JPH07312792A - 天井取付拡声器 - Google Patents

天井取付拡声器

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JPH07312792A
JPH07312792A JP5064039A JP6403993A JPH07312792A JP H07312792 A JPH07312792 A JP H07312792A JP 5064039 A JP5064039 A JP 5064039A JP 6403993 A JP6403993 A JP 6403993A JP H07312792 A JPH07312792 A JP H07312792A
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JP
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sound
passage
sound energy
loudspeaker
piston
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JP5064039A
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Daniel Queen
ダニエル・クイーン
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Sonic Systems Inc
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/32Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only
    • H04R1/34Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by using a single transducer with sound reflecting, diffracting, directing or guiding means
    • H04R1/345Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by using a single transducer with sound reflecting, diffracting, directing or guiding means for loudspeakers
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/02Casings; Cabinets ; Supports therefor; Mountings therein
    • H04R1/025Arrangements for fixing loudspeaker transducers, e.g. in a box, furniture
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2201/00Details of transducers, loudspeakers or microphones covered by H04R1/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/02Details casings, cabinets or mounting therein for transducers covered by H04R1/02 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/021Transducers or their casings adapted for mounting in or to a wall or ceiling

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、幅広い角度に亙って音適用範囲
を設ける天井取付拡声器を目的とする。 【構成】 この発明は、発生された音エネルギーをホー
ンに向かって上方に指向するピストンを有する拡声器駆
