JPH01149710A

JPH01149710A - 洗浄剤組成物

Info

Publication number: JPH01149710A
Application number: JP31071187A
Authority: JP
Inventors: Makoto Tada; 誠多田; Masashi Eto; 衛藤　政司
Original assignee: Sunstar Inc
Current assignee: Sunstar Inc
Priority date: 1987-12-07
Filing date: 1987-12-07
Publication date: 1989-06-12
Also published as: JPH0575724B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は毛髪及び皮膚の洗浄に用いる洗浄剤組成物に関
する。更に詳しくは、刺激臭がなく頭皮、皮膚に対して
強く、かつ持続性に優れた清涼感を与える洗浄剤組成物
に関する。

従来の技術およびその問題点従来、シャンプーに冷感剤を配合して清涼感を付与する
ことはよく知られている。かかるシャンプーとして、例
えばメントール、カンファー、サリチル酸メチル等を配
合したシャンプーがある。

解決しようとする問題点しかしながら、これらはいずれも使用後清涼感の持続性
が未だ充分ではなく、しかも使用時に刺激臭を有したり
、配合する界面活性基剤によっては不快な刺激感を与え
る事がある。

本発明は、使用時に刺激がなく、しかも使用後便れた清
涼性と持続性をもたらす洗浄剤を況供することを目的と
する。

問題点を解決するための手段本発明は、（ａ）界面活性剤、（ｂ）３−１２メントキシ酪酸エステル０．０１〜２．
０重量％、および（ｃ）１２−１ｄ、Ｃ−メントールの１種または２種０
．０１〜２．０重量％を配合したことを特徴とする洗浄剤組成物を提供するも
のである。

本発明において用いられる界面活性剤としては、特に（
ｉ）ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル塩また
はアルキルリン酸エステル塩、（ｉｉ）ポリオキシエチ
レンモノアルキルスルホコハク酸塩、および（ｉｉｉ　
）高級脂肪酸塩が好ましい。

前記ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル塩およ
びアルキルリン酸エステル塩は、下式：％式％［１］〔式中、Ｒ，ＳＲ，及びＲ３は炭素数８〜１８の飽和又
は不飽和の炭化水素基、Ｍ、はアルカリ金属イオン、ア
ンモニウムイオンまたはアルカノールアミン、Ｍ２は水
素原子、アルカリ金属イオン、アンモニウムイオンまた
はアルカノールアミン、σ、ｍ及びｎはＯ〜２０の整数
を示す〕で表される界面活性剤である。

かかるポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル塩と
しては、例えばポリオキシエチレン（１）ラウリルリン
酸　モノまたはジエステル、ポリオキシエチレン（２）
ラウリルリン酸　モノまたはジエステル、ポリオキシエ
チレン（２０）ミリスチルリン酸　モノまたはジエステ
ル、ポリオキシエチレン（１３）パルミチルリン酸　モ
ノまたはジエステル、ポリオキシエチレン（４）ステア
リルリン酸　モノまたはジエステル、ポリオキシエチレ
ン（１０）オレイルリン酸　モノまたはジェステルなど
のカリウムまたはナトリウムなどのアルカリ金属との塩
もしくはモノエタノールアミン、ジェタノールアミン、
トリエタノールアミンなどのアルカノールアミンとの塩
等が挙げられる。

また、アルキルリン酸エステル塩としては、例えば、モ
ノまたはジラウリルリン酸、モノまたはシミリスチルリ
ン酸、モノまたはシバルミチルリン酸、モノまたはジス
テアリルリン酸、モノまたはジオレイルリン酸などのカ
リウムまたはナトリウムなどのアルカリ金属との塩もし
くはモノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリ
エタノールアミンなどのアルカノールアミンとの塩等が
挙げられる。

これらポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル塩お
よびアルギルリン酸エステル塩は組成物全体に対して１
〜３０重量％配合するのが好ましい。配合量がこの範囲
より少ないと皮膚へのしっとり感賦与の効果に劣り、一
方この範囲を越えると安定に配合することが困難である
。

つぎに、前記ポリオキシエチレンモノアルキルスルホコ
ハク酸塩は、下式［ＩＩ［］］Ｒ，−ＣＩｌ−Ｒ０−（ＣＨｔＣＨｔＯ）ｐ−ＣＯＣＩ（、ｃＨ−ＣＯＯ
Ｍ＊　　［ＩＩＩ　］５０３Ｍ。

