JPH01165468A

JPH01165468A - プリンタ

Info

Publication number: JPH01165468A
Application number: JP32494487A
Authority: JP
Inventors: Tadatsugu Fujibayashi; 藤林　肇次; Kiyoshi Kato; 清加藤
Original assignee: Kinki University
Current assignee: Kinki University
Priority date: 1987-12-22
Filing date: 1987-12-22
Publication date: 1989-06-29
Also published as: JPH0428551B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、記録紙に印字を行うプリンタに関し、さらに
詳しくは、たとえば病院における診療経過を記録するた
めのカルテに印字を行うなめなどに好適に実施されるプ
リンタに関する。

背景技術従来からのプリンタでは、記録紙をプラテンに巻付け、
この記録紙上を、該記録紙の幅方向に走行する印字ヘッ
ドによって印字を行うように構成されている。

発明が解決すべき問題点このような先行技術では、印字すべき記録紙とプラテン
に巻付けなければならず、したがって前述のカルテなど
のように、一端が綴じられていて比較的分厚い記録紙や
大きいサイズの記録紙などへの記録は困難である。

本発明の目的は、分厚い記録紙や大きなサイズを有する
記録紙などに記録を行うことができるようにしたプリン
タを提供することである。

問題点を解決するための手段本発明は、一対の支持腕の下部に、該支持腕間に亘って
延びる剛性の台板を複数個の電磁石で吸着することによ
って、前記台板上に乗載された記録紙を、支持腕と台板
とで挟持し、前記記録紙上に印字手段を配置することを特徴とするプ
リンタである。

好ましい実施態様では、前記台板は、強磁性材料から成
ることを特徴とする。

また好ましい実施ｆル、様では、前記台板は、非磁性材
料から成り、前記支持腕に吸着されるべき部分に強磁性
体を取付けることを特徴とする。

さらにまた好ましい実施磨機では、前記支持腕の自由端
部は、連結片によって連結されて枠状に形成されている
ことを特徴とする。

作　　用本発明に従えば、一対の支持腕の下部には、該支持腕間
に亘って延びる剛性の平坦な台板が配置される。前記支
持腕には、複数個の電磁石が設けられており、この電磁
石を励磁することによって、台板を支持腕に磁気吸着す
ることができる。したがって前記台板上に印字されるべ
き記録紙を乗載することによって、その記録紙は支持腕
と台板とによって挟持され、その記録紙に凹凸があって
も、台板上に平坦に固定される。この状態で前記記録紙
上に配置される印字手段によって印字が行われる。

こうして記録紙の一端が綴じられていたり、あるいは記
録紙のサイズが大きい場合でも明瞭な印字を行うことが
できる。

実施例第１１２Ｉは本発明の一実施例のプリンタｌの斜視図で
あり、第２図は第１図の切断面線■−■から見た断面図
である。このプリンタ１は、たとえばカルテ２の記録紙
５４などに、たとえば診療経過の記録や投薬の記録、あ
るいは診療報酬の記録などを行うために用いられる。こ
のプリンタ１は、前記診療報酬の演算などを行う処理装
置を内臓した本体３と、この本体３から水平に延設され
る一対の支持腕４，５と、この支持腕４，５の自由端部
４．ａ、５ａ間を連結する連結片６と、支持腕４゜５の
基端部４ｃ、５ｃ間を連結する連結片７と、支持腕４，
５の下方に配置される台板１ｏと、支持腕４．５によっ
て形成される印字領域８上のＸ−Ｙ方向に移動可能な印
字手段９とを含んで構成される。

支持腕４．５は剛性の材料から成り、自己支持性を有す
る。この支持腕４．５には取付孔１１〜１４が形成され
ており、この取付孔１１〜１４には電磁石１５〜１８が
嵌込まれ、この電磁石１５〜１８の下端部は、支持腕４
．５の下面４ｂ、５ｂから僅かに下方に突出している。

