JPH01164889A - エレクトロフュージョン継手の製造法 - Google Patents
エレクトロフュージョン継手の製造法Info
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- JPH01164889A JPH01164889A JP62319381A JP31938187A JPH01164889A JP H01164889 A JPH01164889 A JP H01164889A JP 62319381 A JP62319381 A JP 62319381A JP 31938187 A JP31938187 A JP 31938187A JP H01164889 A JPH01164889 A JP H01164889A
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Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はプラスチック管を連結するのに使用され、内側
にコイル状の電熱線を埋設したエレクトロフュージョン
継手の製造法に関する。
にコイル状の電熱線を埋設したエレクトロフュージョン
継手の製造法に関する。
従来技術
上下水道管やガス管などに使用されるプラスチック管の
管継手として近年開発されたものにエレクトロフュージ
ョン継手がある。この継手は内側にコイルを埋設した成
形品よりなっており、管との融着は、継手の両側より管
を嵌挿後通電して接触面を加熱溶融することにより行う
ようになっている。こうした管継手の製造法として、被
覆電熱線を円柱上に隣接の電熱線が密着するよう番ごコ
イル状に巻付けて金型内にセットし、射出成形する方法
、円柱上に巻付けた電熱線にヒータを当て一表面を融着
し一体化したのち円柱より抜き出し、得たコイル状ボビ
ンを管継手に内挿して組付ける方法などが知られる。
管継手として近年開発されたものにエレクトロフュージ
ョン継手がある。この継手は内側にコイルを埋設した成
形品よりなっており、管との融着は、継手の両側より管
を嵌挿後通電して接触面を加熱溶融することにより行う
ようになっている。こうした管継手の製造法として、被
覆電熱線を円柱上に隣接の電熱線が密着するよう番ごコ
イル状に巻付けて金型内にセットし、射出成形する方法
、円柱上に巻付けた電熱線にヒータを当て一表面を融着
し一体化したのち円柱より抜き出し、得たコイル状ボビ
ンを管継手に内挿して組付ける方法などが知られる。
発明が解決しようとする問題点
上記方法によって得た管継手は、いづれも内面が半円形
の凸部を連ねた凹凸状をなしているため汚れ易く、汚れ
ると清掃が困難で、そのま\使用した場合、融着性能の
低下を招くようになる。
の凸部を連ねた凹凸状をなしているため汚れ易く、汚れ
ると清掃が困難で、そのま\使用した場合、融着性能の
低下を招くようになる。
本発明は、上記の問題を解消し、コイル状ボビンを使用
した管継手において、内面を連続した円周面にすること
を目的とする。
した管継手において、内面を連続した円周面にすること
を目的とする。
問題点の解決手段
そのための一つの方法として、合成樹脂を電熱線に被覆
した被覆電熱線と円柱乃至円筒体(以下単に円柱という
)のいづれか一方若しくは双方を樹脂が軟化する温度ま
で加熱したのち上記被覆電熱線を円柱上にローラ、押え
板その他押え手段により押付けながら隣接の被覆電熱線
に密着するようにしてコイル状に巻付け、巻付けたのち
円柱を樹脂の溶融温度以上に昇温させてコイル状に巻か
れた被覆電熱線を溶融一体化させ、その後円柱より抜き
取ったコイル状ボビンを金型内のコアに装着して射出成
形するか、被覆電熱線を巻付けたま\円柱を金型内にセ
ントして射出成形し、或いは円柱より抜き取ったコイル
状ボビンを継手に内挿して組付ける方法が提供される。
した被覆電熱線と円柱乃至円筒体(以下単に円柱という
)のいづれか一方若しくは双方を樹脂が軟化する温度ま
で加熱したのち上記被覆電熱線を円柱上にローラ、押え
板その他押え手段により押付けながら隣接の被覆電熱線
に密着するようにしてコイル状に巻付け、巻付けたのち
円柱を樹脂の溶融温度以上に昇温させてコイル状に巻か
れた被覆電熱線を溶融一体化させ、その後円柱より抜き
取ったコイル状ボビンを金型内のコアに装着して射出成
形するか、被覆電熱線を巻付けたま\円柱を金型内にセ
ントして射出成形し、或いは円柱より抜き取ったコイル
状ボビンを継手に内挿して組付ける方法が提供される。
