JPH01153A - 改良した熱可塑性ポリアミド−ポリアリレート組成物 - Google Patents

改良した熱可塑性ポリアミド−ポリアリレート組成物

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JPH01153A
JPH01153A JP63-118403A JP11840388A JPH01153A JP H01153 A JPH01153 A JP H01153A JP 11840388 A JP11840388 A JP 11840388A JP H01153 A JPH01153 A JP H01153A
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イー・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術的分野 本発明は向上しI;耐高速破裂性によって特徴的な熱可
塑性ポリアミド−ポリアリレート組成物に関するもので
ある。熱可塑性ポリアミドは飽和ジカルボン酸とジアミ
ンの半結晶性及び無定形縮合生成物を包含する。一般に
少なくとも5000の分子量を有するこの種の有用な材
料は一般にナイロンと呼ばれる。ナイロンは古くから公
知であり、引張試験において測定したときの良好な伸び
、高い切断エネルギー、高い引張衝撃強さ及び落下ダー
ツ試験において実証されるような高いエポキシ吸収のた
めに、種々のエンジニャリング的な応用において有用で
ある。それに加えて、ポリアミドは良好な耐薬品性及び
良好な加工性を有している。
たとえば低下した収縮及び向上した剛性のような、性質
の改善を達成するための必要は、ポリアミドと、ポリア
リレートを包含する、種々の熱可塑性材料とのブレンド
を生じさせた。芳香族ポリエステルと呼ばれることもあ
る熱可塑性ポリアリレートは一般に、一種以上の二価フ
ェノールと一種以上の芳香族ジカルボン酸の反応から由
来する重合体を包含するものと理解されている。ポリア
リレートは、ノツチ付きアイゾツト試験によって測定し
たときの良好な衝撃強さ及び種々のその他の望ましい性
質を有している。しかしながら、ポリアリレートの比較
的高い溶融粘度を低下させて加工性を改善する必要が、
ポリアリレートと、ポリアミドを含む、種々の熱可塑性
材料とのブレンドを生じさせた。しかしながら、このよ
うなポリアミド−ポリアリレートブレンド物は実際に、
向上した加工性を包含する、いくっがの望ましい性質を
有しているけれども、このような組成物は標準的な高速
破裂試験によって測定するときの低温における靭性を犠
牲としている。このようなブレンドの耐高速破裂性を増
大させるために種々の添加剤を用いることができるが、
しかしながら、このような添加剤を特定の順序で特定の
量において混合することによって製造した組成物は、−
層すぐれた耐高速破裂性を示すということが予想外に見
出された。
本発明の組成物は熱可塑性材料において一般的に用いら
れる方法のいずれかによって、たとえば、射出成形、押
出し、吹込み成形、溶融紡糸、及び打ち抜きによって、
半製品及び最終製品の製造に使用することができる。こ
のような組成物から製造した最終製品は、高い靭性及び
耐溶剤性を含む、きわめて望ましい物理的性質、特に高
い耐高速破裂性を有している。
背景技術 1986年8月16日公開の日本特許公開筒61−18
3353号は、0.5〜50重量%のアルファオレフィ
ン/グリシジルアルファ、ベーター不飽和カルボン酸エ
ステル共重合体とさらに混合しである、ポリアリレート
/ポリアミド(1〜70/99〜30)ブレンドから成
る組成物を開示している。このような組成物は、すぐれ
た耐衝撃性を有していると記されている。
1986年9月22日公開の日本特許公開筒61−21
3256号は、熱可塑性ポリエステル、脂肪族ポリアミ
ド及び少なくとも一つの官能基を含有する少なくとも一
種の変性ポリオレフィンのブレンドから生る樹脂組成物
を開示している。このような樹脂は、高い寸法安定性、
十分な結晶化度を有し且つ強く弾性であることが記され
ている。
1986年9月22日公開の日本特許公開筒61−21
3257号は、変性ポリオレフィンの代りに10モル%
までのある種の官能基を含有するエチレン共重合体が存
在する以外は実質的に上記と同様な樹脂を開示している
1981年4月6日公開の日本特許公開筒56−146
99号は、重量で100部のある種の芳香族ポリエステ
ル及び重量で100部以下のポリアミドから成る組成物
を開示している。このような組成物は向上した成形加工
性、耐薬品性、耐低温性及び耐油性を有しているといわ
れている。この文献はポリカプロラクタムの量が重量で
50%以上であるときは、加工性が向上するが物理的性
質が著るしく低下するということ、及び同様な傾向は、
他のポリアミドを用いてもポリカプロラクタムと同様に
認められることを記している。
1979年11月IO日公開の日本特許公開筒54−1
4455号は、重量で0.1−10部の非結晶性ポリア
ミドと重量で100部の芳香族ポリエステルのブレンド
を開示しているが、このブレンドは耐熱変形性、機械的
強度、透明性及び向上した加工性を有するといわれる。
1979年5月11日公開の日本特許公開筒54−14
1840号は、芳香族ポリエステルが三価のアルコール
