JPH01160698A - 板書装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は、黒板ないしは白板上に画像情報を形成した
り、板上の情報を読み取るように構成した板書装置に関
するものである。

（従来技術と解決すべき課題） 上記のような板書装置としては、板状のボード上の画像
情報を、イメージセンサを搭載したキャリヤを、これに
平行に走行させて読み取るような読取り装置が、たとえ
ば特公昭５９−１７１６９６号公報などにみるように提
案されている。

また、被記録部材たる板状のボードと、その表面に平行
に走行してボード面に画像情報を記録する記録手段と、
該記録手段の下流側に配設したクリーニング手段とを有
し、記録時にはクリーニング手段がボード面をクリーニ
ングしたあとから、これに画像情報を付与してゆくよう
に構成したものもすでに提案されている。

このような板書装置は、それぞれ利用方法によって一定
の有用性が認められるが、反面、前者の場合には、不要
となったボード面の情報を消去するのは人手を頼らざる
を得す、後者の場合にも。

不要画像の消去、新しい画像の形成の作動方向が一方向
であるので、会議、打合せなどの中途においての画像消
去作業が、会議などの進行を遅滞させる傾向となること
を免かれない。

本発明はこのような事態に対処すべくなされたものであ
って、上述のような板書装置における不要画像の消去作
業をきわめて迅速に遂行でき、板書装置の使用時におけ
る前記のような欠点を解消することを目的とするもので
ある。

（２）発明の構成 （課題を解決する技術手段、その作用）上記の目的を達
成するため、本発明は、被記録媒体たるボードと、これ
に近接配置されていてこれと平行に走行して前記ボード
に情報を記録する記録手段または（および）ボード上の
情報を読取る読取り手段と、ボード上の記録を消去する
ためのクリーニング手段とを具備する板書装置において
、前記クリーニング手段を、前記記録手段または（およ
び）読取り手段の走行方向にみてその上流側、下流側の
いずの側にも配置できる位置変更手段を設けたことを特
徴とするものである。

このように構成することによって、前述のような板書装
置において、不要となったボード上の情報の消去がきわ
めて迅速かつ容易になり、この種の装置の有用性の向上
に有効である。

（実施例の説明） 第１図にみるように、支持脚７ａ、７ｂによって支持さ
れているボードｌの表面を、記録手段３とクリーニング
手段４を装架したキャリヤ２が、ボード上縁に配設した
レール６に図示左右方向に摺動自在に装着しである。

録手段３は、ピエゾジェット方式の記録手段であって、
公知のように、着色インクを収納したインクタンク３ａ
と、フィルタ３ｂ、これを介してインクが導かれるノズ
ル３ｄ、不図示の、ドキュメントリーダ、コンピュータ
など適宜の情報源から印加される画像形成信号−によっ
て該ノズルからインクを噴射させるための圧電素子３Ｃ
をそなえているものとする。

前記記録手段３が上記のものに限定されるものではなく
、バブルジェット方式、熱転写方式その他任意の記録手
段を用いることができるものであることは論をまたない
ところである。

前記クリーニング手段４は、フェルト、スポンジなど適
宜のクリーニング材からなり、ボード表面に対向配置さ
れたクリーニングローラ４ａを具備しており、これが、
回転軸４Ｃに取着されたアーム４ｂに取付けである。

前記回転軸４Ｃは適宜の駆動源によって回動して、前記
アームしたがって前記クリーニングローラ４ａを、前述
の記録手段３のいずれかの側に選択的に位置させること
ができ、さらに、該クリーニングローラ４ａはどちらの
側にあっても、ばねなど適宜の手段によってボード１表
面に圧接するようになっているものとする。

このように構成しであるから、第４図に示すように、キ
ャリヤ２をボード１の左端に位置させ、クリーニング手
段４を、記録手段３の図示右方にに持ち莱たした状態で
、キャリヤ２を矢印Ａ方向に進行させると、最初にクリ
ーニング手段４が、不要となった以前の画像を消去して
ゆき、そのあとから記録手段３が、これに印加される画
像信号によって所定の画像をボード上に形成してゆくこ
とになる。

