JPH01152415A - 立体視用偏光膜 - Google Patents

立体視用偏光膜

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JPH01152415A
JPH01152415A JP62309583A JP30958387A JPH01152415A JP H01152415 A JPH01152415 A JP H01152415A JP 62309583 A JP62309583 A JP 62309583A JP 30958387 A JP30958387 A JP 30958387A JP H01152415 A JPH01152415 A JP H01152415A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
polarizing film
polarizing
hue
average transmittance
Prior art date
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Pending
Application number
JP62309583A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeharu Matsuyama
松山 茂春
Daizaburo Shinkawa
新川 大三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication of JPH01152415A publication Critical patent/JPH01152415A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は偏光膜に関する。更に詳しくはポ・く−左系立
体視用偏光膜に関する。
従来の技術 通常の偏光膜は高透過率(着色濃度が低い)で。
高偏光率であることを基本条件としており、平均透過率
30〜50チ、偏光率80〜100チのものが多用され
ている。
ところで最近1片方の目で見る画面の数が左右それぞれ
50回/秒である方式の立体ビデオが開発され実用に供
されて゛いるがこの方式の立体ビデオを従来の偏光膜を
装着した液晶シャッター眼鏡で見るとちらつきがひどく
目の疲れが著しい。
このちらつきをなくし見易くする方法の開発が種種試み
られているが、この試みの一つとして偏光膜の外側に設
けたラミネートフィルムを着色するか、予め着色された
フィルムを偏光膜の上にラミネートするかして透過率を
低減せしめた偏光膜積層体を得、これを液晶シャッター
眼鏡に装着するという方法が行われている。
発明が解決しようとする問題点 前記したような着色されたフィルム層を有する偏光膜積
層体を装着することによって透過率を低減せしめた立体
視用の液晶シャッター眼鏡は製造工程が長く又えられた
立体視用液晶シャッター眼鏡がニュートラルを呈してい
なければならないという条件にもとづく偏光膜の色相と
着色フィルムの色相さらにはそれらと液晶の色相との間
で厳密な色相の調整が必要である等という欠点がある。
従って特別の色相の調整を必要とせず簡単に立体。
映像の観賞を可能にする液晶シャッター眼鏡用の偏光膜
の開発が望まれている。
問題点を解決する痘めの手段 く鋭意研究を重ねた結果本発明に至った。即ち本発明は
゛可視光線領域(400〜7 ’OOnm )  Kお
ける単体平均透過率が1〜20%であるポバール゛:;
:二:::二i:l:my:sun<!。1.8要とせ
ず液晶シャッター眼鏡に装着してニュートラルの色相を
呈させるにあたっても液晶の色相と偏光膜の色相のみを
調整すればよ〈従来のものに比べてその調整が容易であ
るという特徴がある。
又製造の工程が従来のも6のよりは否かに簡、酪化され
るという長所がある。
本発明の偏光膜を詳細に説明する。
本発明の偏光膜はポバール系フィルムを偏光素膜とする
ものであってその延伸の前又は後に2色性染料又はヨウ
素によって染色(又は着色)された膜(偏光素膜)がト
リアセテート膜のような支持膜又はウレタン系樹脂、ア
クリル樹脂のような樹脂を該膜の両面又は片面に接着又
は塗工することkよ−て見られるものである。
・、   基体フィルムであるポバールフィルムとして
は市販されている種々のものが使用されうるものでアル
カ、クラレビニロンフイルムpΦ7500(クラレ製)
同V F −9P 7−5 R(クラレ製)等もその一
例である。
本発明の偏光膜を製造す゛るためには膜厚30〜100
μ程度のものが好ましい。
市販のポバール系フィルムは通常表面に糊剤が付、  
着している為、染色に先だって30〜50℃の温・ 水
で洗浄すると同時に次の染色工程で染着し易くする目的
でこの温度で膨潤処理が行われる。その温度及び時間は
任意に設定することが可能であるが一般忙処理温度が高
く時間が長い程、濃色に着色し易くなる。時間は通常5
〜10分程度である。
偏光素子としては沃素又は二色性染料が使用され二色性
染料としてはポバールに対して高い親和力を示し、高い
偏光率を与えるものが任意に選択され使用される。使用
しうる二色性染料の一例ヲ示すと下記の通りである。こ
れらの二色性染料の配合割合を適宜変えて染色すること
によレニュートラルグレイ色の外、ユーザーの好みに応
じた色調の偏光素膜を得ることかで色る。
