JPH01165525A - レトロウイルス感染症治療および予防用薬剤 - Google Patents

レトロウイルス感染症治療および予防用薬剤

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JPH01165525A
JPH01165525A JP62324869A JP32486987A JPH01165525A JP H01165525 A JPH01165525 A JP H01165525A JP 62324869 A JP62324869 A JP 62324869A JP 32486987 A JP32486987 A JP 32486987A JP H01165525 A JPH01165525 A JP H01165525A
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JP
Japan
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agp
hiv
molecular weight
alpha1
derived
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JP62324869A
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English (en)
Inventor
Shinichi Furukawa
真一 古川
Shigeki Kuwata
茂喜 桑田
Yukio Tokiyoshi
時吉 幸男
Yoichi Ogata
洋一 緒方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken
Original Assignee
Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り粟上辺且■血1 本発明は、レトロウィルスによる感染症を治療または予
防するための薬剤に間し、特に、ヒト免疫不全ウィルス
(HI V)に起因するエイズ(AIDS)の治療およ
び予防に期待てきる新規な薬剤に関する。
今世紀最大の奇病と形容され、注目を?谷びている後天
性免疫不全症候群(acquired immune 
deficiency syndrome:A I D
 S )はレトロウィルスに属するヒト免疫不全ウィル
ス(HI V)に起因するウィルス性疾患である。この
疾患は、1981年アメリカCDCの週報に、ロスアン
ゼルスの男性同性愛者5人にカリニ肺炎が発症したこと
に端を発する(Centers for Diseas
e Control: MMWR,302501981
)。その後、この病気は、またたく間に世界中に広がり
、世界保険機構(’IIVHO)の集計によれば、19
87年8月12日時点においてすてに122力国に発生
が認められ、患者総数は6万人を越している。わが国に
おいても1987年9月4日時点で50人の患者が確認
され、そのうち28人はすでに死亡している。AIDS
が、このように急速に世界中に広がりをみせているにも
かかわらず、木屑の予防法はほとんど確立されていない
。木屑予防のためのワクチン開発の研究はさかんに行わ
、れてはいるが、HIV(D盟が、少なくともHIV−
1,HIV−2の2つは存在すること、さらには、本ウ
ィルスがインフルエンザウィルス以上の速度で変異して
いることなどがワクチン開発の実用化を困難にしている
。世界の主たるAIDS学者は、今後新たなHIVの型
が発見される可能性を否定していない。
このように、AI DS制圧の手段として、ワクチンに
よる対処は極めて困難であると考えられるので、抗HI
V剤による治療又は予防的治療法が期待されている。A
IDS患者数の急激な増加の背景にはrAIDs予備群
jとも言われる多数の未発症HIV感染者(キャリア)
の存在がある。
これらキャリアをいかに発症させないかが、AIDS対
策上、重要な課題である。抗HIV剤はまさにこの命題
にかなうものであり、その開発が強く望まれている。
抗HIV剤の投薬は、HIV感染症の特性上、連続的な
頻回投与によって実施されることが考えられる。したが
