JPH01162157A - 血液等の供給方法 - Google Patents

血液等の供給方法

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JPH01162157A
JPH01162157A JP32071087A JP32071087A JPH01162157A JP H01162157 A JPH01162157 A JP H01162157A JP 32071087 A JP32071087 A JP 32071087A JP 32071087 A JP32071087 A JP 32071087A JP H01162157 A JPH01162157 A JP H01162157A
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JP
Japan
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liquid
nozzle
slide
sample
chemical analysis
Prior art date
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Pending
Application number
JP32071087A
Other languages
English (en)
Inventor
Keishiro Kido
木戸 啓四郎
Shigeru Tezuka
手塚 滋
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は化学分析要素、例えば化学分析スライド上に試
料液の一定量を分注器により反復して点着供給する方法
に関する。
[従来技術とその欠点〕 化学分析要素、例えば化学分析スライドを用いて、血液
、尿等の生物体液の中の特定の化学成分を定量分析する
場合、試料液の所定の量を、必要な精度で計量して分析
スライドに供給しなければならない、このような目的に
用いる分注器としては、例えばE ppendorf社
(例えばNo、4780)やニチリョウ社(例えばモデ
ル8100)の製品が広く用いられている。
血液、血漿等は、空気に触れる状態で30秒程度経過す
ると凝固しはじめる。このような凝固性をもつ液体試料
を反復供給するのに分注器を用いると、液体試料(以下
、検体という)を吸入後短時間放置するだけで、ノズル
の先端で検体の凝固が起こり、分注が困難になる0例え
ば、気温24℃、相対湿度40%の条件で、検体が血液
の場合には40秒程度、血漿由来のある種の市販管理血
清は3分程度で、このような凝固を生ずるに至る。
それ故このような凝固性の検体を分注器によって供給す
るには、凝固の起きるまでの短時間の間に分注の操作を
行う必要があった。
しかし、一つの検体の分注に数分以上の時間を要するこ
とがある0分注器は自動分析器と組み合わせて用いられ
ることが多く、その場合に検体の分注が必ずしも連続し
て行なわれるとは限らない。
自動分析器は、分析に必要な化学反応を行なわせるため
、インキュベータ(定温室)を備えるものが多い、イン
キュベータ中を通過する時間が一定の場合は、インキュ
ベータ中を分析スライド、分析テープあるいは分析用キ
ュベツトを連続的に通過させることができ、このような
場合には検体の分注は一般に連続して行なわれる。しか
しインキュベータ中を通過する時間が検査項目(検出成
分)により一定でない場合は、インキュベータ中を分析
スライド、分析テープあるいは分析用キュベツトを通過
させる時間が一様でないから、このような場合には検体
の分注は連続的とは限らない。
特開昭61−294368号(菅谷)に記載された自動
分析器は、分析スライドを個別に収容する保温室を備え
、個々のスライドを任意の時間、定温下に置くことがで
きる。このような自動分析器を用いて効率的に、すなわ
ち一定時間内にできるだけ多数の分析を実行するには、
備えている保温室をなるべく空にしないことが重要であ
る。従って、ある検体の分注が終わったとき、保温室に
空きがあれば、つぎの検体の一部を分析スライド等に分
注(供給)して分析を開始し、残りの検体は保温室が空
くのを待って、分析スライド等への分注を行うことにな
る。
このような場合、検体は最初の分注(排出)から次の分
注(排出)まで分注器の中で、しばらく置かれる。この
間に検体の凝固が生ずると、分注が困難になる。凝固が
起きると、液がノズルから排出されず、また吐出のため
にピストン、ポンプ等の動作を続けると、多量の液がノ
ズルから飛び散る。
[解決しようとする技術的課題] 本発明においては、分注器を用いて凝固性のある試料液
の一定量を反復供給する方法において、分注器、とくに
そのノズル部に、試料液が数分以上置かれた後もなお、
