JPH01161147A - 超音波探傷のデータ取込み方法 - Google Patents

超音波探傷のデータ取込み方法

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JPH01161147A
JPH01161147A JP62317414A JP31741487A JPH01161147A JP H01161147 A JPH01161147 A JP H01161147A JP 62317414 A JP62317414 A JP 62317414A JP 31741487 A JP31741487 A JP 31741487A JP H01161147 A JPH01161147 A JP H01161147A
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echo
ultrasonic flaw
signal
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Mikito Kabuki
株木 幹人
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業−1−の利用分野〕 本発明1ま、超音波探傷の検出データを自動的に取込む
方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、鋼材等の非破壊検査法として超音波の特性を
利用して探傷を行なうものが広く実用化されている。こ
の種の超音波探傷は、周知のように被検査体中を伝わる
超音波が欠陥や形状unぶつかると反射する性質を利用
し、この反射信号(以下、エコーと称する)をデータと
して取り込む。
具体的には、超音波の送受信を行なう超音波探触子を被
検査体−1−で走査させ、超音波探触子の走査位置が一
定@変化する毎にエコーの高さ、ビーム路程、超音波探
触子の位置等の超音波データをデータ収録装置を介して
取込む。そして、この取込みデータを外部メモリへ記憶
し、信号の解析処理等を行なっていた。
なお、超音波探傷に関する従来技術としては、例えば特
公昭59−160758号公報等に開示されたものがあ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、このような自動超音波探傷においては、材料
の組織の粗い被検査体、例えばオーステティ1−系ステ
ンレス等を超音波探傷する場合には、その組織の粗さな
どから超音波データに雑エコー(林状エコー等)が発生
することがある。また、探傷現場で溶接機等から電気的
なノイズの影響を受は易く、データ収録装置にデータと
して収録されてしまうこともある。これらのノイズや雑
エコーを受けると、データ量は増大し、かつその処理に
要する時間も増大し、その出力された結果も欠陥からの
正規のエコーか、ノイズや雑エコーなどからの判別を困
難にさせるなどの問題がある。
従って、超音波データが欠陥からのエコー信号か、ある
いは電気的なノイズや雑エコー信号かを判別し、データ
収録装置にできるだけ正確な超音波データを取込むこと
ができれば最も望ましい。
しかし、現状はこのような信号の判別が困難であるため
、信号の判別を行なわずにコンピュータに取込んでいる
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、超音波探傷のデータをデータ収録装
置に取込む前に、検出される波形が被検査体の正規なエ
コー(欠陥を表わすエコーや形状を表わすエコー)かノ
イズ、雑エコーに基づくものか事前に判別し、有効なデ
ータの取込みを可能にして超音波探傷精度を向上させる
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、超音波探触子を被検査体」二で走査させ、
この走査経路の各データ取込み位置にて超音波探傷を行
ない、被検査体中から反射される超音波のエコー、この
エコー発生位置を示すビーム路程、超音波探傷の位置等
を超音波探傷データとして取込む方法において、データ
を取込むに際し次の工程を採用することで達成される。
すなわち、(1)先ず、超音波探傷により被検査体から
