JPH01147662A - 文字検索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はワードプロセッサ等の文書作成装置において、
修正対象となる文字を検索する文字検索方式に関し、特
に文字種及び文字属性の指定による文字検索方式に関す
るものである。

（従来の技術） 従来、ワードプロセッサ等の文書作成装置における文字
検索方式では指定した文字列と同一文字列を対象として
いる文書や頁内から捜し出すものであり、指定した文字
列と完全に一致して初めて検索されるものであった。

第４図及び第５図は従来の文字検索方式の具体例を示す
ものである。

第４図は検索すべき文字列の中の数文字（１文字以上）
を指定し、その前後に中部をつけることによって等しい
部分文字列を有する文字列の検索を行う方式である。

第５図は検索すべき文字列をすべて指定して検索を行う
方式を示すものであって、同図（、）は検索フオーム例
を示し、同図（ｂ）は文書例を示す。

同図の方式では表示装置に表示された検索フォームによ
り、検索範囲５１及び検索文字列５２を指定することに
より、表示中の頁内又は使用中の文書内の範囲で、該当
する文字列を検索し、同図（ｂ）のように、検索した文
字列５３を他の文字列と区別できるように表示するもの
であった。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、前記従来の文字検索方式では、“検索し
たい文字の属性・種別はわかっているが、文字列は不明
”な場合には検索できないという問題点があった６例え
ばパ網かけのかかった文字を全て検索する″ことは従来
の方式では不可能であり、オペレータが肉眼で捜さなけ
ればならなかった。

本発明は以上述べた問題点を解決し、文字属性の指定よ
り文字列を検索することが可能な文字列検索方式を提供
することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記問題点を解決するために、検索に必要な情
報を入力する入力部と、該入力部からの入力情報を記憶
する第１の記憶部と、文書を記憶する第２の記憶部と、
前記入力情報に基づいて、前記文書中の該当する文字を
検索する検索処理部と、前記入力情報及び検索結果を表
示する表示部とを備えた文書作成装置の文字検索方式に
おいて、第１の記憶部に予め設定された文字種及び文字
属性に関する情報を格納するテーブルを設け、前記検索
処理部は文字種及び文字属性を指定する情報を含む入力
情報に基づいて、指定された文書中の文字と前記テーブ
ルの内容を比較照合することにより文字の検索を行うも
のである。

（作用） 本発明は次のように作用する。入力部により検索範囲及
び文字種又は文字属性を指定すると、検索処理部は、第
２の記憶部内の指定された範囲の先頭文字から１文字毎
に検索対象文字として読み出し、当該検索対象文字をテ
ーブル内の指定された文字種又は文字属性の情報と比較
照合して一致した場合には該当する文字として、他の文
字と区別する表示を表示部で行うように働く、従って、
前記従来技術の問題点を解決できるのである。

（実施例） 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す文書作成装置の要部の
ブロック図である。同図において、１ａはマウス、ｌｂ
はキーボード、２は文字列を検索するために必要な検索
情報を記憶する検索情報記憶部、３は文書中から該当す
る文字種及び文字属性を持つ文字を検索するための検索
処理部、４は文書を記憶するための文書ファイル、５は
検索情報等を表示するＣＲＴデイスプレィ等の表示部で
ある。検索情報記憶部３には、文字種別の文字コード範
囲及び文字属性の定義情報が格納されると共に、これら
を選択的に検索キーとしてセットするための属性検索テ
ーブルが格納される１表示部５は、入力検索情報、検索
メニュー及び検索フオームを表示すると共に検索処理に
より検索された文字を表示画面上に表示する。

本実施例の装置では１文字列指定による文字列検索と、
文字種及び文字属性指定による属性検索の２種類の検索
モードがある。属性検索に用いる文字種は日本文では極
めて多いが、検索情報として有効な文字種の例としては
カタカナ、英字、数字。

記号等が挙げられる。一方、文字属性は、入力された文
字に何らかの操作を加えた結果生じた特性を文字の属性
とする。この文字属性の具体例を次の第１表に示す。

第１表 次に動作を説明する。

まず、キーボード１ｂの所定のキーを押下することによ
り、検索メニューが表示部５の表示画面上に表示される
。この検索メニューのフォーマット例を第２図（ａ）に
示す、この検索メニューのうち、マウス１ａにより文字
列検索２１が選択されると、第５図（ａ）で述べた検索
フオームが表示され、従来と同様の文字列指定による検
索が行われる。

