
込み信号WEが供給される。これにより、書き込み動作
のとき、上記負荷MOSFETQ9〜Q12はオフ状態
にされる。したがって、書き込み動作における相補デー
タ線の負荷手段は、上記小さなコンダクタンスのMOS
FETQ5〜Q8のみとなる。
同図において、ワード線WOは、XアドレスデコーダX
−DCRを構成するノア(NOR)ゲー、ト回路G1で
形成された出力信号によって選択される。このことは、
他のワード線Wnについても。
同様である。
上記XアドレスデコーダX−DCRは、相互において類
似のノアゲート回路Gl、02等により構成される。こ
れらのノアゲート回路G1.G2等の入力端子には、複
数ビットからなる外部アドレス信号AX(図示しない適
当な回路装置から出力されたアドレス信号)を受けるX
アドレスバッファX−ADBによって形成された内部相
補アドレス信号が所定の組合せをもって印加される。こ
れらのノアゲート回路Gl、G2等を構成するMOSF
ETは、図示しないけれども、そのゲート長やしきい値
電圧は、上記メモリセルのMOSFETQ1.G2等と
は異なり、可能な範囲で素子の微細化が図られ、それに
従った比較的低いしきい値電圧を持つようにされる。こ
のことは、以下の各回路を構成するMOSFETにおい
ても同様である。
上記メモリアレイにおける相補データ線DOと共通相補
データ線CDOとの間には、並列形態にされたNチャン
ネルMOSFETQI 3とPチャンネルMOSFET
QI 4からなるCMOSスイッチ回路が設けられる。
他のデータ線DO及びD・1、Dl等も上記類似のCM
OSスイッチ回路によって対応する共通相補データ線C
D、CDに接続される。これらのCMOSスイッチ回路
は、カラムスイッチ(データ線選択回路)を構成する。
上記カラムスイッチ回路を構成するNチャンネル型のM
O5FETQI 2.Ql 5及びG17゜G19のゲ
ートには、それぞれYアドレスデコーダY−DCHによ
って形成される選択信号YO。
Ylが供給される。上記Pチャンネル型のMOSFET
QI 4.Ql &及びG18.G20のゲートには、
上記選択信号YO,Ylを受けるCMOSインバータ回
路N1.N2の出力信号が供給される。
YアドレスデコーダY−DCRは、相互において類似の
構成とされたノアゲート回路G3.G4等により構成さ
れる。これらのノアゲート回路G3.04等には、複数
ピットからなる外部アドレス信号AY(図示しない適当
な回路装置から出力されたアドレス信号)を受けるYア
ドレスバッファY−ADBによって形成された内部相補
アドレス信号が所定の組合せをもって印加される。
この実施例において、特に制限されないが、上記コモン
相補データ線CD、CDには、書き込み動作の高速化の
ために、内部書き込み信号WEがゲートに供給されるこ
とによって、高速なライトリカバリ動作を実現するため
に、Pチャンネル型の負荷(プルアップ”)MOSFE
TQ21及びC22が設けられる。
上記共通相補データ線CD、CDは、読み出し回路RA
の入力端子と、書込み回路WAの出力端子が接続される
。上記読み出し回路RAは、データ出力端子Doutに
読み出し信号を送出し、書込み回路WAの入力@手は、
データ入力端子Dinから供給される書込みデータ信号
が供給される。
読み出し回路RAは、センスアンプを含んでおり高感度
のセンス動作を行う。上記読み出し回路RAは、制御回
路C0NTから供給される代表的な制御信号φrによっ
てその動作が制御される。
読み出し回路RAば、それが動作状態にされているとき
にコモン相補データ線CD及びCDに供給されるデータ
信号を差動増幅し、増幅したデータ信号をデータ出力端
子Doutに出力する。読み出し回路RAは、それが非
動作状態にされているときに、その出力端子を高インピ
ーダンス状態もしくはフローティング状態にする。
書き込み回路WAは、代表的な制御信号φ゛Wによって
その動作が制御され、動作状態にされているときにデー
タ入力端子Dinに供給されている入力データと対応す
る相補データ信号をコモン相補データ線CD、CDに出
力する。書き込み回路WAは、それが非動作状態にされ
てい為ときにその一対の出力端子を高インピーダンス状
態もしくはフローティング状態にする。
タイミング制御回路TCは、外部端子WE、 C8から
の制御信号を受けて、上記内部amタイミング信号φr
、φW及びWE等を形成する。
なお、特に制限されないが、それぞれ対とされた相補デ
ータ線Do、Do及びDI、DI間及び/又は共通相補
データ線CD、CD間には、イコライズ用のMOS F
 ETを設けるものとしてもよい、これらのイコライズ
用MO5FETは、アドレス信号の変化検出信号を受け
て、上記相補データ線及び/又は共通相補データ線を一
時的に短絡して、その電位を等しくさせるものである。
