JPH01151550A - アルギニン誘導体 - Google Patents

アルギニン誘導体

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JPH01151550A
JPH01151550A JP63285562A JP28556288A JPH01151550A JP H01151550 A JPH01151550 A JP H01151550A JP 63285562 A JP63285562 A JP 63285562A JP 28556288 A JP28556288 A JP 28556288A JP H01151550 A JPH01151550 A JP H01151550A
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solvent
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Masahiko Fujino
藤野 政彦
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紀 西村
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ペプチド製造に有用なアルギニン誘導体また
はその塩に関する。
化合物(例えばアルギニンなど)を用いてベープチドを
製造するためには、グアニジノ基を保護しておく必要が
ある。グアニジノ基の保護は、従来、ニトロ基またはト
シル基を導入することにより行なわれてきた。
これらの従来法においては、保護基を脱離する際の収率
が低く、また、トシル基を脱離させるには、液体アンモ
ニア−金属ナトリウムあるいは無水弗化水素などを用い
強い条件で行なわなければならないのでペプチドの他の
部分が分離し副生物が生じ、目的とするペプチドの収率
の低下をきたす等の欠点があった。
本発明者らは、これら欠点を解消する方法として先にグ
アニジノ基の保護基として、メタンスルフォン酸で容易
に除去できるp−メトキシベンゼンスルフォニル、メジ
ヂレンスルフォニル基等を利用する方法(特開昭5l−
100030)を紹介し、実用に供した。その後も、本
発明者らはグアニジノ基の保護について研究をつづけた
ところ、グアニジノ基の保護基として、4−メトキシ−
2゜3.6−ドリメヂルベンゼンスルフオニル基が、さ
らに緩和な酸処理によって、該保護基を脱離できること
を見い出し、ペプチド製造に有用な本発明のアルギニン
誘導体を完成した。
すなわち本発明は、一般式(1) (式中、Rは■1またはα−アミノ基の保護基を表わす
)で示されるアルギニン誘導体およびその塩である。
本発明において、アルギニンのグアニジノ基に4−メト
キシ−2,3,6−1リメヂルベンゼンスルフオニル基
を導入するに際しては、アルギニンはそのα−アミノ基
を保護して反応に供せられる。
このα−アミノ基の保護は、従来から公知の保護基、例
えば一般式(HにおけるRで示される保護基としてカル
ボベンゾキシ基、p−ニトロベンジルオキシカルボニル
基、p−メトキシベンジルオキシカルボニル基、t−ブ
トキシカルボニル基、t−アミロキシカルボニル基、9
−フルオレニルメトキシカルボニル基、イソニコチニル
オキシカルボニル基、0−ニトロフェニルスルフェニル
基、2−(p−ビフェニル)−イソプロピルオキシカル
ボニル基を常法により導入したものがあげられ、特にア
ルギニンをカルボベンゾキシ基、[−ブトキシカルボニ
ル基で保護した乙のが有利に用いられる。
次に、α−アミノ基が保護されたアルギニンのグアニジ
ノ基に4−メトキシ−2,3,6−ドリメチルベンゼン
スルフオニル基を反応さ仕る。この反応はアルギニンに
4−メトキシ−2,3,6−ドリメチルベンゼンスルフ
オン酸基をアルギニンl当量に対し約1〜5当量、さら
に好ましくは約1〜2当量になるように反応させるのが
よい。4−メドキシー2,3.6−ドリメチルベンゼン
スルフオン酸基は、通常そのハロゲニド形で反応に供せ
られる。ハロゲニドとしては、クロリド、フルオリド、
プロミド、ヨーシトのいずれも使用できる。4−メトキ
シ−2,3,6−ドリメチルベンゼンスルフオニルクロ
リドは、2,3.5−トリメチルアニソールに、クロル
スルフォン酸を反応させることにより異性体を、生成す
