JPH01150563A - プリント装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、プリンタ装置に関する。

［従来の技術］ 従来のプリント装置、たとえば、多重プリントを行なう
装置においては、まず、第１回目のプリントを行ない、
スタッカーにそれを一旦、収納し、その後、その記録紙
に第２回目のプリントを行なう。この場合、副走査方向
（すなわち、紙パスの方向）の紙位置は、レジストロー
ラによって比較的高精度に制御が可能であるが、主走査
方向の紙位置は、スタッカーに紙寄せ機構を用いたとし
ても、その位置精度が悪いという問題がある。

たとえば、第４図に示す点線の四角の外側が１回目のプ
リント部分であり、その四角の内側が２回目のプリント
部分であるとする。この場合、木来、同図（Ａ）のよう
に斜線が一致すべきであるが、同図（Ｂ）のように斜線
がずれる。

［発明の目的］ 本発明は、上記従来装置の問題点に着目してなされたも
ので、デジタル情報に応じて書込みヘッドが画像形成す
るプリント装置において、プリント位置制御を高精度に
行なうことができるプリント装置を提供することを目的
とするものである。

［発明の実施例］ 第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。

この実施例は、イメージセンサｌと、ドライバ２と、ク
ロックジェネレータ３と、サンプル及ホール１回路４と
、コンパレータ５と、処理装置６とを有している。

イメージセンサ１は、ＣＯＤ等の固体イメージセンサで
あり、これは高寿命、小型等の理由によって採用されて
いる。クロックジェネレータ３は、イメージセンサ１の
ドライバ２に供給するクロックを発生し、このクロック
は少なくとも同期信号Ｈ３ＹＮＣと転送りロックＣＬＫ
とから成り、また必要に応じて、リセットパルスをも発
生する。なお、同期信号Ｈ５ＹＮＣと転送りロックＣＬ
Ｋとは、処理回路６にも送られる。

サンプル及ホール１回路４は、ドライバ２を通じて、セ
ンサｌの信号を入力し、タイミング信号によってデータ
を保持する回路である。コンパレータ５は、サンプル及
ホール１回路４の出力信号と、所定の閾値とを比較する
ものである。処理回路６は、同期信号Ｈ３ＹＮＣ１転送
りロックＣＬＫ、コンパレータの出力信号を受ける回路
であり、たとえば、マイクロプロセッサ等の処理装置で
ある。処理速度が速い場合には、専用のハードウェアで
構成されている。

また、処理装置６とクロックジェネレータ３とは、イメ
ージセンサｌからの情報に基づいて、書込みヘッドに画
像情報を送出するタイミングを調整するタイミング調整
手段の一例である。

第２図は、紙とセンサｌとの位置関係を示す図であり、
同図（Ａ）は平面図であり、同図（Ｂ）は側面図である
。

この図において、センサｌは、スタッカに収納された紙
７の先端付近の上方に、紙７に接するように配置されて
いる。また、照明用の豆ランプまたはＬＥＤ８は、スタ
ッカ内に充分な光量がある場合には省略可能である。な
お、スタッカの底板は、少なくともセンサ１の位置に対
応した透明のアクリル板等で構成され、上記光を導くこ
とができるようになっている。

第３図は、上記実施例におけるタイミングチャートを示
す図である。

第２図（Ａ）の左端から矢印方向にスキャンした場合、
紙７が存在すると低レベルが出力され、紙７が存在しな
いと高レベルの出力信号を発生する。そして、サンプル
及ホール１回路４の出力信号がスレッシュホールドレベ
ルＳＬと比較され、コンパレータ５の出力が変化する。

したがって、同期信号Ｈ３ＹＮＣの後に、何りロック目
でコンパレータ５の出力が反転するかを、処理装置６が
測定することによって、紙７の主走査方向の位置を判断
する。

この場合、センサ１には、４　Ｐｅｌ／ａｍ程度の比較
的低分解能のセンサを用いても実用的には充分である。

また、紙７の位置がそれほど極端にずれるとは考えられ
ないので、短尺のＣＣＤ等を使用することができ、さら
に、単に、オン、オフを判定するので、精度が低いセン
サでも使用できる。