から由来する成分を含有する以外は、上記と同様な組成
物を開示している。このようなブレンドはブレンドの耐
熱ひずみ性、機械的性質、透明性及び耐亀裂性を損なう
ことなく向上した成形性を有するといわれる。
1977年8月18日公開の日本特許公開筒52−98
.765号は、重量で100部のある種の芳香族ポリエ
ステルと重量で100部を超えるポリアミドから成る組
成物を開示している。このような組成物は、すぐれた成
形性、耐薬品性及び耐熱性を有するといわれる。
キヨーらに対して1980年6月3日に許可された米国
特許第4.206.100号は、本質的に芳香族コポリ
エステル、ポリアミド及びある種の金属化合物から成る
樹脂組成物を開示している。
このような組成物は、向上した衝撃強さ及び薄壁部分に
おける脆さを包含する、向上した機械的特性を有すると
いわれる。
キヨーらに対して1980年2月5日に許可された米国
特許第4,187.358号は、金属化合物の代りにア
イオノマーを含有する以外は、上記のものと同様な本質
と性質を有する組成物を開示してし;る。
キヨーらに対して1979年10月16日に許可された
米国特許第4.171,330号は、芳香族コポリエス
テル、ポリアミド、ポリアルキレンフェニレンエステル
又はエステルエーテル及ヒ芳香族ハロゲン化合物から成
る難燃性組成物を開示している。
アサハラらに対して1986年lθ月4日に許可された
米国特許第4.052,481号は、芳香族ハロゲン化
合物を含有していないほかは、上記と実質的に同様な組
成物を開示している。
上に挙げ且つ説明した文献の中で、本発明の特定のブレ
ンドについて、又はブレンドの成分を特定の順序で混合
するときに生じる耐高速破裂性の予想外の向上について
記しているものはない。
発明の開示 本発明は向上した耐高速破裂性によって特徴的な、熱可
塑性ポリアミド−ポリアリレート組成物に関するもので
ある。さらに詳細には、本発明は本質的に: (a)25〜80重量%の少なくとも一種のポリアミド
、 (b)10〜70重量%の少なくとも一種のポリアリレ
ート、 (c)  0.5〜30重量%の少なくとも一種のエラ
ストマー変性剤、及び (d)  0.5〜7重量%の少なくとも一種のエポキ
シ官能性重合体 から成り、ここでいずれかの成分をポリアミド又はエラ
ストマー変性剤のいずれかと混合する前に、エポキシ官
能性重合体とポリアリレートを相互に混合することを特
徴とする、熱可塑性組成物から成っている・本発明の組
成物は、このような組成物中に一般的に含有させること
ができるような種々の添加剤をも含有することができる
。上記の重量%はすべて組成物の全重量に基づいている
本発明の組成物は上記の成分の多相溶融ブレンドを包含
し、且つ、上記の成分の二つ以上を相互に反応すなわち
相互作用させるから、本発明の組成物は、それらの反応
生成物の溶融ブレンドをも包含する。溶融混合の生成物
は複合体であり、成分のそれぞれが他の成分のいずれか
と反応することができるから、その生成物は十分には理
解できない。たとえば、エポキシ官能性重合体は、反応
性末端基によって、又はエステル基とエポキシ基の反応
によって、ポリアリレートと反応することができる。同
様に、エラストマー変性剤はエポキシ官能性重合体又は
ポリアリレートと反応することができる。
本発明の組成物の種々の成分間の反応は通常は、溶融混
合または混線操作の間に完了する。十分に激しくはない
溶融混合の条件下では、上記の反応は完結しない可能性
がある。これらのブレンドは反応性を保存しており、別
の押出処理又は射出成形中のいずれかにおいて生じる以
後の溶融混合処理によって容易に通常のブレンドに変換
するから、本発明の部分と見なすことができる。
成分(a)のポリアミドは組成物の25〜80重量%、
好ましくは30〜75重量%、もつとも好ましくは40
〜75重量%を占めている。成分(b)のポリアリレー
トは組成物の10〜70重量%、好まし4くは15〜6
0重量%、もつとも好ましくは20〜50重量%を占め
ている。過度に低い割合のポリアミド、あるいは過度に
高い割合のポリアリレートを含有する組成物は比較的低
い耐溶剤性、伸び及び靭性を有している。過度に高い割
合のポリアミド又は過度に低い割合のポリアリレートを
含有する組成物は比較的低い剛性、型からの収縮及び耐
吸湿性を有している。成分(C)のエラストマー変性剤
は組成物の0.5〜30重量%、好ましくは1〜25重
量%、もつとも好ましくは2〜20重量%を占めている
。比較的高率のエラストマー変性剤は、比較的すぐれた
靭性と溶融強さを組成物に与える。比較的低率のエラス
トマー変性剤は、比較的高い弾性率と引張強さを組成物
に与える。成分(d)のエポキシ官能性重合体は組成物
の0.5〜7重量%、好ましくは1〜6重量%、もつと
も好ましくは1.5〜5重量%を占めている。高率のエ
ポキシ官能性重合体は組成物に比較的高い靭性を与える
が、高率に過ぎると分散が困難となる。
本発明の組成物中で使用するポリアミドは、少なくとも
5000の分子量を有し且つ一般にナイロンと呼ばれる
半結晶性及び無定形樹脂を包含する。適当なポリアミド
は4〜12炭素原子を有するジカルボン酸と4〜12炭
素厚子を有するジアミンの等モル量の縮合によって製造
することができる。ポリアミドの例はポリへキサメチレ