ることなく、結晶として得ることができろ。4−メチル
−2,3,6=トリメチルベンゼンスルフオニル基の導
入は、塩基の存在下に行うのが好ましい。
塩基としては、たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化リチウムなどが挙げられ、アルギニンl当
量に対し約1〜IO当量、さらに好ましくは約1〜5当
量用いられる。該反応は、通常適当な溶媒たとえば、水
、アセトン、ジオキサン、ジメヂルホルムアミド、テト
ラヒドロフラン、あるいはそれらの混合溶媒中などで行
うのがよい。該反応は、−10℃乃至25℃、好ましく
は一5℃乃至10℃で行なわれる。
このようにして得られる4−メトキシ−2,3゜6−ド
リメチルベンゼンスルフオニル基でグアニジノ基を保護
されたアルギニンは、遊離のままあるいは常法に従って
シクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、ナト
リウムなどの塩としてペプチド縮合に供せられる。
このようにして得られる一般式(1)の化合物は常套手
段によりペプチド縮合反応に供し得る。この常套手段と
しては、例えばM、 Bodansky及びM、 A、
 0ndetti著、ペプチド・シンセシス(Pept
ide  5ynthesis)、 Inter  5
cience、 NewYork、  1966年; 
F、 M、 Finn及びに、 llofmann著ザ
・プロテインズ(The Proteins)、第2巻
If、 NenraLh、 R,L、 llill編集
、 Academic  PressInc、 New
  York、  + 976年;泉屋信夫他著“ペプ
チド合成”丸善(株)1975年などに記載された方法
、たとえばアジド法、クロライド法、酸無水物法、混酸
無水物法、DCC法、活性エステル法、ウッドワード試
薬Kを用いる方法、カルボジイミダゾール法、酸化還元
法、DCC/HONIl法などが挙げられる。
次に、ペプチド縮合後、本発明の保護基を酸によって脱
離させろ。この脱離方法としては、無水弗化水素法、メ
タンスルフオン酸法、トリフルオロメタンスルフオン酸
法等の公知の酸処理方法が適用できる。さらに、本発明
方法の場合には、新しい酸処理方法としてトリフルオロ
酢酸が有利に使用でき、特にヂオアニソールまたはアニ
ソールの存在下でトリフルオロ酢酸を用いると脱離反応
が非常に有利に進行する。
上記のトリフルオロ酢酸およびヂオアニソール。
アニソールは溶媒をかね保護基を脱離しうるに十分な!
nを用いればよい。たとえば、保護されたグアニジノ基
を何する化合物1当量に対し1〜!05当量、さらに好
ましくは1〜103当量用いられ、脱離反応は、酢酸、
クロロホルム、メチレンクロリドなどの溶媒中で行って
もよく、また温度は一10℃乃至300℃程度、さらに
好ましくは10℃乃至100℃程度で行なわれる。
一般式(1)のアルギニン誘導体は、アルギニンを有す
るいかなるペプチドの製造にも適用できる。
具体的な例としては、Des −G ly ” −[D
−Leu@] −Lll −R11−eLhylamj
de (特公昭53−14072参照)。
Des−Gly”−Lll−R11−ethylami
de (特公昭53−24423参照)、 Turts
in [Nature、 228 、672 (197
0)参照]、 5ubstance P、 KyoLo
rphinなどの生理活性ペプチドを有利に製造できる
。その他のペプチドとして、M S tI 、 A C
T 11. GlucagonSecretin  B
radykinin、  Dynorphin、  a
 −Neoendorphinおよびそれらの活性断片
なども有利に製造できる。
4−メトキシ−2,3,6−ドリメチルベンゼンスルフ
オニル基は、従来行なイつれていた酸処理によるグアニ
ジノ保護基の脱離方法はもちろんのこと、さらに緩和な
条件下でも容易に脱離される。
例えば、トリフルオロ酢酸のような緩和な酸処理は、従
来知られたグアニジノ保護基の脱離には適用することが
できないが、4−メトキシ−2,3゜6−ドリメヂルベ
ンゼンスルフオニル基で保護した場合はよく脱離が進行
し充分に適用できる。ところで、従来の方法により、p
−メトキシベンゼンスルフォニル基、メジヂレンスルフ