〔式中、Ｒ４および、Ｒ５は飽和アルキル基で、これら
の合計炭素数が９〜１５、Ｐは３〜Ｉ３の整数であり、
Ｍ３およびＭ４は各々別個に水素原子、アルカリ金属イ
オン、アンモニウムイオンまたはアルカノールアミンを
示す〕で表される界面活性剤である。かかるポリオキシエチレ
ンモノアルキルスルホコハク酸塩としては、例えばポリ
オキシエチレン（１０）イソデシルスルホコハク酸、ポ
リオキンエチレン（７）イソウンデシルスルホコハク酸
、ポリオキシエチレン（３）イソドデシルスルホコハク
酸、ポリオキシエチレン（７）イソドデシルスルホコハ
ク酸、ポリオキシエチレン（Ｉ３）イソドデシルスルホ
コハク酸、ポリオキシエチレン（３）イソテトラデシル
スルホコハク酸、ポリオキシエチレン（７）イソヘキサ
デシルスルホコハク酸、ポリオキシエチレン（！３）イ
ソヘキサデシルスルホコハク酸などのカリウムまたはナ
トリウムなどのアルカリ金属とのジ塩もしくはモノエタ
ノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールア
ミンなどのアルカノールアミンとのジェタノールアミン
塩等が挙げられる。

該ポリオキシエチレンモノアルキルスルホコハク酸塩は
組成物全体に対して１〜２５重量％配合するのが好まし
い。配合量がこの範囲より少ないと皮膚へのしっとり感
賦与の効果が劣り、一方この範囲を越えた場合は他の界
面活性剤と併用したときに皮膚にぬるつき感等の不快感
を与え好ましくない。

さらに、本発明組成物に配合される高級脂肪酸塩は下式
［■コＲｅ　　Ｃ００Ｍ５　　　　　　（ＩＶ：］〔式中Ｒ８
は炭素数７〜１７の飽和または不飽和のアルキル基、Ｍ
５は水素原子、アルカリ金属イオン、アンモニウムイオ
ンまたはアルカノールアミンを示す〕で表される。かかる高級脂肪酸塩としては、例えばカプ
リル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、オレイン酸などのカリウムまたはナトリウ
ムなどのアルカリ金属との塩もしくはモノエタノールア
ミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミンなど
のアルカノールアミンとの塩等が挙げられる。

該高級脂肪酸塩は組成物全体に対し１〜２０重量％配合
するのが好ましい。配合量がこの範囲より少ないと洗浄
剤組成物の泡のもちが弱く、一方この範囲を越えると不
快な刺激感を与える。

なお、本発明組成物においては、前記界面活性剤の１種
または２種以上が配合され、その配合量は組成物全体に
対して５〜３０重量％であるのが好ましい。配合量がこ
の範囲より少ないと洗浄力、起泡力に欠けると共に、（
−、ｄρ−メントール、３−ρ−メントキシ酪酸エステ
ルを充分配合しても清涼性が弱く持続性も出ない。一方
、この範囲を越えると皮膚への不快な刺激が高くなる。

さらに、本発明組成物において、前記式ＣＩ）のモノリ
ン酸エステル；式（Ｉｌ〕のシリン酸エステルの重量配
合比が１００１０〜５０１５０で、かつエチレンオキサ
イド付加モル数が０〜ｌＯであるのが好ましい。配合比
が５０１５０より低かったり、エチレンオキサイド付加
モル数が１０を越えると起泡力に欠ける。

また、３−１２−メントキシ酪酸エステルは、下で表さ
れる化合物であり、毛髪及び皮膚洗浄剤組成物中に０．
０１〜２重量％、好ましくは０．１〜１重量％配合され
る。

配合量が０．０１％より少ないと清涼感の持続性効果が
発現せず、一方２％より多く配合しても冷感の増加はな
い。

さらに、Ｑ−またはｄσ−メントールは、０．０１〜２
重量％、好ましくは０．１〜■重量％配合される。配合
量が０，０１％より少ないと冷感の強さに欠け、一方２
％より多いと刺激臭を生ずる。

本発明組成物は、使用目的または必要に応じ、色素、防
腐剤、紫外線吸収剤、湿潤剤、増泡剤等を配合してもよ
い。本発明組成物を製造するには従来当業者に周知の方
法を用いてよい。

宋廉皿以下に実施例および比較例を挙げ、本発明をさらに詳細
に説明する。実施例、比較例中、％は重量％を意味する
。なお、本発明は以下に示す実施例に限定されるもので
はない。

実施例１−１７および比較例１〜５常法により後記第１表に示す配合組成のシャンプー組成
物を調製し、っぎの方法により評価した。

〔評価方法〕

１０名のパネラ−によりシャンプーを行い、冷感の強さ
、清涼感の持続時間についてその平均値を求めた。

〈冷感の強さ〉４：　非常に強い３：　強い２：　やや強い１：　かすかに感じる０：　感じない〈持続性〉シャンプー後の清涼感を感じた平均時間を求めた。

く刺激臭〉シャンプー中に刺激具有と答えた人の人数を示した。

く清涼感の質〉 ◎：非常に好ましい ○：好ましい △：やや好ましい ×：好ましくない、または刺激感がある第１表の結果か
ら明らかなように、本発明の洗浄剤組成物に刺激臭を感
じた人は少なく、（ｂ）成分の３−１２−メントキシ酪
酸エステルと（Ｃ）成分のＱ−またはｄＱ−メントール
を一定蛍配合することにより冷感が強く、清涼感の持続
性に優れた効果が得られる。

