JPH0115560Y2 - - Google Patents

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JPH0115560Y2
JPH0115560Y2 JP1610283U JP1610283U JPH0115560Y2 JP H0115560 Y2 JPH0115560 Y2 JP H0115560Y2 JP 1610283 U JP1610283 U JP 1610283U JP 1610283 U JP1610283 U JP 1610283U JP H0115560 Y2 JPH0115560 Y2 JP H0115560Y2
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JP
Japan
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carrier
belt
sprocket
drive chain
engagement
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JP1610283U
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JPS59123010U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、垂直面内を循環移動する無端状駆
動チエーンと係脱可能に係合して案内移送され、
移送路の水平曲部でもストレージ可能なパレツト
コンベヤのキヤリヤの構造に関する。
この種のパレツトコンベヤとしては、例えば特
公昭55−36573号公報に開示されたものがあるが、
同公報記載のものは、駆動チエーンと係合するよ
うキヤリヤに設けた前後のスプロケツトのキヤリ
ヤ後退方向の回転を阻止するラチエツトをキヤリ
ヤに設けており、スプロケツトはキヤリヤに対し
て水平旋回しうる自由を有しない。従つて、移送
路の水平曲部(カーブ)においてはスプロケツト
が駆動チエーンと円滑に係合し得ない欠点がある
ばかりでなく、スプロケツトは駆動チエーンに対
して進もうとする方向には回転自由であるから、
移送路の下り傾斜部やコンベヤ終端において駆動
チエーンが鎖車に沿つて反転する部分ではキヤリ
ヤが自走する欠点がある。
本案の目的は、キヤリヤを垂直面内にて安定に
循環移送することができ、カーブにおいても円滑
な移送とストレージとを可能ならしめたパレツト
コンベヤのキヤリヤを提案するにある。
本案においては、キヤリヤに駆動チエーンと噛
合する前後のスプロケツトを夫々水平旋回自在に
設け、スプロケツトに固定した前後のプーリ間に
かけたベルトの上下両側ベルト部分を、常時は互
に圧接せしめて相互移動を阻止することにより両
スプロケツトの回転を阻止して駆動チエーンによ
る移動を可能ならしめ、先行キヤリヤに後続キヤ
リヤが近接したときは前記両側ベルト部分の圧接
を解いてキヤリヤをカーブにおいてもストレージ
し得るようにする。
以下本案の実施例を説明する。第3図において
1は軽合金製のコンベヤフレームで上下左右対称
の断面形状を有し、図には上半部のみを示す。該
フレーム1は外側方に突出する水平リブ2a,2
b及び中間水平部材3を有し、中間水平部材3上
に鉄との摩擦係数が小で耐摩性の材料、例えばナ
イロンで製作したチエーンレール4を固着する。
レール4は中間水平部材3と反対の外面に形成し
た溝5の内部に中央突条6及び溝5の両側に凹入
する水平溝7とを有する。フレーム1の移送方向
両端部の鎖車にかけた無端状駆動チエーン8は、
運び側においてはチエーンローラ9が突条6上に
支持され、且つチエーンアタツチメント10が水
平溝7内に入つて移動し、駆動チエーン8の図示
しない戻り側においては、チエーンアタツチメン
ト10が上記と上下対称に設けたレール4の水平
溝7内に支持されて案内移動をする。
第1図乃至第3図において、キヤリヤ11のフ
レーム12は移送物品を載せる上板13の前後両
側から下方に延びる脚4に固定した金具14aを
有し、これに走行ローラ15と垂直軸案内ローラ
16とを軸支する。キヤリヤ11は、駆動チエー
ン8の運び側ではローラ15が上部2個のリブ2
a,2b間に嵌合支持され、ローラ16がリブ2
aの外側面に接して案内走行する。駆動チエーン
8の戻り側ではローラ15が下部2個のリブ間に
嵌合支持され、ローラ16が最下部のリブ外側面
に接して案内走行する。
フレーム12の前後に下方開口のコ字形旋回フ
レーム17の上辺18をボルト19にて水平旋回
自在に枢着する。上辺18のボルト貫通孔とボル
ト19との間にリングスペーサ20を嵌入し、上
辺18とフレーム12の下方突面21との間に小
間隙を存せしめ、旋回フレーム17の旋回を円滑
ならしめる。
各旋回フレーム17の下部に水平軸22を挿通
固定し、これに、チエーン8と噛合するスプロケ
ツト23とプーリ24と押え金具25とをボルト
26にて一体に結合した回転体27を軸受28に
よつて回転自由に軸支し、両プーリ24に無端状
ベルト29をかける。
上板13に固定した垂直の取付板30に長溝3
1を設け、長溝31を貫通するピン32により前
後1対のガイドローラ33をプーリ24と前後方
向に整列して軸支し、ガイドローラ33によりベ
ルト29の下側ベルト部分29aを上側ベルト部
分29bに平行するように近接して支持させると
共に、ベルト29が適当な張力を有するようにガ
イドローラ33の前後位置を調整する。プーリ2
4とベルト29には歯付プーリ及び歯付ベルトを
用いるのがよく、その場合は前記近接した上下側
両ベルト部分29aと29bの歯34が互に噛合
しないようにガイドローラ33の上下位置を決め
ておく(第4図)。
取付板30に両ガイドローラ33の中間におい
て上側ベルト部分29bを下側ベルト部分29a
に圧接又は歯付ベルトを噛合させる係合装置35
を設ける。係合装置35は、長孔31において取
付板30に固定され折曲した上面がガイドローラ
33の上端と同高のベルト支持板36と、ピン3
7により取付板30に枢支したリンク38と、そ
の後端に取付けられ上側ベルト部分29bをV形
に押下してベルト支持板36との間で両ベルト部
