JPH0116197Y2 - - Google Patents
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- JPH0116197Y2 JPH0116197Y2 JP377284U JP377284U JPH0116197Y2 JP H0116197 Y2 JPH0116197 Y2 JP H0116197Y2 JP 377284 U JP377284 U JP 377284U JP 377284 U JP377284 U JP 377284U JP H0116197 Y2 JPH0116197 Y2 JP H0116197Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- data
- receiving element
- article
- capacitor
- Prior art date
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims description 4
- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 10
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、物品の上面に設けたマークを検出
する装置に関する。
する装置に関する。
上記のマークを備えた物品としては、例えば有
極性チツプ型コンデンサ(以下、単にコンデンサ
と称する。)がある。これは直方体状の外形を有
し、その上面の一縁部に陽極または陰極が存在す
ることを表わす白色等のマークをその縁部に設け
たものである。このようなコンデンサは、複数個
極性をそろえてフイーダに供給するために自動整
列させることがある。そのため、従来には複数個
のコンデンサを照明用光源の下に送り込み、この
光源によつてマークが存在する一端部あるいはこ
れとは反対側の端部を照明し、その反射光量を計
測し、基準値と比較して、コンデンサが所定の方
向に並んでいるか否か判断し、所定の方向に並ん
でいないものは除去したり、向きを変えたりする
ことがあつた。しかし、送り込みが不正確で照明
がマークではなく、それより幾分離れた位置にあ
つたり、或いはマークとは反対側の端部が汚れて
いたりした場合には、誤判断することがあつた。
また、光源からの光量が減少した場合にも同様に
誤判断することがあつた。
極性チツプ型コンデンサ(以下、単にコンデンサ
と称する。)がある。これは直方体状の外形を有
し、その上面の一縁部に陽極または陰極が存在す
ることを表わす白色等のマークをその縁部に設け
たものである。このようなコンデンサは、複数個
極性をそろえてフイーダに供給するために自動整
列させることがある。そのため、従来には複数個
のコンデンサを照明用光源の下に送り込み、この
光源によつてマークが存在する一端部あるいはこ
れとは反対側の端部を照明し、その反射光量を計
測し、基準値と比較して、コンデンサが所定の方
向に並んでいるか否か判断し、所定の方向に並ん
でいないものは除去したり、向きを変えたりする
ことがあつた。しかし、送り込みが不正確で照明
がマークではなく、それより幾分離れた位置にあ
つたり、或いはマークとは反対側の端部が汚れて
いたりした場合には、誤判断することがあつた。
また、光源からの光量が減少した場合にも同様に
誤判断することがあつた。
そこで、出願人は上記のような誤判断を防止す
るマーク検出装置を提案した。これは、マーク上
を横切るように一直線上に多数の光フアイバを配
列し、これら光フアイバの一端部から中間部まで
のものからの光を受けて抵抗値が変化する第1の
受光素子と、これら光フアイバの中間部から他端
部までのものからの光を受けて抵抗値が変化する
第2の受光素子と、第1及び第2の受光素子と検
出器とを含むブリツジとから構成されている(実
願昭58年第98537号)。しかしながら、この装置で
は多数の光フアイバや2つの受光素子が必要であ
り、構成が複雑になつていた。さらに、この装置
では、いちいち搬送中のコンデンサを停止させな
ければ判別することができず、処理能力が低かつ
た。
るマーク検出装置を提案した。これは、マーク上
を横切るように一直線上に多数の光フアイバを配
列し、これら光フアイバの一端部から中間部まで
のものからの光を受けて抵抗値が変化する第1の
受光素子と、これら光フアイバの中間部から他端
部までのものからの光を受けて抵抗値が変化する
第2の受光素子と、第1及び第2の受光素子と検
出器とを含むブリツジとから構成されている(実
願昭58年第98537号)。しかしながら、この装置で