キャリヤ２が、第５図に示すように、ボード右端にある
ときには、クリーニング手段４を回転軸４Ｃを中心とし
て回動させて、記録手段３の図示左方に位置させたのち
、キャリヤを矢印Ｃ方向に進行させることによって、上
記の場合と同様に、画像の消去と形成を連続的に実行す
ることができる。

また作動にあたっては、上記のように画像の消去と形成
を同時に行なうばかりでなく、クリーニングのみを実行
することも可能であることはもちろんであり、さらに、
クリーニング手段としては、クリーニングローラのみな
らず、板状のクリーニングブレードを利用することもで
きる。

第６図以下汐は、ボード表面に読取り手段を走査させる
ような板書装置に本発明を適用した実施例である。

第６図に示すように、ボード１１の上縁に配設したレー
ル１６に、キャリヤ１２が図示左右方向に摺動自在に装
架しである。

該キャリヤ１２内には、光源１３ａ、レンズアレイ１３
ｂ、光電変換素子１３ｃをそなえた読取り手段１３が配
設してあり、これによって、ボード上の画像に照射され
た光の反射光がレンズアレイ１３ｂを、介して素子１３
ｃに至り、この光像信号がプリンタ１８に至って記録紙
１９に出力することになる。

前記キャリヤ１２内には、クリーニングローラ１４ａが
、回転軸１４ｃに取付けたアーム１４ｂに取着してあり
、前述の実施例の場合と同様に、読取り手段１３の左右
いずれの側にも選択的に位置させることができ、かつボ
ード１表面に弾性的に偏倚するようになっている。

このものの作動について説明すると、第９図に示すよう
に、キャリヤ１２をボード１１の左端近傍に配し、クリ
ーニング手段１４を読取り手段１３の図示左方に位置さ
せて、キャリヤを矢印Ｆ方向に進行させると、読取り手
段１３がボード上の画像を読取り、ついでクリーニング
手段１４によって消去されてゆくことになる。

キャリ１２が、第１０図々示にように、ボード右端にあ
るときには、クリーニング手段を上述の場合とは反対側
に回動させることによって、上記の場合と同様の作動を
行なうことができる。

もちろん、この場合にも、必要に応じてクリーニング手
段のみを作動させることも可能であることは論をまたな
い。

（３）発明の効果 以」二説明したように、板書装置において、記録手段ま
たは（および）読取り手段と、クリーニング手段との相
対位置関係が適宜変換できるので、ボード面への画像形
成、ボード面の画像の読取りにさいして、不要の画像を
予め消去しておく作業が往復走査のいずれの方向にも可
能であるので、このために必要な時間を最小限に止める
ことができ、板書装置をきわめて有効に活用することが
できるものである

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一の実施例たる板書装置の正面図、 第２図、第３図は記録手段、クリーニング手段の構成を
示す、第１図Ｂ−Ｂ線に沿って示した平断面図、 第４図、第５図は上記実施例の作動を示す説明図、 第６図は本発明の第二の実施例を示す正面図、第７図、
第８図は上記実施例の読取り装置、クリーニング装設の
構成を示す、第６図Ｅ−Ｅ線に引回である。 １．１１−・Φボード、２．１２・・φキャリヤ、３φ
・・記録手段、４ａ、１４ａ・１１会クリーニングロー
ラ、４ｂ、１４ｂ・・・アーム、６．１６・拳・レール
、１３・・―読取り手段。 第１図 第７図　　　　　第８図 第９図　　　　第１０図 区 （コ ♀１ 一〇。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 被記録媒体たるボードと、これに近接配置されていてこ
   れと平行に走行して前記ボードに情報を記録する記録手
   段または（および）ボード上の情報を読取る読取り手段
   と、ボード上の記録を消去するためのクリーニング手段
   とを具備する板書装置において、 前記クリーニング手段を、前記記録手段または（および
   ）読取り手段の走行方向にみてその上流側、下流側のい
   ずの側にも配置できる位置変更手段を設けてなる板書装
   置。