JPH01146915A - コポリマー塗料組成物 - Google Patents

コポリマー塗料組成物

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JPH01146915A
JPH01146915A JP63270587A JP27058788A JPH01146915A JP H01146915 A JPH01146915 A JP H01146915A JP 63270587 A JP63270587 A JP 63270587A JP 27058788 A JP27058788 A JP 27058788A JP H01146915 A JPH01146915 A JP H01146915A
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JP
Japan
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parts
weight
acrylate
meth
monomer
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JP63270587A
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English (en)
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Jean-Luc Guillaume
ジャン−リュ・ギーローム
Veli J Koskelainen
ヴェリ・ユッカ・コスケライネン
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Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
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Publication date
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    • C08F220/10Esters
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、(メタ)アクリレートモノマー、酸モノマー
、および乳化作用のあるスルホアルキルモノマーを重合
した形で含む、改良された塗料組成物に関する。必要に
応じて、本ポリマーはモノビニリデン芳香族モノマーを
含んでもよい0本塗料組成物は、水性分散液として作製
され、そしてスルホアクリレートを含むのが好ましい。
(従来の技術) ポリマーの水性分散液(すなわちラテックス)は塗料と
して広く使用されており、特に紙用塗料、ペイント、お
よび他のタイプの保#li塗料や装飾塗料等の分野で広
く使用されている。ポリマー物質の安定な水性分散液を
得るためには、乳化剤または界面活性剤を加えなければ
ならない、という事実は当技術者にはよく知られている
。ポリマーの製造に際して、親水性部分を存するある特
定のモノマーを使用することができ、しかも水性分散液
における乳化と安定化に役立つ、ということも公知であ
る0例えば、1)E−A−2,160,381およびl
ll1!−A−2,213,756を参照、これらの参
照文献においては、スチレン−(メタ)アクリレートポ
リマー分散液を製造するのに(メタ)アクリルアミドモ
ノマーが使用されている(必要に応じて、この一部がス
ルホアルキルアクリレートモノマーで置き換えられる)
。しかしながら、WWしているアクリルアミドやメタク
リルアミドによる毒性の問題に加えて、上記したタイプ
のポリマーは、イオン安定性が改良されると一般には耐
湿性が低下し、また逆に耐湿性が改良されるとイオン安
定性が低下する、ということが見出されている。イオン
安定性と耐湿性との間のこうした二律背反は、従来から
の石ケン/界面活性剤による安定化分散液においては極
めて顕著である。
GB 1,489.494は、感圧接着剤用アクリレー
トベースポリマーの重合において、スルホアクリルアミ
ドモノマー乳化剤を使用することを開示している。 G
B 2,175,594には、コンクリートのラテック
ス変性に使用される(メタ)アクリレートラテックスの
種々の特性を改良するために、広範囲の不飽和スルホン
酸とその誘導体が開示されている。