ンスクンンアミド(46ナイロン)、ポリへキサメチレ
ンアジパミド(66ナイロン)、ポリヘキサメチレンア
ゼラミド(69ナイロン)、ポリへキサメチレンアジパ
ミド(61Oナイロン)、ポリへキサメチレンドデカノ
アミド(612ナイロン)、及びラクタムの開環重合に
よって生じたポリアミド、たとえば、ポリカプロラクタ
ム(6ナイロン)、ポリラウリンラクタム(12ナイロ
ン)、ポリ−11−アミノウンデカン酸(11ナイロン
)、及びビス(バラアミノシクロヘキシル)メタンドデ
カノアミドを包含する。ラクタムから由来するこれらの
ポリアミドの中では6ナイロンが好適である。本発明の
組成物中では、上記の重合体又はそれらの成分の共重合
によって製造したポリアミド、たとえばアジピン酸、イ
ソフタル酸へキサメチレンジアミン共重合体を使用する
こともできる。ポリアミドは200°Cよりも高い融点
をもつ判結晶性及び線状のものであることが好ましい。
本発明の組成物中で使用するためにもつとも好適なポリ
アミドは66ナイロンである。比較的低率のポリアミド
を含有する組成物、すなわち、約40重量%未満のポリ
アミドを含存するものに対しては、高速破裂に対する望
ましいすぐれた抵抗性を取得するためには、ポリアミド
はナイロン66でなければならない。
本発明の組成物中で用いるポリアリレートは、一つ以上
の二価フェノールと一つ以上の芳香族ジカルボン酸から
誘導した芳香族ポリエステルである。二価フェノールは
米国特許第4,187.358号中に記するように、下
記構造のようなビスフェノールとすることができる: 式中で−X−は、単結合、−o−1−S−1−SO□−
1−SO−1−CO−11〜5炭素原子を含有するアル
キレン基及び2〜7炭素原子を含有するアルキリデン基
から成るグループから選択し、且つRいR2、R3、R
いR/1、R/2、R/、及びR/、は同一であっても
異なっていてもよく、それぞれ、水素原子、塩素原子、
臭素原子及び1〜5炭素原子を含有するアルキル基及び
/又はその官能性誘導体から成るグループがら選択する
1〜5炭素原子を含有するXに対するアルキレン基の適
当な例はメチレン基、エチレン基、プロピレン基、テト
ラメチレン基及びペンタメチレン基を包含する。2〜7
炭素原子を含有するXに対して適当なアルキリデン基の
例はエチリデン基、プロピリデン基、インプロピリデン
基、インブチリデン基及びペンチリデン基、シクロペン
チリデン基及びシクロへキシリデン基を包含する。
1〜5炭素原子を含有するR1−R4及びR′1〜R/
4に対するアルキル基の適当な例はメチル基、エチル基
、イソプロピル基、t−ブチル基及びネオペンチル基を
包含する。
加うるに、R1−R4が上記のようなものであるビスフ
ェノール類と組み合わせて40モル%に至るまでの式: の二価フェノールを用いることができる。
本発明の組成物中で用いるポリアリレートを製造するた
めにビスフェノール類と反応させるための酸成分として
は、60〜0モル%のテレフタル酸及び/又はその官能
性誘導体と40〜100モル%のイソフタル酸及び/又
はその官能性誘導体の混合物を用いることが好ましい。
0〜50モル%のテレフタル酸及び/又はその官能性誘
導体と100〜50モル%のイソフタル酸及び/又はそ
の官能性誘導体の混合物を用いることが一層好ましい。
ビスフェノールのテレフタル酸単位とイソフタル酸単位
の合計に対するモル比は、実質的に等モル量、たとえば
、約1:o、95〜1.2、好ましくは約1 : 11
もっとも好ましくはl:1とする。たとえ1fヒドロキ
シ安息香酸又はヒドロキシナフトエ酸のような芳香族ヒ
ドロキシ酸及びその他のジカルボン酸(芳香族及び脂肪
族を含む)をも、少量成分としてポリアリレート構造中
に混入させることができる。
本発明において使用することができるテレフタル酸又は
イソフタル酸の官能性誘導体は、酸ハロゲン化物及びジ
アリールエステルを包含する。酸ハロゲン化物の好適例
はテレフタロイルジクロリド、インフタロイルジクロリ
ド、テレフタロイルジクロリド、及びインフタロイルジ
クロリドを包含する。ジアリールエステルの好適例はジ
フェニルテレフタレートとジフェニルイソフタレートを
包含する。
適当なビスフェノールの例は、4.4’−ジヒドロキシ
−ジフェニルエーテル、ビス(4−ヒドロキシ−2−メ
チルフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3−
クロロフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ケトン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロ
キシ−3−メチルフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジクロロフェニル)メタン、■、l−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1.1
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペンタン、l
、t−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘプタン
、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)
