JPH01148774A - 窯業製品表面の絵付け方法 - Google Patents

窯業製品表面の絵付け方法

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Publication number
JPH01148774A
JPH01148774A JP30704387A JP30704387A JPH01148774A JP H01148774 A JPH01148774 A JP H01148774A JP 30704387 A JP30704387 A JP 30704387A JP 30704387 A JP30704387 A JP 30704387A JP H01148774 A JPH01148774 A JP H01148774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sublimable dye
ceramics
protective layer
layer
dye
Prior art date
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Pending
Application number
JP30704387A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ito
弘 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SASAKI GLASS KK
Original Assignee
SASAKI GLASS KK
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Publication date
Application filed by SASAKI GLASS KK filed Critical SASAKI GLASS KK
Priority to JP30704387A priority Critical patent/JPH01148774A/ja
Publication of JPH01148774A publication Critical patent/JPH01148774A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、タイル等の耐熱基材、ガラス、陶磁器、ホー
ローなどの成形された窯業製品の表面に、図形9文字、
絵柄等の適宜の印刷画像(絵)を形成させる絵付は方法
に関するものである。。
(従来の技術) 従来、成形された窯業製品の表面にカラー画像の絵柄を
形成させる方法としては、スクリーン印刷法により多色
印刷する方法、転写紙を用いて画像を転写形成させる方
法、などが知られている。
また対象は異なるが、主に金属板等の表面の絵付は法と
して、昇華性染料を直接金属板表面に印刷するダイレク
トプリント法が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のような方法は、例えば前者のスク
リーン印刷法によるものでは、使用する窯業用絵具がペ
ースト状のものであるなどのために、風景画、写真画等
のような微細に入りくんだ画像を形成させることは困難
であるという問題があり、他方後者の転写紙を用いた方
法では、転写紙を窯業製品に貼り付け、るという手作業
に頼る工程があるため生産性が高く得難いという問題が
あった。
また上述した金属板表面の絵付は法として知られるダイ
レクトプリント法では、特殊なグラビアオフセット印刷
機或はオフセット印刷機を用いて絵柄を対象物の表面に
施すものであるから、これらの印刷機の準備等のために
設備に費用がかかり、その取り扱い1作業性も容易でな
いという問題があり、さらにグラビアオフセット印刷機
を使用した場合にはその印刷された絵柄をあまり英しい
ものとして得ることができず、オフセット印刷機を用い
た場合には、生産性が高く得られないという問題があっ
た。
またこれらのダイレクトプリント法で形成させた絵柄は
、特にガラス器の実用品で要望される耐摩耗性、耐ひつ
かき性を良好に得ることができず、得られた製品の絵柄
が窯業製品の使用途中て次第にハゲるという難があった
(問題点を解決するための手段) 本発明は以上のような問題を解消し、装飾的効果に優れ
ると共に、簡易な作業によって優れた絵柄を形成するこ
とがてきる窯業製品表面の絵付は方法を提供することを
目的とする。
而して、かかる目的の実現のためになされた本発明より
なる窯業製品表面の絵付は方法の特徴は、窯業製品の表
面に、直接または下地層を介して昇華性染料で形成され
た図柄印刷層と、この図柄印刷層の表面を被覆した透明
な保護層とを積層形成させた後、上記昇華性染料を昇華
させる熱処理を行なう絵付は方法であって、上記下地層
または保護層の少なくともいずれか一方を、昇華性染料
が染着親和性を有する物質で構成させたところにある。
上記昇華性染料は公知のものを使用することができ、例
えば分散性のあるもので、アゾ基を有するモノアゾ染料
(黄色から赤の色相)やアントラキノン系(青から紫の
色相)染料等が好ましく使用される。
上記下地層あるいは保護層は、昇華性染料か染着親和性
を有するものであれはよく、このような物質としては例
えはポリエステル樹脂、アクリル系樹脂ウレタン系樹脂
、ナイロン系樹脂、エポキシ系樹脂、等の熱硬化型また
は、紫外線硬化型、等の合成樹脂等を例示することがで
きる。
本発明の特に望ましい態様としては、下地層および保護
層に紫外線硬化型樹脂を使用する場合を上げることがで
きる。すなわち紫外線硬化型樹脂を用いて下地層を窯業
製品の表面に塗布形成し、これを紫外線照射により硬化