は多数の光フアイバや2つの受光素子が必要であ
り、構成が複雑になつていた。さらに、この装置
では、いちいち搬送中のコンデンサを停止させな
ければ判別することができず、処理能力が低かつ
た。
この考案は、誤検出を防止できるだけでなく、
構成が簡単でしかも処理能力が高いマーク検出装
置を提供することを目的とする。
構成が簡単でしかも処理能力が高いマーク検出装
置を提供することを目的とする。
そのため、この考案は、第1図に示すように、
直方体状または立方体状であつて、その1つの面
の一縁部にその縁部に沿つて細長い帯状の識別マ
ーク1を備える物品2を等速で搬送する装置3
と、上記物品2の搬送に従つて上記面における一
縁部を通る直線上の光を受けるように配置した1
つの受光素子4と、この受光素子4の出力を順次
デイジタル信号に変換するアナログ・デイジタル
変換器5と、上記各デイジタル信号を順次記憶す
るデータ記憶手段6と、上記各デイジタル信号を
累積する第1のデータ累積手段7と、上記データ
記憶手段6に記憶された上記各デイジタル信号の
うち先頭のものから中間に位置するものまでまた
は中間に位置するものから最終のものまでを累積
する第2のデータ累積手段8と、第1及び第2の
データ累積手段7,8の累積値の比を求めその比
と所定の判別定数とを比較する判定手段9とから
なる。
直方体状または立方体状であつて、その1つの面
の一縁部にその縁部に沿つて細長い帯状の識別マ
ーク1を備える物品2を等速で搬送する装置3
と、上記物品2の搬送に従つて上記面における一
縁部を通る直線上の光を受けるように配置した1
つの受光素子4と、この受光素子4の出力を順次
デイジタル信号に変換するアナログ・デイジタル
変換器5と、上記各デイジタル信号を順次記憶す
るデータ記憶手段6と、上記各デイジタル信号を
累積する第1のデータ累積手段7と、上記データ
記憶手段6に記憶された上記各デイジタル信号の
うち先頭のものから中間に位置するものまでまた
は中間に位置するものから最終のものまでを累積
する第2のデータ累積手段8と、第1及び第2の
データ累積手段7,8の累積値の比を求めその比
と所定の判別定数とを比較する判定手段9とから
なる。
このように構成したマーク検出装置では、物品
2が等速で搬送されるので、アナログ・デイジタ
ル変換器5の各出力は、識別マーク2を通る直線
上を走査したものとなる。従つて第1のデータ累
積手段7の累積値は走査線上の各光量の合計値に
対応するものとなる。また第2のデータ累積手段
8の累積値は、走査線の前側または後側半分の各
光量値に対応するものとなる。従つて、判定手段
9によつて第1及び第2の累積手段の両累積値の
比を求めると、走査線上の全光量の合計値に対す
る前側または後側半分の光量の合計値の比が得ら
れる。もし、識別マーク1が全く設けられていな
ければ、この比は0.5となる。よつて、この比を
判定定数0.5と比較し、0.5より大きければその半
分側に識別マーク1があることが判る。
2が等速で搬送されるので、アナログ・デイジタ
ル変換器5の各出力は、識別マーク2を通る直線
上を走査したものとなる。従つて第1のデータ累
積手段7の累積値は走査線上の各光量の合計値に
対応するものとなる。また第2のデータ累積手段
8の累積値は、走査線の前側または後側半分の各
光量値に対応するものとなる。従つて、判定手段
9によつて第1及び第2の累積手段の両累積値の
比を求めると、走査線上の全光量の合計値に対す
る前側または後側半分の光量の合計値の比が得ら
れる。もし、識別マーク1が全く設けられていな
ければ、この比は0.5となる。よつて、この比を
判定定数0.5と比較し、0.5より大きければその半
分側に識別マーク1があることが判る。
このマーク検出装置では、前側または後側半分
の光量と全光量とを比較しているので、誤判断す
ることはない。また、物品を搬送させながら判別
できるので判別能力が高い。また、受光素子4は
1つだけでよいので、構成が簡単になる。
の光量と全光量とを比較しているので、誤判断す
ることはない。また、物品を搬送させながら判別
できるので判別能力が高い。また、受光素子4は
1つだけでよいので、構成が簡単になる。
以下、この考案を第2図乃至第5図に示す1実
施例に基づいて詳細に説明する。
施例に基づいて詳細に説明する。
第2図において、10は滑走板で、送り込み側
端部10aよりも送り出し側端部10bの方が下
方に位置するように傾斜配置されている。この滑
走板10の中央には、その長さ方向に沿つて中央
滑走路12が形成されている。この滑走路12
は、送り出し側端部10bの近傍で正方向物品滑
走路14と負方向物品滑走路16とに分岐してい
る。これら両滑走路14,16への分岐点には切