メタン、1ll−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタ
ン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニ
ル)フロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−3−”
ロロ7工二ル)プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキ
シ−3−ジクロロフェニル)プロパン、2.2−ビス(
4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン
、3゜3.3’、3’−テトラメチル−スピロビス−1
,1’−インダン−6,6′−ジオール及び1.1−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)−n−ブタンである。2
.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンがもつ
とも好適である。
使用することができるビスフェノールの官能性誘導体の
典型的な例はアルカリ金属塩及び1〜3炭素原子を含有
する脂肪族モノカルボン酸とのジエステルである。脂肪
族ジカルボン酸の適当な例は、ぎ酸、酢酸、プロピオン
酸などを包含する。
ビスフェノール類の好適な官能性誘導体はナトリウム塩
、カリウム塩及び二酢酸エステルである。
ビスフェノールは、単独で又は二種以上の混合物として
のいずれかで、用いることができる。さらに、混合塩又
は混合物カルボン酸エステルを用いることもできる。
ポリアリレートの製造においては、成形性を向上させる
ために、最大50モル%、好ましくは最大25モル%の
、たとえばジフェニルカーボネートのような炭酸エステ
ル結合を有する化合物又は、たとえばエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、テトラメチレングリコール
又はネオペンチルグリコールのような脂肪族グリコール
を、それと共重合させることもできる。ポリアリレート
の反応性及びできれば安定性を変化させるために、ポリ
アリレート中に単官能性の成分を含有させることによっ
て分子量を制限し又は反応性末端の割合を低下させるこ
とができる。
本発明の組成物中で有用なポリアリレートは、多くの公
知の方法によって製造することができる。
界面重縮合方法は、水と混合しない有機溶媒中の芳香族
ジカルボン酸クロリドの溶液をビスフェノールのアルカ
リ性水溶液と混合することから成っている。溶液重縮合
方法は、ビスフェノールと二酸ジクロリドを有機溶剤中
で加熱することがら成っている。溶融重縮合方法の一つ
は、芳香族ジカルボン酸のジフェニルエステルとビスフ
ェノールを加熱することから成っている。別の溶融重縮
合方法は、芳香族ジカルボン酸とビスフェノールのジエ
ステル(たとえは、二酢酸エステル)を加熱することか
ら成っている。これらの方法は、米国特許第3,884
,990号、3,946,091号、4.052,48
1号及び4,485.230号中に詳細に記されている
本発明の組成物における良好な物理的性質を確保するた
めには、ポリアリレートは、約0.35乃至約1.5、
好ましくは0.40乃至0.65の、下式によって定義
する、対数粘度数(+7inh又はIV)を有していな
ければならない。
QnL+/12 +7inh=□ 式中でtlはポリアリレート溶液の流下時間(秒)であ
り、t2は溶媒の流下時間(秒)であり、Cは溶液中の
ポリアリレートの濃度(g/di)である。ここで使用
する対数粘度数はトリフルオロ酢酸−塩化メチレン混合
物(容量で25/75)中で35℃において測定する。
手順の詳細はF。
ビルマイヤーによる゛″テキストブツクオブボリマーサ
イエンス、79頁(ジョーンワイリーエンドサンズ、l
 962)中に記されている。
本発明の組成物中で使用するエラストマー変性剤はポリ
アミド又はポリエステルのいずれかに基づく熱可塑性組
成物中で一般的に用いられるものを包含する。たとえば
、ポリアミドとポリエステルの両者中で有用なエラスト
マー変性剤の一部類は米国特許第4.174.358及
び4,172,859号中に開示してあり、その主題を
本明細書中に参考として編入せしめる。このような変性
剤は粘着性の部位を有し、且つ約1.0乃至20,00
0psiの範囲の引張り弾性率を有することによって特
徴的であり、7トリンクスポリアミド又はポリエステル
の引張り弾性率の変性剤の引張り弾性率に対する比はl
O:lよりも大である。このような変性剤は下記−紋穴
によっても特徴付けることができる: A(a)−B(b)−C(c)−〇(d)−E(e)−
F(f)−G(g)−H(h)このような変性剤は、単
量体AからHまでの任意の配列、たとえばランダム、で
誘導された枝分れ又は直鎖重合体として記すことができ
るが、ここで、 Aはエチレンであり: BはCOであり、 Cは、3〜8炭素原子を有するσ−1β−エチレン性不
飽和カルボン酸及び1〜29炭素原子のアルコールとジ
カルボン酸のモノエステル及びジカルボン酸の無水物及
び金属イオンによる中和によってイオン化した0〜10
