JPH0114931Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0114931Y2 JPH0114931Y2 JP16949481U JP16949481U JPH0114931Y2 JP H0114931 Y2 JPH0114931 Y2 JP H0114931Y2 JP 16949481 U JP16949481 U JP 16949481U JP 16949481 U JP16949481 U JP 16949481U JP H0114931 Y2 JPH0114931 Y2 JP H0114931Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cell
- constant temperature
- passage
- sample
- bubble removal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000005375 photometry Methods 0.000 claims description 10
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 25
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 8
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 description 5
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Landscapes
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、恒温浴槽を備えた分析装置に係り、
特に直接測光した試料の被検項目を測定し得る分
析装置に関する。
特に直接測光した試料の被検項目を測定し得る分
析装置に関する。
従来の生化学自動分析装置には、反応容器内の
試料液をフローセルに導いて測光するタイプのも
のと、反応容器自体をセルとしてこの反応容器に
光を照射する直接測光タイプのものとが知られて
いる。この内、直接測光タイプの装置では、恒温
浴槽内で試料収容セルを移動する構成となつてお
り、このセルに気泡が付着しやすい。したがつ
て、セルの外壁に付着する気泡によつて測光値が
影響を受けるという欠点を有している。
試料液をフローセルに導いて測光するタイプのも
のと、反応容器自体をセルとしてこの反応容器に
光を照射する直接測光タイプのものとが知られて
いる。この内、直接測光タイプの装置では、恒温
浴槽内で試料収容セルを移動する構成となつてお
り、このセルに気泡が付着しやすい。したがつ
て、セルの外壁に付着する気泡によつて測光値が
影響を受けるという欠点を有している。
本考案の目的は、試料収容セルの外壁に付着す
る気泡を容易に除去でき、もつて測定誤差の少な
い直接測光を行ない得る分析装置を提供すること
にある。
る気泡を容易に除去でき、もつて測定誤差の少な
い直接測光を行ない得る分析装置を提供すること
にある。
本考案は、恒温液が流入されるセル通路を備え
た恒温浴槽内で、試料を収容したセルを上記セル
通路に沿つて移動し、上記恒温浴槽内の測光位置
にて上記セルに光を照射して試料の被検項目を測
定する分析装置に適用される。そして、セル通路
内の恒温液流入口と測光位置との間にセル通路を
狭める気泡除去壁を設け、この気泡除去壁には上
記セルが通り得る通り抜け部が形成されているこ
とを特徴とする。本考案では、恒温液の流れを利
用してセル壁の気泡を除去できる。
た恒温浴槽内で、試料を収容したセルを上記セル
通路に沿つて移動し、上記恒温浴槽内の測光位置
にて上記セルに光を照射して試料の被検項目を測
定する分析装置に適用される。そして、セル通路
内の恒温液流入口と測光位置との間にセル通路を
狭める気泡除去壁を設け、この気泡除去壁には上
記セルが通り得る通り抜け部が形成されているこ
とを特徴とする。本考案では、恒温液の流れを利
用してセル壁の気泡を除去できる。
本考案の望ましい実施例は、円形ループ状のセ
ル通路を持つた生化学分析装置であり、気泡除去
壁にはサビに強い板を用いている。
ル通路を持つた生化学分析装置であり、気泡除去
壁にはサビに強い板を用いている。
第3図は本考案の一実施例の全体概略図であ
る。以下これにより構成および動作の説明を行な
う。
る。以下これにより構成および動作の説明を行な
う。
試料はサンプルデイスク1上の多数の試料容器
22内に収容されている。反応デイスク4にはセ
ルとなる角形の反応容器21が円周上に配列され
ており、この反応容器21の列には血清サンプリ
ング機構2により試料が一定量注入され、さらに
試薬ピペツテイング機構3により、試薬保冷庫7
中の各反応試薬が注入され、そのあと撹拌機構5
により反応容器21内の液が十分に撹拌される。