別の方法として、合成樹脂を電熱線に被覆した被覆電熱
線として断面が三角形、四角形、台形、半円形、ホーム
ベース形その仕掛なくとも一つの平坦面を有し、被覆電
熱線を互いに接触するように並べたとき上記平坦面が隙
間なく連続するような形態を有する被覆電熱線を使用し
、該電熱線を円柱上に隣接の被覆電熱線と平坦面が密接
するようにしてコイル状に巻付け、巻付けたのち円柱を
樹脂の溶融温度以上に昇温しでコイル状に巻かれた被覆
電熱線を溶融させ、ついで上記と同様金型内に入れて射
出成形するか或いは円柱より抜き取って継手に内挿し組
付ける方法が提供される。
線として断面が三角形、四角形、台形、半円形、ホーム
ベース形その仕掛なくとも一つの平坦面を有し、被覆電
熱線を互いに接触するように並べたとき上記平坦面が隙
間なく連続するような形態を有する被覆電熱線を使用し
、該電熱線を円柱上に隣接の被覆電熱線と平坦面が密接
するようにしてコイル状に巻付け、巻付けたのち円柱を
樹脂の溶融温度以上に昇温しでコイル状に巻かれた被覆
電熱線を溶融させ、ついで上記と同様金型内に入れて射
出成形するか或いは円柱より抜き取って継手に内挿し組
付ける方法が提供される。
作用
前者の方法において、円柱を電熱線を被覆する樹脂の軟
化温度(樹脂としてポリエチレンを使用した場合、80
〜120℃程度)まで加熱して第7図に示すような被覆
電熱線を第8図に示すように、円柱3上に押え2で押え
付けながら巻付けると、円柱3に接触する部分から軟化
して押し潰され接触面が偏平となる。ここで押え2は、
円柱3との間隔すが被覆電熱線の直径をa、断面積をA
とし、押付は時に被覆電熱線の下半分が軟化して矩形状
に変形すると仮定すると、 A−j4ytB”−’4 yta”x% +a(b
’Aa )よりb−%a”(V、n+ l) に設定される。
化温度(樹脂としてポリエチレンを使用した場合、80
〜120℃程度)まで加熱して第7図に示すような被覆
電熱線を第8図に示すように、円柱3上に押え2で押え
付けながら巻付けると、円柱3に接触する部分から軟化
して押し潰され接触面が偏平となる。ここで押え2は、
円柱3との間隔すが被覆電熱線の直径をa、断面積をA
とし、押付は時に被覆電熱線の下半分が軟化して矩形状
に変形すると仮定すると、 A−j4ytB”−’4 yta”x% +a(b
’Aa )よりb−%a”(V、n+ l) に設定される。
後者の方法のように、被覆電熱線を樹脂の軟化温度まで
加熱する場合には、第9図に示すように被覆電熱線1が
押え2と円柱3とによって両側より押し潰され、上下の
接触面が偏平にされる。図示するように被覆電熱線1が
直径と同−巾aで矩形に変形されると仮定すると、押え
2と円柱3との間隔すは、 A = ’A 7Ca2=ab より b=Viπa
に設定される。
加熱する場合には、第9図に示すように被覆電熱線1が
押え2と円柱3とによって両側より押し潰され、上下の
接触面が偏平にされる。図示するように被覆電熱線1が
直径と同−巾aで矩形に変形されると仮定すると、押え
2と円柱3との間隔すは、 A = ’A 7Ca2=ab より b=Viπa
に設定される。
以上のようにして円柱上に被覆電熱線を接触面を偏平に
して隣接の被覆電熱線に密着するようにして巻付けたの
ち円柱を樹脂の溶融温度(ポリエチレン樹脂においては
、125℃以上、好ましくは130〜300℃)まで昇
温させ、接触部分を溶融して各被覆電熱線を互いに融着
し、一体化させて被覆電熱線間より水などの流体が滲み
込むことのないようにされる。第5図は前者の方法、第
6図は後者の方法によって得られたコイル状ボビンであ
る0円柱に巻き取られた被覆電熱線は融着後円柱に装着
したま\或いは円柱より取外して金型内にセントし、射
出成形する。これにより第5.6図に示すコイル状ボビ
ンを一体成形した成形品が得られる。
して隣接の被覆電熱線に密着するようにして巻付けたの
ち円柱を樹脂の溶融温度(ポリエチレン樹脂においては
、125℃以上、好ましくは130〜300℃)まで昇
温させ、接触部分を溶融して各被覆電熱線を互いに融着
し、一体化させて被覆電熱線間より水などの流体が滲み
込むことのないようにされる。第5図は前者の方法、第
6図は後者の方法によって得られたコイル状ボビンであ
る0円柱に巻き取られた被覆電熱線は融着後円柱に装着
したま\或いは円柱より取外して金型内にセントし、射
出成形する。これにより第5.6図に示すコイル状ボビ
ンを一体成形した成形品が得られる。
コイル状ボビンをインサート成形する場合、電熱線を被