動装置により生じた音エネルギーのための適用範囲の幅
広い包含される角度を設けるようラジアルホーンとして
作用する壁を有する上および下音指向構造を備えた天井
取付拡声器を特徴とし、下音指向構造はラジアルホーン
の出力側の口部から出る音エネルギーの少なくとも幾ら
かの回析通路を形成する大きさに形成された連続し且つ
回析装置として作用する凸状底部を有し、ラジアルホー
ンと凸状底部が聞く人の位置で大きな制限された水平面
内にほゞ均一な大きさの音を生じる音エネルギーの扁円
回転楕円面を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は天井取付拡声器、特に
平面視聴領域における均一な音作動範囲の幅広い包含角
度を設ける拡声器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配分されたページングおよび音楽装置の
拡声器は部屋や通路の天井にしばしば設けられ、構造的
空間の戻り空気室の吊下げ天井囲いに度々取付けられ
る。この様な拡声器は天井の構造的一体性を壊すため
に、これら拡声器は、建築基準、特に火災や煙の保護に
関する建築基準に一般に従わねばならない。
【0003】平面視聴領域に亙って均一な音(特に、拡
声器の面に垂直な中心垂直軸心から離れて人が動く時の
耳の高さの均一な音作動範囲)を設けるために、垂直軸
心からの作動範囲角度は、特に1400〜5600ヘル
ツの音声の理解できる範囲内の音の大きさが、平面視聴
領域内の垂直軸心に対して、例えば離れる方向に人が水
平方向に動く時に耳の高さで十分に変化してはならな
い、すなわち低下してはならない様にしなければならな
い。理想的には、拡声器指向型は扁円または球形であ
る。
【0004】一般的な天井取付拡声器は床に面している
通常のコーン型拡声器で、天井空間内のコードコンプラ
イアンスを設ける金属箱内に収納された金属グリルに拡
声器が取付けられる。この様な組体は、約90〜120
°の包含された適用範囲角度に亙って下方を向いたコー
ン形(円錐形)の音エネルギーを形成する。従って、
3.6メートル(12フィート)の天井とすると、拡声
器組体は、拡声器組体の面(すなわち、底部)に垂直な
中心垂直軸心から約2.1メートル(7フィート)の半
径の適用範囲を設けることが出来る。従って、所要の適
用範囲(適用範囲縁部にて適宜な重なり合いを持った)
を設けるために、拡声器は約3.6メートル(12フィ
ート)以上離れることなく天井に取付けられねばならな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】適用範囲角度を拡張す
る試みにおいては、幾つかの通常の天井取付拡声器は拡
声器組体の面の下に設けられた反射装置と結合される。
併し、拡声器によって生じられる音が多過ぎると、適用
範囲角度を拡張する十分な効果を有するよう音のための
反射装置の回りに回析することが知られている。
【0006】通常のラジアルホーン型拡声器を天井に取
付けると、この様な拡声器は使用中に完全に満足できる
ことを示さない。この様なラジアルホーン型拡声器は所
要される幅広い角度の適用範囲を設けるが、人が拡声器
軸心に向かって拡声器の直接下を移動する時に、適用範
囲内の音の大きさが耳の高さで大体均一でなく、相当低
減される。
【0007】従って、この発明の目的は、幅広い角度に
亙って音適用範囲を設ける天井取付拡声器を提供するこ
とにある。
【0008】この発明の別の目的は、平面視聴領域に亙
ってほゞ均一な音適用範囲を設ける天井取付拡声器を提
供することにある。
【0009】この発明の他の目的は、必要とされる通常
のコーン形天井取付拡声器の数に対して与えられた領域
の適用範囲に必要な拡声器の数を低減する様な拡声器を
提供することにある。
【0010】また、この発明の別の目的は、火災と煙に
関する建築基準に応じるよう1つだけの部材が必要であ
る種々な部材から成る拡声器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の上述の関連し
た目的は、拡声器の下の平面内の音エネルギーの配分を
設ける天井取付拡声器において得られることがいま見出
された。拡声器は音エネルギー源と音エネルギー源を支
