JPH0116167B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0116167B2
JPH0116167B2 JP57046660A JP4666082A JPH0116167B2 JP H0116167 B2 JPH0116167 B2 JP H0116167B2 JP 57046660 A JP57046660 A JP 57046660A JP 4666082 A JP4666082 A JP 4666082A JP H0116167 B2 JPH0116167 B2 JP H0116167B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spinner
cutter
center
main cutter
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57046660A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58163315A (ja
Inventor
Mitsuo Ishii
Hideo Obata
Tooru Hirose
Masaki Yura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4666082A priority Critical patent/JPS58163315A/ja
Publication of JPS58163315A publication Critical patent/JPS58163315A/ja
Publication of JPH0116167B2 publication Critical patent/JPH0116167B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粕貯溜式のスピンナーを備えたジユー
サに関するものである。
従来、粕を回転体内部に貯える方式のジユーサ
は、ジユースの抽出の際に生ずる粕のアンバラン
スによつて回転振動が発生した。この回転振動を
低減化する手段として第1図に示すように、内部
に適当量の液体1を封入した中空環状体2を設
け、スピンナー3の高速回転時における粕4のア
ンバランスを、前記液体1の移動により自動的に
釣りあいをとらせることが提案されていた。この
種のバランサーは、スピンナー3の上部外周部に
金属等のリングで作られた固型バランサーをおも
りとして取り付けた以前のタイプのバランサーに
比べ、アンバランスを打ち消す作用があり、しか
も軽量で、かつ安価に得られるという大きな長所
を有している。
しかし、この方法をジユーサに応用した場合、
軽量であるため、回転慣性が小さく、したがつ
て、ジユース抽出時、被切削物(果物や野菜等)
を投入口5より投入するため、切削抵抗によりス
ピンナー3の回転数が低下し、第2図のように
1800rpmの回転数付近でスピンナー3が異常振動
を起こす。すなわち、この種の液体を封入したバ
ランサーの効果を出すためには、回転支持系の振
れ回りの固有振動数を、定常時のスピンナー3の
回転数よりも低くする必要があり、回転数が下が
るということは、この振れ回り固有振動数と共振
し易くなり、そして固有振動数以下に回転数が下
がると共振を伴う異常振動が発生する。またスピ
ンナー3の振動が大きくなると、モータの負荷が
大きくなり、その結果として、切削が終り、切削
抵抗が小さくなつても、回転数が上昇せず、共振
状態が持続することになる。更に、この種のバラ
ンサーは、共振周波数以下の回転数では、液体の
偏りがアンバランスを助長することになり、共振
周波数よりも少し下がつた回転数ではこの異常振
動は最悪となる。さらには、被切削物の切削条件
を良くするために投入口中心とカツター6の回転
中心とが距離Sだけ離れている。このため、被切
削物の切削時に前記スピンナー3が矢印A方向に
たわまされ、その結果、スピンナー3の内面全体
に層状に貯められた粕4が投入口5を有する投入
口部材にあたり、より大きな振動を発生するとと
もに、切削終了と同時に反作用(復元力)が起振
力となり、前記振動が増巾される問題があつた。
なお、方式および目的は異なるが、投入口中心を
カツターの回転中心に近づけたジユーサも知られ
ている(例えば特公昭57−7734号公報)が、中心
が一致していないため、切削時におけるスピンナ
ーのたわみはさけられず、この技術では粕貯溜式
ジユーサ特有の問題は解消できないものである。
本発明は粕貯溜式であつて、しかも液体を封入
した中空環状体で構成されるバランサーを設けた
構成において、スピンナーのたわみをなくして異
常振動の増巾を防止したジユーサを提供すること
を目的とするものである。
本発明は上記目的達成のために、メインカツタ
ーの回転中心とほぼ同軸上に被切削物の投入口の
開口中心を位置させるとともに、メインカツター
のほぼ中央部に補助カツターを設けたものであ
る。
以下、本発明の一実施例について第3図〜第5
図にもとづいて説明する。図において、7はジユ
ース受け容器8内に配置され、かつ上方に向かつ
て径大となる回転自在の略円筒状のスピンナー、
9は前記スピンナー7の内底面に固着されたメイ
ンカツター、10はメインカツター9のほぼ中央
部に位置し、かつメインカツター9より切り起こ
してこれと一体になつた略羽根状の補助カツター
で、投入された被切削物を粗断する役目をなす。
前記補助カツター10はメインカツター9の回転
中心とほぼ同軸上に開口中心が位置する投入筒1
1の投入口12内に一部が臨んでいる。13は前
記投入筒11を具備した蓋、14は投入筒11に
案内された果実類等を前記補助カツター10に押
し当てる押し込み棒である。前記投入筒11の投
入筒先端面15には、投入筒11の中心より外に
向かつて略放射状の凸部16を有し、メインカツ
ター9と対向しそのすき間Tで切削終了時の粕3
5の大きさを規制している。17はスピンナー7
内に着脱自在に装着された略円筒状のフイルター
で、これは軸心方向に複数の三角スリツト18を
有している。19はスピンナー7の上部外周に一
体に構成された中空環状体である。前記中空環状
体19は、内部に粕35によるアンバランス対策
用の液体20が適当量封入されており、さらに
は、この液体20の急激なる移動を阻止する複数
個のスリツト部材(図示せず)を具備していてバ
