JPH01154720A - 押出し成形用自動tダイ - Google Patents

押出し成形用自動tダイ

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JPH01154720A
JPH01154720A JP62312233A JP31223387A JPH01154720A JP H01154720 A JPH01154720 A JP H01154720A JP 62312233 A JP62312233 A JP 62312233A JP 31223387 A JP31223387 A JP 31223387A JP H01154720 A JPH01154720 A JP H01154720A
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die
slit
molten resin
flexible lip
automatic
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勝啓 井口
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昭浩 岩田
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孝義 佐野
Satoshi Nitta
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱可塑性樹脂、セルローズ、ゴム等のシートま
たはフィルムあるいは磁性材コータ、セロハンホッパー
、その他印刷用インクなどを吐出成形する自動Tダイに
関する。
(従来の技術〕 一般に、自動Tダイにおいては、成形用スリットから押
出される溶融された原料(以下熱可塑性樹脂について述
べる)の流量分布を調整する手段が備えられる。そして
、この調整手段としは、通常、ダイボルトを熱変位させ
て可撓ダイリップ部を押し引きし、スリット間隙を調整
する方式か、ダイリップ部の温度を変化させて溶融樹脂
の粘度変更する樹脂温調整方式か、あるいは、前記両方
式を(jf用する方式(以下複合調整方式と称する)が
採用されている。次に、これらの方式について簡単に説
明する。
スリット間隙調整方式は、例えば米国特許筒39402
21号明I1店に記載される第6図および第7図にd3
いて、上部ダイ本体10の可撓リップ部12と下部ダイ
本体14の固定リップ部16との間に形成される押出し
スリット18は、その間隙を、上部ダイ本体10に設け
られたダイボルト手段20によって調整されるように構
成されている。すなわち、ヒータ22に電圧を印加して
ダイボルト26を伸長させるか、あるいは冷却流路24
に冷却媒体を流通してダイボルト26を縮小させること
により、ダイボルト先端部26aを介して可撓リップ部
12を押し引きし、押出しスリット18の間隙を縮小あ
るいは拡大する。これによって、押出しスリット18の
長手方向所要部位の間隙が調節されて溶融樹脂の流量分
布が調整される。なお、符号28は断熱材を示す。
樹脂温調整方式は、例えば特公昭56−3171号明l
1lりに記載される第8図において、上部ダイ本体10
のリップ部30aと下部ダイ本体14のリップ部30b
との間の押出しスリット18から押出される溶融樹脂は
、その温度を、リップ部30a、30bの各リップセグ
メント32a、32bに設けられた温度調節手段34a
、34bによって調整されるように構成されている。す
なわち、ヒータ・クーラー36a、36bならびに温度
ヒンサ38a、38bを介して各リップセグメント32
a、32bを加熱あるいは冷却することにより、押出し
スリット18から押出ざ4れる溶融樹脂の温度を加熱あ
るいは冷却する。
そしてこれにより、押出しスリット18の長手方向所要
部位の溶融樹脂の湿度すなわち粘度が調節されて溶融樹
脂の流量分布が調整される。なお、符号40a、40b
ならびに42a、42bはいずれもリップセグメント3
2a、32bを画定する空隙部を示づ。
複合調整方式は、例えば特開昭60− 206615号明細書に記載される第9図において、左
側ダイ本体10の可撓リップ部12と右側ダイ本体14
の固定、リップ部16との間に形成される押出しスリッ
ト18は、その間隙を、左側ダイ本体10に設けられた
ダイボルト手段20によって調整されると共に、前記押
出しスリット18から押出される溶融樹脂は、更にその
温度を、温度調節手段44によって調整されるように構
成されている。ダイボルト手段20は、ヒータ22.冷
却流路24.ダイボルト26などから構成され、ダイ本
体10ならびにリップ部12との間には断熱材28が介
挿されている。温度調節手段44はヒータ・クーラ46
ならびに温度セン号48を有する。このような構成にお
いて、押出しスリットからの溶融樹脂の流出を例えば減
小する場合には、温度調節手段44を介して溶融樹脂の
温度を降下ざUると同時にダイボルト手段20を介して
スリット間隙を縮小させる。
