JPH01161984A - 課金制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画情報を通信回線等で伝送し、利用者端末に
画像表示する場合にこの端末に硬貨選別機を備えること
によって金額の計算等を行う課金制御装置に関する。

〔従来の技術〕

画情報を電話回線で伝送する通信システムには、例えば
キャプテンシステム（Ｃｈａｒａｃｔｅｒ　ＡｎｄＰａ
ｔｔｅｒｎ　Ｔｅ１ｅｐｈｏｎｅ　Ａｃｃｅｓｓ　Ｉｎ
ｆｏｒｍａｔｉｏｎ　ＮｅｔｗｏｒｋＳｙｓｔｅｍ　）
がある。キャプテンシステムの代表的な例としてビデオ
テックス通信システムが挙げられる。このビデオテック
ス通信システムは、電話回線とテレビとを結び、利用者
の要求に応じてホスト側の情報センタ（データベース）
等に蓄積されている画情報を検索し、検索された画情報
を利用者側のテレビ等に送信することによって、その画
情報が画像表示されるようになっている。

このビデオテックス通信システムを用いたサービスは、
１９８４年１１月より性能向、上を図る商用サービスと
して開始された。このサービスは、アナログ通信で行わ
れ、通信回線の下りには伝送速度が４８００ビット／秒
のモデムを用いており、その上りには伝送速度が７５ビ
ット／秒のモデムが採用されている。

ビデオテックス通信システムの通信形態は、ファクシミ
リ装置等のようなエンド・ツー・エンドの形態ではなく
、センタ゛・ツー・エンドの形態になっており、利用者
側のキャプテン端末（エンド側）が利用者によって電話
網を介して情報センタ（センタ側）に接続されるように
なっている。その端末のキーバッド（小規模キーボード
）から所定のキーワードを入力することによって、所望
の画情報が受信され、テレビの画面に画像表示される。

テレビを含めた利用者端末（キャプテン端末）が利用者
の自宅に設置されることによって、利用者はデパートの
商品等の購入を自宅で行うことができる。。

このように、キャプテンシステムには自宅に利用者端末
を設置する場合があるが、これが電車の駅の構内等に設
置されるようなビデオテックス通信システムもある。こ
のシステムについて以下説明する。

このビデオテックス通信システムに設けられた利用者端
末は、硬貨選別機とテレビとプリンタとによって構成さ
れる。利用者が硬貨選別機に所定の金額に相当する硬貨
を投入すれば、例えば星占いをテレビを通じて行うこと
ができ、さらに星占いの結果がプリンタで印字されるよ
うになっている。この場合、ホスト側のデータベースに
は姓名判断等の多くの種類の占い、すなわち複数の提供
画面が用意されている。従来では、利用者が占いを行う
場合、ホスト側のデータベースと利用者端末とを結ぶ通
信回線を使用する料金は、例えば３分につき１００円ま
たは６分につき２００円というように使用時間に応じて
決められていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このように従来の課金制御装置は、占いを行う場合に通
信回線の利用時間に応じてその使用料金が決められてい
た。従って、利用者によって行われる占い、すなわち提
供画面の数に応じて使用料金を決定することができない
という問題があった。

そこで本発明の目的は、提供画面の数に応じて使用料金
を決定することのできる課金制御装置を提供することに
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明では、第１図に原理的に示すように利用者に所望
の画面を提供するために複数の提供画面情報を格納する
情報センタ１１と、この情報センタ１１に格納された前
記提供画面情報のうち所望の提供画面情報を利用者に提
供する利用者端末１２と、この利用者端末１２に所定の
金額に相当する硬貨が投入されることによって情報セン
タ１１に格納された提供画面情報の案内を示す案内画面
情報に利用者端末１２に投入された金額を算出する命令
を付加した金額算出命令付加情報１４を利用者端末１２
に送信する第１の付加情報送信手段１５と、金額算出命
令付加情報１４が利用者端末１２に受信されることによ
って表示される案内画面情報を基にして利用者によって
所望の提供画面情報が指定されると、その提供画面情報
を検索する検索情報１６を情報センタ１１に送信する検
索手段１７と、提供画面検索情報１６が情報センタ１１
に受信されることによって所望の提供画面情報にこの提
供画面情報を使用する使用料金を集金する命令を付加し
た集金命令付加情報１８を利用者端末１２に送信する第
２の付加情報送信手段１９と、集金命令付加情報１８が
利用者端末１２に受信されることによって所望の提供画
面情報が画像表示されると共に使用料金が集金された後
に利用者によって提供画面情報の終了指定が行われると
、終了指定情報２１を情報センタに送信する終了指定手
段２２と、終了指定情報２１が情報センタ１１に受信さ
れることによって終了指定を示す提供画面情報に使用料
金が集金された後に利用者端末１２に残っている残金を
返却する命令を付加した返却命令付加情報２３を利用者
端末１２に送信する第３の付加情報送信手段２４とを課
金制御装置に具備させる。