ォニル基でグアニジノ基を保護しペプチド縮合後、メタ
ンスルフォン酸を用いて保護基を脱離する場合、そのペ
プチド中に、アスパラギンやアスパラギン酸残基を含有
する場合には、ザクシンイミド型の副反応が生ずること
があり、またセリンやスレオニン残基が存在するとN→
0アシル転位が起る。本発明方法の場合、これらのアミ
ノ酸残基を含むペプチドであってもトリフルオロ酢酸の
ような緩和な酸を用いることにより上記のような副反応
が起こることなく脱離することができる。
次に、本発明を実施例、試験例および参考例を挙げてさ
らに詳しく説明する。なお、本明細書においては4−メ
トキシ−2,3,6−)リメチルベンゼンスルフォニル
基をMtrと略記することがあり、またアミノ酸、ペプ
チド、保護法、活性基等に関し、IUPAc−IUB 
 commission  on Biologica
lNomenclatureに基づく略号あるいは当該
分野における慣用略号で表示する場合がある。それらを
例示する。
pGiu: ピログルタミン酸;旧S:ヒスチジン;T
rp:  )リプトファン; Ser:セリン; Ty
r:ヂロシン: Leu: crイシン、 Glyニゲ
リシン; Arg:アルギニン; Pro: プロリン
; Lys: リジン;’GIN:グルタミン; Ph
c: フェニルアラニン; Met:メチオニン; T
hr:スレオニン(以上特に表示のない場合はアミノ酸
はL体をさすものとし、0体はその旨明記する。但しG
lyを除<);Z:カルボベンゾキシ; Boc: t
−ブトキシカルボニル;Et:エヂル、HONBおよび
ONB: N−ハイドロキシ−5−ノルボルネン−2,
3−ジカルボキシイミドおよびそのエステル、 HOI
’3を二N−ハイドロキシベンツトリアゾール; DC
C: N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド;H
,/Pd:接触還元:TFA:  トリフルオロ酢酸;
CIIA: シクロヘキシルアミン、0TCP: 2,
4.5− トリクロロフェニルエステル; OSu: 
N−ハイドロキシスクシンイミドエステル 実施例1 (1)2.3.5−トリメデルアニソールの合成2.3
.5−トリメデルフェノール10g、沃化メチルI0.
4+Jをジメチルスルフオキシド100!nlにとかし
、水冷し、これに、60%油性水素化ナトリウム5.6
gを加え、10時u11かきまぜる。これに水を加えた
のら、エーテルで抽出し、エーテル層は水洗し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去すると、油状物を
得る。収量12.9g(定量的)。
(2)4−メトキン−2,3,6−トリメチルベンゼン
スルフオニルクロリドの合成 2.3.5−トリメデルアニソール4.5gを、塩化メ
チレン500藏にとかし、−5°〜−1θ℃に冷却した
のち、クロルスルフォン酸6,0藏を含む塩化メチレン
溶液400成を滴下する。その後、室温にまでらどし、
5%炭酸水素ナトリウム水を含む水上にあける。塩化メ
チレン層は水洗したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥
する。溶媒を留去したのち、n−ヘキサンより結晶とし
て、ろ取する。収量5.0g(67,0%)融点 56
−588C 元素分析 C8゜II IsO3S C(lとして計算
値:C,48,29,11,5,27;  S、 12
.89;Cf2,14.26 実験値:C,48,42,11,5,21,S、 12
.61゜C12,14,25 (3) Z−Arg(Mtr)Oll −CHAの合成
Z−Arg Oll 2 、83 gを4N−水酸化ナ
トリウム水t oi、アセトン40mMの混合液にとか
し、水冷する。これに4−メトキシ−2,3,6−ドリ
メヂルベンゼンスルフオニルクロリド4.0gを含むア
セトン溶液101nIlを加え、3時間かきまぜる。
クエン酸酸性として、アセトンを留去し、酢酸エチルで
抽出する。溶媒を留去すると、油状物4.8gを得るの
で、これを少量の酢酸エチルにとかしシクロヘキシルア
ミン1.04dを加えて結晶としてろ取し、MeOH−
酢酸エチルより再結晶する。収量4.10g(72,1
%)。
融点 +95−197°C [a ]”D ’ + 6 、5°(C=1.18. 