持するハウジングとを有している。ハウジングは、音エ
ネルギー源によって生じられた音エネルギーをハウジン
グの外に指向すべく出来る通路と、通路から出る音エネ
ルギーの少なくとも一部を回析してハウジングの垂直軸
心に向かって指向する底壁とを有し、これによって拡声
器から放射方向下方への音エネルギーの配分を形成する
ように成っている。好適には、通路は、ラジアルホーン
を形成するよう形造られた対向する壁を有し、底壁はハ
ウジングの下面に回析装置を設けるよう形成されてい
る。
【0012】特に、この発明は拡声器からの音エネルギ
ーの均一な分布を生じる天井取付拡声器を含んでいる。
拡声器は、第1の壁を有する第1音指向構造と、第2の
壁を有し且つ第1音指向構造に連結された第2音指向構
造とを備えている。第1および第2の壁は音エネルギー
の流れを指向するよう両壁の間に通路を形成し、第2音
指向構造は、通路から出る音エネルギーの少なくとも幾
らかを拡声器の中央垂直軸心に向ける回析通路を形成す
る底壁を有している。拡声器駆動装置は作動に応答して
音エネルギーを生じるべく第2音指向構造内に設けられ
ており、音エネルギーが通路を通り底壁に沿って指向さ
れて拡声器を取り囲む音エネルギーの一層均一な分布を
生じるように成す。
【0013】この発明の推奨実施例において、拡声器は
第1の上音指向構造と第2の下音指向構造と拡声器駆動
装置とを有している。上音指向構造は第1の軸方向、す
なわち上方への音エネルギーの伝達を制限すべくほゞ垂
直な軸心周りの第1回転面の形を大体成しており、下音
指向構造は第2の軸方向、すなわち下方への音エネルギ
ーの音エネルギーの伝達を制限すべく軸心周りの第2回
転面の形を大体成している。上および下音指向構造は軸
方向の音エネルギーの伝達を制限する壁を有して、これ
ら壁は音エネルギーの流れを指向するよう壁の間に通路
を形成する。通路の入口端部の壁は音発生ピストンの主
作動方向に大体平行で、この通路は通路の入口端部から
出口端部に向かって断面積が大体拡大している。また、
下音指向構造は、通路の出口端部から出る音エネルギー
の少なくとも幾らかの回析通路を形成するよう形成され
た大きさの連続する凸状面の形の底壁を好適に有してお
り、これによって拡声器の周りの音エネルギーの一層均
一な配分を生じる。
【0014】凸状底壁と下音指向構造の壁は囲いを形成
している。囲い内に設けられた拡声器駆動装置は、音エ
ネルギーを生じてこの音エネルギーを第1の軸方向、す
なわち上方に指向するピストンを有している。上音指向
構造の少なくとも一部は下音指向構造内にて頚れてお
り、ピストンと協同する面との間に沿って通路内に軸心
から離れてピストンより音エネルギーを押しやるようピ
ストンと協同すべく十分近接してピストンの一部と向か
い合うべく軸を横切る面を有している。この協同する面
と下音指向構造は、ピストンと向かい合い且つ協同する
面と入口端部と向かい合うピストンからだけ出る音エネ
ルギーを受けるよう形成された通路に対して入口端部を
形成している。
【0015】通路はラジアルホーンとして作用し、凸状
底壁は下方を向いた回析装置として作用して、聞く人の
位置の大きく限定された水平面内にほゞ均一な大きさの
音を生じる音エネルギーの扁円回転楕円面を一緒に形成
している。
【0016】推奨実施例において、囲いは球形または扁
円回転楕円面である。
【0017】凸状底壁は単一の連続する曲面を有し、囲
いを回転して低周波数レスポンスを改善するよう軸心周
りに孔を好適に形成している。拡声器駆動装置のピスト
ンは断面積が通路の入口端部の喉部に等しく、拡声器駆
動装置は位相プラグを省略し、ダンパーグリルクロスが
ピストンと通路の入口端部の中間に設けられている。
【0018】この発明の上述の概略的説明と他の目的と
特長と利点は、添付図面に関連して行われるこの発明の
図示の推奨実施例に就いての以下の詳細な説明から十分
明確に理解されよう。
【0019】
【実施例】図面、特に図1をいま参照するに、同図には
この発明に従った天井取付形の拡声器10が示されてい
る。拡声器10は、一軸方向の音エネルギーの伝達を抑
制する第1の上音指向構造12と、別の軸方向の音エネ
ルギーの伝達を抑制する第2の下音指向構造14とを有
