JPH01163084A - 印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、パーソナルコンピュータ等の出力装置として
用いられる印字装置に関するものである。

従来の技術 第７図及び第８図に基づいて従来の印字装置の一例を説
明する。

第７図において、２０はプラテン、２１は印字ヘッド、
２２は印字ヘッド２１を載せたキャリッジ、２３はキャ
リッジ２２を保持するガイドシャフトである。２４はカ
ットシートに印字する際に使用するペーパーサポート、
２５は連続紙に印字する際に使用するトラクタフィーダ
ーである。トラクタフィーダー２５はプラテン２０より
も後方に設けられており、またプラテン２０の下方には
連続紙挿入口２６が設けられている。連続紙を゛使用す
る場合にはミ連続紙２７を連続−挿入口２６より挿入し
、プラテン２０と印字ヘッド２１との隙間を通し、後の
方へ引き出してその両側部をトラクタフィーダー２５で
挟む。トラクタフィーダー２５は連続紙２７をプラテン
２０から引くように動作し、連続紙２７は第７図に示さ
れた矢印のように送られる。

一方、カットシートに印字する場合は第８図に示される
ようにペーパーサポート２４が立てられ、カットシート
２８は後方の挿入口２９から挿入される。そしてカット
シート２８はプラテン２０とローラ３０とに挟まれて矢
印で示されるように送られる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら以上のような構成では、トラクタフィーダ
ー２５がプラテン２０及び印字ヘッド２１が設けられた
印字部の裏側に配置されており、使用者がトラクタフィ
ーダー２５に連続紙をかみ込ませる際、非常に作業がや
りにくかった。また、トラクタフィーダー２５は印字部
よりも後側に設けられ、連続紙の印字部を通り過ぎた部
分にてかみ合い、連続紙を印字部か°ら引（ようにして
送るので、連続紙をトラクタフィーダー２５にかみ合わ
せた状態でカットシートへの印字を行うことができなか
った。すなわち、たとえ印字を行わない時であっても、
連続紙２７をトラクタフィーダー２５にかみ込ませてお
いては、プラテン２０にも連続紙２７の他の部分が巻き
ついたままとなる。

本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、連
続紙の装着を容易に行うことができ、かつ連続紙を装着
したままでもカットシートを用いて印字することが可能
な印字装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は以上の問題点を解決するため、前方下部に前方
部が低くなるように傾斜し、両側部に連続紙送り用のト
ラクタフィーダーを備えた連続紙ガイド面を形成し、そ
の上方に上記連続紙ガイド面から十分に離して印字手段
すなわち印字ヘッドを載せたキャリッジ等の装置を配置
した。

作用 以上のように構成したことにより、連続紙収容口が前方
を向く事となる。

実施例 以下、本発明における印字装置の実施例としてドツトマ
トリックス方式の印字装置について説明する。第１図に
おいて、１は本体ケース、２は回転式のプラテン、３は
連続紙を送るためのトラクタフィーダー、４は印字ヘラ
下、５は印字ヘッド４を載せたキャリッジ、６はキャリ
ッジ５をスライド可能に保持するガイドシャフトである
。７は本体ケース１に形成された連続紙ガイド面であり
、前方部が低くなるように傾斜している。トラクタフィ
ーダー３は第６図に示されるように連続紙ガイド面７の
両端部に配置されており、使用者は本装置の前面部にお
いて上記トラクタフィーダー３に連続紙２７を挟み込む
作業を行うことができる。８はカットシートを案内する
ガイド部であり４、後方より挿入されたカットシート２
８がプラテン２の下部へ回り込んで前方へ排出されるよ
うに案内する。９は排出された印字部カットシートを支
持するガイド板である。ガイド板９は回動軸１０を中心
に回動可能になっており、カットシートを使用する時は
第１図に示されるようにガイド板９を立てた状態にする
。１１はカットシートをプラテン２に圧接させる圧接ロ
ーラである。また１７及び１８はカットシートを送るた
めの送りローラであり、うち送りローラ１８は不要な時
には第３図に示されるように後退するようになっている
。

以下、本印字装置の動作を説明する。第１図はカットシ
ート使用状態である。カットシート２８が第１図に示さ
れるよう装着された場合の動作は従来のものとほぼ同様
である。すなわち、カットシート２８は挿入口１２より
内部へ挿入され、プラテン２に巻きつけられる。そして
、印字ヘッド４によって印字されるとともにプラテン２
の回転によって送られ、排出口１３より排出される。