この実施例回路の動作を次に説明する。
チップ選択信号C8がロウレベルにされ、アドレス信号
AXとAYが供給された状態において、ライトイネーブ
ル信号WEをロウレベルにすると、書き込み回路WAが
動作状態にされる。書き込み回路WAは、外部端子Di
nから供給された書き込み信号に従って、共通相補デー
タ線CD、CDにはゾ電源電圧Vccのようなハイレベ
ルと回路の接地電位のようなロウレベルの書き込み信号
を伝える。このような書き込み信号は、上記アドレス信
号AYに従って動作状態にされたカラムスイッチMOS
FETを介してメモリアレイM−ARYを構成する一対
の相補データ線に伝えられる。このようにして、相補デ
ータ線に伝えられた書門込み信号は、上記アドレス信号
AXに従って選択状態にされたワード線に結合されたメ
モリセルに伝えられることによって書き込みがなされる
。この場合、上記書き込み信号に従って、選択されたメ
モリセルの記憶状態を反転させ為ために、相補データ線
の電位は、はゾ電源電圧Vccのようなハイレベルと回
路の接地電位のようなロウレベルからなる大きな信号振
幅とすることが必要とされる。この実施例では、書き込
み信号WEのハイレベルによって、上記PチャンネルM
O5FETQ9〜Q12は、オフ状態にされる。これに
よって、相補データ線には、比較的小さなコンダクタン
スを持つMOSFETQ5〜Q8Lか接続されていない
から、相補データ線の電位を書き込み信号に従った大き
な信号振幅とすることができる。そして、書き込み動作
の終了とともに、書き込み信号WEがロウレベルに変化
する。これによって、比較的大きなコンダクタンスを持
つ負荷MOSFETQ9〜Q12がオン状態なり、上記
書き込み信号のリセット(ライトリカバリ動作)を高速
に行うことができる。これにより、書き込み後の読み出
し動作を高速に行うことができる。このことは、共通相
補データ線CD、CD側においても、上記書き込み信号
WEによりスイッチ制御される負荷MOSFETQ21
.Q22により、同様な動作が行われるものである。
カラムスイッチ回路として、CMOSスイッチ回路を用
いているので、その合成コンダクタンスを小さくできる
とともに、共通相補データ線に伝えられる上記大きな信
号振幅の書き込み信号をレベル損失なく、選択された相
補データ線に伝えることができるものである。
チップ選択イ8号C8がロウレベルにされ、アドレス信
号AXとAYが供給された状態において、ライトイネー
ブル信号WEがハイレベルなら、読み出し回路RAが動
作状態にされる。
ワード線の選択動作によって各相補データ線には、それ
ぞれメモリセルが結合される。このとき、書き込み信号
WEのロウレベルによって、Pチャンネル型の負荷MO
SFETQ9〜Q12がオン状態にされている。これに
よって、相補データ線DO,DO及びDI、DI等の負
荷MO5FETのコンダクタンスは、比較的大きくされ
ている。
これによって、相補データ1%DO,Do及びDl。
Dl等は、はV電源電圧Vccをバイアス電圧として供
給するものである。それ故、選択されたメモリセルから
相補データ線DO,DO及びDI、Dl等に与えられる
読み出し信号は、電源電圧Vccに近いハイレベルとロ
ウレベルにされる。この読み出しハイレベルとロウレベ
ルは、選択されたものがカラムスイッチ回路を介して共
通相補データ線CD、CDに与えられ、上記動作状態に
された読み出し回路RAのセンスアンプ及び出力回路を
通して外部端子Doutへ送出される。
上述のように、比較的大きなコンダクタンスを持つPチ
ャンネル型のMOS F ETからなる負荷回路を介し
て、相補データ線には電源電圧Vccに近いバイアス電
圧が与えられるものであるため、メモリセルの内部電圧
も上記相補データ線の電位に従った、比較的高い電圧に
される。このことは、記憶MOSFETのゲート容量に
蓄えられる情報電荷量が多くなることを意味する。これ
によって、耐α線強度の向上を図ることができる。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)スタティック型メモリセルにおける情報記憶用M
OSFETのしきい値電圧を、そのゲート長を長くした
り、あるいはチャンネル部分の濃度を高くすること等に
より他のMOS F ETのしきい値電圧より高く設定
することにより、メモリセルを構成する情報記憶用MO
SFETにおけるテーリング電流を小さくすることがで
きるから、データ保持特性の改善を図ることができると
いう効果が得られる。
(2)上記(1)により、他の周辺回路の素子の微細化
が可能となるから、RAMの高集積化を実現できるとい
う効果が得られる。
(3)上記(1)により、プロセスバラツキが生じても
、記憶MOSFETのテーリング電流が低く設定される