する。特に、第1の上音指向構造12は垂直軸心周りの
第1の回転面の形状を大体成していて上方の音エネルギ
ーの伝達を抑制し、第2の下音指向構造14は垂直軸心
周りの第2の回転面の形状を大体成しており下方の音エ
ネルギーの伝達を抑制する。上音指向構造12は垂直軸
心周りの音エネルギーの上方への伝達を抑制する壁22
を形成しており、下音指向構造14は垂直軸心周りの音
エネルギーの下方への伝達を抑制する壁24を形成して
いる。従って、壁22、24は、垂直軸心から外方に音
エネルギーの流れを向けるよう垂直軸心周りに360°
延びる通路26(図2参照)を形成している。
【0020】図2と図3を同様にいま参照するに、通路
26の入口端部、すなわち喉部26aの壁は音エネルギ
ーの主伝達方向に大体平行あり、通路26は通路26の
入口端部、すなわち喉部26aから出口端部の口部26
bに向かって断面が大体大きく成っている。壁22、2
4の間隔は指数式の様な双曲線式に従った通路26の面
積の制御された拡大を成すよう選ばれる。図2の音波W
により示される様に、通路26は、拡声器の中央垂直軸
心から幅広い適用範囲角度でホーンから放射状にホーン
しゃ断周波数の上に音エネルギー周波数を伝える。上述
した様に、上および下音指向構造12、14は、比較さ
れる天井取付直線またはコーン型拡声器によって得られ
るよりも大きな適用範囲の所要の幅広い角度を成す通常
のラジアルホーンと同様に作用する通路26を形成す
る。説明した型のラジアルホーンは拡声器技術において
は良く知られており、この様なラジアルホーンの構造、
例えば形状、寸法、材料等に就いての詳細はこゝに記載
しない。
【0021】拡声器駆動装置40は、例えばねじ42に
よって下音指向構造14に固着され、電気回路ワイヤ4
4(図3参照)を介して電気的に附勢される。拡声器駆
動装置40は、附勢に応答して音エネルギーを発生して
軸方向上方に指向する往復動可能なピストン、すなわち
ダイヤフラム30を有する。拡声器駆動装置40のピス
トン、すなわちダイヤフラム30は比較される寸法の圧
縮ホーンに使用されるピストンよりも大きく、通路26
の口部26bからの音エネルギー出力がしゃ断周波数の
上に在る周波数としゃ断周波数の下に在る音エネルギー
周波数を含むことを確実にする。
【0022】ホーンしゃ断周波数の下に在る音エネルギ
ー放射を確実にするために、拡声器10は位相プラグが
好適に設けられないのが明らかであろう。従って、非位
相通路入力側の喉部26aの使用で生じる音エネルギー
相殺効果を緩和するようピストン、すなわちダイヤフラ
ム30と通路入力側の喉部26aの中間の拡声器駆動装
置40の前または上面を横切ってダンパーグリルクロス
46が好適に設けられる。また、拡声器駆動装置40
と、通路入力側の喉部26aを形成する下音指向構造1
4の隣接面との中間に駆動ガスケット48を設けること
が出来る。
【0023】拡声器駆動装置40は一対の取付ねじ42
によって下音指向構造14に取付固着されて、この下音
指向構造14が3つの取付ねじ50によって上音指向構
造12に取付固着される。上音指向構造12、従って、
拡声器10全体は複数個の天井取付ブラケット56によ
って天井54に取付けでき、この様な天井取付ブラケッ
ト56の1つだけが図2に示されている。上音指向構造
12はボルト58によって各天井取付ブラケット56に
取付けられ、各天井取付ブラケット56はボルト60に
よって天井54に取付けられる。
【0024】もし、必要で且つ有効ならば、天井54に
図2に鎖線で示される同一面に合わせる取付アダプタ6
4を設けることが出来るので、上音指向構造12の周辺
取付リム66の上方の拡声器10部分(上音指向構造1
2の大部分と下音指向構造14の少なくとも一部分を含
む)は取付アダプタ64内に隠される。併し、下音指向
構造14を上音指向構造12に取付けたり、上音指向構
造12を天井54に取付けるために拡声器の駆動装置4
0を下音指向構造14に取付けるべく他の部材を使用で
きることが拡声器の当業者には明らかであろう。
【0025】上音指向構造12の中央部70は下音指向
構造14内に、すなわち通路26の喉部26a内に収め
られており、ピストン30と協同する面72の間にピス
トン30に沿って通路26内に垂直軸心から離れてピス
