JPH01165704A - 粉末冶金製品の製造方法 - Google Patents
粉末冶金製品の製造方法Info
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- JPH01165704A JPH01165704A JP32287087A JP32287087A JPH01165704A JP H01165704 A JPH01165704 A JP H01165704A JP 32287087 A JP32287087 A JP 32287087A JP 32287087 A JP32287087 A JP 32287087A JP H01165704 A JPH01165704 A JP H01165704A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野］
本発明は粉末冶金製品の新しい製法に関するものである
。
。
［従来の技術］
金属粉末を成形後、焼結して金属製品を製造する方法は
、いわゆる粉末冶金法といわれ、従来の粉末冶金法は金
型ブレス成形や静水圧成形などの高圧を用いた成形法が
主体である。
、いわゆる粉末冶金法といわれ、従来の粉末冶金法は金
型ブレス成形や静水圧成形などの高圧を用いた成形法が
主体である。
このため従来の粉末冶金法では、成形用のブレスや金型
が必要であり、特に金型は成形圧力に十分に耐え、また
摩耗にも耐えなければならず、金型の費用が高く、かつ
複雑形状金型の製作に時間を要するため、製品が量産品
でないとメリットかない。
が必要であり、特に金型は成形圧力に十分に耐え、また
摩耗にも耐えなければならず、金型の費用が高く、かつ
複雑形状金型の製作に時間を要するため、製品が量産品
でないとメリットかない。
これに対して、金型を用いず、多孔質型を用いて成形し
焼結する粉末冶金製品の製造方法が特開昭６１−２８１
８０１に示されている。しかしこの方法では型内への粉
末の充填密度が不十分なため、１００ｋｇ／ｃｒｒ？程
度のプレス成形を必要としており、形状の大型化、複雑
形状に対応できず、成形品の形状が限定される。
焼結する粉末冶金製品の製造方法が特開昭６１−２８１
８０１に示されている。しかしこの方法では型内への粉
末の充填密度が不十分なため、１００ｋｇ／ｃｒｒ？程
度のプレス成形を必要としており、形状の大型化、複雑
形状に対応できず、成形品の形状が限定される。
〔発明が解決しようとする問題点］
本発明は、従来の粉末冶金法において、機械設備や金型
の面から製造が制約される高さ７０ｍｍ以上または断面
積が７０ｃｒｔＩ″以上の大型部品を、プレス成形せず
に、かつ金型費用をかけずに、短期間で製造する方法を
提供するものである。
の面から製造が制約される高さ７０ｍｍ以上または断面
積が７０ｃｒｔＩ″以上の大型部品を、プレス成形せず
に、かつ金型費用をかけずに、短期間で製造する方法を
提供するものである。
［問題点を解決するための手段１
本発明者らは、プレスや金型を用いることなく、安価に
粉末冶金製品を製造する方法について研究し、プレスを
用いず無加圧で成形するために、は、成形体の密度を何
らかの方法で高めることが必要であり、金属粉末の粒度
と成形型内に充填する方法を特定することによって目的
を達成できることを見出した。すなわち。
粉末冶金製品を製造する方法について研究し、プレスを
用いず無加圧で成形するために、は、成形体の密度を何
らかの方法で高めることが必要であり、金属粉末の粒度
と成形型内に充填する方法を特定することによって目的
を達成できることを見出した。すなわち。
（１）金属粉末中に１０μｍ以下の微粉が２５重量％以
上となるように配合することにより、粉末充填率および
焼結性の優れた粉末となる。
上となるように配合することにより、粉末充填率および
焼結性の優れた粉末となる。
（２）この粉末を予め用意された成形型内に振動を与え
ながら充填し、より充填性と密度の均一性を高める。
ながら充填し、より充填性と密度の均一性を高める。
このようにして成形された成形体を成形型と同時に焼結
することによりプレスを用いず、従って強度を必要とし
ない成形型で安価に、かつ短時間に焼結体を製造するこ
とが出来る。
することによりプレスを用いず、従って強度を必要とし
ない成形型で安価に、かつ短時間に焼結体を製造するこ
とが出来る。
本発明方法は特に現状のプレスで成形が不可能な大型焼
結部品の製造に有効である。
結部品の製造に有効である。
【作用ｌ
以下本発明の詳細について述べる。
原料金属粉末としては純鉄粉または合金鋼粉を用いる。
金属粉末の粒径をｌｏｕｍ以下の微粉が２５重量％以上
とした理由を以下に述べる。
とした理由を以下に述べる。
微粉を２５重量％より少なくすると、より粗い粒子の隙
間を十分に埋めることができず、充填密度が向上せず、
かつ微粉による焼結性の改善も期待できず、最終的な強
度が不十分となる。なお、１０μｍ以下の微粉が多くな
り過ぎると、寸法変化が大きくなるので、１０μｍ以下
の微粉量は８５重量％以下とすることが好ましい。
間を十分に埋めることができず、充填密度が向上せず、
かつ微粉による焼結性の改善も期待できず、最終的な強
度が不十分となる。なお、１０μｍ以下の微粉が多くな
り過ぎると、寸法変化が大きくなるので、１０μｍ以下
の微粉量は８５重量％以下とすることが好ましい。
以上の条件の金属粉末に通常の粉末冶金法と同様に黒鉛
粉や銅粉を添加し１通常のＶ型混合機やダブルコーンを
混合機で混合する。
粉や銅粉を添加し１通常のＶ型混合機やダブルコーンを
