JPH0116390Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116390Y2 JPH0116390Y2 JP1658282U JP1658282U JPH0116390Y2 JP H0116390 Y2 JPH0116390 Y2 JP H0116390Y2 JP 1658282 U JP1658282 U JP 1658282U JP 1658282 U JP1658282 U JP 1658282U JP H0116390 Y2 JPH0116390 Y2 JP H0116390Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output voltage
- transformer
- tap
- load
- taps
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Rectifiers (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は出力電圧を可変することができる全波
整流回路に関する。
整流回路に関する。
たとえば直列制御形安定化電源回路を高効率で
動作させるためには可能な限り入・出力電位差を
小さくすることが望ましい。このためには交流電
源を位相制御して電力を制御することが考えられ
る。しかしながらこのようなものでは交流波形を
位相制御することにより雑音の増加、あるいは整
流後の直流に多くのリツプル成分が含まれるため
問題がある。
動作させるためには可能な限り入・出力電位差を
小さくすることが望ましい。このためには交流電
源を位相制御して電力を制御することが考えられ
る。しかしながらこのようなものでは交流波形を
位相制御することにより雑音の増加、あるいは整
流後の直流に多くのリツプル成分が含まれるため
問題がある。
また交流電源を降圧するトランスに多数のタツ
プを設けてこれをリレーにより切換えることも考
えられる。しかしながらこのようなものではリレ
ーの耐久性、信頼性等に問題があつた。
プを設けてこれをリレーにより切換えることも考
えられる。しかしながらこのようなものではリレ
ーの耐久性、信頼性等に問題があつた。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので部
品点数が少なく簡単な構成で出力電圧を可変する
ことができる全波整流回路を提供することを目的
とするものである。以下本考案の一実施例を第1
図に示すブロツク図を参照して詳細に説明する。
図中Tはトランスで図示しない1次側巻線には、
たとえば商用電源を印加する。そして2次巻線は
n+1個のタツプt0,t1,t2……toを導出し、そ
のタツプ間の出力電圧e1,e2……eoの比を n=3のときは2:3:1 n≧4のときは3:4:4……4:1:1 ただしn=3,4,5……としている。
品点数が少なく簡単な構成で出力電圧を可変する
ことができる全波整流回路を提供することを目的
とするものである。以下本考案の一実施例を第1
図に示すブロツク図を参照して詳細に説明する。
図中Tはトランスで図示しない1次側巻線には、
たとえば商用電源を印加する。そして2次巻線は
n+1個のタツプt0,t1,t2……toを導出し、そ
のタツプ間の出力電圧e1,e2……eoの比を n=3のときは2:3:1 n≧4のときは3:4:4……4:1:1 ただしn=3,4,5……としている。
ここでn≧4において出力電圧比4のタツプは
n−3個導出することになる。
n−3個導出することになる。
そしてトランスTの2次巻線の端部t0および各
タツプt1,t2……toをそれぞれ順方向に介挿した
サイリスタQ0a,Q1a,Q2a……Qoaを介して負荷
RLの一端、たとえば直列制御形安定化電源回路
の正極入力へ接続する。また上記巻線端部t0およ
び各タツプt1,t2……toにそれぞれ逆方向に介挿
したサイリスタQ0b,Q1b,Q2b……Qobを介して
負荷RLの他端に接続している。さらに図示しな
い点弧回路により所望の出力電圧に応じて選択し
た2本のタツプに順方向および逆方向に接続した
合計4個のサイリスタを点弧して所謂ブリツジ整
流回路を構成するようにしている。したがつて各
タツプt0,t1,t2……toを所望の2本だけが導通
するように各サイリスタQ0a,Q1a……Qoa,Q0b,
Q1b,……Qobを点弧導通させることにより、こ
の組合せによつてタツプ数nが3の場合は6通
り、n≧4の場合には(4n−7)通りの出力電
圧を得ることができる。
タツプt1,t2……toをそれぞれ順方向に介挿した
サイリスタQ0a,Q1a,Q2a……Qoaを介して負荷
RLの一端、たとえば直列制御形安定化電源回路
の正極入力へ接続する。また上記巻線端部t0およ
び各タツプt1,t2……toにそれぞれ逆方向に介挿
したサイリスタQ0b,Q1b,Q2b……Qobを介して
負荷RLの他端に接続している。さらに図示しな
い点弧回路により所望の出力電圧に応じて選択し
た2本のタツプに順方向および逆方向に接続した
合計4個のサイリスタを点弧して所謂ブリツジ整
流回路を構成するようにしている。したがつて各
タツプt0,t1,t2……toを所望の2本だけが導通
するように各サイリスタQ0a,Q1a……Qoa,Q0b,
Q1b,……Qobを点弧導通させることにより、こ
の組合せによつてタツプ数nが3の場合は6通
り、n≧4の場合には(4n−7)通りの出力電
圧を得ることができる。
第2図は第1図と同一部分に同一符号を付与し
て、3本のタツプを有するトランスを用いた本考
案の具体例を示す回路図である。
て、3本のタツプを有するトランスを用いた本考
案の具体例を示す回路図である。
このようにすれば各タツプ間の電圧e1,e2,e3
は2:3:1の比率としているので次式が成立す
る。
は2:3:1の比率としているので次式が成立す
る。
e1:e2:e3=2:3:1=2e:3e:e
したがつてタツプt2の各サイリスタQ2a,Q2bお
よびタツプt3の各サイリスタQ3a,Q3bを導通させ
て出力電圧eを得られる。
よびタツプt3の各サイリスタQ3a,Q3bを導通させ
て出力電圧eを得られる。
同様にQ0a,Q0b,Q1a,Q1bを導通し
出力電圧2eを得、