トン30からの音エネルギーを押しやるようピストン3
0と協同すべく十分密接してピストン30の一部の方に
面した軸心を少なくとも部分的に横切る面72を有して
いる。この協同する面72と下音指向構造14はピスト
ン30と向かい合った通路の入口端部、すなわち喉部2
6aを形成し、協同する面72と喉部26aと向かい合
うピストン30の部分から単独に放出される音エネルギ
ーを受けるよう出来る。
【0026】好適に連続し凸状に成った底壁80を下音
指向構造14が有するのがこの発明の特長の1つであ
る。底壁80は、通路出口側の口部26bから出る音エ
ネルギーの少なくとも一部の回析通路を形成する大きさ
に構成されている。底壁80はねじ82によって下音指
向構造14に壁24に固着され、これによって拡声器駆
動装置40が設けられる囲い90を形成している。好適
には、底壁80は単一の波形でない連続した曲面をして
いる。
【0027】底壁80は、囲い90を回転できる共に低
周波数特性を改善するよう垂直軸心周りに孔口84を有
する。拡声器10の垂直軸心に近接した孔口84の配置
は、孔口84を除いて滑らかで邪魔の無い連続した状態
の底壁80によって何等妨げられない。
【0028】図2に示される様に、ラジアルホーン、す
なわち通路出口側の口部26bから出る音エネルギーの
少なくとも幾らかの音通路は回析によって囲い90の底
壁80の周りを垂直軸心(すなわち、拡声器10の直接
下を)に向かって連続する。この回析通路はラジアルホ
ーン通路だけよりも効果が少ないために、拡声器の下の
放射は通常の下方を向いたコーン形装置によるよりも小
さい。併し、通路出口側の口部26bから垂直軸心より
離れて位置する聞く人の耳までの移動通路に対して、底
壁80から拡声器10の下に直接位置する聞く人の耳ま
での音エネルギーの短い距離の移動通路は、ラジアルホ
ーン通路だけに対する回析通路が加わったラジアルホー
ンの低効率を補償する。更に、任意の孔口84からの音
エネルギーは音エネルギーの低いバス周波数を補償し
て、拡声器10の拡声器駆動装置40の背後または底部
から漏出する音エネルギーの通路を形成する。従って、
通路26(ラジアルホーンとして作用する)と底壁80
(下方を向いた拡声器として作用する)は互いに協同し
て、聞く人の位置の大きく制限された水平面内のほゞ均
一な大きさの音を生じる音エネルギーの扁円回転楕円面
を生じるよう成す。
【0029】理論的に、この発明に従った理想的な拡声
器10は、平らな壁22を有する上音指向構造12と、
球状を成した囲い90と協同する。この様な実施例にお
いて、平面音波は駆動装置によって形成され、この平面
音波はホーンから出て囲い90により形成される球形の
周りを回析、すなわち湾曲して球形と成る。適用範囲の
角度の制限だけが拡声器の寸法を決め、寸法における上
限ではないことが明らかである。拡声器の最小寸法はホ
ーンしゃ断周波数以上である1400ヘルツ以上の全音
声周波数範囲を可能にするものである。
【0030】併し、実施事項として、拡声器の寸法と形
状は通常建築物に機械的および視覚的に容認できる考え
によって調整されねばならない。従って、推奨実施例に
おいて、囲い90は球形ではなく、実質的に平らな凸状
底部80を有する扁円回転楕円面である。図示の設計は
約150°の適用範囲の包含される角度を設ける。従っ
て、3.6メートル(12フィート)の天井において、
通常のコーン形拡声器は約2.1メートル(7フィー
ト)半径の適用範囲を形成するが、この発明に従った拡
声器10は通常の拡声器の約3倍の6.6メートル(2
2フィート)半径の適用範囲を形成する。従って、この
発明に従った拡声器10によって、1つの室には1/9
の数の拡声器が必要で、狭い通路では1/3の数の拡声
器が必要である。
【0031】この発明の拡声器10の別の利点は、上音
指向構造12だけが天井空間の建築基準に従わねばなら
ないだけで、下音指向構造14(および拡声器駆動装置
40も)は従わなくても良いことである。
【0032】要約すると、この発明は、広い角度に及ぶ
音の適用範囲だけでなく意図された聴取領域面に亙るほ
ゞ均一な音の適用範囲を形成する天井取付拡声器を設け
るものである。この発明の拡声器は、必要とされる通常
のコーン形天井取付拡声器の数に対して与えられた面積