0%のカルボン酸基を有するモノカルボン酸、ジカルボ
ン酸及びジカルボン酸のモノエステルの金属塩並びに6
〜24の重合度を有するアミン末端カプロラクタムオリ
ゴマによって中和したジカルボン酸のモノエステルから
なる部類から選んだそれらの誘導体から成る部類から選
んだ不飽和単量体であり;Dは4〜11炭素原子の不飽
和エポキシドであり  ; Eは7〜12炭素原子を有するモノカルボン酸及びジカ
ルボン酸及び1〜29炭素原子のアルコールとジカルボ
ン酸のモノエステル及びジカルボン酸の無水物及び金属
イオンによる中和によってイオン化した0〜100%の
カルボン酸基を有するモノカルボン酸、ジカルボン酸及
びジカルボン酸のモノエステルの金属塩から成る部類が
ら選んだそれらの誘導体から成る部類から選んだカルボ
ン酸ニよって置換した芳香族スルホニルアジトカらの窒
素の喪失によって誘導した残基であり;Fは4〜22炭
素原子を有するアクリル酸エステル、1〜20炭素原子
を有する酸のビニルエステル(実質的に残留する酸を含
まない)、3〜20炭素のビニルエーテル、及びハロゲ
ン化ビニル及びビニリデン、並びに3〜6炭素原子を有
するニトリルから成る部類から選んだ不飽和単量体であ
り  ; GはC%D及びEにおいて定義した種類の少なくとも一
つの反応性基を有する単量体でグラフトすることができ
る1−12炭素原子のペンダント炭化水素鎖、及び全体
で14の炭素原子を有する1〜6の置換基を有すること
ができるペンダント芳香族基を有する不飽和単量体であ
り;且つHは4〜14炭素原子及びC%D及びEにおい
て定義した種類の少なくとも一つの反応性基を有する単
量体でグラフトすることができる少なくとも一つの付加
的な非共役不飽和炭素−炭素結合を有する枝分れ、直鎖
及び環式化合物から成る部類から選んだ不飽和単量体で
ある。
上記の単量体は重合体中で下記の割合で存在することが
できる: (a)0〜0−95; (b)θ〜0.3: (c)0〜0.5 : (d)0〜0.5 : (e)0〜0.5 ; (r)0〜0.99゜ (g)  O〜0.99;及び 01)0〜0.99 但し全成分の合計を1.00モル分率とする。
本発明の目的に対しては、エラストマー変性剤は前記の
ような単量体D1不飽和エポキシド、を含有しない。上
記の一般的な記述内で好適な変性剤は、たとえば、ジカ
ルボン酸又はその無水物のような官能基でグラフトした
EPDMゴムを包含する。
本発明の組成物中で用いるエポキシ官能性重合体は、オ
キシラン基含有単量体を重合させることによって製造し
た重合体と共重合体及び重合体鎖の形成後に、たとえば
、側鎖又は主鎖中の二重結合のエポキシ化によってオキ
シラン基を導入した重合体を包含する、複数のオキシラ
ン部分を含有する重合体である。後者は、たとえばポリ
ブタジェン又はポリ(スチレン−ブタジェン)又はそれ
らの部分的に水素化しt;誘導体のような重合体のエポ
キシ化物を包含する。またそれはEPDMゴムのエポキ
シ化誘導体も包含する。
オキシラン含有単量体の重合によって製造した好適なエ
ポキシ官能性重合体は、下記のような共重合体であって
、下記の3部類のそれぞれの中の二つ以上の単量体を含
有することができ、すなゎち、99.5〜0重量%の(
1)、0〜99.5重量%の(2)及び0.4〜15f
fiffi%の(3)から成っているものである: II    R II    C=OR,=1〜8炭素原子のアルキルI
I      R。
\    / ■ ? Ht CI+ CI!! 比較的少量のその他の単量体が存在していてもよい。
エポキシ官能性重合体は、エチレンと0〜40%の(メ
タ)アクリル酸アルキル、0.7〜7%のメタクリル酸
グリシジルの共重合体であることが一層好ましい。エポ
キシ官能性重合体は、エチレンと0〜30%のアクリル
酸n−ブチル及び1〜5%のメタクリル酸グリシジル(
GMA)との共重合体であることがもつとも好ましい。
これらのエポキシ官能性重合体の、樹脂12当りのエポ
  。
キ゛シトのミリ当量におけるエポキシ数(meq/2)
として表わしたGMAの含量は0.025〜1.06m
e q/、? 、好ましくは0.0704〜0.493
me Q/2 、もつとも好ましくは0.0704〜0
.352meq/&である。アクリル酸エステルがアク
リル酸n−ブチルであるときは、この最適範囲は1〜5
%GMAに相当する。
上記の重合体は場合によっては酢酸ビニル、−酸化炭素
又は二酸化硫黄を含有していてもよい。
エポキシ含有重合体のメルトインデックス(ASTM 
 D−1238、条件E)は0.5〜50、好ましくは
5〜20の範囲で変えることができる。
重合体の配合において一般的であることが公知であるそ
の他の添加剤を、組成物中に含有させることもできる。
それらの添加剤は、亜りん酸エステルを含む安定剤、酸
化防止剤、難燃剤、たとえばガラス繊維及びフレークの
ような補強剤、無機充填剤、紫外線安定剤、顔料、染料
などである。
すべての加工操作において、望ましくない加水分解によ
る劣化を最低限度とするために熱可塑性生成物の成分を
十分に乾燥することが必要である。
操作温度もまた、流動性の溶融物を与えるが組成物及び
その成分の熱劣化を最低限度とすることができるように
、選択しなければならない。
本発明の組成物の成分の溶融混合は、側方からの原料供
給能力を備えた通常の押出装置又は連続的に混合を行な