って、開発される抗HIV剤は、抗HIV作用はもちろ
んのこと、生体に対して副作用を示さないという条件を
具備しなければならない。このような意味において、生
体由来物質が抗HIV作用を有するとすれば、それらは
この条件にかなう特に望ましいものと考えられる。
従来豊孜韮 抗HIV剤として、唯一実用化されているものとしてア
ジドチミジン(AZT)がある(Nature326、
430.1987)、  これは、制ガン剤として合成
されたものであり、HI Vの逆転写簿素阻害作用に基
づく抗HI V剤であるが、生体の造血組織に対する強
い毒性を有するため、多くの例で貧血をもたらすことが
わかっている。その他、多くの物質が、抗HIV剤の候
補として研究が行われているが、有効であり且つ安全な
抗HIV剤はまだ開発されているとは言えない。
抗HIV作用を有する物質を生体又は生体由来物質に求
めた例として、インターフェロンがある(10t、 J
、 Cancer 38.433.1986)がその有
効性に関しての明確な報告はない。さらに、最近、筋肉
内に含まれている単vi類の一つである自撚(イノシト
ール)に硫酸基を結合したものの抗HIV作用が試験管
内反応(インビトロテスト)により確認されたが、この
化合物は培養液1ml当りmg単位の濃度が必要とされ
ることから、抗HI V活性の低いものと考えられる。
w類を硫酸化したものについては、硫酸デキストランが
、ある種のウィルスに対して抗ウィルス作用を示すこと
が知られており(Ann、 N、 Y、 Acad、 
Sci 13.365.1965)、HIVに対しても
抗ウィルス作用を示すことが報告されている(TIIE
 LANCET、 JLINE 13.1379゜+9
87)が、これは、生体由来物質ではない。
、″       ン     か  の  1本発明
者は、前述したような状況下において、レトロウィルス
に起因する各種の疾患の治療または予防的治療に有効な
新規な薬剤を求めて研究を重ねた結果、哺乳動物の体内
に存在するα1−酸性糖タンパク(a +−acid 
glycoprotein: a + −A G P 
)をスルホン化したポリサッカライドが、レトロウィル
スの増殖を抑制する機能を有することを見出し、本発明
を導くに至った。
例えば、このようなα+−AGP由来スルホン化ポリサ
ッカライド(sulfonated at−acid 
glycoprotein−derived poly
saccaride :以下、S−atAGPDPSと
略称する)は、ヒ)T細胞由来株化細胞を用いてHI 
Vによる細胞変性効果を調べるインビトロテストにおい
て、該変性効果を抑制する能力がきわめて優れており、
その最小有効濃度は、これまで知られていた薬剤のうち
最も有効であるとされている硫酸デキストランの数分の
−から数十分の−であることが見出されている。
かくして、本発明は、有効成分としてS−α+AGPD
PSを含有することを特徴とするレトロウィルス感染症
、特に、AIDSの治療および予防に有効な薬剤を提供
するものである。
本発明において用いるS−α+ A G P D P 
Sの原料となるα+−AGPは、オロソムコイドとも呼
ばれ、α1グロブリン領域の糖タンパクの1種であり、
約40,000〜44,000の分子量を有する物質で
ある。
このα+−AGPのw@製そのものは公知の方法に従っ
て行われ、例えば、Has、 Wickerhause
rの方法によるコーンのエタノール分画フラクションV
上清からの調製法(B、 B、 A、、邸、 126.
1973)、あるいはSet+midの方法によりコー
ンのエタノール分画フラクション■からの調製法(J、
 A、 C,S、、 77゜742、1955; J、
 B、 C,230,853,1958; JCl、、
 44、1394.1965)等により調製できる。用
いるα1−AGPはヒトの血清から得られるものが最も
好ましいが、必要に応じて他の哺乳動物、特に、ウシ、
ウマ、ブタ、ヒツジなどの産業用動物から上述したのと
同様の操作で回収したα+−AGPを使用することもて
きる。得られたα+−AGPは混入ウィルスを不活化す
るため、加熱処理に供されることが好ましく、この加熱