さらに、紙７の位置の情報に基いて、処理装置６は、レ
ーザービーム、ＬＥＤアレイ、液晶シャッタ等のプリン
タ書込みヘッドに画像情報を送出するタイミングを、紙
７の位置に合うような画素数分ずらす、これによって多
重、両面プリントを正確に行なうことができる。

次に、上記実施例の動作について説明する。

まず、紙７の位置が本来の位置よりも第２図（Ａ）中、
下方にずれていたなら、そのずれ分だけ画像情報を遅ら
せて書込みヘッドに送出し、逆に、上方にずれにいたな
らば、そのずれ分だけの画像情報をとばして書込みヘッ
ドに送出する。なお、このように画像情報をとばして書
込みヘッドに送出すると、画像情報が紙７の端の方で欠
けるが、通常、そのような位置には何も書かれていない
ので実用上、問題がない、上記の機能を実現する場合、
２ライン分のバッファメモリを必要とする場合が多い。

第５図は、上記２ライン分のメモリを使用した場合の例
を示すブロック図である。

インタフェース９は、ホストコンピュータ、たとえば、
メインフレーム等のコンピュータ、イメージリーダ等の
プリンタに情報を送出する機器とのインタフェースであ
り、バッファメモリ１０−１．１Ｏ−２は、主走査方向
の画素数分の容量をつメモリである。

インタフェース９は、ホストコンピュータとタイミング
を合わせてデータを取り込み、ｌライン毎にバッファメ
モリ１０−１．１０−２に交互に書込む、処理装置６は
バッファメモリ１０−１．１０−２を交互に選択し、紙
位置センサ１からの信号により、書込みヘッドにデータ
を送出するタイミングを決定し、また書込みヘッドとタ
イミングを合わせて、紙７の位置が下方にずれていたな
らばずれた分だけデータを送出せずに待機し、その後、
バッファメモリの先頭アドレスから順次、データを読み
出し、書込みヘッドにデータを送出する。逆に、紙７の
位置が上方にずれていたならば、ずれ分のアドレス値を
決定し、そのアドレスから順次、データを読み出し、書
込みヘッドに送出する。これによって、第４図（Ａ）に
示すように、斜線が一致する。

なお、処理装置６は、上記説明で省略した部分であって
も、プリント開始からプリント終了に至るプリント処理
については、その総ての制御を行なっている。

上記実施例において、紙７がセンサ１を通過中、常時、
モニタすることよって、紙７の斜行に合わせて、タイミ
ングをずらせる。したがって、横レジだけでなく、斜行
にも対応することができる。また、デュアルポートメモ
リをバッファメモリにすることによって、主走査方向の
画素数分の容量で実現することができる。長尺のセンサ
によって、紙７の全幅を検出すれば、紙の伸縮によるず
れ分をも補正することが可能である。つまり、伸縮によ
る比率で、画素データを２度書きする補正または、デー
タをとばす補正を適時行なうことが可能である。

［発明の効果］ 本発明によれば、デジタル情報に応じて書込みヘッドが
画像形成するプリント装置において、プリント位置制御
を高精度に行なうことができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。 第２図（Ａ）、（Ｂ）は、上記実施例におけるセンサと
紙との位置関係を示す図である。 第３図は、上記実施例におけるタイミングチャートであ
る。 第４図（Ａ）、（Ｂ）は、プリント状態の説明図である
。 第５図は、上記実施例における２ライン分のバッファメ
モリの説明図である。 １・・・イメージセンサ、 ３・・・クロックジェネレータ、 ６・・・処理装置、 ７・・・紙。 特許出願人　　キャノン株式会社 同代理人　　　用久保　　新　− 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 デジタル情報に応じて書込みヘッドが画像形成するプリ
   ント装置において、 被プリント部材に第１回のプリントを行なった後に、前
   記被プリント部材を格納するスタッカと； 前記被プリント部材に再度、プリントするときに、前記
   スタッカから前記被プリント部材を排出する排出手段と
   ； 前記スタッカの排出口近傍において前記被プリント部材
   と接するように設置された固体リニアイメージセンサと
   ； この固体リニアイメージセンサからの情報に基づいて、
   前記書込みヘッドに画像情報を送出するタイミングを調
   整するタイミング調整手段と；を有することを特徴とす
   るプリント装置。