の適用範囲に必要な拡声器の数を減少し、火災と煙の保
護に関する建築基準に種々な部材の1つだけが従わなけ
れば成らないだけである。
【0033】この発明の推奨実施例が図示説明された
が、種々な変更と改良が容易に出来ることが当業者には
明らかであろう。従って、この発明の精神と範囲は広く
構成されるべきで、且つ添付の特許請求の範囲によって
だけ制限され、以上の説明によっては制限されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従った天井取付拡声器の概要図であ
る。
【図2】図1の2ー2線に沿った断面図である。
【図3】拡声器が天井から吊り下げて示され、天井取付
アダプタが鎖線で示されている図2の3ー3線に沿った
断面図である。
【符号の説明】
10 拡声器 12 上音指向構造 14 下音指向構造 22 壁 24 壁 26 通路 26a 入口端部 26b 出口端部 30 ダイヤフラム 40 拡声器駆動装置 44 電気回路ワイヤ 46 ダンパーグリルクロス 48 駆動ガスケット 54 天井 56 天井取付ブラケット 64 取付アダプタ 66 取付リム 80 底壁 84 孔 90 囲い

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)音エネルギー源、(B)音エネルギーを
    支持するハウジングであって、音エネルギー源によって
    生じられた音エネルギーをハウジングの外に指向すべく
    出来る通路と、通路から出る音エネルギーの少なくとも
    一部を回析してハウジングの垂直軸心に向かって指向す
    る底壁とを有し、これによって拡声器から放射方向下方
    への音エネルギーの配分を形成するように成ったハウジ
    ングを備えて成る天井取付拡声器。
  2. 【請求項2】 通路は、ラジアルホーンを形成するよう
    形造られた対向する壁を有し、底壁はハウジングの下面
    に回析装置を設けるよう形成されたことを特徴とする請
    求項1記載の天井取付拡声器。
  3. 【請求項3】 (A)第1の壁を有する第1音指向構造、
    (B)第2の壁を有し且つ第1音指向構造に連結され、第
    1および第2の壁が音エネルギーの流れを指向するよう
    両壁の間に通路を形成し、通路から出る音エネルギーの
    少なくとも幾らかを拡声器の中央垂直軸心に向ける回析
    通路を形成する底壁を有する第2音指向構造、(C)作動
    に応答して音エネルギーを生じるべく第2音指向構造内
    に設けられ、音エネルギーが通路を通り底壁に沿って指
    向されて拡声器を取り囲む音エネルギーの一層均一な分
    布を生じるよう成す拡声器駆動装置を備えたことを特徴
    とする、拡声器からの音エネルギーの均一な分布を生じ
    る天井取付拡声器。
  4. 【請求項4】 (A)1つの軸方向の音エネルギーの伝達
    を制限すべくほゞ垂直な軸心周りの第1回転面の形の第
    1音指向構造、(B)別の軸方向の音エネルギーの音エネ
    ルギーの伝達を制限すべく前記軸心周りの第2回転面の
    形を大体成す第2音指向構造、(C)囲い内に設けられ、
    音エネルギーを生じて前記1つの軸方向に音エネルギー
    を向けるピストンを有する拡声器駆動装置を備え、前記
    第1および第2音指向構造は軸方向の音エネルギー伝達
    を制限する壁を有し、これら壁は音エネルギーの流れを
    指向するよう壁の間に通路を形成し、通路の入口端部の
    壁は音発生ピストンの主作動方向に大体平行で、前記通
    路は通路の入り口端部から出口端部に向かって断面積が
    拡大し、前記第2音指向構造は通路の出口端部から出る
    音エネルギーの少なくとも幾らかの回析通路を形成する
    よう形成された大きさの連続する凸状底壁を有し、この
    凸状底壁と第2音指向構造の壁は囲いを形成し、第1音
    指向構造の少なくとも一部は第2音指向構造にて頚れて
    おり、ピストンと協同する面との間に沿って該通路内に
    軸心から離れてピストンより音エネルギーを押しやるよ
    うピストンと協同すべく十分近接してピストンの一部と