換機構18が設けられている。この切換機構18
は通常、負方向物品滑走路16と中央滑走路12
とをつないでいる。
端部10aよりも送り出し側端部10bの方が下
方に位置するように傾斜配置されている。この滑
走板10の中央には、その長さ方向に沿つて中央
滑走路12が形成されている。この滑走路12
は、送り出し側端部10bの近傍で正方向物品滑
走路14と負方向物品滑走路16とに分岐してい
る。これら両滑走路14,16への分岐点には切
換機構18が設けられている。この切換機構18
は通常、負方向物品滑走路16と中央滑走路12
とをつないでいる。
中央滑走路12の送り込み側端部10aには、
複数のコンデンサ20が適当な搬送装置(図示せ
ず)によつて送り込まれている。これらコンデン
サ20は直方体状に形成されており、これらコン
デンサ20の上面の中央滑走路12を横切る方向
の一縁部に、これに沿つて細い帯状の識別マーク
22が設けられている。この識別マーク22は、
これが設けられている縁部側に、陽極または陰極
が存在することを示すものである。これらコンデ
ンサ20は、その先頭に位置するものの側面に、
中央滑走路12内にその下面より侵入した素子個
別分離ピン24が当接することによつて停止して
いる。この素子個別分離ピン24を下降させて、
中央滑走路12内より後退させることによつて先
頭のコンデンサ20が滑走を開始する。これにつ
れて、2番目以降のコンデンサ20も滑走を開始
するが、2番目のコンデンサ20を素子個別分離
ピン24の上方に位置する検出器26が検出し、
再び素子個別分離ピン24が中央滑走路12内に
侵入し、2番目以降のコンデンサ20が滑走する
のを停止させる。すなわち、コンデンサ20は1
個づつ中央滑走路12を滑走する。なお、これら
コンデンサ20は一定速度で中央滑走路12を滑
走するものである。
複数のコンデンサ20が適当な搬送装置(図示せ
ず)によつて送り込まれている。これらコンデン
サ20は直方体状に形成されており、これらコン
デンサ20の上面の中央滑走路12を横切る方向
の一縁部に、これに沿つて細い帯状の識別マーク
22が設けられている。この識別マーク22は、
これが設けられている縁部側に、陽極または陰極
が存在することを示すものである。これらコンデ
ンサ20は、その先頭に位置するものの側面に、
中央滑走路12内にその下面より侵入した素子個
別分離ピン24が当接することによつて停止して
いる。この素子個別分離ピン24を下降させて、
中央滑走路12内より後退させることによつて先
頭のコンデンサ20が滑走を開始する。これにつ
れて、2番目以降のコンデンサ20も滑走を開始
するが、2番目のコンデンサ20を素子個別分離
ピン24の上方に位置する検出器26が検出し、
再び素子個別分離ピン24が中央滑走路12内に
侵入し、2番目以降のコンデンサ20が滑走する
のを停止させる。すなわち、コンデンサ20は1
個づつ中央滑走路12を滑走する。なお、これら
コンデンサ20は一定速度で中央滑走路12を滑
走するものである。
中央滑走路12の中途には、そこにコンデンサ
20が到着したことを検出する素子到着検出セン
サ28が設けられている。このセンサ28は、光
源と受光素子(図示せず)を備え、光フアイバ3
0によつて光源からの光を中央滑走路を横切るよ
うに照射し、その光を光フアイバ32によつて受
光素子に導くものである。
20が到着したことを検出する素子到着検出セン
サ28が設けられている。このセンサ28は、光
源と受光素子(図示せず)を備え、光フアイバ3
0によつて光源からの光を中央滑走路を横切るよ
うに照射し、その光を光フアイバ32によつて受
光素子に導くものである。
これら光フアイバ30,32の設置位置の中央
滑走路12の上方に光フアイバ34が設けられて
おり、受光素子36に接続されている。この受光
素子36は、図示していない光源によつて照射さ
れたコンデンサ20の上面からの反射光を受ける
ものである。
滑走路12の上方に光フアイバ34が設けられて
おり、受光素子36に接続されている。この受光
素子36は、図示していない光源によつて照射さ
れたコンデンサ20の上面からの反射光を受ける
ものである。
滑走板10の送り出し側10aの位置には、素
子通過検出センサ38が設けられている。これ
も、光源と受光素子(図示せず)を備え、光フア
イバ40によつて正方向物品滑走路14及び負方
向物品滑走路16を横切るように光源からの光を
照射し、その光を光フアイバ42によつて受光素
子に導くものである。
子通過検出センサ38が設けられている。これ
も、光源と受光素子(図示せず)を備え、光フア
イバ40によつて正方向物品滑走路14及び負方
