JPH0116132Y2 - - Google Patents

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JPH0116132Y2
JPH0116132Y2 JP3206683U JP3206683U JPH0116132Y2 JP H0116132 Y2 JPH0116132 Y2 JP H0116132Y2 JP 3206683 U JP3206683 U JP 3206683U JP 3206683 U JP3206683 U JP 3206683U JP H0116132 Y2 JPH0116132 Y2 JP H0116132Y2
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JP
Japan
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sound
absorbing
piano
support leg
bolt
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JP3206683U
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JPS59138895U (ja
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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ピアノ本体の下面に接触させて使用
するグランドピアノ用の吸音装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、ピアノ音を減音させるには、ピアノ室を
防音施工する方法、或はピアノの裏側に吸音材を
密着させる方法などが採用されている。後者の場
合アツプライトピアノに関しては、従来から吸音
材をピアノの裏側に密接に立てかけることができ
るため、重量制限をうけることはないが、グラン
ドピアノの場合は、共鳴板の裏側、即ちピアノ本
体の底面に吸音材を貼着しているので、経年変化
が生じて吸音材が脱落するおそれがあり、その上
吸音材を除去した後も粘着剤の跡が残るという欠
点があつた。また貼着手段を採るがために、軽量
の吸音板に制限しなければならなかつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
粘着剤を用いず、重量制限を要しないグランドピ
アノ用吸音装置の提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はグランドピアノ用吸音装置であつて、
ピアノ本体の下面に密着状態で配される平板状の
吸音板があつて、吸音板を支持する支持脚があつ
て、支持脚の下端に床面に接する防振ゴムがあつ
て、上記支持脚にピアノ本体に上記吸音板を密着
させるための高さ調整手段を備えたものである。
〔作用〕
本考案は、グランドピアノ本体の底面に吸音板
を接触させて吸音し、防音効果を得ようとするも
ので、吸音板を支持脚で下から支持し、かつ、支
持脚側で吸音板の高さ調整を可能としたものであ
る。そして、上記支持脚の下端は、防振ゴムが床
面に接しているため音の伝播防止効果を高めるも
のである。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に従つて説明する。
本考案のグランドピアノ用吸音装置は第1図に
例示したように、ピアノ本体の下面に吸音板1が
接するように支持脚8によつて支持するものであ
る。
上記吸音板1は第2図で例示したように、所定
形状の吸音材、例えばガラス繊維層2の上面に多
孔性の保護シート3を設け、対向面には天然或は
合成の硬質板を設けて底面4を形成し、側周を適
宜材から成る被覆帯5で覆つている。
上記底面4の適宜位置には、ボルト基台7をね
じ止め等の適宜手段によつて取付け、ボルト基台
7にボルト6の上端を固定し、該ボルト6の外周
に螺合するナツト13、それに該ボルト6に外嵌
する座金16を設けたものである。
上記ボルト6を支持脚8の上端中空部に挿入し
て、ボルト6とナツト13の螺合によつて高さを
調整するものであるが、支持脚8の下端は防振ゴ
ム11に冠装した支持脚基台12の中央に設けた
突部10に嵌合している。図中9は支持脚の中空
部である。
防振ゴム11は第3図に例示したように、複数
の孔14を有し、底部中央には凹部17を設けて
いる。
上記の孔14および凹部17は床面15ととも
に中空部を形成して、防振と吸音の効果を発揮す
る。
また、凹部17は床面の凹凸、例えばじゆうた
んなどの敷物の隆起を吸収することもできる。
本考案の吸音装置を実施するには、床面に防振
ゴムを載置し、そのうえに支持脚基台12を冠装
し、支持脚基台12の突部10に支持脚8を嵌合
させ、その上端に吸音板1のボルト6を挿入して
から、ナツト13を適宜螺合してレベル調節すれ
ばよい。ナツト13は前記座金16を介して支持
脚8の上端縁で受け止め支持される。
従つて、吸音板1の厚みは制限されず、施工現
場において容易に高さを調整できるものである。
上記実施例では、支持脚が中空である場合を例
示したが、支持脚上端にねじを刻設してボルト状
に形成し、支持脚基台12を中空に形成し、吸音
板底面に中空体を設けて、支持脚8の上下端をそ
れぞれ上記中空部に嵌合させてもよい。
また、本考案は支持脚の数量や形状を限定する
ものではない。例えば、角柱でも円柱でもよい。
支持脚と支持脚基台は別体であつても、一体成
形であつてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、上記の構成により以下の効果が得ら
れる。
(1) 吸音板を貼着によらず、支持脚により支持す
るため、吸音板が厚みや重量で制限を受けな
い。
(2) 現場での吸音板の高さ調整が容易であり、ピ
アノ本体に吸音板を確実に密着させることがで
きる。
(3) ピアノ本体に対する吸音板の着脱が容易で、
ピアノ本体を汚損することがない。
(4) 支持脚下端の防振ゴムが床面に接しているの
で、音の伝播防止効果も得られ、吸音効果とと
もに、良好な吸音効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は第1図におけるA−A線断面図、第3図は本考
案の構成部材のひとつである支持脚の断面図であ
る。 1……吸音板、2……ガラス繊維、3……保護
シート、4……底面、5……被覆帯、6……ボル
ト、7……ボルト基台、8……支持脚、9……中
空部、10……突部、11……防振ゴム、12…
…支持脚基台、13……ナツト、14……孔、1
5……床面、16……座金、17……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ピアノ本体の下面に密着状態で配される平板状
    の吸音板があつて、 吸音板を支持する支持脚があつて、 支持脚の下端に床面に接する防振ゴムがあつ
    て、 上記支持脚にピアノ本体に上記吸音板を密着さ
    せるための高さ調整手段を備えていることを特徴
    とするグランドピアノ用吸音装置。
JP3206683U 1983-03-05 1983-03-05 グランドピアノ用吸音装置 Granted JPS59138895U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3206683U JPS59138895U (ja) 1983-03-05 1983-03-05 グランドピアノ用吸音装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3206683U JPS59138895U (ja) 1983-03-05 1983-03-05 グランドピアノ用吸音装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59138895U JPS59138895U (ja) 1984-09-17
JPH0116132Y2 true JPH0116132Y2 (ja) 1989-05-12

Family

ID=30162902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3206683U Granted JPS59138895U (ja) 1983-03-05 1983-03-05 グランドピアノ用吸音装置

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JP (1) JPS59138895U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59138895U (ja) 1984-09-17

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