JPH01154038A - 走査装置のプラテンガラス - Google Patents

走査装置のプラテンガラス

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Publication number
JPH01154038A
JPH01154038A JP31259587A JP31259587A JPH01154038A JP H01154038 A JPH01154038 A JP H01154038A JP 31259587 A JP31259587 A JP 31259587A JP 31259587 A JP31259587 A JP 31259587A JP H01154038 A JPH01154038 A JP H01154038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricant
platen glass
surface layer
document
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31259587A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kyogoku
京極 哲男
Masazo Ishiyama
石山 雅三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP31259587A priority Critical patent/JPH01154038A/ja
Priority to US07/281,253 priority patent/US4929980A/en
Publication of JPH01154038A publication Critical patent/JPH01154038A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば複写機、読取装置等の走査装置のプラ
テンガラスに関する。
[従来の技術] 従来より複写機等の走査装置には、光学装置によって原
稿を走査露光するときにその原稿を載置するプラテンガ
ラスが設けられている。このプラテンガラスは、一般的
に板状の透明ガラスが用いられている。
そして近時においては、プラテンガラス上の露光基準位
置に原稿を搬送し、露光後にその原稿を所定位置へ回収
する自動給紙装!(ADF>が普及しつつあり、このA
DFが複写機に装着されることが多くなっている。この
場合、プラテンガラス上での原稿の搬送は、搬送ベルト
を周回させて搬送ベルトと原稿との間に生じる摩擦抵抗
により行っている。
ところが、搬送ベルトにより搬送される原稿はプラテン
ガラス上を摺動するため、搬送ベルトと原稿との間の摩
擦抵抗よりも原稿とプラテンガラスとの間のIIJ擦抵
抗抵抗が大ぎい場合には、原稿の露光基準位置への位置
合わせに支障をきたしたリ、原稿の紙質によっては搬送
不良が生じたりする。そこでプラテンガラスの表面にシ
リコン系のワックス、あるいはフェザ−オイル等の潤滑
剤を塗布して原稿とプラテンガラスとの間の摩擦抵抗を
小さくするように対応している。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来のプラテンガラスでは、塗布された潤滑剤は、
搬送される原稿に付着してプラテンガラスから徐々に消
失するため、数千枚の原稿搬送に1回の割合で定期的に
潤滑剤を塗布しなければならない。また、ADFの高速
化に伴い潤滑剤が消失するまでの期間が短縮化する傾向
にあり、メンテナンス面でそれだけ繁雑となる。
本発明は上記実情に鑑み案出されたものであり、その目
的は塗布された潤滑剤をより長期に亘って保持すること
ができる走査装置のプラテンガラスを提供づることにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明の走査装置のプラテンガラスは、ガラス基板と、
該ガラス基板の表面に形成された透明硬質粒子からなる
表面層と、該表面層に含浸された潤滑剤とから構成され
ていることを特徴とするものである。
[作用] 本発明の走査装置のプラテンガラスでは、表面層に潤滑
剤が含浸されており、その潤滑剤は表面層を形成する透
明硬質粒子間に充填された状態となっている。この潤滑
剤により、原稿がプラテンガラスの表面上を搬送される
際に、原稿とプラテンガラスとの間のII!擦抵抗抵抗
減する。この場合、潤滑剤は搬送される原稿に付着して
徐々に消失するが、これに伴なって透明硬質粒子間に充
填された潤滑剤が表面に徐々に染み出す。
[実施例] 以下本発明の走査装置のプラテンガラスの置体的実施例
を図面に基づき説明する。
本実施例の走査装置のプラテンガラス1は、第1図にそ
の表面部を拡大して断面で示すように、ガラス基板11
と、表面層12と、潤滑剤13とを構成要素としている
ガラス基板11は、二酸化珪素(SiOx)を主成分と
するフロートガラスを厚み4IIIlに形成した板状の
ものである。
表面層12は、ガラス基板11の一面に一体的に形成さ
れている。この表面層12は、粒径500〜1000人
のシリカにより厚み1〜2μmに形成された焼結層であ
る。従って各粒子間には、微細な空間が形成されている
。本実施例における表面層2は、次のようにして作製さ
れている。まず、粒径500〜1000人に粉砕したシ
リカの20重間%水溶液を作製する。このとき添加剤と
してNazOを0.05111%混ぜる。次にその水溶
液をデイツプ法(スピンナー法、スプレー法でもよい)
により、ガラス基板11の一面の全面に亘ってコーティ
ングする。その後、500℃の温度で加熱処理すること
によりシリカを焼結させて、ガラス基板11の表面に焼
結層としての表面層12を得る。なお、表面層12を形
成する材料は、透明である程度の硬度を有するものであ
ればよく、その他例えば5nOz、5bzO3、■nt
o3等、あるいはこれらの混合物のセラミックス材粒子
を用いることもできる。また、これらの透明硬質粒子は
、粒径が大きなものを用いると走査露光時の照射光が乱
反射するため100〜1000人程度とし、好ましくは
500〜1000人位がよい。
潤滑剤13は、表面層12に含浸されており、シリカの
各粒子間の空間に充填された状態となっている。この潤
滑剤13は、フッ素オイル(デムナム(商品名)、ダイ
キン工業社製)を使用している。潤滑剤13は、温度上
昇に伴い必要以上に染み出さないように蒸気圧の低いも
のを選択する必要があり、フッ素オイルの他、シリコン
オイル、グリース等はこの点で優れている。
本実施例の走査装置のプラテンガラス1は、以上のよう
に構成されており、第2図に示すように、ADF2を装
着した複写機3に取り付けられて使用される。この場合
、プラテンガラス1は、表面層12が上方を向いた状態
