JPH01147235A - ファン装置 - Google Patents

ファン装置

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Publication number
JPH01147235A
JPH01147235A JP62303237A JP30323787A JPH01147235A JP H01147235 A JPH01147235 A JP H01147235A JP 62303237 A JP62303237 A JP 62303237A JP 30323787 A JP30323787 A JP 30323787A JP H01147235 A JPH01147235 A JP H01147235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
noise
phase
sound
sounding device
Prior art date
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Pending
Application number
JP62303237A
Other languages
English (en)
Inventor
Michimasa Yamaguchi
山口 道征
Shosuke Suzuki
鈴木 昭介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP62303237A priority Critical patent/JPH01147235A/ja
Publication of JPH01147235A publication Critical patent/JPH01147235A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り皇」1夏u1注1 本発明は、ファンの発する騒音を低減させるファン装置
に関する。
とその、:1 戸 近年、事務所、住宅等において空調および換気のために
多くのファンが使用されるようになり、これらのファン
から建物の内外に向って放散される騒音が問題になって
いる。また、各種の0Ata器、コンピュータ等にも放
熱のためにファンが設りられており、これらのファンか
ら室内に放出される騒音も大きな問題となっている。
ファンのitを低下させれば騒音は低下するが、これで
はファン本来の機能が不満足なものとなるのを避けられ
ない。従って、従来、ファンの騒音低減を図るためには
、音源であるファンのモータあるいは羽根の形状に種々
の工夫がなされて来たが、いまだ十分な低騒音ファンは
得られていない。
一方、ファン騒音の低減のために遮音あるいは吸音とい
った方策がとられているが、これにはファンの近傍にダ
クト状あるいは塀状の遮(吸)音体を設けなければなら
ないので、スペースを必要とし、前記したような事務所
、住宅用もしくはOA機器、コンピュータ用として適し
た軽量、小型で十分な風量を有する低騒音ファンを得る
ことは困難で、かつ意匠面からも問題がある。
従って本発明は、大きなスペースを必要とせず、小型、
軽量で、かつファン本来の機能を損うことなく、大きな
騒音低減が可能なファン装置を得ようとするものである
隔 Jを 決するための手 および このため、本発明のファン装置は、ファンと、該ファン
の近傍に配設され該ファンからの騒音を検出する騒音受
信手段と、前記ファンに関し該ファンからの騒音を低減
させようとする側に配設された発音体と、前記騒音受信
手段により検出された音信号の位相を変える位相変換手
段と、該位相変換手段により位相を変換された信号に基
づいて前記発音体を駆動する駆動手段とから成っている
本発明によれば、ファンの近傍に配設された騒音受信手
段が該ファンからの騒音を検出して該騒音に応じた音信
号を発生する。この音信号は位相変換手段により逆位相
またはこれに近い位相の信号に変換されて駆動手段に出
力され、駆動手段はこの信号に基づいて発音体を駆動し
音を発生させる。従って発音体が発する音はファンが発
する騒音と位相を逆にするので、両方の音が干渉して相
殺され、ファンから発音体が設置されている側に向かう
騒音が著しく低減する。発音体はファンに関し該ファン
からの騒音を低減させようとする側に設けられ、例えば
ファンの吸込側において騒音が問題となる場合には吸込
側に、ファンの吐出側において騒音が問題となる場合に
は吐出側に設cノられる。
支−五一旦 第1図は本発明の一実施例を示し、ファン1が壁2に設
けられている。壁2は例えば建物の室内[A]を戸外[
B]から仕切る壁で、ファン1は室内[A]の空気を戸
外[B]に吸出して室内[A]の換気を図る換気扇であ
る。ファン1自体は周知の構造のものであり、枠3内で
羽根4がモ−95により駆動されて回転する。6はモー
タ5を枠3に連結するとともに羽根4がらの排風を整流
する案内羽根である。
ファン1は吸込側[A]がら空気を取り入れ、吐出側[
B]へ放出し、換気、放熱等の機能を果すが、羽根4の
回転および空気流により騒音を発生ずる。この騒音は[
A ]’、” [B ]両側へ向って放散されるが9本
実施例は吐出側[B” ]における騒音を低減させよう