させ、その上に昇華性染料による絵柄を印刷し、さらに
その上に紫外線硬化型樹脂からなる保護層を塗布形成し
、これを紫外線照射により硬化させ、この後加熱処理し
て昇華性染料のガス化による下地層あるいは保護層への
染着て絵付は作業を終了する方法である。
このような方法によれば、紫外線硬化型樹脂の塗布工程
と昇華性染料の印刷工程とを順次に配置することで、一
連の絵付は工程を形成することができるため、大量生産
に通した絵付は工程を構成させることができるからであ
る。
下地層あるいは保護層を形成させるには、画像模様のな
いスクリーンを使用して平坦な塗布層を形成させる方法
が好ましく採用される。
昇華性染料を下地層(あるいは窯業製品の表面に直接)
に印刷する方法としては、順次各色分解に対応したスク
リーンにて行なういわゆるシルクスクリーン印刷法、等
の方法が好ましく採用される。
以上の処理が行なわれたガラス器等の絵柄の焼き付は処
理は、昇華性染料のカス化染着処理の従来公知の方法に
従って行なえばよく、一般的には160〜220℃に加
熱することで行なわれる。
(作   用) 本発明は前記の構成をなすことによって、耐摩耗性、耐
ひっかき性に優れた紫外線硬化型樹脂等からなる保護層
の内部に、昇華性染料で形成された絵柄を有することが
でき、装飾的な効果に優れた美しい絵柄を備えた窯業製
品を得ることができる。
(実 施 例) 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図ないし第3図は、本発明の実施警棒を概略的に示
したものであり、例えはガラス器3の表面に下地層2を
形成させた後、その上に昇華性染料の色分解した図柄1
を順次積層して印刷しく第1図参照)、その上に透明な
保護層4を塗布形成(第2図参照)させて硬化させ、以
上の積層された層を有するガラス器を、昇華性染料を昇
華処理するのに適した温度で加熱処理する。
以上によって窯業製品の表面に対する絵付けを終了する
実施例 ガラス製タンブラ−の表面に、白色の紫外線硬化型絵具
LIG−730(商品名:奥野製薬工業■社製)を、無
模様のスクリーンを使用して厚さ20)zmにスクリー
ン印刷し、紫外線を照射して下地層を形成させた。
次に色分解された絵柄を、順次各色分解に対応した昇華
性染料イエローS−207、ブルーS−201゜レッド
S−203、ブラックS−200(商品名:いずれもポ
ルテックス(VORTEX)社製)でシルクスクリーン
印刷法で印刷した。
次に透明な紫外線硬化型樹脂の絵具IJG−15(商品
名:奥野製薬工業■社製)を、上記昇華性染料の印刷さ
れた絵柄層の保護層として厚さ15μmに塗布し、紫外
線照射により該保護層を硬化形成させた。
この後、タンブラ−を200〜220 t:で15分間
加熱処理し、透明な保護層内部に昇華性染料をガス化し
て染着させ、絵付は作業を終了した。
(発明の効果) 本発明によれば、紫外線硬化型樹脂等からなる保護層の
内部に昇華性染料で形成された絵柄を有することができ
、耐摩耗性、耐ひっかき性に優れた紫外線硬化型樹脂等
からなる保護層の存在によって、耐久性に優れ、また装
飾的な効果に優れた美しい絵柄を備えた窯業製品を得る
ことができるという効果がある。
また下地層、保護層を紫外線硬化型で形成させるように
した場合には、これらの層の形成と、昇華性染料による
絵柄の形成とが、一連の、スクリーン印刷の作業工程に
より与えることができるため、紫外線照射装置の使用と
相まって設備費が安価で生産性の高い作業を実現するこ
とができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面第1図ないし第3図は本発明よりなる窯業製品表面
の絵付は方法の概要を説明するための図である。 1・・・昇華性染料の印刷層 2・・・下地層     3・・・ガラス器4・・・保
護層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 窯業製品の表面に、直接または下地層を介して昇華性染
    料で形成された図柄印刷層と、この図柄印刷層の表面を
    被覆した透明な保護層とを積層形成させた後、上記昇華
    性染料を昇華させる熱処理を行なう絵付け方法であって
    、上記下地層または保護層の少なくともいずれか一方は
    昇華性染料が染着親和性を有する物質で構成させたこと
    を特徴とする窯業製品表面の絵付け方法。
JP30704387A 1987-12-04 1987-12-04 窯業製品表面の絵付け方法 Pending JPH01148774A (ja)

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JP30704387A JPH01148774A (ja) 1987-12-04 1987-12-04 窯業製品表面の絵付け方法

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JPH01148774A true JPH01148774A (ja) 1989-06-12

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JP (1) JPH01148774A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0229438U (ja) * 1988-08-11 1990-02-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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