JPH0116603Y2 - - Google Patents
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- JPH0116603Y2 JPH0116603Y2 JP13146682U JP13146682U JPH0116603Y2 JP H0116603 Y2 JPH0116603 Y2 JP H0116603Y2 JP 13146682 U JP13146682 U JP 13146682U JP 13146682 U JP13146682 U JP 13146682U JP H0116603 Y2 JPH0116603 Y2 JP H0116603Y2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は密着性に優れ層間剥離がなく、透明
性、寸法安定性に優れたポリ塩化ビニル板に関す
る。
性、寸法安定性に優れたポリ塩化ビニル板に関す
る。
従来、ポリ塩化ビニル板は透明性、耐候性に優
れているので、平板又は波板として、住宅のテラ
ス、ひさし、間仕切機や温室、アーケード、ガレ
ージ等の屋根材等に使われている。
れているので、平板又は波板として、住宅のテラ
ス、ひさし、間仕切機や温室、アーケード、ガレ
ージ等の屋根材等に使われている。
一般に、ポリ塩化ビニル板は曲げ強度や耐衝撃
強度等を上げるために補強材が挿入されているが
種々の欠点があつた。特に挿入された補強材とポ
リ塩化ビニルシートとの密着性が悪いこと等に起
因する問題があつた。つまり、ポリ塩化ビニル板
を切断すると、端部に現われた補強材の周縁部か
ら雨水等が侵入して、透明性が損われたり、層間
剥離が起こるのである。
強度等を上げるために補強材が挿入されているが
種々の欠点があつた。特に挿入された補強材とポ
リ塩化ビニルシートとの密着性が悪いこと等に起
因する問題があつた。つまり、ポリ塩化ビニル板
を切断すると、端部に現われた補強材の周縁部か
ら雨水等が侵入して、透明性が損われたり、層間
剥離が起こるのである。
ポリ塩化ビニル板の補強材として、金網やガラ
ス繊維のネツト等が使われている。例えば、補強
材として金網を使つたものは、ポリ塩化ビニル樹
脂との密着が悪く、切断端より雨水等が侵入して
錆が発生し、層間剥離を起こすだけでなく、切断
端の尖鋭な鋼線に作業者の手や指先が触れて怪我
をする危険があつた。又、ガラス繊維からなるネ
ツトも使われるが、金網と同様にポリ塩化ビニル
樹脂との親和性が悪いため、粗いメツシユ構造に
して密着性を上げる工夫がなされているが、補強
効果の点で必ずしも十分でない。その上、ガラス
繊維としては撚糸が用いられるため、ポリ塩化ビ
ニルシートで一体化しても撚糸の空隙にまで十分
に樹脂が浸透せず、空隙が残ることは避けること
ができない。そのため、切断面より雨水等の侵入
が起こつたり、変色や劣化が起こつて、不透明と
なるのである。そこで撚糸を使わない、チヨツプ
ドストランドのガラス繊維のみからなる不織布を
使つたものを検討したが、この不織布もポリ塩化
ビニル樹脂との親和性が悪く、不織布の目付が大
きいと層間剥離及び透明性を改良できないし、不
織布の目付を小さくすると補強効果が十分に得ら
れず、寸法安定性も向上しなかつた。
ス繊維のネツト等が使われている。例えば、補強
材として金網を使つたものは、ポリ塩化ビニル樹
脂との密着が悪く、切断端より雨水等が侵入して
錆が発生し、層間剥離を起こすだけでなく、切断
端の尖鋭な鋼線に作業者の手や指先が触れて怪我
をする危険があつた。又、ガラス繊維からなるネ
ツトも使われるが、金網と同様にポリ塩化ビニル
樹脂との親和性が悪いため、粗いメツシユ構造に
して密着性を上げる工夫がなされているが、補強
効果の点で必ずしも十分でない。その上、ガラス
繊維としては撚糸が用いられるため、ポリ塩化ビ
ニルシートで一体化しても撚糸の空隙にまで十分
に樹脂が浸透せず、空隙が残ることは避けること
ができない。そのため、切断面より雨水等の侵入