Cより1rect  Orange    S ?z 
       Brown        223Re
d            8 1Violet   
     3 5 Blue           1 5Blue   
      2 0 3PLCBlue     A 
  (注)C工 Direct   Blue    
      8 6Blue         2 0
 2PLCGreen     B   (注)C工 
Direct   Black          1
 7Black        1 1  B(注)日
本化薬(株)装備光膜用染料 これらの二色性染料又は沃素を用いて通常、濃度1〜1
09/lの染浴を調製し、温度30〜50℃時間1〜1
0分というような条件でポバール膜の水浴からの染色が
行われるが染色の条件がこの範囲に限られるものではな
い。二色性染料を含む浴の中圧は染色を促進する為に例
えば無水芒硝1〜3 f/lを使用してもよい。又沃素
で染色する場合は2〜5%ホウ酸を含む水浴で行うのが
好ましい。
染色後はフィルム表面に残っている沃素又は染料を水で
洗い流し、延伸工程へ移る。延伸は通常水性浴で行われ
るが延伸用水浴にはポバールの不溶化剤として2〜5%
のホウ酸を含有せしめるのが好ましく1通常温度30〜
50℃、延伸倍率1.5〜5倍で延伸が行われる。殊に
高濃度、高偏光率偏光素膜をえるためには、1.5〜2
.5倍の遥伸がより有効である。
蔦伸後水洗し1通常50〜100℃で5〜10分間の乾
燥が行われるが、風量、フィルムの厚さ等により、これ
以外の条件でもよい。
こうして得られた偏光素膜は次にセルローズトリアセテ
ート(TAC)、セルローズブチレート。
ポリカーボネート等の支持体をラミネートシタ!り。
或いはコーティング剤によ□り強化して偏光膜かえられ
る。最も一般的なトリアセテートフィルムの場合1表面
ケン化後、接着剤としてポバール系糊剤水溶液を用いて
偏光素膜両面にラミネートされる。この場合のポバール
系糊剤としては通常ケン化度98.5モル%以上、粘度
(4%eoln、 2 o℃)30〜1o o cp 
 のものが用いられる。
次にコーティング剤としては、ウレタン系樹脂。
アクリル樹脂、UV硬化性樹脂モノマー等が使用される
こうして見られた本発明の偏光膜は粘着加工を施した上
液晶シャッターに貼ね合せ立体視用液晶シャッター眼鏡
が製造される。又装着される液晶シャッターの色相に応
じて全体の色相がニュートラル釦なるように偏光膜の色
相が調整される。
偏光膜の色相は染色に供する染浴の組成を変えること忙
よって容易に調整される。
実施例 以下実施列によって本発明を更に詳細に説明する。
実施例中1部とあるのは重量部を意味する。
実施例1 ホA−ルフイルA  VF −9P 75 R(膜厚7
5μ、クラレ製)を45℃で4.5分間水洗処理後下記
組成の染浴2000部で45℃、6分間連続的に処理し
た。
Cより1rect Orange  39   0.4
5部Red    811.251 Blue  202    1.50 NBlue  
203     +、70 NBlue   E16 
   0.5  NPLCGreen  B     
1.25#無水芒硝        4.01 次いで2.8チホウ酸浴中で40℃において2.2倍に
延伸したのち水洗後60℃で10分間乾燥して偏光素膜
をえた。次いでフジタックUV130(富士写真フィル
ム製TAC,厚さ80μ)を表面ケン化してえたフィル
ムをポバール糊剤水溶液を使って前記偏光素膜両面にラ
ミネートし、70℃10分乾燥して本発明の偏光膜を得
た。この偏光膜にSXダイン1430(線切化学製粘着
剤)を塗工した粘着シートを貼シ合わせ粘着シート付濃
色偏光膜を得た。
この偏光膜は僅か青紫味グレイであり、液晶シャッター
眼鏡に粘着して立体ビデオ用眼鏡として使用したところ
、ちらつきが無く、良好な色調で立体テレビを観賞する
ことが出来た。
なお前記で得られた偏光膜の光学特性は次の通りであっ
た。
単体平均透過率  13.4チ 偏光率 ゛  100% L”       43・4 a”       −0,4 1)”       −5,6 光学特性は次の方法によって測定した。
(1)  サンプル    白板ガラスに偏光膜を貼ね
合せたものを使用 (2)単体平均透過率  分光光度計を用い、400n
mから700nmまで10 nm  間隔の分光透過率の 平均値 (3)  平行透過率(Yw )   2枚の偏光膜を
延伸軸を揃えて重ね合わせて上記 と同様に測定 (4)直交透過率(YJL)   ’2枚の偏光膜をそ
の延伸軸が互に垂直になるよう に重ね合わせ上記と同様 に測定 (5)  偏光率 (ρ)   下記の式により算出す
る実施例2 実施例1と同様にして水洗処理してポバールフィルムを
得た。次に実施例1におけるCより土「θctOran
ge 3qの使用量を0.55部に変更した他。
PLCGreen B (偏光膜用染料1日本化薬製)
0.375部を追加使用して調製された染浴を使用して
、実施例1と同様処して染色し更に延伸倍率2.5倍で
延伸処理しトリアセテートをラミネートしたあと僅か青
緑味のり°レイ偏光膜を得た。その光学特性は下記の通
りであり、この偏光膜から立体ビデオ用のや\明るく、
ちらつきのない眼鏡をつ(ることかできた。