覆する樹脂としてアドマー樹脂を採用するのが望ましい
。電熱線との接着性がよくなり、内部流体が電熱線を伝
わって外部へ漏れるのを防止することができるようにな
るからである。なお第6図に示すように円外面が平坦な
コイル状ボビンの場合には、円柱より抜き取ったのち継
手に内挿して組付けることもできる。
覆する樹脂としてアドマー樹脂を採用するのが望ましい
。電熱線との接着性がよくなり、内部流体が電熱線を伝
わって外部へ漏れるのを防止することができるようにな
るからである。なお第6図に示すように円外面が平坦な
コイル状ボビンの場合には、円柱より抜き取ったのち継
手に内挿して組付けることもできる。
上記各方法において、円柱上に巻付けられる被覆電熱線
を押付ける押え手段は、被覆電熱線が円柱上に巻付けら
れ始めてから1周以内に上記電熱線を押付ける作用を行
うようにするのが望ましい。
を押付ける押え手段は、被覆電熱線が円柱上に巻付けら
れ始めてから1周以内に上記電熱線を押付ける作用を行
うようにするのが望ましい。
被覆電熱線は押え手段によって押し潰されることによっ
て被覆電熱線の軸心と円柱表面との間隔が第8図の場合
では’Aaから%bすなわち’Aa” C’Aπ+1)
に、第9図の場合では+AaからAπaにそれぞれ変化
し、小さくなるが、被覆電熱線を1回り以上巻付けてか
ら押付けた場合、被覆電熱線が円柱に密着することによ
り張力をがけても円柱の軸心からの径が縮小するように
被覆電熱線を巻付けることができなくなり、その結果、
被覆電熱線が加熱される場合ことに押え手段で詰りを住
したり、押え後盛り上がってコイル状ボビンの肉厚が厚
くなったり、また電熱線は円柱との間隔%aを維持する
ためコイル状ボビンの外部寄りに位置するようになる。
て被覆電熱線の軸心と円柱表面との間隔が第8図の場合
では’Aaから%bすなわち’Aa” C’Aπ+1)
に、第9図の場合では+AaからAπaにそれぞれ変化
し、小さくなるが、被覆電熱線を1回り以上巻付けてか
ら押付けた場合、被覆電熱線が円柱に密着することによ
り張力をがけても円柱の軸心からの径が縮小するように
被覆電熱線を巻付けることができなくなり、その結果、
被覆電熱線が加熱される場合ことに押え手段で詰りを住
したり、押え後盛り上がってコイル状ボビンの肉厚が厚
くなったり、また電熱線は円柱との間隔%aを維持する
ためコイル状ボビンの外部寄りに位置するようになる。
被覆電熱線を−回りさせるまでに押付ければ円柱の軸心
からの径を縮小させるように巻付け、第8.9図に示す
ような形態に被覆電熱線を変形させることができるよう
になる。
からの径を縮小させるように巻付け、第8.9図に示す
ような形態に被覆電熱線を変形させることができるよう
になる。
本発明方法において使用される円柱は、外周面が溶融樹
脂の付着を防止できるように例えば、テフロンでコーテ
ィングされるのが望ましい。
脂の付着を防止できるように例えば、テフロンでコーテ
ィングされるのが望ましい。
第1.2図は本発明方法で使用する円筒体について示す
もので、円筒体11はその軸心の回りに回転可能に支持
されて図示しないモータを含む駆動装置によって回転駆
動されるようになっており、内部にはヒータ12が設け
られ、適宜な温度に加熱されるようになっている。そし
てその上には樹脂を被覆した被覆電熱線を繰出す繰出し
口(図示しない)と該繰出し口より繰出した被覆電熱線
を円筒体11に巻付けてA回転した箇所で被覆電熱線1
3を円筒体11に押付けるローラ14が軸方向に移動可
能に設けられ、円筒体11の一回転によって繰出し口と
ローラがそれぞれ被覆電熱線13の直径分づ\、すなわ
ち被覆電熱線の直径をリードとして移動するようになっ
ている。なおローラ14は円筒体11との間隔すが%a
”N4π+1)に設定される。
もので、円筒体11はその軸心の回りに回転可能に支持
されて図示しないモータを含む駆動装置によって回転駆
動されるようになっており、内部にはヒータ12が設け
られ、適宜な温度に加熱されるようになっている。そし
てその上には樹脂を被覆した被覆電熱線を繰出す繰出し
口(図示しない)と該繰出し口より繰出した被覆電熱線
を円筒体11に巻付けてA回転した箇所で被覆電熱線1
3を円筒体11に押付けるローラ14が軸方向に移動可
能に設けられ、円筒体11の一回転によって繰出し口と
ローラがそれぞれ被覆電熱線13の直径分づ\、すなわ
ち被覆電熱線の直径をリードとして移動するようになっ
ている。なおローラ14は円筒体11との間隔すが%a
”N4π+1)に設定される。