が起こつたり、変色や劣化が起こつて、不透明と
なるのである。そこで撚糸を使わない、チヨツプ
ドストランドのガラス繊維のみからなる不織布を
使つたものを検討したが、この不織布もポリ塩化
ビニル樹脂との親和性が悪く、不織布の目付が大
きいと層間剥離及び透明性を改良できないし、不
織布の目付を小さくすると補強効果が十分に得ら
れず、寸法安定性も向上しなかつた。
本考案者らはこれらの欠点に鑑み、種々検討し
た結果、本考案に達した。本考案のポリ塩化ビニ
ル板を断面図により説明すると、ポリ塩化ビニル
樹脂を主成分とするシート1,1′間にガラス繊
維と、アクリル系繊維又は塩化ビニル系繊維とを
含む不織布2が介在し、一体化されてなるポリ塩
化ビニル板である。
た結果、本考案に達した。本考案のポリ塩化ビニ
ル板を断面図により説明すると、ポリ塩化ビニル
樹脂を主成分とするシート1,1′間にガラス繊
維と、アクリル系繊維又は塩化ビニル系繊維とを
含む不織布2が介在し、一体化されてなるポリ塩
化ビニル板である。
本考案における、ポリ塩化ビニルシート1,
1′の主体はポリ塩化ビニル樹脂のコンパウンド
であるが、このポリ塩化ビニル樹脂にEVA樹脂
や合成ゴム等をブレンドしたり、塩化ビニルに酢
酸ビニルやアクリル酸およびそのエステル、メタ
クリル酸、およびそのエステルやアクリロニトリ
ル等を共重合したものが使われる。
1′の主体はポリ塩化ビニル樹脂のコンパウンド
であるが、このポリ塩化ビニル樹脂にEVA樹脂
や合成ゴム等をブレンドしたり、塩化ビニルに酢
酸ビニルやアクリル酸およびそのエステル、メタ
クリル酸、およびそのエステルやアクリロニトリ
ル等を共重合したものが使われる。
このような塩化ビニル樹脂を可塑剤、安定剤等
を混練してカレンダー加工したり、溶融してシー
ト状に押出すことによりポリ塩化ビニルシートが
作られる。このようにして得られるシートは主と
して0.5乃至2mm程度のものである。
を混練してカレンダー加工したり、溶融してシー
ト状に押出すことによりポリ塩化ビニルシートが
作られる。このようにして得られるシートは主と
して0.5乃至2mm程度のものである。
本考案の不織布2におけるガラス繊維としては
繊維径が6乃至17μ、好ましくは9乃至13μで、
繊維長が5乃至40mm、好ましくは6乃至25mmのガ
ラスのチヨツプドストランドが用いられるので繊
維径も細く、切断端により作業者が怪我をするお
それもない。
繊維径が6乃至17μ、好ましくは9乃至13μで、
繊維長が5乃至40mm、好ましくは6乃至25mmのガ
ラスのチヨツプドストランドが用いられるので繊
維径も細く、切断端により作業者が怪我をするお
それもない。
アクリル系繊維又は塩化ビニル系繊維としては
繊維の太さが0.5乃至20デニール、好ましくは1.5
乃至6デニールで、繊維長が5乃至150mm、好ま
しくは6乃至100mmの短繊維が用いられる。
繊維の太さが0.5乃至20デニール、好ましくは1.5
乃至6デニールで、繊維長が5乃至150mm、好ま
しくは6乃至100mmの短繊維が用いられる。
なお、この有機繊維のみを用いた不織布を使え
ば耐熱性が劣るため、寸法安定性に劣る欠点があ
る。従つて、本考案でこれらの繊維を組み合わせ
て用いる必要がある。これらの繊維を組み合わせ
て用い湿式法又は乾式法によつて不織布化するこ
とができる。湿式法によれば、低目付であつても
よい均一な不織布が得られるので好ましい。
ば耐熱性が劣るため、寸法安定性に劣る欠点があ
る。従つて、本考案でこれらの繊維を組み合わせ
て用いる必要がある。これらの繊維を組み合わせ
て用い湿式法又は乾式法によつて不織布化するこ
とができる。湿式法によれば、低目付であつても
よい均一な不織布が得られるので好ましい。
本考案におけるガラス繊維と、アクリル系繊維
又は塩化ビニル系繊維との混合において、ガラス
繊維は不織布で30重量%乃至85重量%でなければ
よい効果が得られない。つまり、30重量%未満で
あれば、十分な寸法安定性及び補強効果が得られ
ないし、85重量%を越えると塩化ビニル樹脂との