うことができるその他の装置中で遂行することかできる
。前記のように、ポリアリレートとエポキシ官能性重合
体は、どちらかの成分をポリアミド又はエラストマー変
性剤のいずれかと溶融混合する前に、相互に溶融混合す
ることが重要である。加うるに、エラストマー変性剤又
は予備混合したポリアリレート/エポキン含有Tm合体
のいずれかを、押出機中に側方から供給することが重要
である。
単一スクリュー押出機を用いる場合には、それは各成分
を適切に溶融し且つ混合するために十分なエネルギーを
生じるスクリューを備えていなければならない。スクリ
ューは排気しないバレルにおいて用いるための単一段階
の設計のもの、あるいは、排気したバレルにおいて用い
るための二段設計のものとすることができる。バレル温
度の設定は望ましい溶融温度を与えるように選び且つス
クリュー速度は機械の通常の操作範囲内、通常はその範
囲の上限の近く、に選ぶ。引続く工程で再溶融する必要
があるときは、一般にダイがらの排出生成物をペレット
化する。
二軸押出機の使用が好適である。ウニルナ−及びプ7ラ
イデラー社製のZSK系列の機械は適当な二軸押出機の
例である。これらの機械は、適当な形態の種々の要素か
ら組立てである、二つの相互にかみ合う共回転スクリュ
ーを用いている。スクリュー形状の選択は本発明には重
要ではない。
典型的な形状は、供給原料を供給区域から材料の圧縮と
溶融が始まる溶融区域へと運ぶための運搬要素を使用し
ている。次いで゛混練ブロック“及びそれに続く“進動
要素”は、種々の反応を開始させる溶融と混合の処理を
更に進めるための高い剪断と圧力を提供する。押出しを
減圧下に行なう場合には、進動要素は溶融シールを提供
するためにも働らき、それ以後では溶融物は減圧下の区
域中で減圧となる。減圧区域ののちに、スクリューは溶
融物を再圧縮し且つ分散処理を続け、また場合によって
は再び溶融物を混練ブロックと進動要素中に送ることが
てき、存在している場合には、減圧区域のこの側に対す
る減圧シールとしても働らく。次いで溶融物は、押出機
の末端を通じてダイから排出するまで、さらに圧縮と混
合を受ける。
ダイは直接に最終使用形態、すなわち、異型品、薄板又
はパリソンを形成するように設計することができ、ある
いは、生成物をペレット化するためのストランドを与え
る、たとえば、ベーカーーパーキンスのような機械にお
いては、二軸混合機からの溶融物を一軸押出機又はその
他の溶融ポンプへとペレット化又は成形のために排出さ
せる。
本発明の組成物は、熱可塑性プラスチックの成形加工の
分野の専門家には公知の多くの加工方法によって有用な
目的物に加工することができる。
これは配合押出機の出口から直接に有用形態に成形する
ことができる。このような形態は薄板、フィルム、棒、
管、種々の異形品、被覆及び吹込み成形用パリソンを包
含するが、これらに限られることはない。これらのよう
な製品は、いうまでもなく、より一般的な方式で再配合
物を再押出しすることによって、形成させることもでき
る。
配合生成物を最終使用対照物の射出成形に使用すること
が、より一般的である。この方法においては、ペレット
状の本発明の製品を成形機の溶融区域に導入し、剪断、
加熱及び圧縮の作用下に流動性溶融物に転換させる。次
いで溶融物を圧力下に型に移しく射出し)で固化させる
成形製品の物理的性質は、その製造方法に依存する。こ
のことは分散相を含有する熱可塑性プラスチックスの製
造の分野の熟練者には公知である。
溶融温度、成形温度、溶融物流路、溶融物剪断速度、型
充填時間、及び部品厚さは、すべて成形加工製品の多く
の物理的性質に影響与える。これらのパラメーターは、
望ましい性質の釣合いを与えるために成形工程を選択し
且つ最適化するように考慮しなければならない。
以下の実施例においては、すべての部数及び百分率は、
他のことわりがない限りは重量による。
2種のポリアミドを用いた: (1)  ポリアミドAは約18,000の分子量を有
する中粘度成形品縁の66ナイロンであった。
(2)  ポリアミドBは約20.000の分子量を有
する成形品縁の612ナイロンであった。
以下の実施例において、ポリアリレートAは、約0,5
の1.V、を有する、2.2′−ビス(ヒドロキシフェ
ニル)プロパン及びイソフタル酸から誘導したポリアリ
レートであった。
以下の実施例においては、5種の変性剤を用いた。変性
剤A、B及びCは、下記第1表中に要約するように、7
マル酸でグラフトしたエチレン重合体(たとえば米国特
許第4,026,967号に開示するようなもの)であ
った。
A     EPDM     O,270,13B 
    EPDM     O,360,20CHDP
E    O,1010,50上記第1表中で、EPD
Mはエチレン/プロピレン/l、4−へキサジエン/ノ
ルボルナジェン(68/26/6−310.15)四元
重合体であり、HDPEは高密度ポリエチレンであり、
且つメルトインデックスはASTM  D−1238条
件Eに従って測定した。
変It 剤りは73.6%エチレン/25%アクリル酸
n−ブチル/1.4%メタクリル酸グリシジル三元重合
体であった。
変性剤Eは99.5%エチレン/4.5%メタクリル酸
グリシジル共重合体であった。
以下の実施例において、2種の異なるエポキシ官能性重