MeCN−1)元素分析 C3o’1I−so、Nss
として計算値:C,58,14;  11.7.32.
  N、 11.30゜S、  5.17 実験値二G、 5’8.08:  H,?、34.  
N、 11.5g。
S、  5.32 (4) tl−Arg(Mtr)−011の合成Z−A
rg(Mtr) −0ff ・CIIA 1 、5 g
を酢酸エチル3゜>ul:ケ:/ダクし、これl:o、
2N  IItSO4+5dを加えてよく振りまぜ水洗
する。溶媒を留去したのち、残留物をメタノールにとか
しPd黒を触媒として接触還元を行なう。触媒をろ去し
、溶媒を留去し、残留物に水を加えると、結晶化するの
で、これをろ取する。収量0.77g(81%)。
融点 !0O−1036C [ff]D−4,8°(C= 1.30y Meo 1
()元素分析 C+el[toOsN4S−1/211
20として計算値:C,48,59,1!、 6.8g
、  N、 14.18゜S、  8.11 実験値:C,48,78,11,?、16.  N、 
+3.88゜S、  8.’29 試験例 II −Arg’(ML r)−O1l約20mgをト
リフルオロ酢酸−ヂオアニソール(9:I)2顧にとか
し、表1に示すような各条件で放置したのち、その10
0μgをとり、全体をIO+Jに秤mし、アミノ酸分析
を行ない、生成したアルギニンの量を測定した。
結果を表1に示した。
表  1 この結果、Mtr基は、TFA−ヂオアニソール系では
23℃で約1時間でも充分切断可能である。
参考例1 (1) Boc−Tyr−Arg(Mtr)−011■
−Arg(Mtr)−Oll O、80gをテトラヒド
ロフラン20−にとかし、冷時、トリエチルアミン0.
34 d、 Boc−Tyr−ONB (Boc−Ty
r−Oll 0 、57 g、 I−1ONB  0.
40g、DCC0,50gより調製)を加えて室温で1
5時間かきまぜる。溶媒を留去したのち、クエン酸で酸
性として、酢酸エチルで抽出する。酢酸エヂル層を水洗
したのし溶媒を留去し、クロロポルムにとかしてソリ力
ゲル力ラム(4X6cm)に付ず。5%M eo H/
 CII CI23で溶出し、目的物の両分を集め、濃
縮しエーテルより粉末としてろ取する。収量o、67g
(51,5%)融点 114−121’C [αE23 ++、2°(C=0.4.  ジメチルホ
ルムアミド) 元素分析 C3,II、、08N、として計算値:C,
55,45,1−I、 6.67;  N、 10.7
8:S、  4.94 実験値:C,55,12,H,6,83,N、 10.