Q1a,Q1b,Q2a,Q2bを導通し
出力電圧3eを得、
Q1a,Q1b,Q3a,Q3bを導通し
出力電圧4eを得、
Q0a,Q0b,Q2a,Q2bを導通し
出力電圧5eを得、
Q0a,Q0b,Q3a,Q3bを導通し
出力電圧6eを得られる。
したがつて出力電圧の切換えをサイリスタを選
択的に導通させることによつて行なえ位相制御等
を行なうもののように雑音を生じ、あるいはリツ
プルが増加する等の問題も生じない。またサイリ
スタの点弧、消弧は電子的に行なえるのでリレー
等の機械的な接点を用いるものに比して耐久性も
良好で高信頼性を得ることができる。
択的に導通させることによつて行なえ位相制御等
を行なうもののように雑音を生じ、あるいはリツ
プルが増加する等の問題も生じない。またサイリ
スタの点弧、消弧は電子的に行なえるのでリレー
等の機械的な接点を用いるものに比して耐久性も
良好で高信頼性を得ることができる。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
なくたとえば第3図に示すように整流素子Q0a,
Q1a……Qoa,Q0b,Q1b……Qobとしては単なるダ
イオードを用い、該ダイオードQ0a,Q0b,Q1a,
Q1b,……Qoa,Qobの共通接続点との間にトライ
アツク等の電子スイツチS0,S1……Soを介挿する
ようにしてもよい。なおこの場合も上記実施例と
同様の効果を奏し得ることは勿論である。
なくたとえば第3図に示すように整流素子Q0a,
Q1a……Qoa,Q0b,Q1b……Qobとしては単なるダ
イオードを用い、該ダイオードQ0a,Q0b,Q1a,
Q1b,……Qoa,Qobの共通接続点との間にトライ
アツク等の電子スイツチS0,S1……Soを介挿する
ようにしてもよい。なおこの場合も上記実施例と
同様の効果を奏し得ることは勿論である。
以上詳述したように本考案は、二次巻線の出力
数が3のときは出力電圧比2:3:1の位置から
タツプを導出し、出力数が4より大なるときは出
力電圧比3:4:4:……:4:1:1の位置か
らタツプを導出したトランスの各タツプと負荷の
一端との間に順方向に負荷の他端との間に逆方向
に半導体整流素子を介挿し、該半導体整流素子を
所望の出力電圧に応じてブリツジ整流回路を構成
するように選択的に導通させるようにしたもので
ある。したがつて部品点数が少なく簡単な構成で
出力電圧を可変することができる全波整流回路を
提供することができる。
数が3のときは出力電圧比2:3:1の位置から
タツプを導出し、出力数が4より大なるときは出
力電圧比3:4:4:……:4:1:1の位置か
らタツプを導出したトランスの各タツプと負荷の
一端との間に順方向に負荷の他端との間に逆方向
に半導体整流素子を介挿し、該半導体整流素子を
所望の出力電圧に応じてブリツジ整流回路を構成
するように選択的に導通させるようにしたもので
ある。したがつて部品点数が少なく簡単な構成で
出力電圧を可変することができる全波整流回路を
提供することができる。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は本考案の一具体例を示すブロツク図、第
3図は本考案の他の実施例を示すブロツク図であ
る。 T……トランス、t0,t1…to……タツプ、Q0a,
Q1a…Qoa,Q0b,Q1b…Qob……半導体整流素子、
RL……負荷。
第2図は本考案の一具体例を示すブロツク図、第
3図は本考案の他の実施例を示すブロツク図であ
る。 T……トランス、t0,t1…to……タツプ、Q0a,
Q1a…Qoa,Q0b,Q1b…Qob……半導体整流素子、
RL……負荷。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 変圧器の2次側出力数を導出タツプ間を1出力
とみなしてn出力とするときに各タツプ間の出力
電圧比が nが3のときは2:3:1 nが4より大なるときは3:4:……:1:1 (ただしnが4より大なるときに出力電圧比4
のタツプはn−3個を導出する) のトランスと、このトランスの各タツプと負荷の
一端との間に順方向に、該負荷の他端との間に逆
方向に介挿され所望の出力電圧に応じた組合せで
選択的に導通されてブリツジ整流回路を構成する
半導体整流素子とを具備する全波整流回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1658282U JPS58121188U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 全波整流回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1658282U JPS58121188U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 全波整流回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58121188U JPS58121188U (ja) | 1983-08-18 |
JPH0116390Y2 true JPH0116390Y2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=30028944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1658282U Granted JPS58121188U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 全波整流回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58121188U (ja) |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP1658282U patent/JPS58121188U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58121188U (ja) | 1983-08-18 |
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