一方、マウス１ａにより属性検索が選択されると、属性
検索フオームが表示される。この属性検索フオームのフ
ォーマット例を第２図（ｂ）に示す。

表示された属性検索フオームを参照して、マウス１ａの
操作により入力された検索範囲２３９文字種別２４１文
字属性２５等の検索情報は検索情報記憶部２に格納され
る。検索処理部３では、文書ファイル４から読み出した
各１文字毎に文字種別２４あるいは文字属性２５を調べ
、検索情報と一致するかどうかを判断して、属性検索処
理を行う。

以下、第３図のフローチャートを参照して検索処理部３
による属性検索処理動作を詳細に説明する。

まず、検索情報記憶部２内の属性検索テーブルの初期化
を行った後、マウス１ａにより文字種別２４及び文字属
性２５のうちいずれが選択されたかを判定する（５１．
Ｓ２）、文字種別２４であれば、指定された文字種の文
字コード（ＪＩＳ６２２０．ＪＩＳ６２２６）の範囲を
検索キーとして属性検索テーブルにセットする（Ｓ３ａ
）、例えば文字種として英字がマウスｌａにより指定さ
れた場合には、英字の文字コード群の先頭アドレスと最
終アドレスが検索キーとして設定される。一方１文字属
性２５が選択されたと判断した場合には、指定された文
字属性の定義情報を検索キーとして属性検索テーブルに
セットする（Ｓ３ｂ）、その後、検索範囲２３で指定さ
れた範囲の先頭文字から文書ファイル４より１文字毎に
検索対象文字としてその属性情報と共に読み出し、これ
を属性検索テーブルにセットされた検索キーと比較照合
して一致したか否かを判定する（Ｓ４．Ｓ５）。この結
果、一致した場合には、当該検索対象文字を他の文字と
区別することが可能なように、反転、カラー表示等によ
り表示部５の表示画面上に表示する（Ｓ６）、逆に、一
致しない場合には検索範囲２３の入力情報に基づいて検
索の終了か否かを判定し、終了でなければ次の文字を検
索対象文字としてＳ４から８６の処理を行い、検索箱９
Ｉ２３の最終文字まで検索した場合には属性検索処理を
終了する（８７．Ｓ８）。

なお、検索範囲２３を頁内及び文書内で指定しているが
、頁及び文書を変更する場合にはキーボード１ｂにより
所定のキーを押下することにより行うことが可能である
。

以上のように、本実施例によれば、検索した文字列を指
定文字列として限定できない場合に、文字種あるいは文
字属性に何らかの特徴があればこれを検索情報として検
索を行えるため、オペレータの負担を軽減することがで
きる。

例えば英数字の文字ピッチを全て縮小する時、従来の方
式では検索が行えないため、オペレータが肉眼で英数字
を捜さなければならなかったが、本実施例の方式では“
英数字”という文字種を検索情報として検索が行える。

また、文書のスタイル統一のために、既に複数の種別で
かけた網かけの種別を統一する時、本実施例の方式では
“網かけ”という属性をもとに検索を行うため、オペレ
ータが肉眼で捜す必要がなくなる。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように、本発明によれば、文字種及
び文字属性に関する情報を格納するテーブルを設け、文
字種又は文字属性の指定情報を含む入力情報に基づいて
、指定された文書内の文字とテーブルの内容とを比較照
合することにより該当する文字を検索できるように構成
したので、文字列等で指定できない場合でも、文字種又
は文字属性による指定により文字の検索が可能となる。

従って、文書の校正及び編集を容易かつ迅速に行うこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す要部構成図、第２図（
ａ）　ｔ　（ｂ）は本実施例の検索メニューと属性検索
フオームの一例を示す図、第３図は属性検索処理を示す
フローチャート、第４図及び第５図は従来方式の説明図
である。 １ａ・・・マウス、　　　　　１ｂ・・・キーボード。 ２・・・検索情報記憶部、　　３　・・・検索処理部、
４・・・文書ファイル、　　　５・・・表示部。 （ｂン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 検索に必要な情報を入力する入力部と、該入力部からの
   入力情報を記憶する第１の記憶部と、文書を記憶する第
   ２の記憶部と、前記入力情報に基づいて、前記文書中の
   該当する文字を検索する検索処理部と、前記入力情報及
   び検索結果を表示する表示部とを備えた文書作成装置の
   文学検索方式において、 第１の記憶部に予め設定された文字種及び文字属性に関
   する情報を格納するテーブルを設け、前記検索処理部は
   文字種及び文字属性を指定する情報を含む入力情報に基
   づいて、指定された文書中の文字と前記テーブルの内容
   を比較照合することにより文字の検索を行うことを特徴
   とする文字検索方式。