本発明の組成物中（ｂ）成分３−Ｑ−メントキシ酪酸エ
ステルは、（Ｃ）成分Ｑ−またはｄ　、Ｑ−メントール
に比べ冷感付与が遅れて発現し、その結果、両成分を用
いた場合には優れた清涼感が長時間持続するものと考え
られる。即ち、３−ｅ−メントキシ酪酸エステルは、そ
れ自身は強い冷感を付与しないが、Ｑ−またはｃＮ２−
メントールと併用することにより、冷感強度に相乗効果
がみられる。

実施例　１８（ボディシャンプー）成　　　分　　　　　　　　　　　　　　配合量（％）
ラウリン酸・ＴＥＡ　　　　　　　　　　　　１５．０
ポリオキシエチレン（７）モノイソラウリルスルホコハク酸・２Ｎａ　　　　　１０．０プ
ロピレングリコール　　　　　　　　　　　８．０ソル
ビトール　　　　　　　　　　　　　　　６．０パラベ
ン　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．２エタノ
ール　　　　　　　　　　　　　　　　　５．０３−Ｑ
−メントキシ酪酸エステル　　　　　　０．５Ｑ−メン
トール　　　　　　　　　　　　　　　　０．２色素　
　　　　　　　微量香料　　　　　　　　０．１水　　　　　　　　　残部実施例１９（シャンプー）リン酸・ＴＥＡ　　　　　　　　　　　　　ｔ　７．０
ポリオキシエチレン（７）モノイソラウリルスルホコハク酸・２Ｎａ　　　　　　１．０ラ
ウリン酸・ＴＥＡ　　　　　　　　　　　　　２．０プ
ロピレングリコール　　　　　　　　　　５．０エタノ
ール　　　　　　　　　　　　　　　　　２，０パラベ
ン　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．１ヒドロ
キシエチルセルロース　　　　　　　　０．２アロエエ
キス　　　　　　　　　　　　　　　０．２３−Ｑ−メ
ントキシ酪酸エステル　　　　　　０．３ｄ、Ｑ−メン
トール　　　　　　　　　　　　　　０．１色素　　　
　　　　　微量香料　　　　　　　　　０．３水　　　　　　　　　　　　残部発明の効果本発明洗浄剤組成物によれば、使用時頭皮、皮膚への刺
激、あるいは刺激臭がなく、かつ優れた清涼感が長時間
にわたり持続する。

特許出願人　サンスター株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）（ａ）界面活性剤、（ｂ）３−ｌメントキシ酪酸エステル０．０１〜２．０
重量％、および（ｃ）ｌ−、ｄ，Ｑ−メントールの１種または２種０．
０１〜２．０重量％を配合したことを特徴とする洗浄剤組成物。
（２）組成物全量に対して（ｉ）ポリオキシエチレンア
ルキルリン酸エステル塩またはアルキルリン酸エステル
塩１〜３０重量％、（ｉｉ）ポリオキシエチレンモノア
ルキルスルホコハク酸塩１〜２５重量％、および（ｉｉ
ｉ）高級脂肪酸塩１〜２０重量％からなる群より選ばれ
た１種または２種以上の界面活性剤５〜３０重量％を配
合した前記第１項の洗浄剤組成物。
（３）ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル塩お
よびアルキルリン酸エステル塩が下式：▲数式、化学式
、表等があります▼［ I ］ ▲数式、化学式、表等があります▼［II］〔式中、Ｒ＿１、Ｒ＿２及びＲ＿３は各々炭素数８〜１
８の飽和又は不飽和の炭化水素基、Ｍ＿１はアルカリ金
属イオン、アンモニウムイオンまたはアルカノールアミ
ン、Ｍ＿２は水素原子、アルカリ金属イオン、アンモニ
ウムイオンまたはアルカノールアミン、ｌ、ｍ及びｎは
各々０〜２０の整数を示す〕で表される化合物である前
記第２項の洗浄剤組成物。
（４）ポリオキシエチレンモノアルキルスルホコハク酸
塩が下式： ▲数式、化学式、表等があります▼［III］〔式中、Ｒ＿４およびＲ＿５は飽和アルキル基で、これ
らの合計炭素数が９〜１５、Ｐは３〜１３の整数であり
、Ｍ＿３およびＭ＿４は各々別個に水素原子、アルカリ
金属イオン、アンモニウムイオンまたはアルカノールア
ミンを示す〕で表される前記第２項の洗浄剤組成物。
（５）高級脂肪酸塩が下式：Ｒ＿６−ＣＯＯＭ＿５〔IV〕〔式中、Ｒ＿６は炭素数７〜１７の飽和または不飽和の
アルキル基、Ｍ＿５は水素原子、アルカリ金属イオン、
アンモニウムイオンまたはアルカノールアミンを示す〕で表される前記第２項の洗浄剤組成物。
（６）前記式〔 I 〕のモノリン酸エステル：式〔II〕
のジリン酸エステルの重量配合比が１００／０〜５０／
５０で、かつエチレンオキサイド付加モル数が０〜１０
である前記第３項の洗浄剤組成物。