しかるに、前述した各調整方式には、いづれも次に述べ
るような難点があった。
先ず、スリット間隙1g整方式は、第1にダイボルト手
段20が直動式熱変位方式に構成されているために、す
なわち、ダイポル1〜26は加熱によって伸長され冷却
によって縮小されるので、例えば、溶融樹脂の流出を減
小させるべくダイボルト26を加熱してスリブ818間
隙を縮小させると、一方この加熱によりダイボルト26
近傍における可撓リップ部12部分も加熱され、この部
分を押出される溶融樹脂の温度が上界される。したがっ
て、スリブ818間隙の縮小による流量の減小効果が溶
融樹脂の粘度の低下による流n1を増大効果によって減
殺され(以下調整能力の減殺効果と称する)、このため
、流Mの調整レンジが挟められると同時に、調整精度も
低下される。第2に、この種の方式における可撓リップ
部12は、一般に図示されるように可成りの剛性をちっ
て構成されており、このため、例えば端部からそれぞれ
1.2.3番目のダイボルト手段20a、20b、20
cを調節すると、可撓リップ部12の変形量δは、それ
ぞれ第10図にグラフ1. Il、 IIIで示すよう
に、調節されたダイボルト手段の部分を越えて可成りの
部分まで波及される。このため、部分的調整が不可能と
なると同時に調整精度も低下される。
次に、樹脂温調整方式は、第1に、リップセグメント3
28.32bどうしの間には熱絶縁を効果的に行うため
の空隙部40.42を必要とするので、構造が複雑且つ
大型化する。第2に、前述のように空隙部40.42を
介在させても、流量調整はリップセグメントの温度調整
のみによって行なわれるのでリップセグメント間の温度
差は比較的大きな温度差を必要とし、このため、隣接す
るリップセグメント32a、32bの間には実際上可成
りの熱伝播が発生される。したがって、溶融樹脂の局部
的流量調整が精密には行なわれ難く、また全体の調整精
度も低下される。
最後に、複合調整方式は、スリット間隙調整方式と樹脂
温調整方式とを併用するものであるから、第1に直動式
ダイボルト手段20の調整能力の減殺効果によって流量
の調整レンジが挟められる。第2に温度調整手段44の
特性により流量の局部的調整が困難となる。
第3に、例えば流量の減小調整の際には可撓リップ部1
2は加熱され一方固定すツブ部16は冷却されるのでス
リット18から押出される成形フィルムが表裏両面の温
度差のために図示されるようにカールされ、以降の処理
工程を繁雑にすると共に製品の品質を低下させる。第4
に構造が大巾に複雑且つ大型化される。
そこで、本出願人は上述のような難点を解決しするもの
として、第11図に示すような、ダイボルト手段の調整
能力が減殺されることのないスリット間隙調整方式自動
Tダイ(特願昭61−18938号)、および第12図
に示すような、可動リップ部の変形特性が改良されたス
リット間隙調整方式自動Tダイ(特開昭62−1227
31号)を開発し、それぞれ特許出願を行なった。
第11図に示す自動Tダイは、押出しスリット18の間
隙を調節する手段が差動式熱変位ユニット50に構成さ
れている。すなわち、このユニット50は、そのユニッ
ト本体52の自由端部にダイボルト26の一端部が支持
され、このユニット本体52の下端部が上部ダイ本体1
0の突出支持部に固着されており、そして、ユニット本
体52の熱膨張係数α8とヒートダイボルト26の熱膨
張係数αbとの間にはα、≧αbの関係が成立つように
構成されている。したがって、ヒータ22に通電しある
いはこの通電を停止してユニット50全体を加熱あるい
は冷u1すると、ダイボルト26が可撓リップ12に対
して縮小あるいは伸長されてスリット18の間隙が拡大
あるいは縮小される。一方これと同時に、可撓リップ1
2の温度が上昇あるいは下降されて溶融樹脂の粘度が低
下あるいは増大される。
すなわち、例えば差動式熱変位ユニット50が加熱され
た際には、スリン818間隙の増大と溶融樹脂の粘度の
低下との相乗効果により流htの調整が広いレンジに亘
って1つ応答性よく達成される。なお、符号14は下部
ダイ本体を、符号16は固定リップ部を、符号54は温
度センサをそれぞれ示?l−0等間隔を離間して整列さ
れている。そして、この押圧凸部56どうしの間には渦
状の四部58が形成されている。これにより、本自動T
ダイにおける可撓リップ部12はその剛性を所定に設定
され、例えば端部からそれぞれ1.2.3番目のダイボ
ルト手段20a。
20b、20Gを調節してそれぞれ対応づる押圧凸部5
6を押し引きすると、可撓リップ部12の変形量δはそ
れぞれ第10図のグラフ■a、I[a、l1laに示す
ように変位される。
すなわち、第6図および第7図に示す従来の自動Tダイ
と比較して、可撓リップ部12の変位自在性が大巾に向
上される。しかも、前記グラフIa、IIa、nlaの
スムーズな波形から分るように、可撓リップ部12の変
位連続性も良好且つ小[1fflに設定される。したが
って、流量の部分的調整がスムーズ且つ的確に行なわれ
ると同時に、調整精度も向上される。なお、符号10.