とするものであり、吐出側[B]にファン1に近接させ
てマイクロフォンフ等の騒音受信手段が設置されている
。そしてさらにその後方にセラミック圧電スピーカ8か
ら成る発音体が適当な支持体9に固着されて配設されて
いる。
セラミック圧電スピーカ8は第2図および第3図に示す
ように円板状の外周部を環状の枠部材11が支持し、金
属薄板10の両面もしくは片面にチタン酸ジルコン酸鉛
等の圧電セラミック12が貼付され、金属薄板10の表
面には電極13が蒸着等の手段によりコーティングされ
ている。電極13および金属薄板10には電線14の端
部が固着され、圧電セラミックが両面に貼着されている
場合、両面の電極どうしは金属薄板10を絶縁されて貫
通する電線15によって接続されている。このセラミッ
ク圧電スピーカ8は圧電セラミック12に交流電圧を印
加ず   ゛ることによる圧電効果により金属薄板10
が屈曲振動して発音するもので、金属薄板10の外径が
35 mm程度の小型、軽量のスピーカである。
前記マイクロフォン7の出力導線16とセラミック圧電
スピーカ8の入力導線17とは第1図に示すように制御
回路18を介して接続されており、該制御回路18には
後述する位相変換手段19と駆動手段20とが含まれて
いる。
第4図に制御回路18の一例を示す。この制御回路はア
ナログ方式の回路で、マイクロフォン7によって検知さ
れたファン騒音が音信号として前記出力導線16を経て
制御回路18に入力される。この信号は先ず4測アンプ
21により増巾された後バンドパスフィルタ22を経て
、前述の位相変換手段を構成する遅延回路23に入力さ
れ、該遅延回路23により位相が遅らされ、略逆位相に
近い信号に変換される。そして増巾器20により増巾さ
れ、その出力が前記入力導線17を経てセラミック圧電
スピーカ8に送られてセラミック圧電スピーカ8が駆動
される。すなわち増巾器20はセラミック圧電スピーカ
8を駆動する駆動手段を構成する。増巾器20の増中度
はセラミック圧電スピーカ8の発する音のレベルがファ
ン1の騒音のレベルとほぼ等しくなるように調節される
かくしてセラミック圧電スピーカ8からはファン1の騒
音とほぼ逆位相でかつレベルがほぼ等しい音が放出され
、この音とファン騒音とは互いに干渉して相殺されるの
で、ファン1の吐出側[B]における騒音は著しく低減
する。
第5図は上記アナログ方式の制御回路18と同効のディ
ジタル方式の制御回路18を示し、マイクロフォン7か
らの音信号が前記制御回路18と同様に計測アンプ21
によって増巾された後、ローパスフィルタ24およびA
/D変換器25を経て位相変換手段であるディジタルフ
ィルタ26に送られ、次いでD/A変換器27およびロ
ーパスフィルタ28を経て前記制御回路18と同様な増
巾器2oに送られる。広帯域への効果を考慮した場合に
はかがるディジタル制御系の方が望ましい。
第6図はファン1の吸込側[A]においてファン騒音が
問題となる場合の本発明装置の配置例を示し、マイクロ
フォン7およびセラミック圧電スピーカ8が吸込側[A
]に設けられている点を除いては、前記第1図の実施例
と全く同様である。
なお、第1図および第6図においてマイクロフォン7は
ファン1に関してセラミック圧電スピーカ8と同じ側に
設置されているが、ファン1の騒音は[A]側、[B]
側のいずれにおいても類似したスペクトル性状を有して
いるので、マイクロフォン7はセラミック圧電スピーカ
8とは無関係にファン1のいずれの側に配設してもよい
第7図はOA機器、コンピュータ等、ケーシングカバー
で囲まれた機器に本発明を適用した例を示し、前記と同
様なファン1がカバー29に設(プられ、該ファン1に
より内部[A]の熱を外部[B]に放出するようになっ
ている。この場合には当然外部[B]における騒音が問
題になるので、セラミック圧電スピーカ8はファン1に
関して外部側に設けられている。セラミック圧電スピー
カ8は前記のように小型、軽量であるので、ファン1自
体の静止部分例えば図示にように枠3に固定されたモー
タ5の端面に取付けることができ、このようにしてファ
ン装置全体を小型にしてOA機器等に適合したものとす
ることができる。マイクロフォン7はカバー29の内部
に設置され、該マイクロフォン7とセラミック圧電スピ
ーカ8とが前記と同様な制御回路18を介して接続され
ている。このファン装置はファン騒音を有効に低減させ
るだけでなく、機器の外観にほとんど影響を与えないの
で、意匠的な観点からも好適である。
発音体としては、周波数特性と発音パワーが十分であれ
ば、通常のダイナミック形スピーカを使用することもで
きるが、軽量でかつ薄形といった適用上の問題から前述
のようなセラミック圧電スピーカ8が望ましい。
次に、本発明の効果を確認するために行った実験の結果
について述べる。
ファン1とL/ T ハROTRON社製+7)CEN
TAURMODELCT 3355Aを用い、第8図に
示すように、このファン1の吐出側後方60調の位置に
マイクロフォン7を設置してファン1を回転さゼ、マイ
クロフォン7からの信号をB&l’J:製計測アンプ2
607で増幅し、この信号を遅延回路23を用いて適宜
位相を調節した後、バンドパスフィルタ22で、ファン