第3.4回は第1.2図に示す装置において、巻付は前
に被覆電熱線13を加熱するヒータ15を設けたもので
、この場合、ローラ14は円筒体11との間隔すがAπ
aに設定され、巻付は直後被覆電熱線13を円筒体上に
押付ける作用を行う。
に被覆電熱線13を加熱するヒータ15を設けたもので
、この場合、ローラ14は円筒体11との間隔すがAπ
aに設定され、巻付は直後被覆電熱線13を円筒体上に
押付ける作用を行う。
実施例
円筒体11の表面をヒータ12によって被覆電熱線13
の樹脂が軟化する温度まで加熱しておく。次に繰出し口
より繰出した被覆電熱線13を回転する円筒体11上に
巻付けるが、繰出し口は被覆電熱線13の直径をリード
として移動するため巻付けは隣接の被覆電熱線13に密
着するようにして行われ、円筒体上にコイル状に巻付け
られていく。
の樹脂が軟化する温度まで加熱しておく。次に繰出し口
より繰出した被覆電熱線13を回転する円筒体11上に
巻付けるが、繰出し口は被覆電熱線13の直径をリード
として移動するため巻付けは隣接の被覆電熱線13に密
着するようにして行われ、円筒体上にコイル状に巻付け
られていく。
円筒体11に巻付けられる被覆電熱線13は、円筒体1
1へ接触した時点から加熱され、次第に軟化していく。
1へ接触した時点から加熱され、次第に軟化していく。
そしてローラ14で円筒体上に押付けられ1、 下半分
が第8図に示すように押し潰されて円筒体11との接触
面が偏平にされる。
が第8図に示すように押し潰されて円筒体11との接触
面が偏平にされる。
円筒体11への巻付けを終えると(コイル状に巻付けら
れた被覆電熱′1lA13の内面は連続した円周面とな
っている)、円筒体11を樹脂の溶融温度まで上昇させ
る。これにより被覆電熱線I3の内周部が溶融され一体
的に融着される。
れた被覆電熱′1lA13の内面は連続した円周面とな
っている)、円筒体11を樹脂の溶融温度まで上昇させ
る。これにより被覆電熱線I3の内周部が溶融され一体
的に融着される。
次に被覆電熱線13を巻付けた円筒体11をそのま\金
型内にセントするか或いは円筒体よりコイル状に巻かれ
た被覆電熱線のボビンを取外し、コアに装着して金型内
にセントし射出成形する。
型内にセントするか或いは円筒体よりコイル状に巻かれ
た被覆電熱線のボビンを取外し、コアに装着して金型内
にセントし射出成形する。
別の実施例においては、被覆電熱線13が円筒体11に
巻付けられるのに先立ってヒータ15に通され、軟化温
度まで加熱される。そして円筒体上に上記実施例と同様
、隣接の被覆電熱線13と密着するようにしてコイル状
に巻付けられるが、巻付は直後にローラ14によって円
筒体上に押付けられ、上下より押し潰され第9図に示す
ように矩形状に変形する。
巻付けられるのに先立ってヒータ15に通され、軟化温
度まで加熱される。そして円筒体上に上記実施例と同様
、隣接の被覆電熱線13と密着するようにしてコイル状
に巻付けられるが、巻付は直後にローラ14によって円
筒体上に押付けられ、上下より押し潰され第9図に示す
ように矩形状に変形する。
円筒体11への巻付けを終えると、円筒体が樹脂の溶融
温度まで加熱され、これにより円筒体上にコイル状に巻
付けられた被覆電熱線が一体的に融着される。その後上
記実施例と同様、金型内にセットして射出成形するか或
いは円筒体11より抜き出した被覆電熱線のコイル状ボ
ビン(第6図)を継手に内挿して組み付ける。
温度まで加熱され、これにより円筒体上にコイル状に巻
付けられた被覆電熱線が一体的に融着される。その後上
記実施例と同様、金型内にセットして射出成形するか或
いは円筒体11より抜き出した被覆電熱線のコイル状ボ
ビン(第6図)を継手に内挿して組み付ける。
本実施例においては、円筒体へ被覆電熱線を巻付けると
き円筒体は加熱されていないが、上記実施例と同様、樹
脂の軟化温度まで加熱しておいてもよい。
き円筒体は加熱されていないが、上記実施例と同様、樹
脂の軟化温度まで加熱しておいてもよい。
更に別の実施例においては、被覆電熱線として断面が三
角形、四角形、台形、半円形、ホームペース形等の被覆
電熱線が使用され、円筒体Il上に隙間なく巻付けられ
る。巻付けが完了したのち円筒体11が樹脂の溶融温度
まで加熱され、これにより被覆電熱線の内周部が溶融し
、一体重に融着される。以後は上記実施例と同様、金型
内にセントされ射出成形される。
角形、四角形、台形、半円形、ホームペース形等の被覆
電熱線が使用され、円筒体Il上に隙間なく巻付けられ