14はダイ本体を、符号16は固定リップ部を、符号1
8は押出しスリットをそれぞれ示す。
〔発明が解決しようとするV!1題点〕以上説明したよ
うに、本出願人の出願になる前記第1および第2の技術
によれば、従来の自vJTダイの有する種々の難点を克
服することができる。
しかしながら、前記技術は、なお、それぞれ単独では前
記難点を全面的にあるいは効果的に克服できるものでは
なかった。すなわち、第1の技術においては、溶融樹脂
の流Bを広いレンジに亘って且つ応答性よく調整できる
が、反面、例えば流量の部分的調整は的確には行えない
ものであった。また、第2の技術にJ3いては、流量の
部分的調整はスムーズ且つ的確に行なわれるが、反面、
例えば流量を広いレンジに回って且つ応答性よく調整す
るには不充分なものであった。
そこで、本発明の目的は、溶融樹脂の流量調整を広いレ
ンジに戸ってnつ応答性よくしhl b必要に応じて局
部的に的確に行なうことができ、更に構造が簡単で操作
性に優れた押出し成形用自ITダイをノに供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
先の目的を達成するために、本発明に係る押出し成形用
向iI!llTダイは、溶融樹脂の押出しスリットを形
成する両リップ部の少なくとも一方をダイ本体に対して
可撓ネック部を介しスリット間隙方向変位可能に接続し
、この可撓リップ部の外表面にスリット長手方向−ぼ等
間隔を離間して所定個数の押圧凸部を形成し、ダイ本体
における前記押圧凸部に対応する部位にそれぞれ差動式
熱変位ユニットのユニット本体の一端部を固着し、この
ユニット本体の自由端部に前記押圧凸部を押し引きして
スリット間隙を調節するダイボルトの一端部を支持する
よう構成することを特徴とする。
この場合、可撓リップ部における押圧凸部どうしの間の
肉厚は薄肉に形成し、更に、この薄肉部の両側面は両側
の押圧凸部の側面に連続するU字状四部に構成すると好
適である。
〔作用〕
押出しスリットの間隙の調節は、差動式熱変位ユニット
によって行なわれるので、溶融樹脂はその流量をスリッ
ト間隙の増減と溶融樹脂の粘度の増減に基づく2つの効
果の相乗積によって調整される。したがって、流量調整
が広いレンジに亘って且つ良好な応答性をもって行なわ
れる。また、可撓リップ部の押圧凸部は凹部ならびに可
撓ネック部によって変位自在性ならびに変位連続性を所
定に設定されると共に、各押圧凸部間の熱伝播は前記凹
部によって効果的に臆断されるので、流量の部分的調整
がスムーズ・且つ的確に行なわれる。しかも、リップ部
は通常はその一方を可撓リップ部に構成されるが、この
ように構成した場合には殊に構成が簡単になり、価格が
低減される。更に、このような構成の自動Tダイにおい
ては、押出しフィルムにカールなどが発生されることが
ないので、良好な操作性が得られる。
〔実施例〕
次に、本発明に係る押出し成形用自動Tダイの一実施例
について添付図面を参照しながら以下詳細に説明づる。
なお、説明の便宜上、第6図乃至第12図に示1従来の
構造と同一構成部分については同一参照符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
第1図および第2図において、本発明に係る押出し成形
用自動Tダイは、溶融樹脂の押出しスリット18を形成
する可撓リップ部12を上部ダイ本体10に対して可撓
ネック部60を介しスリット18間隙方向度位可・能に
接続し、この可撓リップ部12の外表面にスリット長手
方向ほぼ等間隔を離間して所定個数の押圧凸部56を形
成し、上部ダイ本体10における前記押圧凸部56に対
応する部位の取付ブラケット部10aにそれぞれ差動式
熱変位ユニット50のユニット本体52下端部を固着し
、このユニット本体52の上部自由端部に、先端部52
aを介し前記押圧凸部56を押し引きしてスリット18
間隙を調節するヒートダイボルト26の上端部を支持す
るよう構成する。なお、符号14は下部ダイ本体を、符
号16は固定リップ部をそれぞれ示す。
可撓リップ部12は、その押圧凸部56どうしの問を群
内の凹部58に形成されるが、この四部58の形状は、
例えば第4図(a)。
(b)に示すように、凹部58の両側面が両側の押圧凸
部56の側面に連続する0字状あるいは半円形上の渦状
に構成すると好適で必や・ 第5図は、このように構成した可撓リップ部12の変位
自在性(Fa)、変位連続性(F、)ならびにこれらを
総合した変位総合特性(FC)を、凹部58下面と可撓
ネック部60の間の段差寸法り、と押圧凸部56上面と
可撓ネック部60の間の段差寸法haとの比、ずなわち
段差比h=h、/haに関して表示したものである。図
から分るように、変位自在性F8は段差It、hが小さ
くなる程すなわち四部58の深さが深くなる程向上し、
一方、変位連続性F、は段差比りが大きくなる程すなわ