米国特許第3,617.368号には、スルホアルキル
−タイプの七ツマ−と親水性モノマー(例えば、酸モノ
マー)を使用することによってバリヤー性、可撓性、ヒ
ートシール性、および接着特性を改良した塩化ビニリデ
ン−タイプのポリマーラテックスが開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、水性分散液の形態においては良好なイ
オン安定性を示し、耐摩耗性、耐湿性、耐蝕性、および
耐光性の優れた塗膜を形成するような(メタ)アクリレ
ートポリマー組成物を提供することにある0本発明の他
の目的は、上記の望ましい特性を有する塗料配合物を製
造するのに好適な水性ポリマー分散液を提供することに
ある。
本発明のさらに他の目的は、塗料配合物、塗膜、および
塗被された物品を提供することにある。
(課題を解決するための手段) この点において、本発明に従って水性分散液の形態のと
きのイオン安定性と塗膜にしたときの耐湿性とを同時に
改良したポリマー組成物が作製される。このようなポリ
マー組成物を使用すれば、光沢および/または耐蝕性に
関して改良された塗膜性能が得られる。
ある1つの態様においては、本発明は、(a) 0〜9
0重量部の少なくとも1種のモノビニリデン芳香族モノ
マー; (b) 9〜99重量部の(メタ)アクリレートモノマ
ー; (c)  0.2〜6重量部の少なくとも1種のエチレ
ン性不飽和カルボン酸;および (d−トー1zc−e(Br)B(σトドFew S 
浄Fr−トーーー−という式■ (式中、R,は−Hま
たはメチル基であり、R2は1〜5個の炭素原子を有す
る二価のヒドロカルビル基であり、Hは塩形成能のある
カチオンである)を有する、0.5〜5重量部の少なく
とも1種のスルホアルキル界面活性剤モノマーを重合し
た形で含み、このとき前記重量部が、(a)、(b)、
  (c)、および(d)を合わせた100重量部を基
準としている(メタ)アクリレートポリマー組成物であ
る。
他の態様においては、本発明は、改良された塗料配合物
および塗膜の作製用に好適な改良された水性ポリマー分
散液である。さらに他の11様においては、本発明は、
改良された塗料配合物、塗膜、および塗被された物品に
関する。
本発明によるポリマーは、当接術者に公知の重合法によ
って、特に公知のラテックス重合法によって製造するこ
とができる6代表的な重合法としては、米国特許第3.
575.913および3,563,946号、およびド
イツ特許公開第1 、905.256号各明細書(これ
らを参照の形で引用する)に記載の方法がある。必要に
応じてこれらの方法を一部変えて、公知のラテックス重
合原理に基づいて前述のモノマーを重合させることがで
きる。また、開始剤、連鎖移動剤、架橋剤、界面活性剤
、乳化剤、種ラテツクス物質等のような公知のラテック
ス重合助剤を、必要に応じて使用することもできる。
本発明に従って使用するのに適した重合可能なスルホア
ルキル界面活性剤用またば乳化用モノマーは、式■によ
って表されるモノマーである:)12C−C(R1)−
C(0)−0−1h−3Os−M    Iこのとき、
R7は−Hまたはメチル基であり、R2は1〜5個の炭
素原子を有する二価のヒドロカルビル基であり、dは塩
形成能のあるカチオンである。
これらのモノマーは当接術者には公知である0例えば、
GB特許842,563 i JP 77−001.7
33.およびDE3.440,790を参照。
上記したように本発明に従って特定のポリ7−にこれら
のモノマーを使用すると、非重合体である乳化剤成分お
よび/またはアクリルアミドモノマーのようなこれとは
別の重合可能な乳化剤成分を使用して得られる従来の塗
料組成物と比べた場合、イオン安定性、基材に対する湿
潤接着性、および耐湿性がバランスよく改良された塗料
組成物が得られることがわかった。上記式において、R
zが1〜3個の炭素原子を有していて、R1がメチル基
であるようなモノマーを使用するのが特に好ましいこと
が判明した。R2がgem−プロピル基(プロピル基の
第二炭素上に両方の原子価がある)であるようなスルホ
アルキルモノマーを使用するのが特に好ましい。Hにつ
いては、アルカリ金属および/またはアルカリ土類金属
が好ましい塩形成化保有カチオンであり、ナトリウム、
カリウム、またはカルシウムが特に好ましい。
これらのスルホアルキル界面活性剤モノマーは、本ポリ
マーの主要部分を形成するのに使用されるモノマーの1
