JPS624172A - 用紙の区分積載方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、複写機、レーデ−ビームプリンタ、あるいは
その他の印刷装置において、これらの印刷装置等から導
出される導出紙を区分整列積載する導出紙の区分積載方
法に関するものである。

〔発明の背景〕

従来、高速のレーザービームプリンタにおいてはこのプ
リンタによジグリント処理されて導出される導出紙の処
理形態として、この導出紙を順次整列して積載するスタ
ッカが使用されていた。また導出紙のファイルの区分の
仕方として色紙等を適宜給送して、ファイルの区分けが
明確になるようにスタッカ上に順次整列積載されていた
。

即ちスタッカ上に導出紙を順次区分しながら積載する手
段としては、第５図に示すように昇降板８上に１図示し
ないプリンタから順次導出されてくる導出紙をｉ１７ア
イル１、第２フアイル２、第３フアイル３、第４フアイ
ル４の順で積載するが、この各ファイルの境には、各フ
ァイル毎の区分位置を見やすくするために着色された仕
切紙５゜６．７を挿入している。

しかしながら、このようにして昇降板８上に積載された
導出紙をファイル毎に取シ出すとき即ち第６図に示すよ
うに、最上段のファイル４を引き取ると亀、そのファイ
ル４の最下紙とファイル３の最上紙との摩擦により、整
列されていたファイル３の積載上部が崩され易く、昇降
板８上での所期の整列が無意味となる欠点があった。ま
た積載時の整列の程度が悪い場合、あるいは積載後の整
列崩れ等によシ、各区分間の導出紙にずれが生じた場合
には、着色された仕切紙を見出すことが困難という不具
合があった。

〔発明の目的〕

本発明は、上記した従来の欠点を解消するためになされ
たもので、多数のファイルに整列積載された導出紙を区
分単位で取り出すとき、隣設されるファイルの整列を崩
すことなく、しかも容易に取シ出すことができるように
した導出紙の区分積載方法を提供することを目的とする
ものである。

〔発明の実施例〕

以下に本発明を、第１図乃至第４図に示す、レーデ−プ
リンターにおけるプリント処理紙、即ち導出紙の区分積
載方法について詳細に説明する。

実施例！ 第１図及び第２図において、１０はレーデ−プリンター
における感光ドラムであって、矢印の如く回転されるも
のである。

１１はコンピータからの情報に従って変調及び走査され
ているレーデ−ビームであシ、上記の感光ドラムｌＯ上
に静電潜像を形成するものである。１２は現像器で感光
ドラムｌＯ上の静電Ｍ像をトナー粒子で現体するもので
ある。１４は第１の用紙収納部、１５は第２の用紙収納
部であシ、コンピュータからの命令またはプリンタ自身
の判断等によシ適宜切シ換えて給紙される。

第１の用紙収納部１４及び第２の用紙収納部１５内に入
れられている用紙１８及び１９は、矢印の如く搬送され
、転写帯電器１３によって感光ドラム１０上の現像々が
用紙に転写される。その後、定着器１６によって用紙上
の転写像が加熱または加圧され定着される。かくしてプ
リントされたプリント紙、即ち導出紙は、スタッカ１７
に整列されて積載される。ここで纂１の用紙収納部には
通常の用紙１８（上質紙等）を入れておき、第２の用紙
収納部には通常の用紙１８よシも摩擦係数の低い用紙で
あるところの仕切紙１９を入れておく。

さて、プリント動作を行うには、第１の用紙収納部内の
用紙１８は給紙され、転写、定着、の各行程を通って次
々にスタッカ１７に整列積載される。ここでスタッカ１
７に整列積載されるファイルとファイルとの間に、第２
の用紙収納部よシ供給される少くとも１枚の仕切紙を用
紙搬送路を通って給紙し、スタッカ１７に複数群のファ
イル１゜ｂ、ｅ、ｄに区分整列積載されるものである。

このように、多数枚の導出紙を仕切１１９によシフアイ
ルしながら、積載することによ）、第５図に示すと同様
に区分積載されるが、この積載された導出紙群の適所に
は、摩擦係数の低い仕切紙１９が介在された多数のファ
イルに区分されていることから、第２図に示す如く整列
積載された導出紙の上端部を軽く指で押すだけで各ファ
イル毎に位置ずれして、各ファイル毎の取出しがきわめ
て容易となシ、しかも各ファイルの整列が乱れる（崩れ
る）ことはなくなる効果がある。

なお第１の用紙収納部１４に入れる用紙と第２の用紙収
納部１５に入れる用紙とを、互に平滑度の違うものを使
用して、第２の用紙収納部に入れられる用紙を低摩擦に
してもよい。また、第２の用紙収納部１５に入れる用紙
をシリコン含浸のものにして低摩擦にしてもよい。さら
に、第２の用紙収納部１５に入れる用紙の表面または裏
面のみを低摩擦にして、仕切紙がその上または下に積載
されたファイルに必ずくっついて仕分は出来るようＫし
てもよい。