単体平均透過率   16.0% 偏光率   100% L”      47.0 a”      −59 b”      −5,8 実施例3 ホハL ルア イルムV F −9’ P 75 Rを
47℃。
4.5分間処理した後実施例2と同様にして染色を行な
い2.3倍に延伸しトリアセテートをラミネートしたあ
と僅か青緑味の立体視用グレイ濃色偏光膜を得た。この
ものは下記のように良好な光学特性を示した。
単体平均透過率   10.9% 偏光率   99.9% L”      59.4 a”     −3,8 b”      −3,2 実施例4 下記組成の染浴2000部を調製した。□Cより1re
ct Orange 39 7.0部Red   81
 1.40部 Blue  202 1.So部 # ’  Blue ’ 203 1.75部Blue
    B 6   0.500部PLCGreen 
  ’    B   ’  0.575部無水芒硝 
        4・0 部ポパールフィルム(vF 
9P75R)を47℃、4.5分間水洗、膨潤処理し、
以下実施例1と同様にして上記の染浴により染色を行い
更に実施例1と同様に延伸ラミネート処理を施した後ニ
ュートラルグレイ色の立体視用偏光膜を得た。
この偏光膜の光学特性は次の通りであった。
単体平均透過率   13.7% 偏光率   100% L”      43.8 a”      −1,8 b”  ’    −2,9 実施例5 ポバールフィルム(VF−’9P 75 R) ヲ45
℃で4.5分間水洗膨潤処理した。次いで実施例、1に
おける染浴組成のうち、 PLCGree’n Bの使
用量を0.75部に変更した以外は実施例1におけるの
と同様にして調製された染浴を使用して45℃で4分染
色した。次に実施例1と同様にして延伸倍率1.5倍に
延伸してラミネート処理を施したあと僅か青緑味のグレ
イで、下記光学的特性を有する立体視用濃色偏光膜を得
た。
単体平均透過率    7・2% 偏光率   100% L132・3 a”     −5,5 b”     −9・4 15 一 実施例6 ポパールフィルム(VF−9P75R)を45℃、2分
間水洗膨潤処理し、下記組成の染浴2000部で40℃
% 6分間束色した。
C工 Direct  Orange   59   
    0.324部z  ’  Red    81
0.747部PLCBlue   A        
O,768部PLCGreen  B       1
.311部無水芒硝         4.00 部次
いで3チホウ酸浴中、40℃で2.0倍に延伸し以下実
施例1と同様にラミネート処理を施し僅かに緑味の立体
視用濃色偏光膜を得た。
この偏光膜の光学特性は次の通りであった。
単体平均透過率   19.3チ 偏光率   99,9チ L”      51.1 a”      ”−3,1 b”      −s、s 実施例7 ポバールフィルム(vF−9P75R)につき実施例6
と同様に水洗、膨潤処理し下記組成の染浴2.ooo部
を用いて40℃で4分間染色した。
C工 Direc七 〇range   39    
   0−374部Rθd   81   0・822
部 PLCBlue   A        O,768部
PLCGreen   B       1・511部
CX Direct Black  i 18    
1.20部無水芒硝         4.00部次い
で実施例6と同様に延伸処理し更にラミネート処理を施
してニュートラルグレイ色の立体視用濃色偏光膜を得た
。この偏光膜の光学特性は次の通りであった。
単体平均透過率   20.0チ 偏光率   100% L”      52.2 a”      −1,0 b”     −3,4 実施例8 ポパールフィルム(VF−9P75R)をホウ酸4チを
含む水溶液の中で30℃、2分間水洗。
す) 膨潤処理を施したあと沃化カリウム10%、沃素0.8
%、及びホウ酸4チを含む30℃の水溶液中に2分間浸
漬し1次にホウ酸4%を含む50℃の延伸槽の中で2倍
に延伸した。
これを100℃で10分間乾燥後実施例1と同様な方法
で、ラミネート処理を行なって緑味グレイの高濃度立体
視用偏光膜を得た。
この偏光膜の光学特性は次の通りであった。
単体平均透過率   14・0% 偏光率   99.6チ L”      43.0 a”     −6,3 b”      −1,5 発明の効果 偏光膜が容易に見られるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例4で得られた本発明の立体視用偏光膜の
透過率曲線である。(2回の測定値を示特許出願人  
日本化薬株式会社 一177c − 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、可視光線領域(400〜700nm)における単体
    平均透過率が1〜20%であるポパール系立体視用偏光
JP62309583A 1987-12-09 1987-12-09 立体視用偏光膜 Pending JPH01152415A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012053435A1 (ja) * 2010-10-22 2012-04-26 シャープ株式会社 立体映像認識システム及びアクティブシャッターメガネ

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