向物品滑走路16を横切るように光源からの光を
照射し、その光を光フアイバ42によつて受光素
子に導くものである。
素子到着検出センサ28、素子通過確認センサ
38の出力は、第3図に示すようにマイクコンピ
ユータ44に供給され、受光素子36の出力は、
アナログ・デイジタル変換器46でデイジタル信
号に変換されてからマイクロコンピユータ44に
供給される。マイクロコンピユータ44は、これ
ら供給信号に基づいて素子個別分離ピン24、切
換機構18を制御する。
38の出力は、第3図に示すようにマイクコンピ
ユータ44に供給され、受光素子36の出力は、
アナログ・デイジタル変換器46でデイジタル信
号に変換されてからマイクロコンピユータ44に
供給される。マイクロコンピユータ44は、これ
ら供給信号に基づいて素子個別分離ピン24、切
換機構18を制御する。
すなわち、第4図のフローチヤートに示すよう
に、ステツプ100において、ΣA,ΣB,CA,
CBをそれぞれ0に設定し、雑音定数α、前後選
別定数βを設定し、デイジタル信号を記憶させる
メモリの先頭番地Mを指定する。ついで、ステツ
プ102において素子個別分離ピン24を降下さ
せて、コンデンサ20を1つ滑走させる。そし
て、ステツプ104において、素子到着検出セン
サ28がコンデンサ20を検出したか否か判断す
る。検出しなければステツプ104を繰り返す。
検出すると、ステツプ106に移り、アナログ・
デイジタル変換器46からデイジタル信号を読み
込み、ステツプ108に移る。ステツプ108で
は、デイジタル信号Dから雑音定数αを減算し、
これをD1とし、ステツプ110に移る。ステツ
プ110ではD1が正であるか否か判断し、負で
あるとステツプ108に戻り、正であるとステツ
プ112に移り、メモリの先頭番地MにD1を記
憶させる。次いでステツプ114でΣAにD1を
加算し、これをΣAとする。すなわちD1を累積
する。次にステツプ116でMを1つ進めると共
に、CAを1つ歩進させる。ステツプ118で再
びアナログ・デイジタル変換器46からデイジタ
ル信号Dを読み込み、ステツプ120でDからα
を減算してD1とし、ステツプ122でD1が正
か負か判断し、正であるとステツプ112に戻
り、これからステツプ122までを繰り返す。受
光素子36の出力がコンデンサ20の通過に従つ
て第5図に示すように変化したとする36aが識
別マーク22に対応する部分、36b,36b…
…が汚れや定格表示に対応する部分である。この
場合に素子到着検出センサ28がオンになつた時
刻t1以後、受光素子36の出力は符号361,
362……36nで示す部分ごとにサンプリング
されてデイジタル化され、雑音定数αを減算した
後に、順にメモリに記憶されると共に、累積され
てメモリにΣAとして記憶される。CAは各サンプ
リング数を表わすが、これはコンデンサ20が等
速で移動しているのでコンデンサ20の長さも表
わしている。なお、D1が負になつたということ
は、コンデンサ20が素子到着検出センサ36の
設置位置を完全に通過したことを表わしている。
に、ステツプ100において、ΣA,ΣB,CA,
CBをそれぞれ0に設定し、雑音定数α、前後選
別定数βを設定し、デイジタル信号を記憶させる
メモリの先頭番地Mを指定する。ついで、ステツ
プ102において素子個別分離ピン24を降下さ
せて、コンデンサ20を1つ滑走させる。そし
て、ステツプ104において、素子到着検出セン
サ28がコンデンサ20を検出したか否か判断す
る。検出しなければステツプ104を繰り返す。
検出すると、ステツプ106に移り、アナログ・
デイジタル変換器46からデイジタル信号を読み
込み、ステツプ108に移る。ステツプ108で
は、デイジタル信号Dから雑音定数αを減算し、
これをD1とし、ステツプ110に移る。ステツ
プ110ではD1が正であるか否か判断し、負で
あるとステツプ108に戻り、正であるとステツ
プ112に移り、メモリの先頭番地MにD1を記
憶させる。次いでステツプ114でΣAにD1を
加算し、これをΣAとする。すなわちD1を累積
する。次にステツプ116でMを1つ進めると共
に、CAを1つ歩進させる。ステツプ118で再
びアナログ・デイジタル変換器46からデイジタ
ル信号Dを読み込み、ステツプ120でDからα
を減算してD1とし、ステツプ122でD1が正
か負か判断し、正であるとステツプ112に戻
り、これからステツプ122までを繰り返す。受
光素子36の出力がコンデンサ20の通過に従つ
て第5図に示すように変化したとする36aが識
別マーク22に対応する部分、36b,36b…
…が汚れや定格表示に対応する部分である。この
場合に素子到着検出センサ28がオンになつた時