分29a,29bを圧接させるベルト押え金具3
9とを有し、リンク38の前端は係脱レバー装置
40の一方のレバー41aの後方延長端とスペー
サ42を貫通するピン43によつて連結される。
係脱レバー装置40は、上板13の前端に左右
に間隔をもつて設けた1対のブラケツト44に上
下揺動可能に枢支したレバー41a,41bを有
し、該両レバーの長さの中央部に固定した軸45
の外方延長部にカラー46を回転自由に支持し、
またレバー41a,41bの前端に取付けた軸4
7に適当な長さをもつカラー48を回転自由に支
持する。レバー41a,41bの後端をばね49
にて押上げることにより、常時は上下側両ベルト
部分29a,29bが押え金具39により互に圧
接されてスプロケツト23の回転を止めると共
に、係脱レバー装置40の先端を実線で示す下降
位置に保持する。この状態でキヤリヤ11は駆動
チエーン8により移送されていく。
移送路に沿つて設けた図示しないストツパによ
りカラー46が押上げられると押え金具39が上
昇し、上下側ベルト部分29a,29bが互に離
れてスプロケツト23が空転状態となり、キヤリ
ヤ11は停止する。
キヤリヤ11の後端には後方に向つて下傾した
後部バンパ50が固定されており、先行キヤリヤ
に後続キヤリヤが近接すると、後続キヤリヤのカ
ラー48が先行キヤリヤのバンパ50に乗り上げ
て上昇し、後続キヤリヤは停止する。これにより
キヤリヤ11をストレージさせることができる。
移送路のカーブにおいては、駆動チエーン8の
ローラ9がスプロケツト8の歯に対し斜め方向に
接触してスプロケツト8に垂直軸のまわりの回転
モーメントを与える。これにより旋回フレーム1
7はボルト19のまわりに旋回し、スプロケツト
23の歯をローラ9に対し正しく接触せしめるに
至る。前記旋回によりベルト29の張力は若干変
化するが、ベルト張力はキヤリヤ11の走行抵抗
程度で比較的小であるから、前記張力変化があつ
ても、旋回フレーム17は円滑に旋回することが
できる。従つて、スプロケツト23はカーブの接
線方向に向いてチエーン8との良好な係合を保持
して、カーブにおけるキヤリヤ11の駆動を円滑
にする。
カーブにおいて先行キヤリヤが停止していると
き、後続キヤリヤの先端カラー48は先行キヤリ
ヤの後部バンパ50に対し、中心がずれて斜め後
方より接近するが、後部バンパ50は両側に斜面
51を有するので、該バンパ50に対し後続キヤ
リヤの先端カラー48は円滑に乗り上げることが
でき、カーブにおいてもキヤリヤ11をストレー
ジさせることができる。
本案は上記構成を有し、移送路の水平曲部にお
いてキヤリヤの円滑な走行とストレージとを実現
し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の一実施例を示し、第1図は平面
図、第2図は一部を切欠いた立面図、第3図は第
2図のA−A線断面面、第4図は歯付ベルトの近
接状態を示す部分立面図である。 8……駆動チエーン、11……キヤリヤ、17
……旋回フレーム、23……スプロケツト、24
……プーリ、27……回転体、29……無端状ベ
ルト、29a……下側ベルト部分、29b……上
側ベルト部分、33……ガイドローラ、35……
係合装置、40……係脱レバー装置、50……後
部バンパ、51……斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直面内を案内移動する無端状駆動チエーンに
    沿つて案内移動するキヤリヤに、夫々水平旋回自
    在に枢支した前後の旋回フレームと、各旋回フレ
    ームに水平に軸支され駆動チエーンと噛合するス
    プロケツトとプーリとを同心状に固着してなる回
    転体と、前後のプーリにかけた無端状ベルトと、
    該ベルトの下側ベルト部分を上側ベルト部分に近
    接させ且つ該ベルトに適当な張力を付与する前後
    1対のガイドローラと、作動時に前記上下両側ベ
    ルト部分を互に圧接させてスプロケツトの回転を
    止める係合装置と、キヤリヤ後方に下傾して突出
    し両側に斜面を有する後部バンパと、キヤリヤ前
    方に上下揺動自在に突出し常時は下方揺動位置に
    あつて係合装置を作動状態に保持し移送路の水平
    曲部において先行キヤリヤの後部バンパとの係合
    により上方揺動可能な幅を有する係脱レバー装置
    とを設けたことを特徴とする移送路の水平曲部で
    ストレージ可能なパレツトコンベヤのキヤリヤ。
JP1610283U 1983-02-08 1983-02-08 移送路の水平曲部でストレ−ジ可能なパレツトコンベヤのキヤリヤ Granted JPS59123010U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1610283U JPS59123010U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 移送路の水平曲部でストレ−ジ可能なパレツトコンベヤのキヤリヤ

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JP1610283U JPS59123010U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 移送路の水平曲部でストレ−ジ可能なパレツトコンベヤのキヤリヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59123010U JPS59123010U (ja) 1984-08-18
JPH0115560Y2 true JPH0115560Y2 (ja) 1989-05-10

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JP1610283U Granted JPS59123010U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 移送路の水平曲部でストレ−ジ可能なパレツトコンベヤのキヤリヤ

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