JPH0116198Y2 - - Google Patents

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JPH0116198Y2
JPH0116198Y2 JP377384U JP377384U JPH0116198Y2 JP H0116198 Y2 JPH0116198 Y2 JP H0116198Y2 JP 377384 U JP377384 U JP 377384U JP 377384 U JP377384 U JP 377384U JP H0116198 Y2 JPH0116198 Y2 JP H0116198Y2
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JP
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switch
light
integrator
receiving element
mark
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JP377384U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、物品の上面に設けたマークを検出
する装置に関する。
上記のマークを備えた物品としては、例えば有
極性チツプ型コンデンサ(以下、単にコンデンサ
と称する。)がある。これは直方体状の外形を有
し、その上面の一縁部にそこに陽極または陰極が
存在することを表わす白色等のマークを設けたも
のである。このようなコンデンサは、複数個極性
をそろえてフイーダに供給するために自動整列さ
せることがある。そのため、従来には複数個のコ
ンデンサを照明用光源の下に送り込み、この光源
によつてマークが存在する一端部あるいはこれと
は反対側の端部を照明し、その反射光量を計測
し、基準値と比較して、コンデンサが所定の方向
に並んでいるか否か判断し、所定の方向に並んで
いないものは除去したり、向きを変えたりするこ
とがあつた。しかし、送り込みが不正確で照明が
マークではなく、それより幾分離れた位置にあた
つたり、或いはマークとは反対側の端部が汚れて
いたりした場合には、誤判断することがあつた。
また、光源からの光量が減少した場合にも同様に
誤判断することがあつた。
そこで、出願人は上記のような誤判断を防止す
るマーク検出装置を提案した。これは、マーク上
を横切るように一直線上に多数の光フアイバを配
列し、これら光フアイバの一端部から中間部まで
のものからの光を受けて抵抗値が変化する第1の
受光素子と、これら光フアイバの中間部から他端
部までのものからの光を受けて抵抗値が変化する
第2の受光素子と、第1及び第2の受光素子と検
出器とを含むブリツジとから構成されている(実
願昭58年第98537号)。しかしながら、この装置で
は多数の光フアイバや2つの受光素子が必要であ
り、構成が複雑になつていた。さらに、この装置
では、いちいち搬送中のコンデンサを停止させな
ければ判別することができず、処理能力が低くか
つた。
この考案は、誤検出を防止できるだけでなく、
構成が簡単でしかも処理能力が高いマーク検出装
置を提供することを目的とする。
そのため、この考案は、直方体状または立方体
状であつて、その1つの面の一縁部にその縁部に
沿つて細長い帯状の識別マークを備えた物品を搬
送する装置と、上記物品の搬送に従つて上記面に
おける上記一縁部と他縁部との間を通る直線上の
光を受けるように配置した1つの受光素子と、積
分器と、上記受光素子と上記積分器との間に介在
する信号反転器及び第1開閉ススイツチとの直列
回路と、この直列回路に並列に接続された第2開
閉スイツチと、上記受光素子が上記直線の一端部
から中間部までの光を受けている間第1開閉スイ
ツチを開くと共に第2開閉スイツチを閉じかつ上
記受光素子が上記中間部から上記直線の他端部ま
での光を受けている間第1開閉スイツチを閉じる
と共に第2開閉スイツチを開く制御回路と、上記
積分器の出力が正であるか負であるかを判定する
判定器とから構成されている。
このように構成すると、物品の搬送に従つて受
光素子は上記の直線の一端部から他端部までの光
を受けて出力を発生する。そして、直線の一端部
からその中間部までの光を受けている間、第1開
閉スイツチが開かれ、第2開閉スイツチが閉じら
れるので、直線の一端部から中間部までの光を受
けて受光素子が発生した出力を積分器がそのまま