刻t1以後、受光素子36の出力は符号361,
362……36nで示す部分ごとにサンプリング
されてデイジタル化され、雑音定数αを減算した
後に、順にメモリに記憶されると共に、累積され
てメモリにΣAとして記憶される。CAは各サンプ
リング数を表わすが、これはコンデンサ20が等
速で移動しているのでコンデンサ20の長さも表
わしている。なお、D1が負になつたということ
は、コンデンサ20が素子到着検出センサ36の
設置位置を完全に通過したことを表わしている。
ステツプ124で各デイジタル信号D1を記憶
しているメモリの番地を先頭の番地に戻すと共
に、CBにCA/2すなわちコンデンサ20の1/2
の長さを設定する。次にステツプ126におい
て、ΣBにM番地のD1を加算し、これをΣBとす
る。すなわちD1を累積する。そして、ステツプ
128においてMを1つ歩進し、CBを1つ減算
する。そして、ステツプ130でCBが0以下で
あるか否かを判定し、0以下であるとステツプ1
26に戻り、そうでないとステツプ132に移
り、0より大きいか否か判断し、0より小さけれ
ばステツプ134でMを1つ戻し、ΣBから1つ
戻したMの記憶値MDを減算し、ステツプ136
に移る。また0より大きければ、そのままステツ
プ136に移る。これによつて、受光素子36の
出力の部分361から36(n/2)までの合計値 がΣBとして得られる。なお、ステツプ132と
134とは、CAが奇数の場合に、ステツプ13
0だけでは受光素子46の出力の36(n/2+1) もΣBに累積する可能性があるからである。
しているメモリの番地を先頭の番地に戻すと共
に、CBにCA/2すなわちコンデンサ20の1/2
の長さを設定する。次にステツプ126におい
て、ΣBにM番地のD1を加算し、これをΣBとす
る。すなわちD1を累積する。そして、ステツプ
128においてMを1つ歩進し、CBを1つ減算
する。そして、ステツプ130でCBが0以下で
あるか否かを判定し、0以下であるとステツプ1
26に戻り、そうでないとステツプ132に移
り、0より大きいか否か判断し、0より小さけれ
ばステツプ134でMを1つ戻し、ΣBから1つ
戻したMの記憶値MDを減算し、ステツプ136
に移る。また0より大きければ、そのままステツ
プ136に移る。これによつて、受光素子36の
出力の部分361から36(n/2)までの合計値 がΣBとして得られる。なお、ステツプ132と
134とは、CAが奇数の場合に、ステツプ13
0だけでは受光素子46の出力の36(n/2+1) もΣBに累積する可能性があるからである。
そして、ステツプ136で、ΣBをΣAで除算
し、βと比較する。そして、ΣB/ΣAがβより大
きいと、ステツプ138で切換機構18をオンし
て正方向物品滑走路16にコンデンサ20を振分
け、ΣB/ΣAがβ以下であるとそのままコンデン
サ20を負方向物品滑走路14に流す。なお、β
は0.5に設定されている。
し、βと比較する。そして、ΣB/ΣAがβより大
きいと、ステツプ138で切換機構18をオンし
て正方向物品滑走路16にコンデンサ20を振分
け、ΣB/ΣAがβ以下であるとそのままコンデン
サ20を負方向物品滑走路14に流す。なお、β
は0.5に設定されている。
ステツプ140において、素子通過確認検出セ
ンサ38がオンであるか否か検出し、オンである
とステツプ100に戻り、オンでなければオンに
なるまでステツプ140を繰り返す。
ンサ38がオンであるか否か検出し、オンである
とステツプ100に戻り、オンでなければオンに
なるまでステツプ140を繰り返す。
上記の実施例では、受光素子36の出力の前側
半分と全体との比を求めたが、後側半分と全体と
の比を求めてもよい。また、滑走板10を用いて
コンデンサ20を等速で搬送したが、ベルトコン
ベヤ等を用いて等速で搬送してもよい。また、コ
ンデンサ20の極性の判別にこの考案によるマー
ク検出装置を用いたが、識別マークを有するもの
であれば他の物品に対してもこの考案によるマー
ク検出装置を用いることができる。さらにコンデ
ンサ20は直方体状に限つたものでなく、立方体
状のものを用いることもできる。この場合も、識
別マーク22は上記の実施例と同様にある面の一
縁部に、これに沿つて設けられる。立方体状の場
合、コンデンサの搬送方向に沿う縁部に識別マー
クが存在することもある。このとき、前側半分の
累積値と、全体の累積値との比は、汚れや定格表
示がないとすると、0.5となる。よつて、上記の
比が0.5より大きいか否か判別することによつて、
識別マーク22がコンデンサの搬送方向の先端縁
部にあるものと、それ以外の縁部にあるものとを
判別できる。識別マークも必らずしも上面に設け