非常に硬いカットシート、あるいは極度に折り曲げるこ
とができないカットシートは、第２図に示されるように
装着する。すなわち、カットシート１６は挿入口１５よ
り挿入され、矢印Ａに示されるように印字部へ送られる
。そして印字ヘッド４によって印字されるとともに排出
口１３より排出される。挿入口１５から排出口１３にか
けてはカットシート１６はほぼ直線状になっており、た
とえ前述のような特殊な性質のカットシートてあっても
無理なく印字することができる。また、この時送りロー
ラ１８はカットシート１６に圧接しており、カットシー
ト１６は送りローラ１８の回転によって送られることと
なる。

第３図及び第４図は連続紙を使用する場合を示すもので
ある。連続紙２７はトラクタフィーダー３に挟まれ、矢
印Ｂに示されるようにプラテン２の方へ押し上げられる
。そして連続紙２７は挿入口１５より印字部へ挿入され
、印字ヘッド４（：よって印字され、排出口１３より排
出される。第３図は連続紙２７がガイド板９の下側を通
る場合、第４図は連続紙２７がガイド板９の上側を通る
場合を示したものである。

第５図は連続紙２７を本印字装置に装着したままの状態
でカットシート２８に印字する場合を示したものである
。連続紙２７はトラクタフィーダー３に挟まれているも
のの、その端部は挿入口１５の手前で止まっている。こ
のようにしておくと、連続紙２７がカットシート２８へ
の印字を阻むことはなく、連続紙２７を装着したままに
しておける。そして、カットシート２８を完全に排出し
た後、そのままトラクタフィーダーを動作させれば連続
紙２７を印字部へ送り込むことができ、カットシート２
８への印字の直後であっても即座に連続紙２７への印字
を開始することができる。

発明の効果 以上のように本発明は、前方下部に前方部が低くなるよ
うに傾斜し、両側部に連続紙送り用のトラクタフィーダ
ーを備えた連続紙ガイド面を形成し、その上方に上記連
続紙ガイド面から十分に離して印字手段すなわち印字ヘ
ッドを載せたキャリッジ等の装置を配置したことにより
、連続紙収容口が前方を向（事となり、作業者は連続紙
装着作業、すなわちトラクタフィーダーへ連続紙を挟み
込む作業等を装置の前方より非常に楽な姿勢で行う事が
出来、使い勝手が大きく向上する。また、トラクタフィ
ーダーはプラテンの方へ連続紙を送り出す構成であり、
連続紙を印字部の手前にて切断すれば連続紙を装着した
ままでカットシートへの印字が可能である。しかも、連
続紙のトラクタフィーダーに挟まれた部分が装置の前面
に現れるので、連続紙切断の際は使用者は切断の位置を
機器の前から容易に確認する事が出来、間違った位置で
切断してしまうことが無（なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における印字装置のカットシー
ト装着状態を示す断面図、第２図は同印字装置の特殊カ
ットシート装着状態を示す断面図、第３図及び第４図は
同印字装置の連続紙装着状態を示す断面図、第５図は同
印字装置のカットシートと連続紙の双方を装着した状態
の断面図、第６図は同印字装置の斜視図、第７図及び第
８図は従来の印字装置の断面図である。 １・・・・本体ケース　　　２・・・・プラテン３・・
・・トラクタフィーダー ４・・・・印字ヘッド　　　５・・・・キャリッジ６・
・・・ガイドシャフト　７・・・・連続紙ガイド面８・
・・・ガイド部　　　　９・・・・ガイド板１１・・・
・圧接ローラ 第１図 第２図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　プラテンよりも後方に、カットシート挿入口及び上記
   カットシート挿入口より挿入されたカットシートを上記
   プラテンに巻くように案内するカットシート案内手段を
   それぞれ設け、上記プラテンの前方下部に前方部が低く
   なるように傾斜した連続紙ガイド面を設けるとともに上
   記連続紙ガイド面の両側部に連続紙を上記プラテンの方
   へ送るトラクタフィーダーを設け、上記プラテンの前方
   に上記連続紙ガイド面との間に空間を保って印字ヘッド
   を載せたキャリッジを設けた事を特徴とする印字装置。