積分する。また直線の中間部から他端部までの光
を受けている間、第1開閉スイツチが閉じられ、
第2開閉スイツチが開かれているので、直線の中
間部から他端部までの光を受けて受光素子が発生
する出力は信号反転器で極性が反転されて積分器
で積分される。従つて、直線の一端部側に、物品
の識別マークが存在していると、積分器の最終出
力は正になる。逆に、直線の他端部側に、物品の
識別マークが存在していると、積分器の最終出力
は負になる。よつて、積分器の最終出力の正負を
判定器で判定することによつて、識別マークが物
品のどちら側の縁部にあるか判定できる。以上の
ようにこの考案によるマーク検出装置によれば、
物品を搬送させながら識別マークを検出できるの
で、処理能力が高くなる。しかも、受光素子は1
つだけでよいので構成が簡単になる。
以下、この考案を図示の1実施例に基づいて詳
細に説明する。この実施例は、上述したようなコ
ンデンサ1の極性を判別するためのもので、第1
図に示すように直方体状に形成されており、その
上面の短い2つの縁部の一方に、その縁部に沿つ
て細長い帯状の識別マーク2が設けられている。
この識別マーク2は、これが付されている縁部側
に陽極または陰極が存在していることを表してい
る。これらコンデンサ1は、第1図及び第2図に
示すコンベヤ3によつて等速で搬送される。4は
コンベヤ駆動用の駆動源である。
コンベヤ3の上方の所定位置には光フアイバ5
がコンデンサ1と対面するように設けられてい
る。第2図には示していないが、光フアイバ5に
おけるコンベヤ3とは反対側の端部には受光素子
6が設けられている。
受光素子6の出力側は、第3図に示すように信
号反転器7、開閉スイツチ8の直列回路を介して
積分器9の入力側に接続されている。この直列回
路に並列に開閉スイツチ10が接続されている。
積分器9内のコンデンサ(図示せず)の両端には
開閉スイツチ11が接続されている。これら開閉
スイツチ8,10,11は、スイツチ制御器12
によつて開閉制御される。スイツチ制御器12
は、コンベヤ駆動源4によつてコンベヤ3と共に
駆動されるパルス発生器13から入力されるパル
スに応じて各開閉スイツチ8,10,11を開閉
制御する。
積分器9の出力側は判定器14の入力側に接続
され、判定器14の出力側はソレノイド励磁器1
5の入力側に接続されている。この励磁器15が
励磁するソレノイド16は、光フアイバ5の位置
よりもさらにコンベヤ3の進行方向側に進んだ位
置の側方に設けられており、励磁されるとそのロ
ツド16aを前進させて、コンデンサ1をコンベ
ヤ3上から落下させるものである。
このマーク検出装置では、コンデンサ1のマー
ク2がコンベヤ3の進行方向側の端部1aにある
とすると、受光素子6の出力はコンデンサ1の進
行方向側端部1aから反対側端部1cまでの光を
受けて第4図aのように変化する。同図aにおい
て、17は識別マーク2に対応する部分、18,
18…はコンデンサ1上の汚れや定格表示記号に
対応する部分である。この出力のうち進行方向側
端部1aから中間部1bに対応するものは、スイ
ツチ制御器12によつて開閉スイツチ8,11が
開かれ、同10が閉じられているので、そのまま
積分器9に供給されて積分される。積分器9の出
力を同図cに示す。積分器9の出力の時刻t1(コ
ンデンサ1の上面の中間部1bの光を受光素子6
が受けている時刻)における値が、コンデンサ1
の一端部1aから中間部1bに対応する受光素子
6の出力の積分値である。
一方、受光素子6の出力は信号反転器7にも供
給されており、第4図bに示すように極性が反転
される。この反転出力のうち中間部1bから反対
側端部1cまでに対応する部分は、スイツチ制御
器12によつて開閉スイツチ8が閉じられ、同1
0,11が開かれるので積分器9に供給され積分
される。しかし、積分器9の出力は信号反転器7
によつて反転されたものが供給されているので、
時刻t1における値から徐々に減少していく。減少
していくが、中間部1bから他端部1cまでの間
に識別マーク2が存在していないので、時刻t2
(反対側端部1cの光を受光素子6が受けた時刻)
においても積分器9の出力は正の値を維持する。
時刻t2における積分器9の出力が正であるので、
判定器14はソレノイド励磁器15に出力を供給
せず、コンデンサ1はそのまま通過する。
コンデンサ1の反対側端部1cに識別マーク2
があると、時刻t2における積分器9の出力は負の
値を維持する。よつて判定器14はソレノイド励
磁器15に出力を供給し、この励磁器15はソレ