ち凹部58の深さが浅くなる程向上することが示されて
いる。したがって、変位自在性Faが優先される場合に
は段差比りを比較的小さく設定し、逆に変位連続性F。
が優先される場合には段差比りを比較的大きく設定する
。なお、凹部58は、可撓リップ部12の要求される変
位特性に応じて、例えばリップ部長手方向の位置に沿っ
てその形状を変えることができ、あるいは一部の位置の
みに形成しても良い。あるいは更に、リップ部12は、
凹部58を形成して構成することなく、可撓ネック部6
0を平板状に延長しこの延長部分に押圧凸部56を植設
して構成することも可能である。
差動式熱変位ユニット50は、そのユニット本体52の
中空空間部内にダイボルト26がその上端部を固着され
て軸方向へ伸縮自在に支持されると共に、ユニット本体
52の外周にはヒータ22が装着されている。そして、
ユニット本体52の熱膨張係数α、とダイボルト26の
熱膨張係数αbとの間にはα8≧α、の関係が成立つよ
う構成されている。なお、符号54は温度設定用の温度
センサである。したがって、このような構成において、
ヒータ22に通電しあるいはこの通電を停止してユニッ
ト本体52ならびにダイボルト26を加熱あるいは冷却
すると、加熱に際してはユニット本体52から昇温され
冷却に際しては空間部内のダイボルト26から温度降下
されるので、ダイボルト26は可撓リップ12上の押圧
凸部56に対して見掛は上短縮あるいは伸長される。し
たがって、押出しスリット18の間隙は、差動式熱変位
ユニット50の加熱あるいは冷却により拡大あるいは縮
少される。一方、前記加熱時にはダイボルト26を介し
て可撓リップ部12が加熱されるので、押出しスリット
18内を流動する溶融樹脂は、差動式熱変位ユニット5
0の加熱あるいは冷却により胃温あるいは降温され、そ
の粘度が低下あるいは増大される。このように、本発明
の自動Tダイにおける溶融樹脂の流量は、スリット間隙
の増減ど溶融樹脂の粘度の増減に基づく2重効果の相乗
積によって調整されるので、流量調整h<広いレンジに
亘って且つ良好な応答性をもって行なわれる。
更に、このように流量調整が応答性良く行なわれるので
、熱変位ユニット50間の温19差すなわち押圧凸部5
6間の温度差が比較的小さく設定されると共に、しかも
前記各押圧凸部56は互いに凹部58を介して効果的に
熱絶縁されているので、局部的流量調整が的確且つ高精
度に行なわれる。この場合、可撓リップ部12の優れた
変位総合特性が寄与されることは勿論である。また、両
リップ部12゜16の温度差も小ざく設定されるので、
操作性が安定されると共に、押出しフィルムにカール現
象などが発生されることがない。
以上説明したように、本発明の自動下ダイによれば、溶
融樹脂の流h1調整を広いレンジに回って応答性良く、
しかも局部的に的確、高精度に行なうことができる。更
に、このような自動下ダイは、(j4造が簡単でしかも
操作性が良好である利点を右する。
第3図に、本発明に係る押出し成形用自動下ダイの別の
実施例を示ず。本実施例の自動下ダイは−F、下ダイ本
体10.14のそれぞれに差動式熱変位ユニツ1−70
.80を装着【)、押出しスリット18を形成する上、
下リップ部72.82を共に可撓リップ部に構成したも
のである。そして、溶融樹脂の流iβ調整に際しては、
調整すべきスリット18部位に位置する一対の上、上熱
変位をユニット70.80が協働するよう制御される。
このように構成すると、流量制御性能を更に向上するこ
とができるが、反面構造が複雑となる。
以上2)本発明を好適な実施例について説明したが、本
発明はその精神を逸脱づることなく多くの設計変更をな
し得ることは勿論である。また、熱可塑性樹脂に限られ
ることなく、例えば磁性材コータやインクなどに対する
吐出成形にも同様に適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る押出し l成形用自
動下ダイは、押出しスリットを形成する両リップ部の少
なくとも一方を可撓リップ部に構成し、この可撓リップ
部を変位させてスリット間隙を調節するダイボルト手段
を差動式熱変位機構に構成し、更に可撓リップ部には所
定の押圧突部を絶縁凹部を介して配置し、リップ部の変
位特性を所定に設定できるよう構成したので、スリット
をた通過する溶融樹脂の流量調整に際して、調整能力が
スリット間隙および樹脂粘度の増減に基づく2重効果に
よって大巾に向上されると共に、リップ部の変位特性に
よって流量の局部的調整がスムーズに行なわれる。すな
わち、流量調整を広いレンジに亘って且つ好良な応答性
をもって行なうことができると同時に、必要に応じては
局部的調整を的確且つ精密に行なうことができる。更に
、本発明によれば、構造が簡単で且つ操作性に優れた自