で配置され、表面層12にADF2の搬送ベルト22が
対向するようになっている。
この複写機3により複写を行なう場合には、ADF2の
原稿載置トレイ21に載置された原稿Mが1枚づつ送り
出され、搬送ベルト22によりプラテンガラス1上に搬
送される。そして第3図に示すにうに、原稿Mは露光基
準位置に位置合せされて停止し、照明装置31により走
査露光される。
なお、このときプラテンガラス1を通過する照射光は、
表面1112を粒?!500〜1000人の微小なセラ
ミックス材粒子で形成しているため乱反射しない。その
後、原稿Mは、搬送ベルト22によりプラテンガラス1
上から搬出され、排出トレイ23上に排出される。
なお、原稿Mがプラテンガラス1上を搬送されるときに
は、表面層12に含浸された潤滑剤13によりその搬送
が円滑に行なわれる。このとき潤滑剤13は、次々に搬
送される原稿Mに付着して徐々に消失するが、これに伴
い表面1i12内から表面側に徐々に染み出す。また潤
滑剤13は、フッ素オイルを使用しているため照明装置
31の露光により温度が1稈しても(約85℃)適度な
染み出し状態が保持される。
以上のように本実施例のプラテンガラス1は、′rIJ
滑剤13が表面層12内に含浸された状態で塗布されて
いるため、その分塗布量を多くすることが可能となると
ともに、原稿Mに付着して消失するmが極めて微量なも
のとなる。従って潤滑剤13をプラテンガラス1に対し
て長期に亘って保持することができ、これによりメンテ
ナンス面で有利となる。
また表面層12は、セラミックス材で形成されているた
め化学的に安定したものとすることができる。なお、表
面t112を5nOz、5bzO3、Into3等の粒
子で形成した場合には帯電防止効果があり、原稿Mがプ
ラテンガラス1に静電吸着するのを防止することができ
る。
(実験) 上記のようなADFを装着した複写機において、本実施
例のプラテンガラスを用いた場合と、従来のプラテンガ
ラスを用いた場合との潤滑剤の消失期間を比較する実験
を行った。従来のプラテンガラスは、表面層が形成され
ていないガラス基板の表面にフッ素オイルを数μmの厚
みで塗布したものであり、この点が異なる以外は本実施
例のプラテンガラスと同じ構成である。
これら両複写機による比較実験は、ADFにより原稿を
順次送り込み、プラテンガラス上での原稿の位置合わせ
不良、または搬送不良が発生するまでの搬送枚数を調べ
ることにより行った。その結果、従来のプラテンガラス
の場合は10.000枚であったのに対して、本実施例
のプラテンガラスの場合は40万枚であり、潤滑剤の寿
命を約40倍延長できることを確認した。
[発明の効果] 本発明の走査装置のプラテンガラスは、ガラス基板と、
該ガラス基板の表面に形成された透明硬質粒子からなる
表面層と、該表面層に含浸された潤滑剤とから構成され
ている。このため、プラテンガラス上を搬送される原稿
に付着して消失する潤滑剤の量は極めて微量なものとな
る。従ってプラテンガラスに塗布された潤滑剤をより長
期に亘って保持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の実施例に係り、第1図はプラ
テンガラスの表面部を拡大して模式的に示す縦断面図、
第2図はADFが装着された複写機の構成図、第3図は
原稿がプラテンガラス上を搬送されるときの状態を示す
説明図である。 1・・・プラテンガラス 11・・・ガラス基板   12・・・表面層13・・
・潤滑剤 特許出願人   ミノルタカメラ株式会社代理人   
 弁理士 大川 宏 第3図 第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス基板と、 該ガラス基板の表面に形成された透明硬質粒子からなる
    表面層と、 該表面層に含浸された潤滑剤とから構成されていること
    を特徴とする走査装置のプラテンガラス。
  2. (2)表面層は焼結層である特許請求の範囲第1項記載
    の走査装置のプラテンガラス。
  3. (3)透明硬質粒子の粒径は、100〜1000Åであ
    る特許請求の範囲第1項記載の走査装置のプラテンガラ
    ス。
  4. (4)潤滑剤は、フッ素オイル、シリコンオイル、グリ
    ースである特許請求の範囲1項記載の走査装置のプラテ
    ンガラス。
JP31259587A 1987-12-10 1987-12-10 走査装置のプラテンガラス Pending JPH01154038A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31259587A JPH01154038A (ja) 1987-12-10 1987-12-10 走査装置のプラテンガラス
US07/281,253 US4929980A (en) 1987-12-10 1988-12-07 Document support table with lubricant and method for forming the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31259587A JPH01154038A (ja) 1987-12-10 1987-12-10 走査装置のプラテンガラス

Publications (1)

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JPH01154038A true JPH01154038A (ja) 1989-06-16

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ID=18031091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31259587A Pending JPH01154038A (ja) 1987-12-10 1987-12-10 走査装置のプラテンガラス

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JP (1) JPH01154038A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07168287A (ja) * 1993-12-16 1995-07-04 Nippon Sheet Glass Co Ltd 複写機原稿台用ガラスの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07168287A (ja) * 1993-12-16 1995-07-04 Nippon Sheet Glass Co Ltd 複写機原稿台用ガラスの製造方法

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