処理は、例えば、液状で加熱する場合には60℃、IO
時閏、また、凍結乾燥後に加熱処理を行う場合には、6
5℃で96時間実施するのが好ましい。
本発明において用いるS−αIAGPDPSは、上記の
ようにして得られたα+−AGPをスルホン化すること
によって調製される。このスルホン化そのものは、既知
の方法に従って行われる。好ましい態様においては、有
機溶媒(例えば、ピリジン)に硫酸化剤(例えば、クロ
ロスルホン酸)を混合し、この混合液にα+−AGPを
添加し反応させる。スルホン化反応は、一般に35℃〜
70℃、好ましくは50〜65℃の温度下に行われる。
スルホン化によって得られた化合物をゲルろ過法、すな
わち、セファクリルS−300(ファルマシア社製N、
 N’−メチレンビスアクリルアミド/アリルデキスト
ラン架橋ゲル)を用いるゲルろ過法により分子量を分析
したところ、約3万ダルトン〜7o万ダルトンの範囲の
スルホン化ポリサッカライドに抗f(IV活性が認めら
れ、その中でも、約3万ダルトン〜10万ダルトン、特
に5〜6万ダルトン程度の比較的分子量の低いものが特
に高い抗HIV活性を有することが認められている。
本発明に従いα+−AGPDPSを含有する薬剤が抗ウ
ィルス作用、特に、抗HIV活性を有するのは、上記の
ごときスルホン化によりα+−AGPの糖鎖の水酸基に
硫酸基が導入されてスルホン化糖鎖が存在するためでは
ないかと推測される。このようなα+−AGPのヌルホ
ン化物が、従来より知られている硫酸化デキストランの
ごとき他の硫酸化糖類よりもHIV増殖抑制能が優れて
いる詳細な理由は未だ明らかでないが、α+−AGPに
由来する糖の特殊な構造に起因するのではないかと考え
られる。かくして、本発明に従うα+−AGPDPSは
、後の実施例からも明らかなように、ヒトT細胞由来株
化細胞(MT−4細胞)を用いたインヒドロの抗HIV
活性テストにおいて、HIVの増殖を完全に抑える最小
有効濃度は約0.5μg/mlであり、従来より最も有
効であったと言われる′@酸デキストランの最小有効濃
度が数μ871〜10μg/l111であることに比べ
ても著しく低い。
本発明の薬剤は、ウィルス増殖能を抑制するという薬効
が優れていることに加えて、その原料が生体由来のもの
である点においても有利である。
すなわち、原料となるα+−AGPは血清中に0.55
〜1.4mg/mlという比較的高濃度で含有され、し
かも、極性がきわめて高い(したがって、水に溶、け易
い)等の特徴を有するので、血清からの精製や回収が容
易である。α+−AGPは、免疫抑制等の作用が報告さ
れていることもあり、従来、積極的に人に適用されるこ
とはなかったが、抗HIV剤等の薬剤の原料として使用
されれば貴重な血液資源の有効利用が可能となる。さら
に、本発明のように、ヒト血清などの生体由来物質を有
効成分として用いることは、薬剤として投与した場合の
副作用が少ないことが期待でき、特に抗HIV剤のよう
に頻回投与する場合においても許容できる薬剤を提供す
る。
以下、本発明の理解を深めるために、本発明の薬剤の抗
HIV活性を示す実施例に沿って、本発明を説明するが
、本発明はこの実施例に制限されるものではない。例え
ば、以下の実施例においては、HIV (ヒト免疫不全
ウィルス)としてHIV−1(LAVまたはHT L 
V−meとも呼ばれる)を用いているが、本発明の薬剤
は、HIV−2のごとき他のウィルスに対しても同様の
効果を奏するものである。
I :S−αI G    の−鵬 (1)at−AGPの調製:  at−AGpは、Sc
hmidの方法によるフラクション■からの調製法(J
、 A、 C。
S、 77、742.1955)に従って調製した。す
なわち、コーンのエタノール分画フラクション■の上清
(フラクション■)を限外ろ過器で濃縮し、脱塩後、C
トセファローズファーストフロー(ファルマシア社!り
により精製した。得られたαI−AGPの純度は、電気
泳動を行いコマジブクリアントブルー染色後、95%以
上を示した。このαI−AGPill液を60℃、10
時間加熱しウィルスの不活化を行い凍結乾燥後、以下の
実験に供した。
(2)S−atAGPDPS(7)i製: o’c以下
