JPS63292223A - 電子黒板装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は会議、打合せ時等に使用する黒板に。

ドキュメント資料を電気的に入力して表示し、またこれ
を部分的に消去修正し、さらには記録紙へハードコピー
を出力することのできる電子黒板装置に関する。

〔従来の技術〕

従来会議、説明会、打合せ時等に使用される電子黒板装
置は単に黒板に記載された文章２図形等を即時に印刷す
ることができるだけのものであシ。

電子黒板装置に記載するには、フェルトペンなどの筆記
具によシ記入するか１紙などへの記録物を貼シ付ける以
外はなかった。また電子黒板装置へ文字１図形等ｆｔ気
的に書込める電子黒板装置として第４図、第５図に示す
ような入力装置を持つものが特開昭８０−２５０４２９
号公報および特開昭報に示された従来の電子黒板装置を
示す図であシ。

この図において（りは白色の表示面で、フィルム状罠な
ってお）、読み取）、書込み時に巻き取られるようにな
っている。（２）はその支持枠、（３）は操作パネル、
（４）はこれらの支柱、（５）は原稿読取装置で印刷部
を備えている。第５図は読み取った原稿を電子黒板装置
へ電気的に書き込むための入力部で上記表示面（１）の
末端もしくは裏面に取付けられる。

（６）はインクかん、（７）はキャリッジ、（８１はペ
ン、（９１はローラ、翰はモータである。

次に動作について説明する。第４図に示す電子黒板装置
は原稿を読み取シ１表示面（１）上へ原稿の内容を記録
しそれを会議の進行に伴い消去、修正し１表示面（１）
上の文字や図形を再びハードコピーとして出力する機能
を有するので、それらを順に説明する。

まず原稿を読み取シ表示面ｆｌｌ上に記録する動作″ｆ
説明する。原稿を原稿読取装置（５）にセットする。

原稿を読み取Ｑながら表示面（１）にペン（８）で書き
出して行くが、このとき表示面（１）は巻き戻されて行
き、記録が終了したとき、記録部分が前面に来るように
なる。書き込み方法にはドナーシートとサーマルベルト
管用いて転写記録する方法もある。

次に表示面（１）上の文字１図形の消去、修正であるが
、インクは表示面＋１．１上に転写された後は、摩擦ま
たは適当な溶剤を使用することによって消去することが
可能表材質のものを用いる。、表示面（１１上には通常
の水性マーカーで文字１図形を手で記入することができ
る。

次に表示面（１）上の文字９図形をハードコピーとして
出力する手順を説明する。この場合は書き込み時とは逆
に表示面（１１を巻き戻し、イメージセンサでその上の
文字９図形を順に読み取シ、取り込んだ電気信号によ少
記録素子を駆動して印刷部でプリントアウトするもので
ある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の電子黒板装置は以上のように構成されてｂるので
、インクや水性マーカーその他消去用溶剤等の消耗品が
必要であるという問題点があった。

この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、インクや水性マーカーその他の消耗品を必要としな
い電子黒板装置管得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明の場合は、情報の表示装置を光磁気特性を備え
た磁性薄膜層ａ４と、光の偏光方向を検出する検光子薄
膜層（１３とで構成すると共に、上記表示装置への情報
の書込み、消去装置として上記磁性薄膜層ａ４ｖｒ加熱
する発光素子顧と、この磁性薄膜層内の磁界方向を変え
る磁界発生装置ａ９とで構成している。

〔作用〕

この発明の場合は手元の原稿からの読み取シ出力が１発
光素子ａＳと磁界発生装置αａを介して検光子薄膜層α
３と磁性薄膜層（１４１から成る表示装置（１）に。

発光素子ａυからの光と電気信号で変調された磁界によ
シ書き込まれることになる。

〔実施例〕

以下この発明の一実施例について説明する。すなわち第
１図において＋１１は表示装置で、（２）はその支持枠
、（３）は操作パネル、（４）はこれらの支柱、（５）
は付設の原稿読取装置、αυは書き込み／読み＆、？用
スキャナ、ａｚは修正、消去のためのペンである。

第２図は光示装置部分を上方から見た平面図であり２図
において（１３は光の偏光方向？検出する検光子薄膜層
、α４はこの検光子薄膜層０の背面に重合された光磁気
特性を備えた例えばアモルファス磁性薄膜等から成る磁
性薄膜層、（２）はこの磁性薄膜層Ｉと検光子薄膜層０
とを一体に支える基板、　（Ｌｅは上記磁性薄膜層α心
を選択的に加熱する例えば半導体レーザ等の発光素子、
鰭はこの発光素子ａｅから出力された光を集光するレン
ズ、（１Ｂは上記磁性薄膜層α４内の磁界方向を変える
磁界発生装置、　ｏｎは検光子薄膜層（１３の検光方向
、ｃ１４１および（ハ）は磁性薄膜層Ｉ内の磁界方向を
示す。第３図は第２図のものをさらに分解し２表示原理
を説明するための図である。この第３図におして翰は表
示装置（１１の外部から入射してくる光線で９紙面に垂
直な成分と平行な成分の偏光成分から構成される。（１
）は上記の検光子薄膜層α３を通過した入射光線で、こ
の検光子薄膜層（Ｌ３の検光方向２１）に対応した成分
のみが入射光α９から残される。この図の場合紙面に垂
直な偏光成分を持った光線となる。（至）および（ハ）
は上記磁性薄膜層Ｉ上で反射した光線であシ、それぞれ
紙面に対して垂直な成分と垂直でない偏光成分を持った
光線である。（財）および（至）は磁性薄膜層α養内の
磁界方向を示し、磁界方向（至）は情報が書き込まれた
場合の方向、磁界方向（２）は書き込まれない場合ある
込は消去された場合の方向を示す。（ハ）および（５）
はそれぞれ上記検光子薄膜層０を透過してきた反射光で
ある。