ノイド16を励磁する。これによつて、反対側端
部1cに識別マーク2のあるコンデンサ1はソレ
ノイド16の設置位置まで進行すると、ロツド1
6aが前進し、そのコンデンサ1をコンベヤ3上
から落下させる。
なお、開閉スイツチ11は、受光素子6がコン
デンサ1の進行方向側端部1aから反対側端部1
cまでの光を受けているとき以外、閉じられて積
分器9内のコンデンサを短絡しているが、これは
暗電流部分を積分するのを防止するためである。
上記の実施例では、コンデンサ1の識別マーク
2の検出にこの考案を用いたが、識別マーク2を
有するものであれば、他の物品にもこの考案を実
施できる。またコンデンサ1には直方体状のもの
を用いたが立方体状のものを用いることもでき
る。この場合、識別マーク2がコンベヤ3の搬送
方向に沿う縁部側にあることがあるが、このとき
の積分器9の出力は、コンデンサに汚れや定格表
示がなければ0となる。従つて、判定器14を積
分器9の出力が0以下となると、ソレノイド励磁
器15に出力を生成するように構成すると、コン
デンサの搬送方向を横切る縁部のうち前側に識別
マーク2を持たないものを除去できる。さらに、
識別マーク2はコンデンサ1の上面に設けたが、
上面以外の面に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるマーク検出装置の1実
施例の正面図、第2図は同実施例の部分省略側面
図、第3図は同実施例のブロツク図、第4図a乃
至cは同実施例のブロツク各部の波形図である。 1……コンデンサ(物品)、2……識別マーク、
3……コンベヤ(搬送装置)、6……受光素子、
7……信号反転器、8……第1の開閉スイツチ、
9……積分器、10……第2の開閉スイツチ、1
2……スイツチ制御器、14……判定器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直方体状または立方体状であつて、その1つの
    面の一縁部にその縁部に沿つて細長い帯状の識別
    マークを備えた物品を搬送する装置と、上記物品
    の搬送に従つて上記面における上記搬送の方向に
    沿う直線上の反射光を受けるように配置した1つ
    の受光素子と、積分器と、上記受光素子と上記積
    分器との間に介在する信号反転器及び第1開閉ス
    イツチとの直列回路と、この直列回路に並列に接
    続された第2開閉スイツチと、上記受光素子が上
    記面における上記直線の一端部から中間部までの
    光を受けている間第1開閉スイツチを開くと共に
    第2開閉スイツチを閉じかつ上記受光素子が上記
    中間部から上記直線の他端部までの光を受けてい
    る間第1開閉スイツチを閉じると共に第2開閉ス
    イツチを開く制御回路と、上記積分器の出力が正
    であるか負であるかを判定する判定器とからなる
    マーク検出装置。
JP377384U 1984-01-14 1984-01-14 マ−ク検出装置 Granted JPS60116557U (ja)

Priority Applications (1)

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JP377384U JPS60116557U (ja) 1984-01-14 1984-01-14 マ−ク検出装置

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JP377384U JPS60116557U (ja) 1984-01-14 1984-01-14 マ−ク検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60116557U JPS60116557U (ja) 1985-08-07
JPH0116198Y2 true JPH0116198Y2 (ja) 1989-05-12

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JP377384U Granted JPS60116557U (ja) 1984-01-14 1984-01-14 マ−ク検出装置

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JPS60116557U (ja) 1985-08-07

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