エコーらしき信号が受信された場合には、このエコーら
しき信号を受信したデータ取込み位置でのエコーに関す
る超音波探傷データの取込みを一時保留して超音波探触
子を次のデータ取込み位置まで移動させる。
(2)そして、この移動させたデータ取込み位置で超音
波探傷を行なうと共に、 (3)この位置移動後の今回の超音波探傷データと取込
み保留された前回の超音波探傷データとを比較して、今
回の超音波探傷データ中に前回の超音波探傷データ中の
ビーム路程とほぼ同じ位置にエコーらしき信号が発生し
ているか否か判定する。
(4)そして、この判定条件に適合している場合には、
前回の超音波探傷時に受信されたエコーらしき信号を正
規のエコーとして、このエコーに関する前回の超音波探
傷データを取込む。
〔作用〕
しかして、本発明のデータ取込み方法によれば、前述の
(1)の工程では、超音波探傷により被検査体からエコ
ー(欠陥エコーや形状エコー)らしき信号が受信される
と、この探傷位置でのエコーに関する超音波探傷データ
の取込みが一時保留されるので、雑エコーや電気的ノイ
ズをも直ちにエコー信号として取込むような不具合が回
避される。
そして、前述の(2)〜(4)の工程で、前回のデータ
取込み位置と移動後の今回のデータ取込み位置での超音
波探傷データとを比較して、今回の超音波探傷データに
前回の超音波探傷データ中のビーム路程とほぼ同じ位置
にエコーらしき信号が発生している判定された場合に、
前回のエコーらしき信号が正規の欠陥エコー(形状エコ
ーを含む)と判断して、この欠陥エコーに関する前回の
一時保留された超音波探傷データが取込まれる。
すなわち、本発明はデータ取込み位置(探傷位置)を移
動させても、仮に前回のデータ取込み位置と今回のデー
タ取込み位置とが接近してれば、共通のエコー信号を受
信した場合のビーl\路程は大きく変動せず、はぼ同じ
路程であるという性質を利用したものである。換言すれ
は、超音波探傷に用いる送信用の超音波は、周期的に発
生するため、前回取込んだ超音波探傷データと今回取込
んだ超音波データを比較し、ビーム路程でほぼ同し位置
に発生したエコーらしき信号があれは、このイ1)号は
、真のエコーである確率が高い。この場合、はぼ同しビ
ーム路程の位置にエコーらしき信号が発生しているか否
かの判定は、例えは次のようにして判定できる。すなわ
ち、超音波データの超音波ビームはそれ自体拡がりやビ
ー11幅などを有するので、エコー信号自体に幅をもた
せることができ、−1−記の如くほぼ同しビーム路程の
位置にエコーがある場合には、前回と今回のエコー信号
の幅が一部重なることが多い。従って、このエコー信す
の重なりがある時に、はぼ同じビーj1路程の位置にエ
コー信号が発生していると判断できる。
逆に、被検査体の相識の粗さに基づく鮒エコーは、超音
波探触子を微少幅移動させただけでも、発生態様が変わ
り、また、電気ノイズは同じ位置に繰返し生しる可能性
が極めて少なく、これらをビーム路程におきかえて着目
すれば、はとんど同じビーム路程位置に発生しなくなる
従って、本発明の如くデータ取込み位置を変えた後での
、前回と今回の超音波探傷におけるエコーらしき信号の
ビーム路程位置を判定して、この条イノ1にあったデー
タをコンピュータに取込むことにより、ノイズや雑エコ
ーなどの取込みは大幅に低減できる。
ここで、本発明のデータ取込みの原理を、更に内容の理
解を容易にするため第2図〜第4図に基づき説明する。
第2〜4図は本発明の詳細な説明するための図である。
第2図は被検査体の断面を示すものであり、探触子3は
被検査体表面をxoからX2の方向走査へ(摺動)させ
欠陥を検出するものである。この4梨触Y3の中心ビー
ムをBoとし、Bl、+32はビーム幅を示ず。すなわ
ち、(業触子3から出さJしる超音波は、ビーム幅を有
し、一般的に被検体内部ではビー11幅が拡がる特性を
有する。
第3図は、第2図の探触子3を走査をしたとき、欠陥を
見出した時のエコー高さの変化を示すものであり、ビー
11幅を有することからxlを中心にエコーか検出され
ることを示す、1 第4図は、超音波探傷データの取込み工程を表わすエコ
ー信号のタイムチャーI・例を示す。第4図< i−i
 )は送受信信号の波形と探触子の位置の変化をRに示