電磁石１５は、第３図に示されるように、コア２１と、
たとえば合成１Ｍ脂などの非磁性の材料がら成るボビン
２２と、コイル２３とによって構成される。コア２１は
、たとえば鉄などの強磁性材料から成り、直円柱状の凸
部２１ａと、円筒部２１ｂと、この凸部２１ａおよび円
筒部２１ｂが取付けられる端板２１ｃとが一体成形され
て構成される。凸部２１ａには、コイル２３の巻回され
たボビン２２が固定される。コイル２３の両端部２３ａ
、２３ｂは、端板２１ｃに形成された引出孔２５ａ、２
５ｂから引出される。残余の電磁石１６〜１８も、この
電磁石１５と同様に′構成される。

印字手段９は、大略的に、印字ヘッド３１が取付けられ
る移動体３２と、この移動体３２を前記連結片６，７と
平行な方向、すなわちＸ軸方向に案内する一対の案内軸
３３ａ’、３３ｂとを含んで構成される。

移動体３２は、印字ヘッド３１と、前記案内軸３３ａ、
３３ｂ上を自走するための駆動手段を備える走行体４１
ａ、４１ｂと、この走行体４１　＝ｔ　。

４１、　ｂに取付けられ前記印字ヘッド３１を支持腕４
．５と平行な方向、すなわちＹ軸方向に案内する一対の
案内軸４３ａ、４３ｂとを含んで構成される。印字ヘッ
ド３１は、案内軸４３ａ、４３ｂ上を自走するための駆
動手段を備えている。

印字ヘッド３１は、本体３内の前述した処理装置と、可
撓性の信号ライン４８を介して接続されており、記録紙
５４に印字すべき情報がこの信号ライン４８を介して伝
送される。印字ヘッド３１は、電磁力によって駆動され
る印字ワイヤを有し、カーボン紙またはカーボンリボン
を介して印字を行なう、印字ヘッド３１はまた、記録紙
５４がいわゆる感熱紙であるとき、ヒータを有する構造
であってもよい、さらにまた印字ヘッド３１には、本体
３内の前記処理装置から印字すべき情報を無線で与えら
れるようにしてもよい、印字ヘッド３１がいわゆるハン
ディタイプの場合、この印字ヘッド３１は作業者によっ
て印字すべき位置に載置される。この場合、上述のよう
な印字ヘッド３１をＸ−Ｙ方向に移動するための構成を
省略することができる。

第４図は、カルテ２を分解して示す斜視図である。カル
テ２は、折れ１１５１に沿って折曲げられた表紙５２．
５３の間に、診療経過を記録するための記録紙５４〜５
６が挟込まれて、セロファンテープなどで前記表紙５２
．５３に張付けられて、書籍状に形成される。

たとえば記録紙５４に印字したいときには、表紙５２を
広げた状態で、このカルデラ４の下面、すなわち記録紙
５４．５５間に台板１０を挟込み、カルテ２を印字領域
８の下方に配置する。この状態で電磁石１５〜１．８を
励磁することによって、強磁性材料から成る台板１０は
電磁石１５〜１８に磁気吸着され、こうして記録紙５４
は、台板１０と、支持腕４．５および連結片６．７との
間に挟込まれて、その表面が平坦に支持される。このよ
うに記録紙５４が平坦に支持された状態で、前述のよう
に、本体３内の処理装置からの印字情報に従って印字ヘ
ッド３１が駆動されて、所望とする位置に印字が行われ
る。

記録紙５４〜５６には、たとえば薬品や水分などが付着
しており、その表面には凹凸が多い、したがって上述の
ように、記録紙５４を、台板１０と、支持腕４．５およ
び連結片６．７とで挟持して平坦に支持することによっ
て、明瞭な印字を行うことができる。また記録紙５４の
大きさが小さいときには、たとえば連結片６，７に、取
付孔１１ａ〜１４ａを形成し、取付孔１１〜１４からこ
れらの取付孔１１ａ〜１４ａに電磁石１５〜１８を差換
えることによって、印字領域８を狭くして、記録紙５４
の平坦度をさらに高めることができる。