すなわち本発明は、３つの付加情報、すなわち投入金額
算出命令付加情報１４と集金命令付加情報１８と返却命
令付加情報２３とを所望の提供画面情報と共にそれぞれ
利用者端末１２に送信するようにした。これにより、利
用者が使用した提供画面の数に基づいて使用料金を算出
することができる。さらに、提供画面の使用料金を算出
することによって、利用者端末１２に投入された金額か
らその使用料金を引いた残金を利用者に返却することが
できる。

〔実施例〕

以下実施例につき本発明の詳細な説明する。

第２図は、本発明の一実施例における課金制御装置が用
いられるキャプテンシステムの構成を示したものである
。このキャプテンシステムは、キ、ヤプテンセンタ３１
と硬貨選別機付利用者端末３２とによって構成されてい
る。このうち、硬貨選別機付利用者端末３２には、図示
しない硬貨選別機とキーボード付テレビとプリンタとが
それぞれ備えられている。利用者が硬貨選別機に所定の
金額を投入すれば、キャプテンセンタ３１に格納された
占いに関する画面のうち所望の画面がテレビに表示され
る。例えば利用者の誕生日をキーボードで人力すれば、
星占いの画情報が画面に表示される。さらに、星占いの
画像情報がプリンタに印字されるようになっている。

キャプテンセンタ３１からは、提供画面情報に課金制御
情報をテレソフトウェアとして付加された提供画面付加
情報３３が硬貨選別機付利用者端末３２に送られる。硬
貨選別機付利用者端末３２では、提供画面付加情報３３
を受は取り、その情報３３に基づいて画面検索情報３４
をキャプテンセンタ３１に送り返すようになっている。

第３図は、第２図で示した課金制御装置が行う課金制御
の手順を示したものである。利用者が所望の占いを行う
ために、所定の金額を硬貨選別機付利用者端末３２に備
えられた硬貨選別機に投入する（ステップ■；Ｙ）。課
金制御情報をテレソフトウェアに用いられる命令（コマ
ンド）として課金制御命令Ａを使用し、これが硬貨選別
機に投入された金額のチエツクに用いられる。占いのメ
ニューを表示する画面情報を提供画面Ａとし、これはキ
ャプテンセンタ１１に格納されている。この提供画面Ａ
に課金制御命令（コマンド）Ａが付加され、提供画面付
加情報３３Ａとしてキャプテンセンタ３１から硬貨選別
機付利用者端末３２に送出される（ステップ■）。

提供画面付加情報３３Ａが硬貨選別機付利用者端末３２
に受信されると、占いのメニューが硬貨選別機付利用者
端末３２に設けられたテレビに表示される（ステップ■
）。このとき、課金制御命令Ａを用いて利用者によって
硬貨選別機に投入した金額がチエツクされる（ステップ
■；Ｙ）。利用者がテレビに画像表示された占いのメニ
ューを参考にして所望の占いをキーボードで人力すると
（ステップ■；Ｙ）、硬貨選別機付利用者端末３２では
利用者が指定した占いに関する画面を検索する画面検索
情報３４Ａがキャプテンセンタ３１に送り返される（ス
テップ■）。

画面検索情報３４Ａがキャプテンセンタ３１に受信され
ると、利用者によって指定される占いに関する画面情報
に該当する提供画面已に課金制御命令Ｂが付加され、提
供画面付加情報３３Ｂとしてキャプテンセンタ３１から
硬貨選別機付利用者端末３２に送出される（ステップ■
）。このとき付加される課金制御命令Ｂは、利用者によ
る占いの使用料金を集金するために用いられるコマンド
（命令）である。