ことによってそれを吸収できるから製品歩留まりを高く
することができるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではな(、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない0例えば、メモリセルに
おける負荷手段は、上記のような高抵抗ポリシリコンを
用いるものの他、前記のように電流供給能力が小さく設
定されたPチャンネルMOSFETを用いるものであっ
てもよい。また、データ線に設けられる負荷手段は、上
記のような2つのMOSFETを用いるものの他、1つ
のMOSFETから構成してもよい。
更に、データ線にプリチャージMOSFETを設けて、
プリチャージされたデータ線の電位が選択されたメモリ
セルによってディスチャージされるから否かによって、
その読み出や書き込みを行うようにしてもよい、このよ
うにメモリアレイの構成及びその周辺回路の具体的回路
構成は、種々の実施形態を採ることができるものである
この発明は、スタティック型RAMに広く利用でき、例
えば1チツプマイクロコンピユータ等の各種ディジタル
集積回路に内蔵されるものであってもよい。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、スタティック型メモリセルにおける情報記
憶用MOSFETのしきい値電圧を、そのゲート長を長
くしたり、あるいはチャンネル部分の濃度を高くするこ
と等により他のMOSFETのしきい値電圧より高く設
定することにより、メモリセルを構成する情報記憶用M
OSFETにおけるテーリング電流を小さくすることが
できるから、データ保持特性の改善を図ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が適用されたスタティック型RAM
の一実施例を示す回路図、 第2図は、ゲート長とテーリング電流との関係を示す特
性図、 第3図は、しきい値電圧とテーリング電流との関係を示
す特性図、 第4図は、イオン打ち込み法によりしきい値電  ・圧
が高(されたMOS F ETの概略断面図である。 M−ARY−−メーEリアレイ、XADB −−Xアド
レスバッファ、YADB・・Yアドレスバッファ、XD
CR・・Xアドレスデコーダ、YDCR・・Yアドレス
デコーダ、MC・・メモリセル、WA・・書込み回路、
RA・・読み出し回路、TC・・タイミング制御回路 第1図 第 2 図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、そのゲートとドレインとが交差接続された情報記憶
    用MOSFETを含むスタティック型メモリセルと、そ
    のアドレス選択を行う周辺回路とを含むスタティック型
    RAMにおいて、上記情報記憶用MOSFETのしきい
    値電圧を他のMOSFETのしきい値電圧より高く設定
    したことを特徴とするスタティック型RAM。 2、上記情報記憶用MOSFETは、そのゲート長が他
    のMOSFETのゲート長より長くされることによって
    、そのしきい値電圧が高く設定されるものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスタティック型
    RAM。 3、上記情報記憶用MOSFETは、そのチャンネル部
    分の不純物濃度がイオン打ち込み法により高くされるこ
    とによって、そのしきい値電圧が他のMOSFETのし
    きい値電圧より高く設定されるものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のスタティック型RAM
    。 4、上記スタティック型RAMは、素子の微細化によっ
    て高集積化が図られるものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1、第2又は第3項記載のスタティック型
    RAM。
JP62324075A 1987-12-23 1987-12-23 スタティック型ram Pending JPH01166394A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01287898A (ja) * 1988-05-16 1989-11-20 Sony Corp スタテイツクメモリ
US6525985B2 (en) 1995-08-31 2003-02-25 Hitachi, Ltd. Semiconductor memory device

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