    向かい合うべく軸を横切る面を有し、前記協同する面と
    第2音指向構造は該ピストンと向かい合う通路に対して
    入口端を形成し且つ該協同する面と入口端部と向かい合
    うピストンからだけ出る音エネルギーを受けるよう形成
    されたことを特徴とする、音エネルギーを指向する天井
    取付拡声器。
  5. 【請求項5】 通路がラジアルホーンとして作用して凸
    状底壁が下方を向いた回析装置として作用して、聞く人
    の位置の大きく限定された水平面内にほゞ均一な大きさ
    の音を生じる音エネルギーの扁円回転楕円面を一緒に形
    成するように成ったことを特徴とする請求項4記載の天
    井取付拡声器。
  6. 【請求項6】 囲いが扁円回転楕円面であることを特徴
    とする請求項4記載の天井取付拡声器。
  7. 【請求項7】 囲いが球形であることを特徴とする請求
    項4記載の天井取付拡声器。
  8. 【請求項8】 囲いを回転して低周波数応答を改善する
    よう凸状底壁の軸心周りに孔が形成されたことを特徴と
    する請求項4記載の天井取付拡声器。
  9. 【請求項9】 凸状底壁に単一の連続する曲面が形成さ
    れたことを特徴とする請求項4記載の天井取付拡声器。
  10. 【請求項10】 ピストンの断面積が通路の入口端部の
    喉部に等しいことを特徴とする請求項4記載の天井取付
    拡声器。
  11. 【請求項11】 駆動装置は位相プラグを省略し、ダン
    パーグリルクロスがピストンと通路の入口端部の中間に
    設けられたことを特徴とする請求項4記載の天井取付拡
    声器。
  12. 【請求項12】 (A)1つの軸方向の音エネルギーの伝
    達を制限すべくほゞ垂直な軸心周りの第1回転面の形の
    第1音指向構造、(B)別の軸方向の音エネルギーの音エ
    ネルギーの伝達を制限すべく前記軸心周りの第2回転面
    の形を大体成す第2音指向構造、(C)囲い内に設けら
    れ、音エネルギーを生じて前記1つの軸方向に音エネル
    ギーを向けるべく通路の入口端部の喉部と断面が等しい
    ピストンを有し、位相プラグを省略する拡声器駆動装
    置、(D)ピストンと通路の入口端部の中間に設けられた
    ダンパーグリルクロスを備え、前記第1および第2音指
    向構造は入口端部の喉部からの音エネルギーの流れを指
    向するよう間に通路を形成する壁を有し、通路の壁は音
    発生ピストンの主作動方向に大体平行で、前記通路は通
    路の入口端部の喉部から出口端部に向かって断面積が拡
    大し、前記第2音指向構造は通路の出口端部から出る音
    エネルギーの少なくとも幾らかの回析通路を形成するよ
    う形成された大きさの連続する凸状底壁を有し、この凸
    状底壁と第2音指向構造の壁は偏円回転楕円面の形状の
    囲いを形成し、凸状底壁は囲いを回転して低周波数レス
    ポンスを改善するよう軸心周りに孔を形成しており、第
    1音指向構造の少なくとも一部は第2音指向構造にて頚
    れており、ピストンと協同する面との間に沿って該通路
    内に軸心から離れてピストンより音エネルギーを押しや
    るようピストンと協同すべく十分近接してピストンの一
    部と向かい合うべく軸を横切る面を有し、前記協同する
    面と第2音指向構造は該ピストンと向かい合う通路に対
    して入口端部の喉部を形成し且つ該協同する面と入口端
    部の喉部と向かい合うピストンからだけ出る音エネルギ
    ーを受けるよう形成され、これによって通路がラジアル
    ホーンとして作用し、凸状底壁が下方を向いた回析装置
    として作用して、聞く人の位置の大きく限定された水平
    面内にほゞ均一な大きさの音を生じる音エネルギーの扁
    円回転楕円面を一緒に形成するように成ったことを特徴
    とする、音エネルギーを指向する天井取付拡声器。
JP5064039A 1992-03-23 1993-03-23 天井取付拡声器 Pending JPH07312792A (ja)

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