次に動作について説明する。この発明による電子黒板装
置も従来例の電子黒板装置と同様に原稿′ｆｒ読み取シ
１表示装置（１）上にその内容を曹き込み。

消去、１シ正後表示装置上の内容をハードコピーに出力
子るものであるので、以下には％に情報の表示装置と情
報の書込み、消去装置忙ついて第２図および第３図によ
って説明する。

この発明の表示原理は要約すれば、磁性薄膜層α瘤の磁
界方向を変更することによシ光磁気効果を起こさせ、こ
れを表示に利用しているものであシ。

以下に＠ｉ磁界方向変更する手段について説明する。

すなわち第２図において発光素子αＧからでた光はレン
ズαη全通して集光され、磁性薄膜層ａ４を加熱し、磁
界発生装置ａｍからの磁力で当該磁性薄膜層Ｉ内の磁界
方向？変える。ところで上記の磁界発生装置αｇへは原
稿読取装置（５）で得られた原稿の電気信号が入力され
、情報を書くときには逆磁界。

情報を消去するときには順磁界が加えられる。

さらに第３図は第２図を分解したものであ）。

この第３図におりて入射光ｉａ！Ｊは紙面に垂直および
平行の偏光成分から構成される。そしてこの入射光線−
は検光子薄膜層０を通過することによシ。

当該検光子薄膜層α３の検光方向ｃａｎに対厄した成分
のみが通過してくる。この図の場合紙面に垂直な偏光成
分を持った光線である。そしてこの入射光線＠が磁性薄
膜層Ｉに入射し反射してくると、磁界方向が変っていな
い部分からの反射光線（イ）は入射光線■と同じ偏光成
分を持っているが、磁界方向が逆の部分からの反射光線
（ハ）は、光磁気効果によシ入射光線翰とは異なる方向
の偏光成分を持つ。

このような反射光線器（２）が再度検光子薄膜層０に入
射すると反射光線（２）は透過するが１反射光線（ハ）
は偏光方向が上記検光方向Ｃａｌ＋と異なるためほとん
ど透過しない。これにより表示装置（ｌｌ　ｆ外部から
見ると書き込み処理を受けた部分は、受けない部分よシ
暗くなシ特定パターンとして認識されることになる。な
おこのパターンを消すときは番き込み処理が行われた部
分に、再度光を照射し、誉き込み時と逆の磁界をかけて
磁性薄膜層Ｉ内の磁界方向を元に戻すことにより実現さ
れる。

以上のように作用する発光素子αＧと磁界発生装置錦か
ら成る情報の書込み消去装置を曹込み／ｆｌＪｔみ取り
片スキャナｆｉｌｌに取付け１表示装置（１）上を第１
図において左右にスキャンさせることにょシ表示装置（
１１の全体にお原稿読取装置（５）から得られた原稿内
容を表示させることができる。なおまた付設のペンａ２
に上記同様の発光素子αυと磁界発生装置側とを組み込
むことＫよ先部分的な書き込み消去をこのベンα２によ
って行なうことができることになる。

なお上記の検光子薄膜層α３．磁性薄膜層Ｉおよび基板
（Ｉ９の表面あるいは表面に、その各々を保護。

補強したシ光磁気効果をより一層効果的に利用するだめ
に合成樹脂あるじは誘電体を用いてもよい。

〔発明の効果〕

この発明は以上のように情報の表示装置をその時の検光
方向に対応した偏光成分のみが通過される検光子薄膜層
と、光磁気効果を備えた磁界方向が変更される磁性薄膜
層とで構成子ると共に、情報の書込み消去装置？、磁性
薄膜層ｆ選択的に加熱する発光素子と、原稿読取装置か
ら入力された原稿の電気信号に応じて、上記磁性薄膜層
内の磁界方向を変える磁界発生装置とで構成しているの
で、従来のような消耗品を必要とせずに、１Ｍ、気的に
電子黒板装置の種々の操作が可能になるという効果を有
するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の電子黒板装置の一実施例を示す全体
斜視図、第２図はその表示装置の説明用平面図、第３図
は第２図の分解状態を示す説明用平面図、第４図は従来
の電子黒板装置の全体斜視図、第５図はその書込み装置
を示す部分斜視図である。 なお図中（１）は表示装置、（５）は原稿読取装置、（
＋３は検光子薄膜層、０着は磁性薄膜層、ａｅは発光素
子。 ０ｇは磁界発生装置である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報の表示装置を、その時の検光方向に対応した
   偏光成分のみが通過される偏光方向の検出用検光子薄膜
   層と、光磁気特性を備え磁界方向が変更される磁性薄膜
   層とで構成すると共に、情報の書込み、消去装置を、磁
   性薄膜層を選択的に加熱する発光素子と原稿読取装置か
   ら得られた所定の電気信号に応じて上記磁性薄膜層内の
   磁界方向を変える磁界発生装置とで構成したことを特徴
   とする電子黒板装置。
2. （２）磁性薄膜層としてアモルファス磁性薄膜を用いた
   特許請求の範囲第１項記載の電子黒板装置。
3. （３）発光素子として半導体レーザを用いた特許請求の
   範囲第１項記載の電子黒板装置。