00重量部を基準として0.5〜5重量部という掻めて
少ない量で使用しなければならない、使用量としては、
好ましくは0.5〜3重量部、さらに好ましくは1〜3
重量部、そして最も好ましくは1〜1.5重量部である
ことが判明している。
ベースポリマー組成物の作製には、当接術者に公知の1
種以上のモノビニリデン芳香族モノマーが使用される。
ここで言うモノビニリデン芳香族モノマーとは、 Ar−C(Rs)−CIh             
     Ifという弐■(式中、Arはフェニル、あ
るいはハロゲンおよび/または1〜4個の炭素原子を有
する1つ以上のヒドロカルビル基で置換されたフェニル
であり、R1は−Hまたは1〜4個の炭素原子を有する
アルキル基である)によって表される化合物である。こ
のようなモノマーの好ましい例としては、α−メチルス
チレンおよびオルト−、メタ−1および/またはバラ−
ビニルトルエン等があり、スチレンが最も好ましいモノ
ビニリデン芳香族モノマーである。
本発明のポリマー組成物は、さらに(メタ)アクリレー
トモノマーを重合した形で含む、ここで言う(メタ)ア
クリレートモノマーとは、アクリル酸および/またはメ
タクリル酸のアルキルエステル(このときアルキル基は
1〜20個の炭素原子を有する)である、これらのモノ
マーはラテックスポリマーの製造に対して公知の七ツマ
−であり、CHyaG(R4)−C(0)−0−Rs 
      mという式■(式中、R4は−Hまたはメ
チル基であり、R3は1〜20個の炭素原子を有する直
鎖状または技分かれ鎖状のアルキル基である)によって
表される。 Rsは好ましくは2〜8個の、さらに好ま
しくは4〜8個の炭素原子を含み、n−ブチル基および
/またはエチルヘキシル基が最も好ましい、 R4は好
ましくは−Hである。好ましいモノマーとしては、n−
ブチルアクリレートおよびエチルヘキシルアクリレート
等があり、n−ブチルアクリレートが最も好ましい。
本発明によるポリマーはさらに、少量の少なくとも1種
のエチレン性不飽和カルボン酸モノマーを重合した形で
含む、このようなエチレン性不飽和カルボン酸モノマー
としては、イタコン酸、フマール酸、アクリル酸および
/またはメタクリル酸等のような公知の重合可能な酸モ
ノマーがあり、ラテックス重合においてこれらの酸モノ
マーを使用することはよく知られている。メタクリル酸
および/またはアクリル酸(ここでは(メタ)アクリル
酸と記載する)をスルホアルキルモノマーと組み合わせ
て使用すると、水性分散液としてのイオン安定性と、こ
の水性分散液から作製される皮膜/塗膜の光沢、耐蝕性
、耐湿性との極めて良好なバランスが得られることが判
明した。従来技術による分散液では、通常これらの特性
のうちの1つが向上すると、他の特性の1つ以上が悪化
する。
メタクリル酸を使用するのが特に好ましい、なぜならメ
タクリル酸を使用すると、これらの塗料用ポリマーのイ
オン安定性と塗膜性能の最も改良されたバランスが得ら
れることが見出されているからである モノビニリデン芳香族モノマーおよび(メタ)アクリレ
ートモノマーが選定され、(メタ)アクリル酸およびス
ルホアルキル乳化用モノマーとの共重合によって大幅に
改良された分散安定性と物理的特性を有する所望の塗料
用ポリマーを作製するのに必要な量で使用される。得ら
れたポリマー組成物が、−30〜+100°Cの、好ま
しくは一30〜+40°Cの、さらに好ましくは0〜+
30℃のガラス転移温度(示差熱分析法により測定)を
有するように、モノビニリデン芳香族モノマーと(メタ
)アクリレートモノマーを選定するのが好ましい。
本ポリマーの製造において、モノビニリデン芳香族モノ
マーの使用量は、好ましくは0〜90重量部、さらに好
ましくは20〜60重量部、そして最も好ましくは40
〜50重量部であり; (メタ)アクリレートの使用量
は、好ま争くは9〜99重量部、さらに好ましくは38
.5〜78.5重量部、そして最も好ましくは48〜5
8重量部であり; (メタ)アクリル酸の使用量は、好
ましくは0.2〜6重量部、さらに好ましくは0.5〜
3M量部、そして最も好ましくは1〜2重量部である。
これらの重量部は、モノビニリデン芳香族モノマー、(
メタ)アクリレートモノマー、(メタ)アクリル酸モノ
マー、およびスルホアルキルモノマーが重合して最終的
に得られるポリマーの100重量部を基準としている。
本発明によるポリマーの製造に対しては、1種以上の少
量のエチレン性不飽和モノマーをさらに加えることもで