す。図中、T】〜′J゛7はある周期で繰返す送信波を
示し、E1〜E++はエコーらしき受信信号(エコー、
雑エコー、或いは電気的ノイズのいずれか)を示す。ま
た、位置の変化Rは、変化状態を便宜上凹凸の繰返しで
表わしている。また、第4図(b)〜(g)は、第4図
(a)の各周期を個別的に表わして受信信号の時間関係
がわかるように表示したものである。これらの図中、S
は前回のデータ取込み位置の受信信号発生状況を表わし
、丁〕は今回のデータ取込み位置の受信信号発生状況を
表わし、AはSとI〕の信号発生状況を比較して、ビー
ム路程的見地からSとPの受信(i4号一致状態をアン
ド回路で判別したものである。
しかして、第4図(b)の′J゛1からスター1〜した
とき、この周期ではエコーらしき受信信号Sはなく、ま
た、S、I’)共にスレツシュホールドレベル以1−の
411号はない。その結果S信号と丁)信号のアント“
したA信号もOレベルである1、次に、第4図(c)で
は′J゛2の送信波に対し受信波F1が発生した。よっ
て、S信号が得られる。
T)イR号は前周期のS信号であるためOレベルてあり
、A信号はOレベルである。よって、′1”2の周期で
1゛1の周期(すなわぢ前回のデータ取込位置R+)に
おけるエコーらしき受信波はないと判断し、コンピュー
タなとのデータ収録装置へ受信波なしの超音波探傷デー
タが送られる。
第4図(d)の′J″3の周期ては受信波がなく、S信
号はOてあり、■)信号のみが発生している(P信号は
前周期のS信号を再現したもの)。そしてSと1)をア
ンドしたA信号はOてあり、−の場合にば′I゛2の周
期の受信波E1はないものと判断され、データ取込み位
置超音波探傷データには、受信波なしのデータが取込ま
れる。すなわち、Elの受信波はノイズと判断されデー
タは無視される。
第4図(e)のT4の周期ではE2〜E4の受信波が発
生した。よって、S信号は3個の信号が得られる。しか
し、P信号は0レベルであるから、へ信号もOとなり、
T3の周期のデータはなしと判断される。すなわち、こ
の場合には、データ取込み位置RX1の超音波探傷デー
タには、受信波なしのデータが取込まれる。
第4図(f)のT5の周期ではE5〜E7の信号を受信
した。S信号は3個の信号を櫓る。P信号とS信号をア
ンドしたA信号は1個を得る。すなわち、EaとEaの
信号が一致する部分があり、へ信号を得るが、E2 、
E4信号はE5 、E7信号などと一致しないため、E
3信号のみを受信波(エコー信号或いは形状信号)と判
断し、とのE3信号のみをデータ取込み位置R4での超
音波探傷データとして取込む。
第4図(g)のT6の周期ではE8〜Elfの4個のエ
コー信号が得られた。この場合、A信号もEaとEIO
,El とEiiとで一致する部分があり、Ee 、E
lを受信信号と判断し超音波探傷データとして取り込む
このように前周期(前回のデータ取込み位置)の受信信
号のスレッシュホールドレベル以−にの信号Pと現周期
(今回のデータ取込み位置)のスレッシュホールIヘレ
ベル以上の信号Sとのアンドにより一致する部分がある
とき、これを受信波と判断し一周期遅れでデータを取り
込む。
ここで、第4図(a)の接触子の位置信号Rは説明を簡
単にするため各周期と同期して変化しているが、非同期
でも、また複数周期に1回の変化でもよい。すなわち、
第4図(b)から(g)の信号処理はこの探触子の位置
が変化するごとに行なうものである。1 以上のように本発明によれば、第4図に示す如く、例え
ば、E2 、Ea 、E5などは探触子の位置がわずか
に変化したことで急変するので、雑工コー信号やノイズ
信号などと判断される。また、EaとEaは同一欠陥か
らのエコーであり、第2図、第3図からもわかるように
探触子の位置がわずかに変化してもエコーは通常十分に
受信でき、かつビーム路程もわずかな変動であるため、
一致する部分がある。なお、Elは本説明では雑エコー
であるが、Ellと一致する部分があるため真のデータ
と判断される。しかして、本発明によれは、ノイズ、雑
エコーなどを大幅に除去でき、以後のコンピュータ等に
おける信号処理が楽くになり、メモリ容量の低減、処理
スピードの向上、処理結果の判定精度の向上化を図り得