ランサーを構成している。前記スピンナー7は、
モーター21の駆動用シヤフト22に着脱自在に
嵌合するようになつており、さらに前記駆動用シ
ヤフト22により回転させられる。23は足24
を有した本体、25は本体23の底板26に植設
されたモーター取付用の下脚、27は本体23の
上板28に植設され、ボス29を有したモーター
取付用の上脚、30は前記上脚27、ボス29及
び下脚25に挾持され、かつモーター取付板31
を保持する防振ゴム、32はジユースを受けるジ
ユース受け部33からジユース取出口34を通過
したジユースを受けるコツプである。
上記構成において、次にジユーサの動作を説明
する。
押し込み棒14により補助カツター10に押し
込まれた果実等の被切削物は、補助カツター10
により粗断される。この粗断された被切削物は、
メインカツター9と凸部16とにより圧切削され
て極細に粉砕され、フイルター17の内面に均等
に付着する。切削時、切削抵抗によりスピンナー
7の回転数は下げられ、スピンナー7は異常振動
を起こす。しかし、メインカツター9のほぼ中央
部に被切削物が供給されるため、従来のようにス
ピンナー7に矢印B方向の力が加わらず、さらに
は被切削物が補助カツター10にて粗断されてい
るため、異常振動の増巾はなく、スピンナー7が
直ちに定常回転に戻る。また、この時の異常振動
は、防振ゴム30により減衰されて本体23へ伝
えられる。さらに粕35は、スピンナー7の回転
により遠心力が与えられ、略円筒状のフイルター
17の内面に付着してジユース分が分離される。
ジユースは、スピンナー7の内壁面を上昇し上方
より吐出され、さらにジユース受け部33を介
し、ジユース取出口34よりコツプ32へ滴下す
る。一方ジユースの粕35は、略放射状の凸部1
6に案内され、略円筒状のフイルター17の内
側、すなわちスピンナー7の内側に均等に貯えら
れる。
以上のように本発明によれば、粕を貯溜すると
ともに、液体を封入した中空環状体で構成される
バランサーを設けた略円筒状のスピンナーと、こ
のスピンナーの内底面に固着されたメインカツタ
ーと、このメインカツターの回転中心とほぼ同軸
上に開口中心が位置する被切削物の投入口と、、
前記メインカツターのほぼ中央部に位置した補助
カツターとを備えたもので、被切削物の投入口の
開口中心とメインカツターの回転中心がほぼ同軸
上に位置しているため、スピンナーのたおれが生
ずることはなくなるとともに、液体を封入した中
空環状体で構成されるバランサーの作用と相まつ
て、スピンナーの低速回転時における異常振動を
確実に防止することができるとともに、粕が投入
口部材に当たることによる振動も防止することが
できる。またメインカツターのほぼ中央部に位置
した補助カツターで被切削物を粗断するようにし
ているため、メインカツター部での切削抵抗は少
なくなり、これにより、スピンナーは低速回転か
ら直ちに定常回転に戻るため、異常振動発生率も
下げることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示すジユーサの断面図、第2
図は従来のスピンナー回転数と振動振巾の関係を
示す特性図、第3図は本発明の一実施例を示すジ
ユーサの断面図、第4図は第3図のA−A断面
図、第5図は投入筒の下面図である。 7……スピンナー、9……メインカツター、1
0……補助カツター、11……投入筒、12……
投入口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粕を貯留するとともに、液体を封入した中空
    環状体で構成されるバランサーを設けた略円筒状
    のスピンナーと、このスピンナーの内底面に固着
    されたメインカツターと、このメインカツターの
    回転中心とほぼ同軸上に開口中心が位置する被切
    削物の投入口と、前記メインカツターのほぼ中央
    部に位置した補助カツターとを有するジユーサ。 2 補助カツターを切り起こしメインカツターと
    一体にした特許請求の範囲第1項記載のジユー
    サ。
JP4666082A 1982-03-23 1982-03-23 ジユ−サ Granted JPS58163315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4666082A JPS58163315A (ja) 1982-03-23 1982-03-23 ジユ−サ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4666082A JPS58163315A (ja) 1982-03-23 1982-03-23 ジユ−サ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58163315A JPS58163315A (ja) 1983-09-28
JPH0116167B2 true JPH0116167B2 (ja) 1989-03-23

Family

ID=12753482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4666082A Granted JPS58163315A (ja) 1982-03-23 1982-03-23 ジユ−サ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4425342Y1 (ja) * 1965-04-01 1969-10-24

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833926Y2 (ja) * 1979-08-13 1983-07-29 松下電器産業株式会社 ジユ−サ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4425342Y1 (ja) * 1965-04-01 1969-10-24

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Publication number Publication date
JPS58163315A (ja) 1983-09-28

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