る。巻付けが完了したのち円筒体11が樹脂の溶融温度
まで加熱され、これにより被覆電熱線の内周部が溶融し
、一体重に融着される。以後は上記実施例と同様、金型
内にセントされ射出成形される。
本実施例による場合、被覆電熱線を円筒体上に押付けて
内周面を平坦にする過程を省くことができる。
内周面を平坦にする過程を省くことができる。
発明の効果
本発明方法によって得られた管継手は、内面(融着面)
が溶融され、連続した円周面となっているので汚れにく
\、融着前に仮に汚れるようなことがあっても木綿布等
で汚れを払拭くし、容易に除去することができ、融着性
能の低下を招くことがない。そのうえ水など流体が内部
に滲み込むこともない。
が溶融され、連続した円周面となっているので汚れにく
\、融着前に仮に汚れるようなことがあっても木綿布等
で汚れを払拭くし、容易に除去することができ、融着性
能の低下を招くことがない。そのうえ水など流体が内部
に滲み込むこともない。
第1図は円筒体に被覆電熱線を巻付けているときの状態
を示す断面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図は別の実施例の断面図、第4図は第3図のB−B線断
面図、第5図は第1図に示す方法によって得られたコイ
ル状ボビンの断面図、第6図は第3図に示す方法によっ
て得られたコイル状ボビンの断面図、第7図は被覆電熱
線の断面図、第8図は第1図、第9図は第3図の場合の
押し潰された被覆電熱線の断面図である。 11・・円筒体 12・・ヒータ 13・・被覆電熱線 14・・ローラ 15・・ヒータ
出願人 三井石油化学工業株式会社 代理人 弁理士 佐 藤 晃 − 第71 第7図
を示す断面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図は別の実施例の断面図、第4図は第3図のB−B線断
面図、第5図は第1図に示す方法によって得られたコイ
ル状ボビンの断面図、第6図は第3図に示す方法によっ
て得られたコイル状ボビンの断面図、第7図は被覆電熱
線の断面図、第8図は第1図、第9図は第3図の場合の
押し潰された被覆電熱線の断面図である。 11・・円筒体 12・・ヒータ 13・・被覆電熱線 14・・ローラ 15・・ヒータ
出願人 三井石油化学工業株式会社 代理人 弁理士 佐 藤 晃 − 第71 第7図
Claims (7)
- (1)合成樹脂を電熱線に被覆した被覆電熱線13と円
柱乃至円筒体11のいづれか一方若しくは双方を樹脂が
軟化する温度まで加熱したのち上記被覆電熱線13を円
柱乃至円筒体11上に押え手段により押付けながら隣接
の被覆電熱線13に密着するようにしてコイル状に巻付
け、巻付けたのち円柱乃至円筒体11を樹脂の溶融温度
以上に昇温させてコイル状に巻かれた被覆電熱線を溶融
一体化させ、その後円柱乃至円筒体11より抜き取った
コイル状ボビンを金型内のコアに装着して射出成形する
か、被覆電熱線を巻付けたまゝ円柱を金型内にセットし
て射出成形し、或いは円柱より抜き取ったコイル状ボビ
ンを継手に内挿して組付けることを特徴とするエレクト
ロフュージョン継手の製造法 - (2)押え手段は被覆電熱線13が円柱乃至円筒体11
上に巻付けられ始めてから1周以内に上記被覆電熱線を
押え付ける作用を行う特許請求の範囲第1項記載のエレ
クトロフュージョン継手の製造法 - (3)電熱線を被覆する樹脂はアドマー樹脂である特許
請求の範囲第1項記載のエレクトロフュージョン継手の
製造法 - (4)円柱は表面が溶融樹脂の付着を防止するためテフ
ロンでコーティングされている特許請求の範囲第1項記
載のエレクトロフュージョン継手の製造法 - (5)合成樹脂を電熱線に被覆し、断面が三角形、四角
形、台形、半円形、ホームベース形その他少なくとも一
つの平坦面を有し、被覆電熱線を互いに接触するように
並べたとき上記平坦面が隙間なく連続するような形態を
有する被覆電熱線13を円柱乃至円筒体11上に隣接の
被覆電熱線と平坦面が密接するようにしてコイル状に巻
付け、巻付け完了後上記円柱乃至円筒体11を樹脂の溶
融温度以上に昇温させてコイル状に巻かれた被覆電熱線
を溶融一体化させ、その後円柱乃至円筒体11より抜き
取ったコイル状ボビンを金型内のコアに装着して射出成
形するか、被覆電熱線を巻付けたまゝ円柱を金型内にセ
ットして射出成形し、或いは円柱より抜き取ったコイル
状ボビンを継手に内挿して組付けることを特徴とするエ
レクトロフュージョン継手の製造法 - (6)電熱線を被覆する樹脂はアドマー樹脂である特許
