JPH0116344Y2 - - Google Patents

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JPH0116344Y2
JPH0116344Y2 JP16655584U JP16655584U JPH0116344Y2 JP H0116344 Y2 JPH0116344 Y2 JP H0116344Y2 JP 16655584 U JP16655584 U JP 16655584U JP 16655584 U JP16655584 U JP 16655584U JP H0116344 Y2 JPH0116344 Y2 JP H0116344Y2
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conductor
wall
mounting
band
lightning
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JP16655584U
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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、例えば鉄筋コンクリート造りの建築
物において屋上に設置された避雷針と地中に埋設
された接地極とを導電接続するために建築物側壁
や屋上面、パラペツト等の壁体(面)に沿つて露
出状態に配設される避雷導線又はこの避雷導線に
套嵌させたビニル管等の導線保護管をその長手方
向の任意複数箇所において壁体(面)に支持させ
る場合に用いられるものであつて、詳しくは、壁
体にねじ部材を介して固定可能な取付部と、避雷
導線又は導線保護管を挿通状態で締付保持可能な
バンドを締付用ボルトナツトを介して取付可能な
バンド保持部とを具えている避雷導線又は導線保
護管の取付金物に関する。
〈従来の技術〉 従来から一般的に使用されているこの種の取付
金物は、第11図で示すように前記取付部02バ
ンド04の保持部07ならびにねじ部材01が一
体連設された一部品化構成のものであつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記のような従来の取付金物は、一部品として
取扱えるために避雷導線又は導線保護管の壁体に
対する固定支持作業を、手数少なく楽に能率良く
行なえるといつたように作業性の面で優れた利点
を有するものの、前記ねじ部材を壁体にねじ込ん
だ場合、そのねじ込み具合等によつて、前記バン
ド保持部の向き姿勢にばらつきが生じ、その結
果、該保持部に取付けられたバンドの孔の向きが
避雷導線又は保護管の所定(設計)配設ラインに
対して変向して、締付作業が困難になつたり、導
線又は保護管に無理な力を掛けるといつた難点が
あつた。
また、このような難点を解消するために、前記
ねじ部材の壁体へのねじ込み量を加減してバンド
保持部の向き姿勢を前記配設ラインに対して適正
なものに調整する手段も現実に行なわれている
が、この場合は取付金物の壁体へのねじ込み固定
が不確実、不完全でガタつきを発生し易い問題が
ある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案はかかる実情に鑑み、壁体へのねじ込み
固定を確実、強固に行なえながら、バンドの方向
性に伴なう既述の如き問題を解消する点に目的を
有し、この目的達成のために案出された本考案に
係る避雷導線又は導線保護管の取付金物は、冒頭
詳記の構成を有するものにおいて、前記壁体への
取付部と前記バンド保持部とを別体構成するとと
もに、両者を壁体面に垂直又はほぼ垂直な軸芯周
りで相対回転可能な状態に組付け並びに分離自在
に構成してあるという点に特徴を有するものであ
る。
〈作用〉 上記のような特徴構成を有する本考案に係る避
雷導線又は導線保護管の取付金物による時は、先
ず取付部をねじ部材を介して壁体にガタつきのな
いように強固にねじ込み固定したのち、これとは
別体のバンド保持部を先付けした取付部に組付け
ることにより、このバンド保持部を取付部とは関
係なしに自由に回転させて、その向き姿勢を自在
にかつ楽に変更しながら、導線又は保護管をバン
ドに挿通し締付保持するように使用することがで
きるのである。
〈考案の効果〉 従つて、本考案による時は既記従来例との比較
において、壁体への取付工数が増えるものの、そ
れを補つて余りある実用効果、つまりは取付部を
壁体に対して極めて確実、強固にねじ込み固定し
て、不測のガタつきや抜出しを長期に亘つて確実
に防止できる取付け状態が得られながら、しか
も、バンド保持部及びバンドの方向性を自由自在
に調整して、所定通りの配設ラインのもとで、導
線又は保護管に何ら無理な力を掛けることなく、
これを容易、確実、かつ良好に締付保持すること
ができるといつた効果が得られるに至つたのであ
る。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
実施例 第1図乃至第3図において、2は壁体への取付
部であつて、平面視形状が楕円形でその下面には
防水用ゴムパツキン8の嵌合用環状凹溝2a1を有
し、かつ軸芯中央位置にはボルトなどねじ部材1
の挿通孔2a2を有する取付座2Aと、円筒形でそ
の上端側には直径方向位置に夫々角形切欠孔2
b1,2b1を形成のフランジ2bが連設されたねじ
頭部収納用筒部材2Bとが黄銅の切削加工にて一
体形成れたものである。7はバンド保持部であつ
て、避雷導線又は導線保護管3を挿通した状態で
のボルト5及びナツト6の相互締付け作用によつ
てその導線又は保護管3を締付保持可能なバンド
4を前記ボルト5、ナツト6を介して取付ける四
角形状のボルト孔7a付き板部7Aと、有底円筒
状でその周壁7b2内周面の直径方向位置には、前