騒音のスペクトルの特徴にあわせ特に問題となる455
Hz 、 680Hz 、 905Hz  (第9図参
照)を中心とした周波数バンドに分割した後、増巾器2
0でレベルを調節してセラミック圧電スピーカ8に入力
した。セラミック圧電スピーカ8はファン1から335
#離れた位置に設置した。
そしてファン1から690媚離れた点に設けた評価用マ
イク30で該点における騒音を検出し、計測アンプ31
で増巾した後周波数分析器32で分析した。
その結果を第9図に示す。第9図において上方の曲線a
はファン1が発する本来の(未制御状態での)騒音のス
ペクトルを示し、横軸は周波数、縦軸は音圧レベルを表
わす。下方の曲線すは上記騒音の音圧レベルと制御シス
テムを作動させた場合の評価用マイク30で検出した音
圧レベルとの差を示し、これにより特に問題となる45
5Hz 、 680Hz 。
905Hzの騒音が7〜13dB減少し、ファン1の特
に気になる騒音が大きく低下したことが分る。
また、上記と同じファン1を、第10図に示すように、
ケーシングを形成する箱33に取り付け、この箱33の
内部、ファン1から60mmの点にマイクロフォン7を
設置し、第8図と同様な制御回路を用いて位相、レベル
を調節し、ファン1の中央部に固定したセラミック圧電
スピーカ8に入力を与え、ファン騒音の消去を試みた。
この時は905Hzのみを対象としたが前記実験と同様
に10dBの減音効果が得られた。
光I四と1果 以上の通り、本発明によるファン装置は、ファンと、該
ファンの近傍に配設され該ファンからの騒音を検出する
騒音受信手段と、前記ファンに関し該ファンからの騒音
を低減させようとする側に配設された発音体と、前記騒
音受信手段により検出された音信号の位相を変える位相
変換手段と、該位相変換手段により位相を変換された信
号に基づいて前記発音体を駆動する駆動手段とから成る
ので、従来極めて困難であったファンの騒音の低減が、
ファン本来の機能を低下させることなく達成でき、しか
もこのファン装置は小型、軽量かつ低コストである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略図、第2図はセラ
ミック圧電スピーカの断面図、第3図は同スピーカの平
面図、第4図は制御回路の一例を示すブロック図、第5
図は他の制御回路例を示すブロック図、第6図および第
7図はそれぞれ本発明の他の実施例を示す第1図と同様
な図面、第8図は本発明の効果を確認するために行った
実験装置を示すブロック図、第9図は同実験の結果を示
す線図、第10図は他の実験例を示す概略図である。 1・・・ファン、2・・・壁、3・・・枠、4・・・羽
根、5・・・モータ、6・・・案内羽根、7・・・マイ
クロフォン(騒音受信手段)、8・・・セラミック圧電
スピーカ(発音体)、9・・・支持体、10・・・金属
薄板、11・・・枠部材、12・・・圧電セラミック、
13・・・電極、14.15・・・電線15.16・・
・出力導線、17・・・入力導線、18・・・制御回路
、19・・・位相変換手段、20・・・増巾器(駆動手
段)、21・・・計測アンプ、22・・・バンドパスフ
ィルタ、23・・・遅延回路(位相変換手段)、24・
・・ローパスフィルタ、25・・・A/D変換器、26
・・・ディジタルフィルタ(位相変換手段)、27・・
・D/A変換器、28・・・ローパスフィルタ、29・
・・カバー、30・・・評価用マイク、31・・・計測
アンプ、32・・・周波数分析器、33・・・ケーシン
グ(カバー)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ファンと、該ファンの近傍に配設され該ファンか
    らの騒音を検出する騒音受信手段と、前記ファンに関し
    該ファンからの騒音を低減させようとする側に配設され
    た発音体と、前記騒音受信手段により検出された音信号
    の位相を変える位相変換手段と、該位相変換手段により
    位相を変換された信号に基づいて前記発音体を駆動する
    駆動手段とから成るファン装置。
  2. (2)前記発音体がセラミック圧電体である特許請求の
    範囲第1項記載のファン装置。
  3. (3)前記ファンがカバー部材の内部の放熱、換気のた
    め該カバー部材に取付けられ、前記騒音受信手段が前記
    カバー部材の内部に配設され、前記発音体が前記カバー
    部材の外側に面した前記ファンの静止部分に取付けられ
    ている特許請求の範囲第1項または第2項記載のファン
    装置。
JP62303237A 1987-12-02 1987-12-02 ファン装置 Pending JPH01147235A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738155U (ja) * 1991-09-30 1995-07-14 日本パイオニクス株式会社 簡易冷却袋
WO2011052088A1 (ja) * 2009-11-02 2011-05-05 三菱電機株式会社 騒音制御システム、並びに、それを搭載したファン構造体及び空気調和機の室外機

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