JPH01163322A - トリミングバケツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野： ドーザのチルトロッドとリフトアームとの先端部に取り
付けて、主としてゴミ収集用に使用するトリミングバケ
ットに関するものである。

従来技術： 所定箇所に集められた大量のゴミの後処理のため、この
コミを焼却炉等に搬送するには第７図及び第８図で示す
ようにドーザ（図示省略）の前方部に突出したチルトロ
ッド０→とリフトアーム（→との先端部にブレード（５
１）と掻き込みバケット（５謁とを組み合わせてなるゴ
ミ収集装置Φを取り付けて使用している。このゴミ収集
装置（イ）を使用する際、ドーザを削進させてブレード
φ０でゴミを押し集め、ブレード（５Ｉｌ背後部に取り
付けた動カシリンダ卵を作動して掻き込みバケット國を
下向きに回動し、ゴミを掻き込みバケット（５匂内に掻
き込んでいる。あるいは掻き込みバケット側板を上昇し
た状態から動カシリンダ犯を作動して掻き込みバケット
環２）の先端をゴミ内にくい込ませ、その状態にてドー
ザを後退し、掻き込みバケツ）Ｍ内にゴミを怪き集め、
集め終った後動カシリンダ犯を作動させて掻き込みバケ
ッ＋−ｔＳＺの開口部をブレード優りにて閉鎖状態とし
、このゴミを焼却炉等まで搬送している。この際、ゴミ
収集場所が平坦地であればよいが壁部がある場合、第９
図に示すように掻き込みバケット敬が回動可能な範囲で
は壁部と平坦地とでなる隅部のゴミが収集できず、ここ
に取り残したゴミは人手によって収集しなければならな
いことになる。

発明が解決しようとする問題点： 上記したような在来技術では、平坦地でのゴミ収集には
適するのであるが、壁部がある場合、壁部と平坦地とで
なる隅部のゴミ収集は機械的には無理があり、隅部に取
り残したゴミは人手に頼るしかなく、そのための人件費
が嵩むと共に、作業能率の向上が望めない。そして機械
化による合理化が図れない等の問題点があった。

問題点を解決するための手段： このような問題点を解決するために本発明は、ドーザを
前進させて予めバケットでゴミを抄い込んでおき、バケ
ットの前方にあるゴミは開閉用シリンダ及び移動用シリ
ンダを単動あるいは複動させて掻き込みフォークを作動
することで、今まで取り残していた隅部のゴミまで収集
できるようにしたものである。

すなわち、所要寸法の開口部と収容部とを有するバケッ
トと、このバケットの開口部内に掻き込み得る横巾で上
部に所要長さの支持軸を巾方向に固着した多数のフォー
ク部片を配列してなる掻き込みフォークと、この支持軸
の突出端とバケット側板の開口部寄り中央部突設の基軸
とを連結する連結アームと、この連結アームの上端側部
とバケット側板上部に突設した軸ピ□ンとを繋ぐ移動用
シリンダと、掻き込みフォークの上端部とバケット背面
上部に設けた支持片とを繋ぐ掻き込みフォークの開閉用
シリンダ、からなり、バケット背面の中央部に設けた支
持板はドーザのチルトロッド先端部を、その下部に設け
た支持仮にはドーザのリフトアーム先端部をそれぞれ回
動自在に連結し得る構成のものである。

発明の作用： 本発明のトリミングバケットは、ドーザのチルトロッド
とリフトアームとの先端部に取り付けて、まず掻き込み
フォークを開いた状態にてバケットを所定位置まで前進
させる。そして開閉用シリンダと移動用シリンダとのそ
れぞれピストンロッドを前進することにより、掻き込み
フォークはバケット側板の基軸を支点として回動しなが
ら降下し、それと同時に掻き込みフォークの先端部は掻
き込みフォークの支持軸を支点として円弧を描きながら
降下し地面まで移動する。次に開閉用シリンダのピスト
ンロッドをさらに前進することにより掻き込みフォーク
を回動し、それと同時に移動用シリンダのピストンロッ
ドを後退させることにより、掻き込みフォークは直立状
態になり、その先端部は地面を摺動しながら移動し、最
終的に掻き込みフォークはバケット内に収まる。