る。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図、第5図、第6図に基づき説
明する。
第1図は本発明の適用例である。すなわち、第]−図は
、被検査体(配管等)1上で探触子3をスキャナ4によ
り走査させて、溶接部2を自動探傷する場合で、探触子
3の信号及び位置を検出し、この検出データ(超音波探
傷データ)を取込んで外部メモリ6に収録するデータ収
録装置5を有する。かつ、このシステムでは、外部メモ
リ (フロッピーディスクあるいはカートリッジ形のI
Cメモリ等)6のデータを解析、処理するためのデータ
処理装置7を有する。このような自動超音波探傷装置に
おいて、探傷現場で溶接機などからの電気的なノイズの
影響を受け、データ収録装置にデータとして収録されて
しまう。また、オーステナイト系ステンレスなどを超音
波探傷する場合、被検体の組織の粗さなどから雑エコー
(林状エコー)などの信号が多く発生する。
本実施例では、このようなノイズや雑エコーなどを低減
してデータを収録するため、次のような手段を採用する
。以下、本実施例のデータ取込み方法を第5図、第6図
により説明する。
第5図は本実施例の超音波探傷データ取込法を具現化す
るためのブロック回路図、第6図はその動作を説明する
ための波形図である。なお、以下しこ述べる動作の説明
中、波形に使われるアルファベラ1−は第5.第6図の
アルファペラ1へに対応するものである。
第5図し;おいて、被検査体1の溶接部2を探傷する場
合、探触子3は駆動装置4により駆動さJしる。23ば
タロツク信号発生器であり、タイミング発生器24に信
号を与える。タイミング発生器24は、第6図の同期パ
ルス(a)を所定間隔で発生する。
8は超音波探傷器であり、その中の9は送信パルス(超
音波)発生器である。この送信波パルス発生器っけ、同
期信号(a)に同期して、第(5図(1))の1゛で表
わされる周期で超音波ビームを被検査体[中に送る。そ
して、送信ひ後に探触子3によりエコー信号が検出され
ると、増幅器10で増幅される。
25は波形整形回路で、この回路25は、スレッシュホ
ールドレベルを定め、増幅器]0を介して送られる探触
子3の受信波を波形整形し、方形波(c)に直すもので
ある。
また、波形(d)は駆動装置4におけるエンコーダト:
Cの出力であり、この出力(、d )とタイミング゛発
生装置24との同期信号(a)とに基づき、位置変化フ
ラタ゛レジスタ50が各超音波探傷周期Tにおける位置
の変化を示す信号(e)をアント回路(グー1〜)26
に出力する1、この出力(c)と(c)&アンド回路2
6でアンドし、その出力は(f)となる。この(f)を
信号弁Bす回路27に与え、グー1へ信号(g)、(h
)を発生する。
なお(g)、(h)は同期信号から一定時間遅れてオン
になるようにする。これをアナログスイッチ↓1のアナ
ログ信号1−12.13に与え、ビータホール1〜回路
]、4.,15にてケー 1−内のビータイ直をホール
ドする。このピーク1直は、エコー(1−1号のエコー
高さに相当するもので、このピータホール1〜回路1.
.4. 、1.5のアナログ信号がアナログマルチプレ
クサ〕Oを介して、A / 1.i)変換器F7でディ
ジタル信号に変換される。第6図のい)。
(j)はこのマルチプレクサIGの切替信号であり、(
k)はA / D変換器17のスター1−信号、< 0
. )はエン1へ信号である。(In) 、  (n)
はレジスタ]、、8.19にA / D変換器17のデ
ータを(]、 [i ) ラッチするタイミング信号である。すなわち、信号弁別
回路27から(m)、(n)の信号が出力されると、レ
ジスタ1.8.19が順次A / D変換器1−7のデ
ータ (エコー高さのデータ)を取込み、更に後述する
タイミング信号(r)でレジスタ18.1.9のデータ
がレジスタ20.21−に退避される。ここで、タイミ
ング信号(r)はタイミング発生回路24から出力され
るもので、その発生タイミングは(a)の同期信号の直
前であり、このタイミングでレジスタ18.19のデー
タをレジスタ20.21に退避させることで、次の周期
の超音波探傷し3おけるエコーデータとレジスタ18.