記取付部2にける切欠孔2b1,2b1を通過可能な
抜止用突片7b1,7b1を連設しかつこれら突片7
b1,7b1の端縁と底壁7b3との間に前記取付部2
におけるフランジ2bが嵌合可能な環状溝7b4
形成の筒部材7Bとを黄銅にて一体形成したもの
であり、もつて、このバンド保持部7と前記壁体
への取付部2とを、前記突片7b1,7b1と切欠孔
2b1,2b1との位相が合致した状態において組付
けならびに分離自在で、かつ前記環状溝7b4に前
記フランジ2bが嵌合した組付け状態において壁
体面に垂直又はほぼ垂直な軸芯を構成する前記ね
じ部材挿通孔2a2の軸芯周りで相対回転可能に構
成してある。
このように構成された取付金物は、例えば第4
図で示すように鉄筋コンクリート造りの建築物A
にけるパラペツトB上面に沿つて配設される避雷
導線又は導線保護管3を、バンド4を介して挿通
状態に締付保持させた上、パラペツトB上面に位
置固定状態に支持させるべく用いられるのである
が、この使用態様を得るに、第5図の如く、前記
パラペツトBに予め埋込み固定した。又は孔明け
後、そこに落込み固定してプラグCに対してねじ
部材1をねじ込むことによつて、前記取付部2を
パラペツトB上面に強固に固定する。次に、その
固定された取付部2に前記のバンド保持部7を相
対回転可能な状態に組付け、かつこの保持部7に
バンド4を介して避雷導線又は保護管3を支持さ
せるのである。
実施例 この実施例は第6図及び第7図で示すように、
前記バンド保持部7側に前記板部材7Aとは反対
方向に突出する軸部材7B′を連設し、この軸部
材7B′に、スプリング9を介して、該軸部材7
B′外周の直径方向位置に弾性的に突出するボー
ル7b1′,7b1′を保持させる一方、前記取付部2
における筒部材2B′の内周壁面には前記ボール
7b1′,7b1′が弾性的に嵌合する周溝2b1′が形成
され、もつて、上記実施例と同様に取付部2とバ
ンド保持部7とを組付けならびに分離自在で、か
つ組付け状態において前記ボール7b1′,7b1′と
周溝2b1′との弾性嵌合部を介して相対回転可能
に構成したものであり、この場合は、両部2,7
の組付けが簡単で上記実施例のものより作業性が
良い利点がある。
実施例 この実施例は第8図及び第9図で示すように、
前記バンド保持部7側に前記板部材7Aと反対方
向に突出する軸部材7B′を連設し、この軸部材
7B′の先端側に、該軸部材7B′よりも大径の雄
ねじ部7b1′を形成する一方、前記取付部2にお
ける筒部材2B′の内周壁面の開口端側に前記雄
ねじ部7b1′が螺合可能な雌ねじ部2b1′を、その
下側の孔径よりも小なる有効径で形成し、もつ
て、両ねじ部2b1′,7b1′の螺合貫通手段にて取
付部2とバンド保持部7とを組付けならびに分離
自在で、かつ組付け状態において相対回転可能に
構成したものであり、この場合は組付け状態での
両部2,7の抜出しを確実に防止できる利点があ
る。
実施例 この実施例は第10図で示すように、前記取付
部2における取付座2Aの軸芯中央位置にねじ部
材1を一体に固着突出したもので、上記の各実施
例に比べて部品点数が少なく、作業性の面で優れ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は組付け状態の縦断面図、第2図は
組付け状態の正面図、第3図は第2図−線で
の横断面図、第4図は使用状態の概略図、第5図
は取付施工状態の要部の縦断面図、第6図乃至第
10図は別の実施例を示し、第6図、第8図、第
10図は夫々組付け状態の縦断面図、第7図、第
9図は第6図−線横断面図、第8図−線
横断面図、第11図は従来品の正面図である。 1はねじ部材、2は取付部、3は避雷導線又は
導線保護管、4はバンド、5はボルト、6はナツ
ト、7はバンド保持部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 壁体にねじ部材1を介して固定可能な取付部
    2と、避雷導線又は導線保護管3を挿通状態で
    締付保持可能なバンド4を締付用ボルト5、ナ
    ツト6を介して取付可能なバンド保持部7とを
    具えている避雷導線又は導線保護管の取付金物
    であつて、前記壁体への取付部2と前記バンド
    保持部7とを別体構成するとともに、両者2,
    7を、壁体面に垂直又はほぼ垂直な軸芯周りで
    相対回転可能な状態に組付け並びに分離自在に
    構成してあることを特徴とする避雷導線又は導
    線保護管の取付金物。 前記ねじ部材1が、前記壁体への取付部2と
    は別体品である実用新案登録請求の範囲第項
    に記載の避雷導線又は導線保護管の取付金物。
JP16655584U 1984-11-02 1984-11-02 Expired JPH0116344Y2 (ja)

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JP16655584U JPH0116344Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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JP16655584U JPH0116344Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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Publication Number Publication Date
JPS6181723U JPS6181723U (ja) 1986-05-30
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