22内に収容されている。反応デイスク4にはセ
ルとなる角形の反応容器21が円周上に配列され
ており、この反応容器21の列には血清サンプリ
ング機構2により試料が一定量注入され、さらに
試薬ピペツテイング機構3により、試薬保冷庫7
中の各反応試薬が注入され、そのあと撹拌機構5
により反応容器21内の液が十分に撹拌される。
そのあと反応容器21中の試料は、光源20か
らの光を直接照射され容器21を透過した光を検
出する光度計8により測定される。測定が終つた
反応容器21は洗浄機構6により十分に洗浄乾燥
され、次の測定用として送られる。これが順次繰
り返され、その結果はCRT15およびプリンタ
14にて測定データとして出力される。反応デイ
スク4には循環恒温槽12より恒温水が流入し循
環し、反応デイスク4内の槽内を一定温度に保持
している。
らの光を直接照射され容器21を透過した光を検
出する光度計8により測定される。測定が終つた
反応容器21は洗浄機構6により十分に洗浄乾燥
され、次の測定用として送られる。これが順次繰
り返され、その結果はCRT15およびプリンタ
14にて測定データとして出力される。反応デイ
スク4には循環恒温槽12より恒温水が流入し循
環し、反応デイスク4内の槽内を一定温度に保持
している。
9はサンプリング機構2の吸排ノズルに通ずる
試料移注用ピペツタであり、10は洗浄機構6に
通ずる洗浄用シリンジであり、11は2組の試薬
ピペツテイング機構3の吸排機能を担当する試薬
用ピペツタである。16はメモリとしてのカセツ
トテープレコーダであり、17は対数変換しアナ
ログ信号をデイジタル信号に変換する変換器であ
り、18は各部の動作を制御するマイクロコンピ
ユータであり、19はインタフエースである。測
定条件は操作パネル13から入力できる。
試料移注用ピペツタであり、10は洗浄機構6に
通ずる洗浄用シリンジであり、11は2組の試薬
ピペツテイング機構3の吸排機能を担当する試薬
用ピペツタである。16はメモリとしてのカセツ
トテープレコーダであり、17は対数変換しアナ
ログ信号をデイジタル信号に変換する変換器であ
り、18は各部の動作を制御するマイクロコンピ
ユータであり、19はインタフエースである。測
定条件は操作パネル13から入力できる。
第1図は第3図の反応デイスク4の恒温浴槽を
示す平面図であり、反応デイスク4における上ぶ
たをはずした状態を示す。また第2図は第1図に
おけるQ視図(断面図)である。気泡除去壁53
は恒温液流入口54と、透光窓58のある測定位
置との間に配置されている。第1図におけるドー
ナツ形の通路はセル通路であり、恒温液がゆるや
かに流通されている。気泡除去壁を形成している
板53は、第2図の如く底板59から斜めに立ち
上がるように配設されており、底板59に固定さ
れている。
示す平面図であり、反応デイスク4における上ぶ
たをはずした状態を示す。また第2図は第1図に
おけるQ視図(断面図)である。気泡除去壁53
は恒温液流入口54と、透光窓58のある測定位
置との間に配置されている。第1図におけるドー
ナツ形の通路はセル通路であり、恒温液がゆるや
かに流通されている。気泡除去壁を形成している
板53は、第2図の如く底板59から斜めに立ち
上がるように配設されており、底板59に固定さ
れている。
流入口54から流入された恒温水は、セル通路
内を反時計方向に流れ、オーバーフロー出口56
を経て循環恒温槽12に戻り、再び反応デイスク
内のセル通路を循環する。このセル通路を反応容
器21の列が、恒温水に浸漬された状態で移動す
るが、セル通路は気泡除去壁53の場所で部分的
に狭くなつている。このため恒温水の流れる速度
がこの部分で変わる。
内を反時計方向に流れ、オーバーフロー出口56
を経て循環恒温槽12に戻り、再び反応デイスク
内のセル通路を循環する。このセル通路を反応容
器21の列が、恒温水に浸漬された状態で移動す
るが、セル通路は気泡除去壁53の場所で部分的
に狭くなつている。このため恒温水の流れる速度
がこの部分で変わる。
気泡除去壁を形成している板53は、両側端が
残るようにU字形に切抜かれており、反応容器は
U字形となつたこの切抜き部を通ることができ
る。従つて反応容器がこの部分を通過する時は通
路が急に狭くなるため流速が急激に増え、反応容
器の側壁を洗い流し壁面に付着した気泡をきれい
に除去してしまう。また気泡除去壁53部分を過
ぎると急に広がるため恒温水は乱流状態となり気
泡は浮上などして自然消滅する。
残るようにU字形に切抜かれており、反応容器は
U字形となつたこの切抜き部を通ることができ
る。従つて反応容器がこの部分を通過する時は通
路が急に狭くなるため流速が急激に増え、反応容
器の側壁を洗い流し壁面に付着した気泡をきれい
に除去してしまう。また気泡除去壁53部分を過
ぎると急に広がるため恒温水は乱流状態となり気
泡は浮上などして自然消滅する。
恒温浴槽の側壁61には、槽内の液面を監視す
るための検知口55も設けられている。その他に