また第２の用紙収納部１５に入れる用紙からは転写、定
着の各行程を経てもよいし、転写、定着を行わなくても
よい。

さらには、ファイルの最初のページもしくは最後の（−
ジを第２の用紙収納部１５から給紙して、転写、定着を
行うようにして奄同様の効果がある。

上記実施例では、ファイルとファイルとの仕切り部分に
第２の用紙収納部１５よシ仕切紙１９を給紙するとして
いるが、仕分けしたい個所でおればファイルとファイル
の仕切多部分でなくてもよいことは明らかである。

また、第１の用紙収納部１４に収納する用紙を第２の用
紙収納部１５に収納する用紙よシ高い摩擦係数にしてお
いてもよい。

実施例■ 第３図及び第４図において、本実施例は第１図に示すプ
リンタと略同じ構造であるが、この実施例の特長は、用
紙搬送路の途中に、該搬送路を移行する用紙に、シリコ
ンオイル等を選択的に塗布せしめるためのシリコンオイ
ル塗布装置２０が具備されているものである。このシリ
コンオイル塗布装置２０の具体的構造は第４図に示す如
きであって、２１．２２は、互に圧接される一対の搬送
ローラ、２３は図示されていない支持体によ多回転自在
に支持されている７ヤ７トであって、このシャフト２３
には、加圧板２４が取付けられている。この加圧板２４
の先端部には吸液性の高いフェルト２５が取付けられて
おル、このフェルト２５は、前記の搬送ローラ２２に接
合可能に設けられている。また、このフェルト２５の一
部は液槽２６内に入れられているシリコンオイル２７内
に浸漬され、毛細管現像でフェルト２５の全面にシリコ
ンオイル２７が浸透されて、搬送ローラ２２にはシリコ
ンオイル２７が塗布できるようになっている。２８は、
シャン）２３に固定されるアームでアって、このアーム
２８には、リンク２９を介してソレノイド３０に連結さ
れている。

３１はリターンばね、３２はストッパーである。

次にその作用について述べると、ソレノイド３０に通電
すると、アーム２８、加圧板２４は実線で示す如く動作
してフェルト２５が搬送ローラ２２と摺接し、その結果
、搬送ロー２２２及び２１にはシリコンオイルが塗布さ
れる。従って、シリコンオイルが塗布された一対の搬送
ロー２２１．２２に、用紙が通過されることにより、こ
の用紙に搬送ロール表面のシリコンオイルが転移堕布さ
れ、該用紙は低摩擦の用紙に加工されるものである。ま
たソレノイド３０への通電を遮断すると加圧板２４は、
鎖線で示す如く移動して、フェルト２５が搬送ローラか
ら離れるために、この搬送ローラを通過する用紙へのシ
リコンオイル転移がなされなくなる。従ってソレノイド
３０の動作によシ、用紙搬送路を通る用紙を選択的に低
摩擦に加工することができ、これを仕切紙として使用す
れば、前記実施例と同様に各ファイル毎の取出しが容易
で１）、しかも各ファイルを乱すことなく整列保持でき
る効果がめる。

なお上記構成の他に、例えば搬送路中に選択的に用紙の
平滑度を高める様な装置を配置してもよい。要は、搬送
路中に用紙を選択的に低摩擦にする＠構であればよい。

〔発明の概要〕

以上のように本発明は、積載される用紙群の仕分けをし
たい個所に、その用紙の摩擦係数よシも低摩擦係数の仕
切紙を挿入することを特徴とする用紙の区分積載方法で
ある。

〔発明の効果〕

従ってこの発明によれば、仕切紙が積載紙群の摩擦係数
よりも低くく加工されていることから、その仕切紙を境
とするファイル毎と分離取外しが容易となシ、しかも各
ファイル毎の整列を損なうことなく処理できる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明よシなる区分積載方法を実施する装置の
一例を示した説明図、第２図はファイル毎の取シ出し説
明図、第３図は本発明の他の実施例を示した説明図、第
４図はシリコンオイル塗布装置のみの説明図、第５図は
従来の用紙積峨状態を示した説嬰図、第６図は従来にお
けるファイル毎の取シ出し説明図である。 １４・・・第１の用紙収納部、 １５・・・第２の用紙収納部。 １６・・・定着器、　　　　　１７・・・スタッカ。 ２０・・・シリコンオイル塗布装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 積載される用紙群の仕分けをしたい個所に、その用紙の
   摩擦係数よりも低摩擦係数の仕切紙を挿入することを特
   徴とする用紙の区分積載方法。