19にラッチできる態勢(準備)を確保する。
28は超音波探傷の送信波と受信波の時間を計測するカ
ウンタてあり、最終的には、以下に述へる過程を経て、
コンピュータ22がこの時間と音速を乗じ欠陥等の距離
を求める。これをビーム路程という。カウンタ28は同
期信号(a)の立上り点(O)てリセツトシ、カラン1
〜を開始する。
そして、カウントの開始後に、レジスタ29が信号弁別
回路27より出力される第1エコー信号(■))の立I
−り点てカウンI−値を記憶する。またレジスタ30が
第1エコー信号(p)の立下り点のカウント値を記憶す
る。更にレジスタ31が第2エコー信号(q)の立上り
点のノJウン1へ値を、レジスタ32が第2エコー信号
((1)の族トリ点のカラン)〜値を記憶する。この第
1工]−信号(p)及び第2エコー伯号((1)は、超
音波受信波(c)に対応するものである。そして、レジ
スタ29〜32のデータは、タイミング“イ言号(■・
)のタイミングで退避される。このタイミング(−号(
r)は、カウンタ28のカウントイ直をリセットする直
前に行なう。このレジスタ退避により、次回のエコー信
号のカラン1−値に関するデータがレジスタ29〜32
に取込み可能どなる。38〜4↓はディジタルコンパレ
ータてあり、カウンタ28のカラン1〜値と各レジスタ
33〜336のエコーの)j七り、立下り信号を比較し
、フリップフロップ42.43をそれぞれセラ1〜.リ
セソlへすることにより、フリップフロップ42.43
は次の周期で第1.第2エコー信号p、qと同じタイミ
ンク(s)、(t)のように波形を発生する。そして、
この次の周期で再現される前回の信号(S)。
(1)と波形整形回路25から出力される現在(今回)
のエコーらしき信号(c)とをアント回路44,4.5
でアン1へすると、前周期(前取込み位置の周期をいう
。以下間し)のエコーと現周期のエコー信号とが重なる
部分があるか否かを知ることがてきる。46はオア回路
であり、アンド回路4.4−.45のいずれかからrr
 i I+倍信号出力されると、コンピュータ22へ割
込み信号(u)を与え、取込みデータがあることを知ら
せる。そして、この割込み信号にコンピュータ22が入
力すると、レジスタ20.21に記憶された前周期のエ
コー信号が正規のエコー信号としてコンピュータ22に
取込まれる。
なお、駆動装置4の位置検出力エンコーダが前周期と現
周期とに位置の変化があるか否かを知るには、カウンタ
47.レジスタ48.ディジタルコンパレータ49及び
フリップフロップ50により行なわれる。すなわち、カ
ウンタ47はエンコーダの出力パルスをカウントするも
ので、通常可逆カウンタを用いる。そして、レジスタ4
8が前周期のカウンタ47のカウント値を記憶し、ディ
ジタルコンパレータ/]9がカウンタ47からの現周期
のカウンタ値とレジスタ48からの前周期のカウンタ値
を比較し、一致していない場合には駆動装置4の位置の
移動があったものとしてフリップフロップ50を セッ
トする。そして、フリップフロップ50がグー1−回路
26を開き、以後は前述したように次回のデータ取込み
位置でのデータ取込みと、次回とその前の超音波探傷デ
ータのエコーの比較が順次行なわれる。また、ディジタ
ルコンパレータ49は、データ取込み位置の変化があっ
たことをデータとして信号回線■を介してコンピュータ
22に入力する。
以上のように本実施例によれば、駆動装置(データ取込
み位置)の位置が変化し、かつ前周期と現周期の間に超
音波の受信波形が一致する部分がある場合、コンピュー
タへデータ取込みを指示することができる。その結果、
正規のエコー信号をデータとして取込み、ノイズ、雑エ
コーは排除できるので、超音波探傷データの取込みを精
度良く行なうことができる。更に、超音波受信データの
うち、ノイズや雑エコー信号などを削除してコンピュー
タのメモリなどへデータを収録することができるので、
メモリ容量の削減、コンピュータの処理速度の向上、処