密着性が十分に得られず、好ましくない。
又は塩化ビニル系繊維との混合において、ガラス
繊維は不織布で30重量%乃至85重量%でなければ
よい効果が得られない。つまり、30重量%未満で
あれば、十分な寸法安定性及び補強効果が得られ
ないし、85重量%を越えると塩化ビニル樹脂との
密着性が十分に得られず、好ましくない。
本発明において、不織布の繊維間の結合は混合
されているアクリル系繊維又は塩化ビニル系繊維
によつて、ガラス繊維と熱融着されていてもよい
し、ポリビニルアルコール樹脂、ポリアクリル酸
エステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、メラミン樹
脂等の接着剤によつて、結合されていてもよい。
なお、後者の場合、得られるポリ塩化ビニルシー
トの透明性、密着性を阻害するようなものは、で
きるだけ少量にとどめるのが好ましい。
されているアクリル系繊維又は塩化ビニル系繊維
によつて、ガラス繊維と熱融着されていてもよい
し、ポリビニルアルコール樹脂、ポリアクリル酸
エステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、メラミン樹
脂等の接着剤によつて、結合されていてもよい。
なお、後者の場合、得られるポリ塩化ビニルシー
トの透明性、密着性を阻害するようなものは、で
きるだけ少量にとどめるのが好ましい。
また、ガラス繊維の表面をエポキシシラン、ア
ミノシラン、グリシドキシシラン、メタクリロキ
シシラン等のいわゆるシランカツプリング剤によ
り処理すれば、密着性をより向上することができ
るので好ましい。
ミノシラン、グリシドキシシラン、メタクリロキ
シシラン等のいわゆるシランカツプリング剤によ
り処理すれば、密着性をより向上することができ
るので好ましい。
このような不織布は、5乃至30g/m2が好まし
く、これを越えると嵩高くなり、層剥離が起こり
やすく透明性も低下する。
く、これを越えると嵩高くなり、層剥離が起こり
やすく透明性も低下する。
従つて、8乃至20g/m2のものが、密着性、補
強効果の点で最も好ましい範囲である。
強効果の点で最も好ましい範囲である。
さらに、不織布の繊維の方向は用途によつて略
一方向であつてもよいが、方向性のない方がすべ
ての方向に寸法安定性と均一な補強効果を発揮で
きるのでより好ましいポリ塩化ビニル板が得られ
る。
一方向であつてもよいが、方向性のない方がすべ
ての方向に寸法安定性と均一な補強効果を発揮で
きるのでより好ましいポリ塩化ビニル板が得られ
る。
以下に、本考案の実施例を示すが、これに限定
されるものでないことはいうまでもない。
されるものでないことはいうまでもない。
実施例 1
E種ガラス繊維(繊維径9μ、繊維長10mm)60
重量%、塩化ビニル系繊維(2デニール、10mm)
30重量%、ポリビニルアルコール繊維(1デニー
ル、4mm)10重量%を所定の濃度に水に分散さ
せ、抄紙機を用いてシート状に抄き上げ、乾燥し
て15g/m2の不織布を得た。予熱した厚さ1mmの
ポリ塩化ビニルシートの間に前記の不織布を予熱
しながら挿入し、熱プレスを行なつて、繊維シー
トで強化したポリ塩化ビニル板を得た。この板は
密着性に優れ透明性、寸法安定性も優れていた。
重量%、塩化ビニル系繊維(2デニール、10mm)
30重量%、ポリビニルアルコール繊維(1デニー
ル、4mm)10重量%を所定の濃度に水に分散さ
せ、抄紙機を用いてシート状に抄き上げ、乾燥し
て15g/m2の不織布を得た。予熱した厚さ1mmの
ポリ塩化ビニルシートの間に前記の不織布を予熱
しながら挿入し、熱プレスを行なつて、繊維シー
トで強化したポリ塩化ビニル板を得た。この板は
密着性に優れ透明性、寸法安定性も優れていた。
実施例 2
E種ガラス繊維(繊維径9μ、繊維長13mm)50
重量%、アクリル系繊維(2デニール、10mm)50
重量%を所定の濃度に水に分散させ、抄紙機を用
いてシート状に抄き上げ、アクリル酸エステルエ
マルジヨンを固形分で2g/m2付着するように塗