合体(RF P)を用いた: (1)EFPAは73.6%エチレン/25%アクリル
酸n−ブチル/1.4%メタクリル酸グリジル三元重合
体であり、前記変性剤りと同一であつ lこ 。
(2)EFPBは99.5%エチレン/4.5%メタク
リル酸グリシジル共重合体であり、前記変性剤Eと同一
であった。
以下の各実施例において用いた組成物は0.1%のN 
、N’−へキサメチレンビス(3,5−ジーし一ブチル
ー4−ヒドロキシーヒドロシンナムアミド)及び0.2
%の1.3.5−)リスチル−2゜4.6−1−リス(
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベ
ンゼンを含有していた。
何れの場合も、ブレンドを行なう前に、ポリアミドとポ
リアリレートを真空オーブン中で終夜乾燥した。各成分
を先に概説したような典型的な配置を用いたウニルナ−
アンドブ7ライデラ一二軸押出機によって溶融混合した
。押出機を出る溶融ストランドを水中で冷却してペレッ
ト状に切断した。ペレットを緩徐な窒素気流を流した真
空オーブン中で120〜140°Cにおいて終夜乾燥し
た。
tiしたペレットを6オンスのバレル容量をもつ射出成
形機により標準的な3.17mm(1/8インチ)の試
験板として成形した。各試料について耐高速破裂性を、
下記の点を除けばASTMD−3763−85に記すよ
うにして、測定した=(a)  A S T M  D
 −3763−85のセクション4.1.1に記したク
ランプ組立物中の穴の直径を39.5mm (1,56
インチ)とした。
(b)  ASTM  D−3763−85のセクショ
ン4.1.2に記したピストンの直径を15.7mm(
0,62インチ)とした。
(c)  A S T M  D −3763−85の
セクション7.1に記すような条件ではなく、試料を成
形しl;ままの乾燥状態で試験しl;。
(d)  A S T M  D −3763−85の
セクション8中に記すような試験の速度を288rn/
分としt二。
各試料に対する特定の組成を下記第2表中に示す。実施
例1−14及び17.18においては、変性剤を側方か
ら押出機に供給した。実施例15及び16においては、
ポリアリレートとEFPを側方から供給した。
最大荷重とエネルギーの値を各実施例に対して第3表に
示す。最初に英国単位で得た値をメートル単位に変換し
て、必要に応じて丸めた。
上記第3表中で、EFPとポリアリレートの予備混合の
有利性を示すためには、各実施例を対として見るとよい
。実施例1〜6はエラストマー変性剤の使用及び2重量
%の低率から最高の20重量%までのその濃度範囲を示
している。何れの場合も、EFPとポリアリレートの予
備混合、30重量%のような低率から74重量%のよう
な高率まで変化するポリアミドの量、及び20〜6(重
量%で変化するポリアリレートの量の影響を示している
。実施例15及び16は変性剤及びポリアミドを押出機
の後部に供給し且つポリアリレートを側方から供給する
ことが示している。上に示した実施例及びデータは、E
FPをポリアリレートと予備混合するときに破裂性の改
善を、並べて示した比較の系列中で、明確に示している
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1、本質的に (a)25〜80fI量%の少なくとも一種のポリアミ
ド樹脂、 (b)10〜70重量%の少なくとも一種のポリアリレ
ート樹脂、 (e)  0.5〜30重量%の少なくとも一種の壬ラ
ストマー変性剤、及び (d)0.5〜711[量%の少なくとも一種のエポキ
シ官能性重合体 から成り、エポキシ官能性重合体とポリアリレートのい
ずれかをポリアミド又はエラストマー変性剤のいずれか
と混合する前に、エポキシ官能性重合体とポリアリレー
トを相互に混合することを特徴とする。ポリアミド/ポ
リアリレート組成物。
2、成分(a)の重量パーセントは30〜75である上
記lに記載の組成物。
3、成分(a)の重量パーセントは40〜75である上
記lに記載の組成物。
4、成分中)の重量パーセントは15〜6oである上記
lに記載の組成物。
5・成分中)の重量パーセントは20〜50である上記
1に記載の組成物。
6、成分(C)の重量パーセントは1〜25である上記
lに記載の組成物。
7、成分(C)の重量パーセントは2〜2oである上記
lに記載の組成物。
8、成分(d)の重量パーセント1〜6である上記Iに
記載の組成物。
9、成分(d)の重量パーセントは1.5〜5である上
記lに記載の組成物。
10、成分(a)は66ナイロン、69ナイロン、61
0ナイロン、612ナイロン、ラクタム類の開環によっ
て製造したポリアミド及びそれらの共重合体から選択す
る上記lに記載の組成物。
11、ラクタムの開環によって製造したポリアミドは6
ナイロンである上記lOに記載の組成物。
12、成分(a)は66ナイロンから選択する上記lに
記載の組成物。
13、成分(b)は二価フェノールとその誘導体から選
択した少なくとも一種の化合物及びジカルボン酸とその
誘導体から選択した少なくとも一種の化合物の反応生成
物である上記lに記載の組成物。
14、成分(b)は2.2′−ビス(4−ヒドロキシ−
フェニル)プロパンとテレフタル酸、イソフタル酸、及
びそれらの誘導体から選択した少なくとも一種の化合物
