JPH0114980Y2 - - Google Patents

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JPH0114980Y2
JPH0114980Y2 JP1980107444U JP10744480U JPH0114980Y2 JP H0114980 Y2 JPH0114980 Y2 JP H0114980Y2 JP 1980107444 U JP1980107444 U JP 1980107444U JP 10744480 U JP10744480 U JP 10744480U JP H0114980 Y2 JPH0114980 Y2 JP H0114980Y2
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JP
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plate
rotary transformer
transformer
bottom plate
head
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JP1980107444U
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JPS5730833U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は回転磁気ヘツドの出力を伝達するロー
タリートランスに関し、前記ヘツドと一体的に回
転する上側のトランスに対し、固定する下側のト
ランスを上下動させてロータリートランスの間隔
を調整する機構に関する。
「従来の技術」 従来、実開昭49−121524号公報などに示す如
く、回転側或いは固定側の何れか一方のトランス
を弾性板及び調整用ネジを用いて上下動させ、ロ
ータリートランスの間隔調整を行う技術があつ
た。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記のような調整は高い精度で
行われるもので、回転側のトランスに従来技術を
具備させた場合、成形誤差並びに取付誤差などで
発生するトランスの振動による調整用ネジの微小
な緩みでロータリートランスの間隔を安定化させ
難い欠点があつた。一方、固定側(静止側)のト
ランスにあつては上記欠点は解消されるが、下側
のトランスが固定側となる場合が多く、回転磁気
ヘツドを取付けるヘツドプレートなどによつて下
側のトランスは覆い隠されるためヘツド装置全体
を分解しない限り調整用ネジの螺出入操作を行い
得ない不都合があつた。
「問題点を解決するための手段」 然るに本考案は、上下シリンダ間の間隙に臨ま
せる磁気ヘツドを取付けるヘツドプレート下面に
固定板を連結し、駆動モータのモータ軸を回転軸
として共用する前記固定板下面に上側のロータリ
ートランスを設け、該トランスに対向する下側の
ロータリートランスを底板上面に設け、該底板を
弾性板を介し下シリンダに支持させ、前記底板に
付勢する弾性板の弾性力調整により下側のロータ
リートランスを上下動させて上側のロータリート
ランスとの間隔調整を行う構造において、弾性板
を介在させた状態で底板を下シリンダに固定する
複数のロータリートランス調整用ネジを設けると
共に、該調整用ネジをヘツドプレート上方に臨ま
せる開孔部をそのヘツドプレートに開設したもの
である。
「作用」 従つて本考案によれば、開孔部によりヘツドプ
レート上方からドライバーなどを用いてロータリ
ー調整用ネジの螺出入操作を行うことができ、組
合せ状態でロータリートランスの間隔調整が可能
となり、その調整を行わす前記ネジ並びに弾性板
を下側のトランスに適正に組込み、調整時の取扱
いを簡便にした上で設定したロータリートランス
の間隔を一定維持し得るものである。
「実施例」 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。1は上シリンダ、2は下シリンダ、3は駆動
モータ、4はモータ3のモータ軸、5は上下シリ
ンダ1,2間に形成しているVTR用磁気テープ
を傾斜状に走査せしめる間隙、6,6は前記間隔
5に臨ませて磁気テープ上に傾斜状にビデオ信号
を記録または再生するヘツドであり、該ヘツド
6,6はヘツドプレート7上面に略180゜の位置に
固着している。また、8は固定板、9は底板であ
り、夫々上下面にロータリートランス10a,1
0bを設けており、固定板8はネジ11,11…
…を介して前記ヘツドプレート7下面に固定して
いる。
更に、前記底板9下面に当接する面12aと下
シリンダ2底面に当接する面12bを有する弾性
板12を底板9と下シリンダ2底部との間に介在
せしめ、夫々底板9、弾性板12および下シリン
ダ2にネジ孔13……,14……,15……を形
成し、底板9を弾性板12を介して下シリンダ2
にネジ16……により固定する。
また、前記固定板8はワツシヤ17を介して中
心のモータ軸4のネジ孔18へ固定ピン19を固
定することにより該固定板8とヘツドプレート7
がモータ軸4と共動する様にしている。従つて、
固定板8下面のロータリートランス10aがヘツ
ドプレート7とともに回転し、底板9上の固定側
のロータリートランス10bとでヘツド6,6出
力を伝達する。
前記ネジ16……の螺着を強めると、弾性板1
2に抗して抵抗9とともに下側のロータリートラ
ンス10bが下動し、上部の固定板8下面のロー
タリートランス10aとの間隔が増加する。逆
に、ネジ16……の螺着を弱めると弾性板12を
