JPS5837583Y2 - 減衰定盤 - Google Patents
減衰定盤Info
- Publication number
- JPS5837583Y2 JPS5837583Y2 JP17372580U JP17372580U JPS5837583Y2 JP S5837583 Y2 JPS5837583 Y2 JP S5837583Y2 JP 17372580 U JP17372580 U JP 17372580U JP 17372580 U JP17372580 U JP 17372580U JP S5837583 Y2 JPS5837583 Y2 JP S5837583Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface plate
- honeycomb core
- plate
- damping
- damping surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、特に精密な測定、実験あるいは加工用の空気
ばね除振システムにおける装置載置台として使用するの
に好適な減衰定盤に関する。
ばね除振システムにおける装置載置台として使用するの
に好適な減衰定盤に関する。
従来、この種の定盤としては鋳鉄製、鉄骨コンクリート
製、石製のものがあるが、近年測定装置の設置位置の変
更等の便宜上、軽量化を図るべくアルミニウム製のハニ
カムコアを用いたものも採用されつつある。
製、石製のものがあるが、近年測定装置の設置位置の変
更等の便宜上、軽量化を図るべくアルミニウム製のハニ
カムコアを用いたものも採用されつつある。
このハニカムコアは厚さ方向にハニカム形の孔を設けた
ものである。
ものである。
このハニカムコアを用いた定盤は、ハニカムコアの上、
下面に金属板を貼付けてなるもので、構造的にはそれ自
体では振動減衰作用が小さく、外力が加えられると、そ
の表面の振動が長時間持続する。
下面に金属板を貼付けてなるもので、構造的にはそれ自
体では振動減衰作用が小さく、外力が加えられると、そ
の表面の振動が長時間持続する。
また、周囲の音による孔内部の共鳴で外面が振動するこ
ともある。
ともある。
このようなことから、従来のハニカムコアを用いた定盤
では測定、実験等が時折阻害されることがあった。
では測定、実験等が時折阻害されることがあった。
本考案は、ハニカムコアを用いた定盤を改良すべくなさ
れたもので、良好な振動減衰特性を発揮しうる減衰定盤
を提供することを目的とする。
れたもので、良好な振動減衰特性を発揮しうる減衰定盤
を提供することを目的とする。
以下、図面につき本考案を説明する。
第1図、第2図は本考案の一実施例を示す図である。
図において、1はハニカムコアで゛あり、この上、下開
口面に割振板2,3が接着されている。
口面に割振板2,3が接着されている。
ハニカムコア1はアルミニウムを素材として多数の孔1
aを厚さ方向にハニカム形に設けてなる。
aを厚さ方向にハニカム形に設けてなる。
各孔1a内には例えばグラスウール、ポリウレタンなど
の吸音材4が装入されている。
の吸音材4が装入されている。
制振板2は2枚の剛性板5,6、例えば防錆性がありか
つ磁石の吸着が可能なステンレス板あるいはアルミニウ
ム板間に粘弾性材料7をサンドイッチしてなる。
つ磁石の吸着が可能なステンレス板あるいはアルミニウ
ム板間に粘弾性材料7をサンドイッチしてなる。
なお、粘弾性材料7としては、比較的安価に入手でき、
かつ剛性板5,6への接着性がよく接着作業の容易なア
クリル系高分子材料を主成分としたものを用いることが
好ましい。
かつ剛性板5,6への接着性がよく接着作業の容易なア
クリル系高分子材料を主成分としたものを用いることが
好ましい。
下方の制振板3も前記制振板2と同様に構成されている
が、剛性板としては高価なステンレス板を使う代わりに
剛板により構成されてもよい。
が、剛性板としては高価なステンレス板を使う代わりに
剛板により構成されてもよい。
ハニカムコア1の側面には側板8が設けられ、さらに適
当な枠材9を介して化粧板10が設けられている。
当な枠材9を介して化粧板10が設けられている。
上記のように構成された減衰定盤は使用に際し、3〜4
台の空気ばねその他の防振装置に支承して設置され、上
面に測定装置が載置される。
台の空気ばねその他の防振装置に支承して設置され、上
面に測定装置が載置される。
以上、本考案による定盤は、ハニカムコアの開口面に、
複数の剛性板間に粘弾性材料をサンドイッチした制振板
を接着したものであるから、振動減衰特性が著しく大と
なり、共振振幅を少なくとも1/3〜1/100まで低
減することが可能である。
複数の剛性板間に粘弾性材料をサンドイッチした制振板
を接着したものであるから、振動減衰特性が著しく大と
なり、共振振幅を少なくとも1/3〜1/100まで低
減することが可能である。
また、本考案によれば、ハニカムコアの孔内に吸音材を
装入することにより、周囲の音による内部共鳴作用を防
止し得、したがって共鳴による盤面振動の発生をおさえ
て振動による実験阻害等を解消できる。
装入することにより、周囲の音による内部共鳴作用を防
止し得、したがって共鳴による盤面振動の発生をおさえ
て振動による実験阻害等を解消できる。
第1図は本考案の一実施例を示す一部縦断正面図、第2
図は第1図A部の横断面図である。 1・・・・・・ハニカムコア、2,3・・・・・・制振
板、5,6・・・・・・剛性板、7・・・・・・粘弾性
材料。
図は第1図A部の横断面図である。 1・・・・・・ハニカムコア、2,3・・・・・・制振
板、5,6・・・・・・剛性板、7・・・・・・粘弾性
材料。
Claims (1)
- 1.ハニカムコアの開口面に、複数の剛性板間に粘弾性
材料をサンドイッチした制振板を接着してなることを特
徴とする減衰定盤。 2、ハニカムコアをアルミニウムにより形成し、粘弾性
材料としてアクリル系の高分子材料を用いた実用新案登
録請求の範囲第1項記載の減衰定盤。 3、ハニカムコアは各孔内に吸音材が装入されてなる実
用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の減衰定盤
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17372580U JPS5837583Y2 (ja) | 1980-12-03 | 1980-12-03 | 減衰定盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17372580U JPS5837583Y2 (ja) | 1980-12-03 | 1980-12-03 | 減衰定盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5796785U JPS5796785U (ja) | 1982-06-14 |
JPS5837583Y2 true JPS5837583Y2 (ja) | 1983-08-24 |
Family
ID=29531919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17372580U Expired JPS5837583Y2 (ja) | 1980-12-03 | 1980-12-03 | 減衰定盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837583Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-03 JP JP17372580U patent/JPS5837583Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5796785U (ja) | 1982-06-14 |
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