また、このトリミングバケットは前方に壁部がある場合
、上記同様掻き込みフォークを開いた状態でバケットを
所定位置まで前進し、開閉用シリンダと移動用シリンダ
とのそれぞれピストンロッドを前進することにより、掻
き込みフォークはバケット側板の基軸を支点として回動
しながら降下する。そして掻き込みフォークの先端部が
壁面に達するやや手前でバケット本体をさら（こ前進す
ると共に開閉用シリンダのピストンロッドを前進して掻
き込みフォークをほぼ直立した状態とし、掻き込みフォ
ークの先端部を隅部にまで移動する。

その後は上記と同様に掻き込みフォークはバケット内に
収まる。このように掻き込みフォークを直立状態にする
ことにより隅部のゴミまで確実に収集できるようになっ
た。

実施例： 以下、本発明の１実施例を図面に基づいて詳記すれば次
の通りである。

第１図ないし第６図に示すように、トリミングバケット
はバケット（１）と掻き込みフォークαＯと、そのバケ
ット（１）と掻き込みフォークＱＯとを連結する連結ア
ーム（イ）と、連結アーム翰を昇降回動する移動用シリ
ンダ翰と、掻き込みフォークαＧを回動する開閉用シリ
ンダ０２とで構成しである。そしてこのトリミングバケ
ットはドーザ（７）のチルトロッド０１）先端部とリフ
トアーム（４Φ先端部とに連結するようにしである。

バケット（１）は所要寸法の開口部（３）と収容部とを
有し、バケット側板（２）の開口部寄り中央部分に基軸
（４）を突設し、バケット側板（２）の上部には軸ピン
（５）を突設してあり、基軸（４）と軸ピン（５）との
軸心を通る延長線上でバケット側板（２）の背面上部に
開閉用シリンダ■の取り寸は孔を配して支持片（６）が
設けてあり、これら基軸（４）、軸ピン（５）及び支持
片（６）は、バケット（１）の両側部にて対称に設けで
ある。

叉、バケット（１）の背面には中央から両側に適宜間隔
をあけてドーザ００のチルトロッドｔ４１）先端部を連
結する支持板（７）と、その下部にドーザ（ト）のリフ
トアーム（４２先端部を連結する支持板（８）とが、そ
れぞれ対称に設けてあり、バケット（１）の前方下端に
抄い歯（９）が取り付けである。この抄い歯（９）は一
体物でも適宜間隔をあけて複数個の抄い歯（９）を並列
したものでもよい。

掻き込みフォーク００は、適宜半径で彎曲した形状の厚
手板材にてなる主フォーク部片αＤを両側に配して、こ
の間に薄手板材で主フォーク部片α℃と同様の形状にし
たフォーク部片（２）を多数枚等間隔に並列して、これ
ら上部で両端を主フォーク部片（１υの外側へ適宜長さ
突出した状態で支持軸αくを貫通固着してあり、前下部
には全中にわたり所要高さでプレートＣＬ＄を取り付け
て剛性を持たせてあり、各フォーク部片α１）ａ２の先
端は尖頭に形成しである。又、両生フォーク片αυの上
端部には開閉シリンダ（至）用のピン挿通孔獅が穿設し
である。

連結アーム翰は、上記掻き込みフォークα０の支持軸０
４）とバケット側板（２）の基軸（４）とを連結する所
要長さのアームであり、連結アーム翰の基幹部ＱＤは支
持軸挿通孔１助を、他端には基軸挿通孔（ハ）を、さら
に基幹部？論後方にピン挿通孔（ハ）が穿設しである。