介して底板9とともに下側のロータリートランス
10bが上動し、上部の固定板8下面のロータリ
ートランス10aとの間隔が減少する。
また、ネジ16……の上方に対応してヘツドプ
レート7に開孔部20を適宜開設し、ヘツドプレ
ート7上方からドライバー等を挿入してネジ16
……の調整を行うように構成している。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、上下
シリンダ1,2間の間隙5に臨ませる磁気ヘツド
6,6を取付けるヘツドプレート7下面に固定板
8を連結し、駆動モータ3のモータ軸4を回転軸
として共用する前記固定板8下面に上側のロータ
リートランス10aを設け、該トランス10aに
対向する下側のロータリートランス10bを底板
9上面に設け、該底板9を弾性板12を介して下
シリンダ2に支持させ、前記底板9に付勢する弾
性板12の弾性力調整により下側のロータリート
ランス10bを上下動させて上側のロータリート
ランス10aとの間隔調整を行う構造において、
弾性板12を介在させた状態で底板9を下シリン
ダ2に固定する複数のロータリートランス調整用
ネジ16を設けると共に、該調整用ネジ16をヘ
ツドプレート7上方に臨ませる開孔部20をその
ヘツドプレート7に開設したもので、開孔部20
によりヘツドプレート7上方からドライバーなど
を用いてロータリー調整用ネジ16の螺出入操作
を行うことができ、組合せ状態でロータリートラ
ンスの間隔調整が可能となり、その調整を行わず
前記ネジ16並びに弾性板12を下側のトランス
10bに適正に組込むことができ、調整時の取扱
いを簡便にした上で設定したロータリートランス
の間隔を一定維持できるなど顕著な効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部側面断面
図、第2図は分解図、第3図は弾性板の平面状態
を示す説明図である。 1……上シリンダ、2……下シリンダ、3……
駆動モータ、4……モータ軸、5……間隙、6…
…磁気ヘツド、7……ヘツドプレート、8……固
定板、9……底板、10a,10b……ロータリ
ートランス、12……弾性板、16……ロータリ
ートランス調整用ネジ、20……開孔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下シリンダ1,2間の間隙5に臨ませる磁気
    ヘツド6,6を取付けるヘツドプレート7下面に
    固定板8を連結し、駆動モータ3のモータ軸4を
    回転軸として共用する前記固定板8下面に上側の
    ロータリートランス10aを設け、該トランス1
    0aに対向する下側のロータリートランス10b
    を底板9上面に設け、該底板9を弾性板12を介
    し下シリンダ2に支持させ、前記底板9に付勢す
    る弾性板12の弾性力調整により下側のロータリ
    ートランス10bを上下動させて上側のロータリ
    ートランス10aとの間隔調整を行う構造におい
    て、弾性板12を介在させた状態で底板9を下シ
    リンダ2に固定する複数のロータリートランス調
    整用ネジ16を設けると共に、該調整用ネジ16
    をヘツドプレート7上方に臨ませる開孔部20を
    そのヘツドプレート7に開設したことを特徴とす
    るVTRのドラムにおけるロータリートランス調
    整機構。
JP1980107444U 1980-07-28 1980-07-28 Expired JPH0114980Y2 (ja)

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JP1980107444U JPH0114980Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28

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JP1980107444U JPH0114980Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5730833U JPS5730833U (ja) 1982-02-18
JPH0114980Y2 true JPH0114980Y2 (ja) 1989-05-02

Family

ID=29468745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980107444U Expired JPH0114980Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0114980Y2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536008Y2 (ja) * 1972-07-25 1978-02-16
JPS4991303U (ja) * 1972-11-24 1974-08-07
JPS49121524U (ja) * 1973-02-12 1974-10-17
JPS5619215Y2 (ja) * 1973-11-15 1981-05-07
JPS5263014U (ja) * 1975-11-06 1977-05-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5730833U (ja) 1982-02-18

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