布し、乾燥熱処理を施して18g/m2の不織布を得
た。実施例1と同様にして、ポリ塩化ビニル板を
得た。
重量%、アクリル系繊維(2デニール、10mm)50
重量%を所定の濃度に水に分散させ、抄紙機を用
いてシート状に抄き上げ、アクリル酸エステルエ
マルジヨンを固形分で2g/m2付着するように塗
布し、乾燥熱処理を施して18g/m2の不織布を得
た。実施例1と同様にして、ポリ塩化ビニル板を
得た。
この板は密着性に優れ、透明性、寸法安定性、
も抜群に優れていた。
も抜群に優れていた。
比較例
E種ガラス繊維(繊維径9μ、繊維長13mm)90
重量%、ポリビニルアルコール繊維(1デニー
ル、4mm)10重量%を所定の濃度に、水に分散さ
せ、抄紙機を用いてシート状に抄き上げ、乾燥し
て15g/m2の不織布を得た。実施例1と同様にし
てポリ塩化ビニル板を得たが、密着性が悪く、切
断端より雨水等の浸透があつて、層剥離が起こ
り、透明性も悪かつた。
重量%、ポリビニルアルコール繊維(1デニー
ル、4mm)10重量%を所定の濃度に、水に分散さ
せ、抄紙機を用いてシート状に抄き上げ、乾燥し
て15g/m2の不織布を得た。実施例1と同様にし
てポリ塩化ビニル板を得たが、密着性が悪く、切
断端より雨水等の浸透があつて、層剥離が起こ
り、透明性も悪かつた。
本考案のポリ塩化ビニル板の断面図を示す。
1,1′……ポリ塩化ビニルシート、2……不
織布。
織布。
Claims (1)
- ポリ塩化ビニル樹脂を主成分とするシート間
に、ガラス繊維と、アクリル系繊維又は塩化ビニ
ル系繊維とを含む不織布が介在し一体化されて成
るポリ塩化ビニル板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13146682U JPS5935032U (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | ポリ塩化ビニル板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13146682U JPS5935032U (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | ポリ塩化ビニル板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5935032U JPS5935032U (ja) | 1984-03-05 |
JPH0116603Y2 true JPH0116603Y2 (ja) | 1989-05-16 |
Family
ID=30297201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13146682U Granted JPS5935032U (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | ポリ塩化ビニル板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935032U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0443314Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1992-10-13 | ||
JP2535434B2 (ja) * | 1989-06-15 | 1996-09-18 | 株式会社テック | 印字機の紙送り装置 |
-
1982
- 1982-08-30 JP JP13146682U patent/JPS5935032U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5935032U (ja) | 1984-03-05 |
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