提供画面付加情報３３Ｂが硬貨選別機付利用者端末３２
に受信されると（ステップ■）、硬貨選別機付利用者端
末３２では、課金制御命令Ｂを用いて硬貨選別機に投入
された金額のうち利用者によって指定された占いの数に
応じた使用料金を集金する（ステップ■；Ｙ）。利用者
が提供画面の終了指定をキーボードで人力すれば、（ス
テップ■；　Ｙ）、ｆｆ４了指定を示す提供画面の検索
を行う画面検索情報３４Ｂがキャプテンセンタ３１に送
出される（ステップ■）。

キャプテンセンタ３１に画面検索情報３４Ｂが受信され
ると、終了指定を示す画面情報として、「毎度ありかと
うございます」と表示、される提供画面Ｃに課金制御命
令Ｃが付加される。このとき付加される課金制御命令Ｃ
は、課金制御命令Ｂを用いて集金した後に硬貨選別機に
残った金額を利用者に返却するためのコマンド（命令）
であり、これを提供画面Ｃに付加し、提供画面付加情報
３３Ｃとしてキャプテンセンタ３１から硬貨選別機付利
用者端末３２に送出される（ステップ＠）。

硬貨選別機付利用者端末３２に提供画面付加情報３３Ｃ
が受信されると、硬貨選別機に残されている残金が利用
者に返却される（ステップ０）。

〔発明の効果〕

このように本発明では、所定の提供画面情報を情報セン
ターから利用者端末に送信するたびにその画面に金額算
出命令や集金命令や返却命令を付加した。このため、こ
れらの命令によって利用者が使用′した提供画面の数に
応じた使用料金を算出することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例における課金制御装置の原
理的な構成を示したブロック図であり、第２図は本発明
の一実施例における課金制御装置が用い・られるキャプ
テンシステムの構成を示したブロック図、第３図は第２
図で示した課金制御装置が行う課金制御の手順を示した
流れ図である。 １１・・・・・・情報センタ（キャプテンセンタ）、１
２・・・・・・利用者端末（硬貨選別機付利用者端末）
１５・・・・・・第１の付加情報送信手段、１７・・・
・・・検索手段、 １９・・・・・・第２の付加情報送信手段、２２・・・
・・・終了指定手段、 ２４・・・・・・第３の付加情報送信手段。 出願人　　　　日本電気株式会社 代理人　　　　弁理士　　山内　梅雄

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 利用者に所望の画面を提供するために複数の提供画面情
   報を格納する情報センタと、 この情報センタに格納された前記提供画面情報のうち所
   望の提供画面情報を利用者に提供する利用者端末と、 この利用者端末に所定の金額に相当する硬貨が投入され
   ることによって前記情報センタに格納された前記提供画
   面情報の案内を示す案内画面情報に利用者端末に投入さ
   れた金額を算出する命令を付加した金額算出命令付加情
   報を利用者端末に送信する第１の付加情報送信手段と、 前記金額算出命令付加情報が利用者端末に受信されるこ
   とによって表示される案内画面情報を基にして利用者に
   よって所望の提供画面情報が指定されると、その提供画
   面情報を検索する検索情報を前記情報センタに送信する
   検索手段と、 前記検索情報が情報センタに受信されることによって前
   記所望の提供画面情報にこの提供画面情報を使用する使
   用料金を集金する命令を付加した集金命令付加情報を前
   記利用者端末に送信する第２の付加情報送信手段と、 前記集金命令付加情報が利用者端末に受信されることに
   よって前記所望の提供画面情報が画像表示されると共に
   前記使用料金が集金された後に利用者によって提供画面
   情報の終了指定が行われると、終了指定情報を前記情報
   センタに送信する終了指定手段と、 前記終了指定情報が情報センタに受信されることによっ
   て終了指定を示す提供画面情報に使用料金が集金された
   後に前記利用者端末に残っている残金を返却する命令を
   付加した返却命令付加情報をこの利用者端末に送信する
   第３の付加情報送信手段 とを具備することを特徴とする課金制御装置。