このように本件プリンタ１では、上述のようなカルテ２
、あるいはたとえばノートなどのように印字すべき面の
高さが一定でない場きでも、印字を行うことができると
ともに、一端が綴じられた記録紙の表裏を印字すること
もできる。さらにまたサイズの大きな記録紙にも印字を
行うことができる。

なお、電磁石１５を励磁するにあたって、記録紙５４．
５５間に挟込まれた台板１０と支持腕４゜５との間隔が
大きい場合には、電磁石１５〜１８の吸着力が急激に小
さくなるため、台板１０を作業者の手によって持上げて
、電磁石１５〜１８に吸着させる。またこの場合、前記
間隔が狭く、上述のように、作業者の手によって台板１
０を持上げることができないときには、支持腕４，５お
よび連結片７を第１図下方に移動することができる構成
としてもよく、あるいはたとえば、第５図で示されるよ
うな把手５８を用いて、台板１０を磁気吸着して持上げ
て電磁石１５〜１８に吸着するようにしてもよい６把手
５８は、たとえば取手５９と永久または電磁石６０．６
１とによって構成される０台板１０は、非磁性の材料か
ら成り、電磁石１５〜１８に対応する部分にのみ、強磁
性材料が用いられて軽量化が図られてもよい。

本実施例は、台板１０は電磁石１５〜１８によって吸着
されるように構成しており、したがってたとえば支持腕
４．５および連結片６，７において、上述のように小さ
いサイズの記録紙に対しても対応し易く、またたとえば
第６図で示されるように、作業者側の連結片６を取除き
、案内軸３３ａ、３３ｂをそれぞれ支持腕４，５上に設
け、こうしてｆヤ業者側の面を解放することによって、
たとえば手書き作業などの作業性を向上するようにして
もよい、　− 第６図は本発明の他の実施例のプリンタ６１の斜視図で
あり、この実施例は前述の実施例に類似し、対応する部
分には同一のｇ照符を付す、このプリンタ６１では、案
内軸３３ａ、３３ｂは、上述のように支持腕４，５上に
形成されており、したがって移動体３２はＹ軸方向に移
動され、これに対応して案内軸４３ａ、４３ｂは、Ｘ軸
方向に延びて配置される。

効　　果以上のように本発明によれば、一対の支持腕に設けられ
た複数個の電磁石を励磁することによって、この支持腕
間に延びる台板を磁気吸着し、これによってこの台板上
に乗載された記録紙を支持腕と台板とで挟持するように
したので、凹凸のある記録紙であっても台板上に平坦に
固定することができ、したがって記録紙の一端が綴じら
れていたり、あるいは記録紙のサイズが大きい場合でも
明瞭な印字を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のプリンタ１の斜視図、第２
図は第１図の切断面線■−■から見た断面図、第３図は
電磁石１５を拡大して示す断面図、第４図はカルテ２を
分解して示す斜視図、第５図は台板１０を電磁石１５〜
１８に吸着させるときに用いられる把手５８の斜視図、
第６図は本発明の他の実施例のプリンタ６１の斜視図で
ある。１．６１・・・プリンタ、２・・・カルテ、３・・・本
体、４．５・・・支持腕、６．７・・・連結片、９・・
・印字手段、１０・・・台板、１５〜１８・・・電磁石
、３１・・・印字ヘッド、３２・・・移゛動体、５４〜
５６・・・記録紙、５８・・・把手代理人　　弁理士　西教　圭一部１ｇ２図第３図１４　　　　　。第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）一対の支持腕の下部に、該支持腕間に亘つて延び
る剛性の台板を複数個の電磁石で吸着することによつて
、前記台板上に乗載された記録紙を、支持腕と台板とで
挟持し、前記記録紙上に印字手段を配置することを特徴とするプ
リンタ。
（２）前記台板は、強磁性材料から成ることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載のプリンタ。
（３）前記台板は、非磁性材料から成り、前記支持腕に
吸着されるべき部分に強磁性体を取付けることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載のプリンタ。
（４）前記支持腕の自由端部は、連結片によつて連結さ
れて枠状に形成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載のプリンタ。