は直接測光するための透光窓58、液面オーバー
フロー出口56、更には反応容器を反応槽に着脱
が容易なようにカバー位置決め金具60などがあ
る。二点鎖線で示されているのは、槽内に配列さ
れた反応容器21の配列状態である。直接測光の
ためには丸形セルよりも角形セルの方が好ましい
が、角形セルの場合に特に問題となる気泡付着が
解消されるので、測定精度が向上する。
るための検知口55も設けられている。その他に
は直接測光するための透光窓58、液面オーバー
フロー出口56、更には反応容器を反応槽に着脱
が容易なようにカバー位置決め金具60などがあ
る。二点鎖線で示されているのは、槽内に配列さ
れた反応容器21の配列状態である。直接測光の
ためには丸形セルよりも角形セルの方が好ましい
が、角形セルの場合に特に問題となる気泡付着が
解消されるので、測定精度が向上する。
なお本例では気泡除去壁として槽内に設け良好
な効果の得られた例について記したが、槽内を一
部分絞る形状でも同様に効果を得ることができ
た。
な効果の得られた例について記したが、槽内を一
部分絞る形状でも同様に効果を得ることができ
た。
本考案では気泡除去壁を設けることによつて、
恒温水の部分的な流量変化を効果的に利用し、セ
ル外壁の気泡を除去したことにより、長期間にわ
たり安定した測定精度の維持が可能となつた。
恒温水の部分的な流量変化を効果的に利用し、セ
ル外壁の気泡を除去したことにより、長期間にわ
たり安定した測定精度の維持が可能となつた。
第1図は第3図の本考案の一実施例に用いられ
ている恒温浴槽の平面図、第2図は第1図におけ
る要部縦断面図、第3図は本考案の一実施例の全
体構成を説明するための図である。 4……反応デイスク、8……光度計、21……
反応容器、53……気泡除去板、54……恒温水
流入口、58……透光窓。
ている恒温浴槽の平面図、第2図は第1図におけ
る要部縦断面図、第3図は本考案の一実施例の全
体構成を説明するための図である。 4……反応デイスク、8……光度計、21……
反応容器、53……気泡除去板、54……恒温水
流入口、58……透光窓。
Claims (1)
- 恒温液が流入されるセル通路を備えた恒温浴槽
内で、試料を収容したセルを上記セル通路に沿つ
て移動し、上記恒温浴槽内の測光位置にて上記セ
ルに光を照射して試料の被検項目を測定する分析
装置において、上記セル通路内の恒温液流入口と
上記測光位置との間に上記セル通路を狭める気泡
除去壁を設け、上記気泡除去壁には上記セルが通
り得る通り抜け部が形成されていることを特徴と
する恒温浴槽を備えた分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16949481U JPS5874161U (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 恒温浴槽を備えた分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16949481U JPS5874161U (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 恒温浴槽を備えた分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5874161U JPS5874161U (ja) | 1983-05-19 |
JPH0114931Y2 true JPH0114931Y2 (ja) | 1989-05-02 |
Family
ID=29961483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16949481U Granted JPS5874161U (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 恒温浴槽を備えた分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5874161U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4185859B2 (ja) * | 2003-12-19 | 2008-11-26 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 自動分析装置 |
CN115066618A (zh) * | 2020-02-26 | 2022-09-16 | 株式会社日立高新技术 | 自动分析装置 |
-
1981
- 1981-11-16 JP JP16949481U patent/JPS5874161U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5874161U (ja) | 1983-05-19 |
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