の反応生成物である上記lに記載の組成物。
15、イソフタル酸及びその誘導体のテレフタル酸及び
その誘導体に対する比は100:O〜50 : 50で
ある上記14に記載の組成物。
16、成分(c、)は粘着部位を有し、1−20 、0
00ps iの範囲の引張弾性率を有し、且つlo:1
よりも大きいポリアミドの引張弾性率の変性剤の引張弾
性率に一対する比を有する、上記lに記載の組成物。
17、成分(c)は単量体A−Gから誘導した重合体で
あり、ここで Aはエチレンであり; BはCOであり; Cは3〜8炭素原子を有するアルファ、ベーターエチレ
ン性不飽和カルボン酸及び1〜29炭素原子のアルコー
ルとジカルボン酸のモノエステル及びジカルボン酸の無
水物及び金属イオンによる中和によってイオン化した0
〜100パーセントのカルボン酸基を有するモノカルボ
ン酸、ジカルボン酸及びジカルボン酸のモノエステルの
金属塩並びに6〜24の重合度を何するアミン末端カグ
ロラクタムオリゴマーによって中和したジカルボン酸及
びジカルボン酸のモノエステルから成る部類から選んだ
それらの誘導体から成る部類から選んだ不飽和単量体で
あり; Dは7〜12炭素原子を有するモノカルボン酸及びジカ
ルボン酸並びに1〜29炭素原子のアルコールとジカル
ボン酸のモノエステル及びジカルボン酸の無水物及び金
属イオンによる中和によってイオン化した0〜100パ
ーセントのジカルボン酸基を有するモノカルボン酸、ジ
カルボン酸及びジカルボン酸のモノエステルから成る部
類から選んだそれらの誘導体から成る部類から選んだカ
ルボン酸によって置換した芳香族スルホニルアシドから
の窒素の喪失によって誘導した残基であり;Eは4〜2
2炭素原子を有するアクリル酸エステル、l〜20炭素
原子を有する酸のビニルエステル(実質的に残留する酸
を含まない)、3〜20炭素原子のビニルエーテル、ハ
ロゲン化ビニル及びビニリデン、並びに3〜6炭素原子
を有するニトリルから成る部類から選んだ不飽和炭素で
あり:FはC及びD中で定義した種類の少なくとも一つ
の反応性の基を有する単量体によってグラフトすること
ができる1−12炭素原子のペンダント炭化水素鎖、及
び全体で14の炭素原子を有する1〜6の置換基を有す
ることができるペンダント芳香族基を有する不飽和単量
体であり;且つGは4〜14炭素原子及びCとD中で定
義した種類の少なくとも一つの反応性の基を有する単量
体でグラフトすることができる少なくとも一つの追加の
非共役不飽和炭素−炭素結合を有する枝分れ、直鎖及び
環式化合物から成る部類がら選んだ不飽和単量体である
、上記lに記載の組成物。
18、成分(c)は本質的に官能性の酸基を含有する少
なくとも一種の単量体及び少なくとも一種のエチレンと
C1〜C8アルフアーオレフインの実質的に飽和した共
重合体から成るグラフト重合体である上記lに記載の組
成物。
19、官能性の酸基を含有する少なくとも一種の単量体
は不飽和カルボン酸、ジカルボン酸、かかるジカルボン
酸のモノエステル及び無水物から選択する上記18に記
載の組成物。
20、単量体は7マル酸、マレイン酸無水物又はマレイ
ン酸である上記19に記載の組成物。
21、共重合体はエチレン、プロピレン及びl。
4−へキサジエンから由来する上記20に記載の組成物
22、成分(b)は下記単量体の中の少なくとも二つの
共重合体であり: II       II \    / II        I? II    C=OL=1〜8炭素原子のアルキル寡 H?=0 ■ C1l。
I Iゝ。
/ C8゜ ここで式(a)の単量体は共重合体の50〜99重量パ
ーセントを占め、式(b)の単量体は共重合体のθ〜4
0重量パーセントを占め、且つ式(C)の単量体は共重
合体の1−10重量パーセントを占める、上記lに記載
の組成物。
23、エポキシ官能性重合体は65〜84重量パーセン
トのエチレン、20〜30重量パーセントのアクリル酸
n−ブチル及び1〜5重量パーセントのメタクリル酸グ
リシジルの共重合体である上記22に記載の組成物。
24、エポキシ官能性重合体は95〜99重量パーセン
トのエチレン及び1〜5重量パーセントのメタクリル酸
グリシジルの共重合体である上記23に記載の組成物。
特許出願人 イー・アイ・デュポン・デ・ニモアス・ア
ンド・カンパニー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)25〜80重量パーセントの少なくとも一種のポ
    リアミド樹脂、 (b)10〜70重量パーセントの少なくとも一種のポ
    リアリレート樹脂、 (c)0.5〜30重量パーセントの少なくとも一種の
    エラストマー変性剤、及び (d)0.5〜7重量パーセントの少なくとも一種のエ
    ポキシ官能性重合体 ここで、エポキシ官能性重合体又はポリア リレートのいずれかがポリアミド又はエラ ストマー変性剤のいずれかと混合される前 にエポキシ官能性重合体とポリアリレート が相互に混合される から実質的になることを特徴とするポリアミド/ポリア
    リレート組成物。
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US52335 1993-04-23
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