る必要はない。
半分と全体との比を求めたが、後側半分と全体と
の比を求めてもよい。また、滑走板10を用いて
コンデンサ20を等速で搬送したが、ベルトコン
ベヤ等を用いて等速で搬送してもよい。また、コ
ンデンサ20の極性の判別にこの考案によるマー
ク検出装置を用いたが、識別マークを有するもの
であれば他の物品に対してもこの考案によるマー
ク検出装置を用いることができる。さらにコンデ
ンサ20は直方体状に限つたものでなく、立方体
状のものを用いることもできる。この場合も、識
別マーク22は上記の実施例と同様にある面の一
縁部に、これに沿つて設けられる。立方体状の場
合、コンデンサの搬送方向に沿う縁部に識別マー
クが存在することもある。このとき、前側半分の
累積値と、全体の累積値との比は、汚れや定格表
示がないとすると、0.5となる。よつて、上記の
比が0.5より大きいか否か判別することによつて、
識別マーク22がコンデンサの搬送方向の先端縁
部にあるものと、それ以外の縁部にあるものとを
判別できる。識別マークも必らずしも上面に設け
る必要はない。
第1図はこの考案によるマーク検出装置のクレ
ーム対応図、第2図はこの考案によるマーク検出
装置の1実施例の斜視図、第3図は同実施例のブ
ロツク図、第4図は同実施例のフローチヤート、
第5図は同実施例の受光素子の出力の波形図であ
る。 1……識別マーク、2……物品、3……搬送装
置、4……受光素子、5……アナログ・デイジタ
ル変換器、6……データ記憶手段、7……第1の
データ累積手段、8……第2のデータ累積手段、
9……判定手段。
ーム対応図、第2図はこの考案によるマーク検出
装置の1実施例の斜視図、第3図は同実施例のブ
ロツク図、第4図は同実施例のフローチヤート、
第5図は同実施例の受光素子の出力の波形図であ
る。 1……識別マーク、2……物品、3……搬送装
置、4……受光素子、5……アナログ・デイジタ
ル変換器、6……データ記憶手段、7……第1の
データ累積手段、8……第2のデータ累積手段、
9……判定手段。
Claims (1)
- 直方体状または立方体状であつてそれの或る面
の一縁部にその縁部に沿つて細長い帯状の識別マ
ークを備えた物品を等速で搬送する装置と、上記
物品の搬送に従つて上記面における上記搬送の方
向に沿う直線上からの反射光を受けるように配置
した1つの受光素子と、この受光素子の出力を順
次デイジタル信号に変換するアナログ・デイジタ
ル変換器と、上記各デイジタル信号のうち上記物
品からの反射光に対応するものを順次記憶するデ
ータ記憶手段と、上記各デイジタル信号を累積す
る第1のデータ累積手段と、上記記憶手段に記憶
された上記各デイジタル信号のうち先頭のものか
ら中間に位置するものまでまたは中間に位置する
ものから最終のものまでを累積する第2のデータ
累積手段と、第1及び第2のデータ累積手段の累
積値の比を求めその比と所定の判別定数とを比較
する判定手段とからなるマーク検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP377284U JPS60116556U (ja) | 1984-01-14 | 1984-01-14 | マ−ク検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP377284U JPS60116556U (ja) | 1984-01-14 | 1984-01-14 | マ−ク検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60116556U JPS60116556U (ja) | 1985-08-07 |
JPH0116197Y2 true JPH0116197Y2 (ja) | 1989-05-12 |
Family
ID=30478714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP377284U Granted JPS60116556U (ja) | 1984-01-14 | 1984-01-14 | マ−ク検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60116556U (ja) |
-
1984
- 1984-01-14 JP JP377284U patent/JPS60116556U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60116556U (ja) | 1985-08-07 |
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