混合機で混合する。
これら混合粉を予め用意された成形用型内に充填する。
成形用型としては、成形中の振動に耐えて、焼結時に変
形しない材質のものであれば良い。従って、セラミック
モールド、またはプラスタモールド、あるいは金属型な
ど何れを用いても良い。
形しない材質のものであれば良い。従って、セラミック
モールド、またはプラスタモールド、あるいは金属型な
ど何れを用いても良い。
充填は乾式で行い、振動を加えることにより充填密度を
向上させる。振動の方法は、電磁振動、機械振動などの
方法による。振動条件として加速度０．５Ｇ以上、振幅
２０μｍ以上の範囲で行うことにより充填密度が向上す
ると共に、均一化される。加速度を０．５Ｇより小さく
すると、粒子の運動が著しく小さくなり、充填密度が向
上しない。
向上させる。振動の方法は、電磁振動、機械振動などの
方法による。振動条件として加速度０．５Ｇ以上、振幅
２０μｍ以上の範囲で行うことにより充填密度が向上す
ると共に、均一化される。加速度を０．５Ｇより小さく
すると、粒子の運動が著しく小さくなり、充填密度が向
上しない。
次に金属粉末が充填された成形用型を型ごと炉に装入し
焼結を行う、焼結は還元雰囲気、不活性雰囲気、または
真空下で行う。焼結後型ばらしを行う。
焼結を行う、焼結は還元雰囲気、不活性雰囲気、または
真空下で行う。焼結後型ばらしを行う。
以上のような製造方法を用いることにより、大型形状品
の成形が、通常の粉末冶金で使用する高価なプレス機や
金型を用いずに、安価にしかも容易にできる。
の成形が、通常の粉末冶金で使用する高価なプレス機や
金型を用いずに、安価にしかも容易にできる。
［実施例］
以下に実施例を示す。
第１表に示すような、５００ｕｍ以下であって、１０μ
ｍ以下の微粉比率の異なるアトマイズ鉄粉を用意した。
ｍ以下の微粉比率の異なるアトマイズ鉄粉を用意した。
これらの鉄粉に３％の銅粉と１％の黒鉛粉を添加し、Ｖ
型混合機で混合した。
型混合機で混合した。
これらの鉄粉を内径２００ｍｍ、高さ７０ｍｍのセラミ
ックモールドに充填した。第１表のＮｏ、 １〜５は加
速度５Ｇ、振幅０．２ ｍ ｍで１０分間振動を加えて
充填したものであり、第１表のＮｏ、 ６は振動成形を
していない比較例である。
ックモールドに充填した。第１表のＮｏ、 １〜５は加
速度５Ｇ、振幅０．２ ｍ ｍで１０分間振動を加えて
充填したものであり、第１表のＮｏ、 ６は振動成形を
していない比較例である。
この鉄粉の充填された成形用型を非酸化性ガス雰囲気で
１１５０℃で１時間焼結した。焼結後型ばらしを行った
０強度はこの焼結体から試験片を切り出し引張強さを求
めた。
１１５０℃で１時間焼結した。焼結後型ばらしを行った
０強度はこの焼結体から試験片を切り出し引張強さを求
めた。
本発明の微粉比率で振動成形を行った焼結体の焼結密度
比は８０％以上と高く、引張強さが３０ｋ ｇ ｆ ／
ｍゴ以上でＨＲＢも５０以上と一般焼結機械部品と同
等の特性を有している。
比は８０％以上と高く、引張強さが３０ｋ ｇ ｆ ／
ｍゴ以上でＨＲＢも５０以上と一般焼結機械部品と同
等の特性を有している。
なお、鉄台金鋼金属粉を用いれば、さらに強度の優れた
粉末冶金製品を得ることができる。
粉末冶金製品を得ることができる。
〔発明の効果］
従来の粉末冶金法に比べて、圧下が不要となり、強度の
高い金型を必要とせず、安価にかつ短時間に大型の部品
を製造することが可能となる。
高い金型を必要とせず、安価にかつ短時間に大型の部品
を製造することが可能となる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ １０μｍ以下の微粉を２５重量％以上含有する粉末
冶金用金属粉末を、成形型内に振動を与えながら無加圧
で充填し成形する工程 と、該成形体を成形型と共に焼結する工程とからなるこ
とを特徴とする粉末冶金製品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32287087A JPH01165704A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 粉末冶金製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32287087A JPH01165704A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 粉末冶金製品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01165704A true JPH01165704A (ja) | 1989-06-29 |
Family
ID=18148533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32287087A Pending JPH01165704A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 粉末冶金製品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01165704A (ja) |
-
1987
- 1987-12-22 JP JP32287087A patent/JPH01165704A/ja active Pending
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