きる。このようなモノマーとしては、アクリロニトリル
やメタクリロニトリルのような不飽和脂肪族ニトリル;
および/または塩化ビニルおよび/または塩化ビニリデ
ン等がある。
しかしながら、これらのモノマーの使用量は、これらが
重合して組み込まれるポリマーの100重量部を基準と
してごく少量、すなわち通常は30重量部未満、好まし
くは20重量部未満、そして最も好ましくは10重量部
未満である。上記したように、本発明によれば、アクリ
ルアミドモノマーは本ポリマー組成物中に組み込むべき
ではない、毒性の問題および/または特性の二律背反と
いう問題が起こる限り、アクリルアミド−タイプのモノ
マーの使用も避けるべきである。いずれにしても、本発
明によるポリマーの製造用に選定される七ノマ−は、−
30〜+100°Cの、好ましくは−30〜+4゜°C
の、さらに好ましくは0〜+30°Cのガラス転移温度
(示差熱分析法により測定)を有する重合体組成物を与
えるようなものでなければならない。
従来のポリマー塗料材料から作製される塗料組成物およ
び塗料と比較すると、本発明によるポリマー組成物を含
んだ塗料組成物および塗料は、分散液の形態においては
極めて安定であり、水性分散液として塗布したときに基
材に良く接着し、そして光沢、耐湿性、耐蝕性、および
耐光性の改良された塗膜が得られる。ペイントや工業用
塗料等の分野においては、こうした特性バランスは明ら
かに有利な点であり、既存のラテックスからは得られな
いものである。配合作製された塗料材料は保存寿命が長
く、塗布して得られる塗膜は金属または他のタイプの基
材に強固に接着し、保護塗膜の耐湿性および耐塩水性も
極めて高い。紙用塗料に関し、塗被された紙がオフセッ
ト印刷プロセスや他の印刷プロセスにおいて受ける処理
を考慮すると、本塗料材料の靭性および耐水性は極めて
大きな利点となる。
本発明に従って作製されるポリマー組成物の意図する用
途に応じ、光波術者には公知の他の種々の添加剤や成分
を組み込んで塗料組成物を作製することができる。しか
しながら、既存のポリマー塗料材料を使用するのに通常
必要とされる界面活性剤および/または乳化剤は不必要
であるか、あるいはその使用量を大幅に減らして同程度
の分散安定性を得ることができる。高レベルの乳化剤お
よび/または界蘭活性剤を使用すると(既存の塗料材料
では、分散液をイオン安定化するために多量に使用され
る)、塗膜の耐湿性が大きく低下する。
紙用塗料に使用される代表的な成分としては、カオリン
、炭酸カルシウム、タルク、石膏、二酸化チタン、モン
モリロナイト、および/またはベントナイト等のような
顔料;ポリアクリレート、ビロリン酸塩、および/また
はへキサメチルリン酸塩等のような分散剤;消泡剤;蛍
光増白剤:剥離剤;コバインダー;および/または合成
増粘剤などがある。
代表的なペイント配合物および/または工業用塗料配合
物としては、炭酸カルシウム、タルク、および/または
カオリンのような塗料用フィラー;pHIM街液;消泡
剤;殺カビ剤;および/または二酸化チタン、酸化鉄、
およびリン酸亜鉛のような顔料などがある。
1施± 本発明は、以下に記載する実施例によってさらに詳細に
説明することができる。特に明記しない限り、量は全て
重量部、温度は全て°Cである。
下記の表に記載・評価されているサンプル組成物を作製
するために、予め窒素をパージして加熱・撹拌されてい
るラテックス重合容器に、表に明記されている量のモノ
マーを順次供給した。先ず、容器にM留水、バーセノー
ル(Versenol) 120キレート化剤(0,0
2重量部)、および平均粒径が30ナノメートルのスチ
レンポリマーラテックス(モノマーを基準として0.1
重量部)を仕込んだ、内容物の温度を90゛Cに加熱し
てから供給を開始し、4時間で供給を終えた。供給流れ
の1つは0.2重量部の過硫酸アンモニウム開始剤を含
有した水性供給流れである。指示量のスルホアルキルモ
ノマーを別の水性流れにて供給した。指示量のその他の
モノマーを、別の供給流れとして重合容器中に加えた。
バーセノールはダうケミカル・カンパニーの登録商標で
ある。
4時間の供給・重合時間中、反応混合物の温度90°C
に保持した。その後、さらに90分間、90’Cに保持
してから冷却した。この時点でソリッドレベルは約50
%であった。アンモニアでラテックスのpHを6〜9に
調整して所望の粘度にした。特に明記した場合を除き、
得られたラテックスの平均粒径は均一であった(約0.