の温度にて、ピリジン(片山化学製) 10m1にクロ
ロスルホン酸<pa−yt純薬製) 0.55毎jを滴
下し、混合した。
滴下終了後、混合液を加熱し、65〜70’Cに昇温し
た。この中にα+−AGPIO抛gを加え、攪拌下65
〜70℃にて2時間保持した。反応終了後、冷却し、水
酸化ナトリウム水溶液を加えて中和した。中和後、ピリ
ジン層と水層を分離し、水層を回収した。回収した水層
を水に対して透析を行い、S−αIAGPDPSを得た
。得られたS−α+AGPDPSの回収率は、投入した
α+−AGPの糖鎖を100%とした場合、081を示
した。
(3)S−α+AGPDPSの分子量およびその糖濃度
の測定:セファクリルS−300(ファルマシア社製)
を用いるゲルろ過法により、S−α+AGPDPSの分
子量を求めた。すなわち、セファクリルS−300を1
.5X 100cmのガラス管につめ、あらかじめ分子
量のわかっている物質(今回1gM、 1gG、アルブ
ミン)を流し、流出量が何m1の時、分子型筒ダルトン
というように求めると、第11i!Iのような検量線が
得られる。なお、このセファクリルS−300の分画範
囲は、2XIO’ダルトンから10’ダルトンである。
このセファクリルS−300のカラムにS−α+AGP
DPSを流し、21ずつ試験管に集めると流出量に応じ
て、第1因に従って分子量を知ることができる。
さらに各流出画分についてアンスロン−硫酸法により比
色を行うことにより糖の濃度を測定する。その結果を第
2図に示す、同図より、得られたS−αIAGPDPS
は、10gダルトン(流出盟約561に対応)から3.
5万ダルトン(流出終了時)の分子量を有し、糖濃度が
ピークの分子量は約17万ダルトンであることが示され
た。
2:    IV”の゛ (1)S−α+ A G P D P S濃度測定用標
準曲線の作成:調製したS−α+AGPDPSの凍結乾
燥品を秤量し1mg/mlの濃度に調製した。この濃度
から逐次、2倍希釈を行い、各希釈濃度のサンプル(5
本)をアンスロン−硫酸法に従い、620nmの吸光度
を測定することにより第3図に示す標準曲線を得た。
この標準曲線を用いると、濃度不明のS−α+AGPD
PSをいちいち凍結乾燥し重量を測定し濃度を求めると
いう操作を行うことなしに、溶液のままで濃度を求める
ことができる。
(2)抗HI V活性cD測定法: 抗HI V活性ハ
、HIVによるMT4!I胞(成人ヒトT細胞白血病ウ
ィルス遺伝子により形質転換されたヒ)T4細胞株: 
VIROLOGY u!2.272−281 (198
5)参照)の細胞変性効果(CPE)を抑制する活性を
指標にして以下のように行った。
MT4細胞10m1 (IXIO’ cells/ml
)に、HIV−1属するLAVを含む培地1ml (1
0’ TCID 50/II+) ヲ加え、ウィルスの
細胞への吸着を目的として、37℃、1時間、保温した
。その後、遠心(1500rpn+、 5分間)により
未吸着のLAVを除去し、培地(5XのFCSを含むR
P M I 1640)を用いて細胞密度を2X10S
cells/mlに調製した。他方、96穴プレート(
FAL CON 3072)上で、培地を用イテ抗HI
V活性を測定するサンプルの2倍段階希釈(50711
/well)を行い、前述したL A V Il111
MT4細胞50μ+を各wellに加えた(IXIO’
 cells/if)。これらのプレートを、5X炭酸
ガスふ卵器内で3日間、37℃で培養した。
抗HIV活性物質が存在しないと、上記条件で培養した
MT4細胞はLAVのCPEにより10oz死滅する。
一方、サンプルに抗HIV活性があると、MT4細胞の
増殖が認められる。3日間培養後の各プレートを顕微鏡
下でCPEの有無を判定し、CPEを完全に抑制するサ
ンプルの最小有効濃度を求めた。このときの希釈倍数を
最小有効濃度で除した値を抗HIV比活性とした。
また、各well当りテトラゾリウム塩(MTT:ケミ
コン社製)溶液lOμmを加え、さらに4時間培養を続
けた。培養後イソブロマノール100μlを加え、よく
混和して、細胞内で形成された有色のフォルマザンを溶
出させた。このフォルマザン形成は生細胞治性と相関し
ており、フォルマザンが形成されることは細胞の存在を