凝固を生ずることなく、液の分注(供給)が可能な、試
料液供給方法を提供することを、技術的課題とする。
[技術的課題の解決手段] 上記の課題は、分注器を用いて凝固性のある試料液の一
定量を反復供給する方法において、分注器のノズル部に
試料液を吸入した後、10秒以内に、液の下面がノズル
の先端からノズルの内径の2倍以上の距離にあるように
、液をさらに吸引しておき、次の液排出まで4分以上そ
の状態に保つことを特徴とする液供給方法により、解決
された。
[発明の具体的構成] 本発明の液体供給方法には、液体計量容器として一般に
、一定量の液を反復排出できるピペットが用いられる0
本発明の方法は特に1μlがら1ml程度の液量の反復
供給に有用である0本発明の方法には、例えば米国特許
3,494,201、同3 、732 。
フ345、同3,732,735、同3,757,58
6、同3,786,784、同3,766.785、同
4,023,716に記載されたピペットを用いること
ができる。ピペットはシリンダーとピストン°を有する
ものが多い、またピペットは、ノズルが固定されている
ものでもよいし、着脱自在なそして使い捨てのノズルチ
ップを用いるものでもよい、ノズルチップは例えば米国
特許4,072゜330、同4,237,095、同4
,347,875に記載されたものを用いる。ノズルの
表面は米国特許3,500,689に記載されたように
、ふり化炭化水素重合体で被覆されてもよい、市販のノ
ズルチップは、加工精度の点からポリプロピレン製のも
のが多い。
本発明の方法に用いられるピペット等のノズルの先端の
内径は、0.2m−から1輪輪程度のものである。好ま
しくは0.3m輪から0.8mmである。従って本発明
の方法では、液の下端を液吸入t1110秒以内に、ノ
ズルの先端から、ノズルの内径に応じ0.4論−から2
鞘曽以上後遇させる。
ノズルの長さは、使い捨てのチップの場合は、収容すべ
き所望の液量によって自ずからきまる。
[発明の効果] 検体の分注が連続的に行なわれない場合には、検体は最
初の分注(排出)から次の分注(排出)まで分注器の中
で、しばらく置かれる。この間にもし検体の凝固が生ず
ると、分注が困難になる。
すなわち、液がノズルから排出されず、また吐出のため
にピストン、ポンプ等の動作を無理に続けると、多量の
液がノズルの先端から飛び散る0本発明の方法によると
、このような検体の凝固が起きず、分注が途中で困難に
なることがない。
例えば分析スライド、分析テープあるいは分析用キュベ
ツトがインキュベータ中を通過する時間が検査項目(検
出成分)により一定でない場合は、例えば特開昭61−
294368号(菅谷)に記載された自動分析器のよう
に、分析スライドを個別に収容する保温室を設け、個々
のスライドを任意の時間、定温下に置くことができるよ
うにする必要がある。このような自動分析器を用いて効
率的に、すなわち一定時間内にできるだけ多数の分析を
実行するには、備えている保温室をなるべく空にしない
ことが重要である。従って、ある検体の分注が終わった
とき、保温室に空きがあれば、次の検体の一部を分析ス
ライド等に分注(供給)して分析を開始し、残りの検体
は保温室が空くのを待って、分析スライド等への分注を
行うことになる。このような場合、検体は次の分注(排
出)まで、分注器の中でしばらく置かれる0本発明の方
法によると、このような検体の凝固が起きず、次の分注
が困難になることがない。
[実施例] 特開昭61−294368号(菅谷)の記載に従って自
動分析器を製作した。第2図にその正面図を示す、ヒー
ター(図示せず)によって一定温度に保たれたインキュ
ベータ10は保温室11a。
11b、llc、lid、lie、llf、l1g。
11hをそなえる。これらの保温室にはそれぞれ化学分
析スライドla、lb、lc、ld、le。
if、Ig、lhが収納される。光学測定プローブ30
がインキュベータ10の下方に設けられ、保温室11a
ないしllhの列、従って収納された化学分析スライド
1aないし1hの列に沿い、移動できる。各保温室11
aないしllhの下方にはそれぞれ測定用開口12aな
いし12hが設けられ、これを通して光学測定プローブ
30によって化学分析スライドの試薬層の発色等(変色
、蛍光、発光でもよい)を反射光学濃度等として測定す
ることができる。
化学分析スライドはそれぞれ順にスライド搬送手段50
の上に載せられる。スライド搬送手段50は、ステータ
ー52を備えたりニアモータにより、保温室11aない
しllfの列にそって移動し、化学分析スライド1a等
はレバー53により保温室11aないしllfに挿入さ
れる。保温室内で必要な反応と測定の終了した化学分析
スライドは、レバー53をさらに深く挿入することによ
り、保温室11aないしllfから排出される。
スライド搬送手段50がステーター52の左端に位置す