!jlTダイを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る押出し成形用自動下ダイの一実施
例を示す部分正面図、第2図は第1図の■−■線断面図
、第3図は本発明に係る押出し成形用自動下ダイの別の
実施例を示す要部側面図、第4図(a)、(b)は第1
.2図あるいは第3図に示す本発明に係る押出し成形用
自動下ダイにおける可撓リップ部の一実施例を示し第4
図(a)は側面図第4図(b)は正面図、第5図は第4
図に示す可撓リップ部の段差寸法比hb/h、に関する
変位特性を示すグラフ、第6図は押出し成形用自動下ダ
イにおける従来のスリット間隙調整方式を説明するため
の自8JTグイ正面図、第7図は第6図のVl−Vl線
断面図、第8図は押出し成形用自動下ダイにおける従来
の樹脂温調整方式を説明するための自動下ダイ要部斜視
断面図、第9図は押出し成形用自動下ダイにおける従来
の複合調整方式を説明するための自動Tダイ要部断面図
、第10図は押出し成形用自動Tダイにおける可撓リッ
プ部の変形苗を説明するグラフ、第11図は本出願人の
先願になる第1の押出し成形用自動Tダイを示す要部断
面図、第12図は本出願人の先願になる第2の押出し成
形用自動Tダイを示す要部断面図である。 10、14・・・グイ本体 12)72.82・・・加糖リップ部 16・・・固定リップ部  18・・・押出スリット2
2・・・ヒータ     26・・・ダイボルト50、
70.80・・・差動式熱変位ユニット52・・・ユニ
ット本体  54・・・温度センサ56・・・押圧突起
    58・・・溝部(l′I!!部)60・・・可
撓ネック部 F、・・・可撓リップ部12の変位自在性グラフF、・
・・可撓リップPis 12の変位連続性グラフFo・
・・可撓リップ部12の変位総合特性グラフ FIG  4 (0)(b) FIG、5 hb/ha FIG、6          FIG、  7■ FIG、8 FIG、9

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶融樹脂の押出しスリットを形成する両リップ部
    の少なくとも一方をダイ本体に対して可撓ネック部を介
    しスリット間隙方向変位可能に接続し、この可撓リップ
    部の外表面にスリット長手方向ほぼ等間隔を離間して所
    定個数の押圧凸部を形成し、ダイ本体における前記押圧
    凸部に対応する部位にそれぞれ差動式熱変位ユニットの
    ユニット本体の一端部を固着し、このユニット本体の自
    由端部に前記押圧凸部を押し引きしてスリット間隙を調
    節するダイボルトの一端部を支持するよう構成すること
    を特徴とする押出し成形用自動Tダイ。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の自動Tダイにおいて
    、可撓リップ部における押圧凸部どうしの間の肉厚は薄
    肉に形成されてなる押出し成形用自動Tダイ。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の自動Tダイにおいて
    、薄肉部は両側の押圧凸部の側面に連続するU字状凹部
    に形成されてなる押出し成形用自動Tダイ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019219724A1 (de) * 2018-05-16 2019-11-21 Windmöller & Hölscher Kg Verfahren zur automatisierten regelung der grösse eines spaltes einer düsenanordnung und steuer- und/oder regelsystem

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WO2019219724A1 (de) * 2018-05-16 2019-11-21 Windmöller & Hölscher Kg Verfahren zur automatisierten regelung der grösse eines spaltes einer düsenanordnung und steuer- und/oder regelsystem
US11931943B2 (en) 2018-05-16 2024-03-19 Windmöller & Hölscher Kg Method for automatically regulating the size of a slot of a nozzle assembly and control and/or regulation system

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