示唆することになる。
このような評価は、上述した顕微鏡下で観察したCPE
の有無の結果をよく反映していた。
(3)抗HIV活性の測定結果:実施例1で調製したS
−α+AGPDPSをセファクリルS−300でゲルろ
過を行い、各流出フラクションについて前述した方法に
従い抗HIV活性を測定した。その結果を第4図に示す
、S−α+AGPDPSは、セファクリルS−300を
用いるゲルろ過法による分子量分析において3万〜70
万ダルトンの広範囲にわたって抗HIV活性を有するが
、第4図に示されるように2つの領域において抗HIV
比活性のピークが認められる。図中、ピーク!は分子量
約22万ダルトンに対応し、また、ピーク2は分子盟約
5.5万ダルトンに対応する。第3図に示すように、3
万〜lO万ダルトンの分子量を有する領域が比活性が特
に高い。
S−α+AGPDPSの最小有効濃度は0.5μ811
であった。同じ評価で、すてに抗HIV活性が知られて
いるデキストラン硫酸(ファルマシア社!りの最小有効
濃度を測定すると2μs/1であり、S−a+AGPD
Ps(D方が4倍も抗HIV活性が高いことが判明した
。なお、S−α+AGPDPSの細胞毒性は、5mg/
m Iの高濃度でも全く見られなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明において用いるα+−AGP由来スル
ホン化ポリサッカライド(S−α+ A G P D 
PS)の分子量をゲルろ過法で求める時に用いる検量線
である。 第2図は、本発明において用いるS−α+ A G P
 DPSのゲルろ過における流出量(分子量に対応)と
吸光度(糖濃度に対応)との関係を示すグラフである。 第3図は、本発明において用いるS−αIA G P 
DPSの抗HIV活性を測定するに当たってS−αIA
GPDPSの濃度を求めるのに用いる標準曲線を示すも
のである。 第4図は、本発明に従うS−α+AGPDPSの抗HI
V比活性を示すグラフである。 第1図 流出量(−) 吸光度(620nm) 吸光度(820n m )

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有効成分として、哺乳動物由来のα_1−酸性糖
    タンパク(α_1−AGP)をスルホン化して得られる
    α_1−AGP由来スルホン化ポリサッカライドを含有
    することを特徴とするレトロウイルス感染症治療および
    予防用薬剤。
  2. (2)レトロウイルスがヒト免疫不全ウィルス(HIV
    )である特許請求の範囲第(1)項に記載の薬剤。
  3. (3)α_1−AGPが、ヒトの血清に由来するもので
    ある特許請求の範囲第(2)項に記載の薬剤。
  4. (4)α_1−AGP由来スルホン化ポリサッカライド
    が、ゲルろ過法による分析により3万〜70万ダルトン
    の分子量を有するものである特許請求の範囲第(2)項
    または第(3)項に記載の薬剤。
  5. (5)α_1−AGP由来スルホン化ポリサッカライド
    が、ゲルろ過法による分析により3万〜10万ダルトン
    の分子量を有するものである特許請求の範囲第(4)項
    に記載の薬剤。
JP62324869A 1987-12-21 1987-12-21 レトロウイルス感染症治療および予防用薬剤 Pending JPH01165525A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990009181A1 (fr) * 1989-02-10 1990-08-23 Taiho Pharmaceutical Co., Ltd. Medicament anti-hiv

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1990009181A1 (fr) * 1989-02-10 1990-08-23 Taiho Pharmaceutical Co., Ltd. Medicament anti-hiv

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