請求の範囲第5項記載のエレクトロフュージョン継手の
製造法 - (7)円柱は表面が溶融樹脂の付着を防止するためテフ
ロンでコーティングされている特許請求の範囲第5項記
載のエレクトロフュージョン継手の製造法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62319381A JP2501343B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | エレクトロフュ―ジョン継手の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62319381A JP2501343B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | エレクトロフュ―ジョン継手の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01164889A true JPH01164889A (ja) | 1989-06-28 |
JP2501343B2 JP2501343B2 (ja) | 1996-05-29 |
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ID=18109520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62319381A Expired - Fee Related JP2501343B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | エレクトロフュ―ジョン継手の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501343B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02190695A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-26 | Tokushu Kogyo Kk | ジョイント用スリーブ |
JPH0337496A (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-18 | Tokushu Kogyo Kk | ジョイント用スリーブ |
KR100533366B1 (ko) * | 2002-08-12 | 2005-12-06 | 박기종 | 열선이 매입된 합성수지관용 연결관 및 그 제조방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5860327B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2016-02-16 | 積水化学工業株式会社 | 電気融着継手の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5913180A (ja) * | 1981-01-06 | 1984-01-23 | ブリテイツシユ・ガス・コ−ポレ−シヨン | 熱溶封可能な継手とその製法 |
-
1987
- 1987-12-16 JP JP62319381A patent/JP2501343B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02190695A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-26 | Tokushu Kogyo Kk | ジョイント用スリーブ |
JPH0337496A (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-18 | Tokushu Kogyo Kk | ジョイント用スリーブ |
KR100533366B1 (ko) * | 2002-08-12 | 2005-12-06 | 박기종 | 열선이 매입된 합성수지관용 연결관 및 그 제조방법 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2501343B2 (ja) | 1996-05-29 |
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