53;S、  4.54 (2) It−Tyr−Arg−Oll (Kyoto
rphin)の合成りoc−Tyr−Arg(MLr)
Oll 400 mgをトリフルオロ酢酸−チオアニソ
ール(9:I)5yJにとかし、室温で2時間放置する
。トリフルオロ酢酸を減圧で留去したのら、残留物にエ
ーテルを加えて、生ずる沈澱をろ取する。これを少量の
水にとかし、アンバーライトIRΔ−4IO(酢酸型)
のカラム(lXlOcm)を通したのち凍結乾燥する。
これを少量の水にとかし、カルボキンメチルセルロース
のカラム(2,2X8cm)に付したのち、水(300
d)と0.1M酢酸アンモニウム(30(I滅)の間で
直線勾配をかけて溶出を行なう。100〜150 Jの
両分を集めて、凍結乾燥を行なう。収Fit I 75
mg。
21     。
[α]    17.4  (C=0.5.11.0)
■) アミノ酸分解(酸分解):  Arg 1.00(1)
; Tyr O,94(1)  平均回収率86.5%
参考例2 (1) Z−Arg(MLr)−Pro−Lys(Bo
c)−Pro−011の合成旧Pro−OMeにZ−1
,ys(Boc)−ONBとZ−Pro−ONBを順次
縮合することにより合成した油状のZ −Pro −L
ys(Boc)−Pro−OMc 0 、59 gをメ
タノール30滅にとかし、パラジウム黒を触媒として、
接触還元を行なう。触媒をろ別し、ろ液を濃縮したのち
、残留物をジメチルホルムアミド10〃Jにとかし、こ
れにZ −Arg(Mt r)011− [Z −Ar
g(Mt r) −011−CIIAo、56gより調
製]、tIo13t  0.15g、DCCo、23g
を加え室温で15時間かきまぜる。生じたDCUをろ去
し、溶媒を留去したのち、残留物を酢酸エチルにとかし
、重曹水、0.2N塩酸で洗浄する。乾燥後、溶媒を留
去し、残留する油状物[Z−Arg(Mtrll’ro
−Lys(Boc)−Pro OMc]をI07確のメ
タノールに溶解する。冷時2y7のIN−水酸化ナトリ
ウム水を加え、室温で2時間ケン化を行なう。IN=塩
酸2 rJを冷時加えて中和し、メタノールを留去した
のち、析出した油状物を酢酸エチルで抽出する。溶媒を
留去したのら、石油ベンノンを加えて粉末としてろ取し
、酢酸エヂルーエーテルより再沈澱する。収量6 l 
Omg(66,1%)、融点90−95℃ [α]23−32.7°(C=0.6. ジメチルホル
ムアミド) 元素分析 C4s H700It N e Sとして計
算値:C,55,94; H,1,64:  N、 1
2.14;S、  3.47 実験値:C,55,62,I−1,7,56,N、 1
1.98゜S、  3.19 (2)H−^rg−Pro−Lys−Pro−GIN−
GIN−Phc−Phe−Gly−Lcu−Met−N
llt (Substance P)の合成りoc−G
IN−GIN−f’he−Phe−Gly−Leu−M
eL −NHzo、49gをトリフルオロ酢酸(4,5
yu)−水(0,5a=e)の混液にとかし、10℃で
20分間ふりまぜる。0.5蔵のIN−塩酸を加えて留
去し、残留物にエーテルを加えて粉末としてろ取し乾燥
する。これをジメチルホルムアミド15蔵にとかし、冷
時トリエチルアミン0 、1 n=1を加え、さらにZ
−Arg(Mtr)−Pro−Lys(Boc)−Pr
o−0110、45g。
ll0NB  O,18g、DCC0,20gを加えそ
のま124時間かきまぜる。生成したDCUをろ去し、
ろ液を濃縮する。残留物は水を加え、生じた沈でんをろ
取する。この100mgをとり、トリフルオロ酢酸−チ
オアニソール(9:I)1yIにとかし、50℃で1時
間振りまぜたのちトリフルオロ酢酸を減圧で留去し、残
留物にエーテルを加えて、生ずる沈てんをろ取し、乾燥
する。これを少量の水にとかし、アンバーライト−rr
tA−4’10(酢酸型)のカラム(l x I Oc
m)を通したのち凍結乾燥する。これをセファデックス
G−25のカラム(2,5X I 20cm)に付し、
30%酢酸水で溶出ずろ。主要溶出画分(230〜26
0yJ)を集めて、凍結乾燥ずろ。収i’1158mg
[α]23−78.8°(C=0.5.5%酢酸)アミ
ノ酸分析(酸分解):  Lys 1.00(1): 
Arg 1.04(1): Glu 2.05(2);
 Pro 2.20(2); Gly O,91(1)
;Met O,89(1); Lcu 1.05(1)
: Phe 1.89(2)、平均回収率82.3%。
代理人  弁理士 岩 ロー   弘

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素またはα−アミノ基の保護基を表わす
    )で示されるアルギニン誘導体およびその塩。
JP63285562A 1988-11-10 1988-11-10 アルギニン誘導体 Granted JPH01151550A (ja)

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