理結果の判定の容易性の向上などの効果がある。
なお、この駆動装置の位置の変化の条件をなくし、前周
期と現周期のエコー信号の一致する部分がある場合のみ
にしてもノイズなどに対しての影響が受けにくくなり、
大きな効果がある。
本実施例では説明り便!のためアナログスイッチ要素1
2.13を2つにして1送信波に対して、2受信波まで
の処理できる回路としであるが、さらに3受信波以−」
二あるいは]−受信波とすることは容易であるので説明
は省略する。また、駆動装置も一軸の位置の変化として
いるが、2軸以」二の位置の変化とすることも容易であ
るので説明は省略する。また、超音波探傷の受信波信号
(エコー信号)の幅を単安定マルチハイブレーク等で広
げてコンピュータ22に入力させれば、コンピュータ2
2のデータ読込みが容易に行なえる。
〔発明の効果〕
以−4−のように本発明しこよれば、超音波探傷のデー
タをデータ収録装置に取込む前に、検出される波形が被
検査体の正規なエコーノイズ、雑エコーに基づくものか
事前に判別し、有効なデータの取込のを可能にして超音
波探傷粘度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用対象となる超音波探傷装置の構成
図、第2図は超音波探傷ビームの拡がりを表わす説明図
、第3図は超音波探傷によるエコー波形を表わす説明図
、第4図は本発明の原理を示すための信号波形のタイム
チャー1へ、第5図は本発明を具現化した超音波探傷デ
ータ取込みシステムの−・例を示す構成図、第6図は」
二記超音波探(Mデータ取込みシステムへの動作状態を
表わず信号波形のタイムチャ=1−である。 ↓・被検査体、2・・溶接部、3 超音波深触子、4 
・駆動装置、5・・データ収録装置、6・外部メモリ、
7・・データ処理装置、T1〜’I−7送信波(超音波
ビーム) 、E+−Ell・受信波(エコーらしき信号
)、S 現周期の受信波、P 前周期の再現受信波、A
 アン1〜出力波。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、超音波探触子を被検査体上で走査させ、この走査経
    路の各データ取込み位置にて超音波探傷を行ない、被検
    査体中から反射される超音波のエコー、このエコー発生
    位置を示すビーム路程、超音波探傷位置等を超音波探傷
    データとして取込む方法において、前記超音波探傷によ
    り被検査体からエコーらしき信号が受信された場合には
    、このエコーらしき信号を受信したデータ取込み位置で
    のエコーに関する超音波探傷データの取込みを一時保留
    して、超音波探触子を次のデータ取込み位置まで移動さ
    せ、この移動させたデータ取込み位置で超音波探傷を行
    なうと共に、この位置移動後の今回の超音波探傷データ
    と取込み保留された前回の超音波探傷データとを比較し
    て、今回の超音波探傷データ中に前回の超音波探傷デー
    タ中のビーム経路とほぼ同じ位置にエコーらしき信号が
    発生しているか否か判定し、この判定条件に適合してい
    る場合には、前回の超音波探傷時に受信された前記エコ
    ーらしき信号を正規のエコーとして、このエコーに関す
    る前回の超音波探傷データを取込むことを特徴とする超
    音波探傷のデータ取込み方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005195487A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Kobe Steel Ltd 超音波探傷装置及び超音波探傷方法
CN104198583A (zh) * 2014-09-09 2014-12-10 上海交通大学 共底夹层构件脱粘缺陷检测的超声回波测量方法及装置

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