るとき、化学分析スライドの点着目がノズルの先端の直
下に位置するように、内径0.5噴−のノズルチップを
用いる全容量110μlの分注ピペットを設置した。こ
の分注ピペットは特願昭61−144258号に記載さ
れた形式のものである。
下記4種の検査項目の化学分析スライド1aないし1d
および1eないし1hを準備した。
化学分析スライド1aをステーター52の左端に位置す
るスライド搬送手段50の上に載せて、第1の全血試料
10μlを点着し、スライド搬送手段50をリニアモー
タによりステーター52の上を移動させ、レバー53に
より保温室11aに化学分析スライド1aを挿入した。
スライド搬送手段50をステーター52の左端の位置に
戻し、化学分析スライド1bに同様に全血を点着し、保
温室11bに挿入した。同様にして化学分析スライドl
c、ldにも順次全血を点着し、保温室に挿入した。各
スライドへの点着は10秒間隔で行なわれた。
分注ピペットのノズルチップを交換して第2の全血試料
を吸入し、3秒以内にノズルチップの先端から1.5−
 まで液の先端を後退させ、化学分析スライドle (
laと同種)およびIf(lbと同種)に順次、第2の
全血試料各10μlを点着し、それぞれ保温室11e、
llfに挿入した。
スライド1dの挿入後スライド1eの挿入まで約20秒
を要した。
保温室11aないしllf中で化学分析スライド1aな
いし1fをそれぞれ6分間保温した後、各保温室11a
ないしllfの下方にそれぞれ設けられた測定用開口1
2aないし12fを通してインキュベータ10の下方に
移動可能に設けられた光学測定プローブ30により、化
学分析スライド1aないし1fの試薬層の反射光学濃度
を順次測定した。fl定は同一検体に対しては10秒間
隔で行なわれ、合計約73秒を要した。光学測定終了後
スライドはそれぞれ保温室の外に排出された。
第2の全血試料の残りは保温室11a、llb内のスラ
イド1 a、1 bが排出されるまで約1分間分注器中
に保留され、その後点着位置でスライド搬送手段50の
上に載せた化学分析スライド1gに点着され、スライド
1gを保温室11aに挿入した後、同様にしてスライド
1hに点着された。
スライド1gと1hの点着の時間間隔は10秒である。
スライド1hは点着後保温室11bに挿入された。スラ
イド1gと1hは、スライド1a等と同様にしてそれぞ
れ6分後に反射光学濃度が測定され、その後保温室から
排出された。
第2の全血試料はピペット中で約7分経過しても凝固せ
ず、異常なく点着された。比穀のため、吸引後ノズル先
端まで血液試料が満たされた状態で7分間放置された場
合は、血液の凝固が起き、ピペットから排出されなかっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で用いた自動分析装置の立面図
、第2図はその平面、図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)分注器を用いて凝固性のある試料液の一定量を反復
    供給する方法において、分注器のノズル部に試料液を吸
    入した後、10秒以内に、液の下面がノズルの先端から
    ノズルの内径の2倍以上の距離にあるように、液をさら
    に吸引しておき、次の液排出まで4分以上その状態に保
    つことを特徴とする、液供給方法。 2)液排出まで6分以上前記状態に保つことを特徴とす
    る特許請求の範囲1)の液供給方法。 3)試料液が全血、全血希釈液、血漿または血漿希釈液
    である特許請求の範囲1)の液供給方法。
JP32071087A 1987-12-18 1987-12-18 血液等の供給方法 Pending JPH01162157A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002372545A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Aloka Co Ltd 分注装置
JP2002372546A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Aloka Co Ltd 分注装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002372545A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Aloka Co Ltd 分注装置
JP2002372546A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Aloka Co Ltd 分注装置

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