そして、この連結アーム（１）は掻き込みフォーク００
の支持軸Ｑ４）とバケット側板（２）の基軸（４）とを
連結し、バケット側板（２）の軸ピン（５）は移動用シ
リンダ■を取り付け、移動用シリンダ（１）のピストン
ロッド６１）の先端部と連結アーム翰のピン挿通孔２４
とを連結し、バケット（１）の支持片（６）は開閉用シ
リンダ６つを取り付け、開閉用シリンダ（至）のピスト
ン四′ンド■の先端部と掻き込みフォークαＯ上端部の
ピン挿通孔α３とをそれぞれ回動自在に連結しであると
共にバケット（１）の両側部にて対称に設けである。

（掻き込みフォーク００を作動させる駆動部を覆う安全
カバーは図示を省略する。）これら各シリンダ（力（イ
）はドーザ（４０に設けである圧力源から配管（図示省
略）が接続しである。さらにノくケ・ント（１）背面に
設けた支持板（７）はドーザ００のチルトロッドｔ、４
］）の先端部を、支持板（８）にはドーザ００のリフト
アーム（４２の先端部をそれぞれ回動自在に連結しであ
る。

このように構成したトリミング／＜ケラトは、開閉用シ
リンダ及び移動用シリンダとを単動あるし）は複動させ
て、掻き込みフォークでノくケ゛ント内（こゴミを収装
するのであり、これら／ＮＪケ゛ントの両側部に設けた
各シリンダは同調するよう適宜制御装置ヲ用いればよく
、コントロールはモルノイ−（こよって同時操作性と容
易性を図るようにすればよい。

そして、ゴミをバケット内に収集した後は、リフトアー
ムを操作してトリミングバケットを上昇すると共に、チ
ルトロッドを操作してバケットの開口部を上向きにした
状態で焼却炉等へ搬送すればよい。

発明の効果： 上記したように、本発明のトリミングバケットは各シリ
ンダを単動あるいは複動させることにより掻き込みフォ
ーク先端を自在に作動させて直立面に沿わせて掻き取り
操作ができ、しがち１度の播き込みでより多くのゴミ及
び隅部のゴミ収集が可能となり、効率よいゴミ収集作業
が行えるようになり、ゴミの取り残しがないのでそれに
要した人件費が節減でき、作業能率の向上と共に合理化
が図れる等産業性利用度は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体正面図、第２図は掻き込みフォークを壁面
隅部で直立状態となるようトリミングバケットを所要寸
法前進させた状態を示す正面図、第３図は掻き込みフォ
ークのみを示す側面図、第４図は第２図のｆｆ−ＩＶ視
した部分平面図、第５図は掻き込みフォークをほぼ全開
した状態を示す正面図、第６図は掻き込みフォークの１
作動を示す正面図、第７図ないし第９図は在来のゴミ収
集装置の使用態様を示すものであり、第７図はブレード
でゴミを押し集めている状態を示す正面図、第８図はド
ーザを後退させて掻き込みバケットでゴミを掻き込んで
いる状態を示す正面図、第９図は隅部のゴミを掻き込み
バケットで掻き込んでいる状態を示す正面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所要寸法の開口部と収容部とを有するバケットと；この
   バケットの開口部内に掻き込み得る横巾で上部に所要長
   さの支持軸を巾方向に固着した多数のフォーク部片を配
   列してなる掻き込みフォークと；この支持軸の突出端と
   バケット側板の開口部寄り中央部突設の基軸とを連結す
   る連結アームと；この連結アームの上端側部とバケット
   側板上部に突設した軸ピンとを繋ぐ移動用シリンダと；
   掻き込みフォークの上端部とバケット背面上部に設けた
   支持片とを繋ぐ掻き込みフォークの開閉用シリンダ；か
   らなり、バケット背面の中央部に設けた支持板はドーザ
   のチルトロッド先端部を、その下部に設けた支持板には
   ドーザのリフトアーム先端部をそれぞれ回動自在に連結
   し得る構成としたことを特徴とするトリミングバケット
   。