14マイクロメートルの光散乱により測定)。
表には、ラテックスの粘度がミリパスカル・秒(mPa
、s)で記載されており、これはブルックフィールド粘
度針を使用しく4号スピンドル、100r、p、n+)
、ラテックスのpH8にて測定したときの値である。ラ
テックスの最低皮膜形成温度(MPFT)が・Cで記載
しである。皮膜の水吸収度は、約150マイクロメート
ル(8M)の厚さの皮膜を室温で蒸留水中に浸漬し、吸
収した水によるf(量増加のパーセンテージを測定する
ことによって試験した。
特に明記した場合を除き、機械的安定性試験はpH3の
ラテックスにて行った0本試験においては、ハミルトン
ビーチ(Hamilton Beach)ブランドのミ
キサーを使用し、30分間高速撹拌した。ラテックスが
、30分間の撹拌中安定のままであれば、合格とした。
凝固が起きた場合は、このときまでの時間(min)を
記載した。
セメント安定性の評価は、33重量部のラテックスと6
6重量部のポルトランドセメントを混合し、本混合物が
全く乾燥するまでの、および/または極めて高粘度とな
るまでの所要時間(hr)を調べることによって行った
。本試験は、種々のラテックスポリマー組成物を使用し
て作製したペイント配合物のイオン安定性を予測するた
めに、業界で広く利用されている。セメント組成物は、
ペイント配合物中における高濃゛度のイオン性フィラー
材料を表すのに使用される。
表に記載の湿潤皮膜曇り価は、150マイクロメートル
の厚さの皮膜に対して目視で測定して求める。測定値の
範囲は、O(透明皮膜の場合)〜6(白色皮膜の場合)
である、アクロナル(Acronal)290Dブラン
ドのラテックスから作製した皮膜を対照標準(曇り価3
)として使用した。アクロナル2900 (登録商標)
はBASF社から市販されている、標準的なペイント配
合用ラテックスである。
第1表に記載のペイント特性値は、下記のペイント配合
物について試験して得られたデータである。”pvc’
という用語は、!i量%で表した“′顔料容積含有量;
 pigment volume conte、nt)
を意味する。
上記配合物中、ボルチゲjLz(Borchlgel)
 0P−40はGebr、ボルチャーズ(Borche
rs) (独)の商標であり;ディスペックス(Dis
pex)A−40はアライド・コロイド(Allied
 Co11oids)(英)の商標であり;Byk−0
40はaykケミ−(独)の商標であり;チオナ(Ti
ona)535はラボルテ(Laporte) (英)
の商標であり;マイクロマイカ(Micro Mica
)はノルウニジアンタルク(Norwegian Ta
1e) (ノルウェー)の商標であり;そしてアエロゾ
ル(Aerosol)OT−75はアメリカン・シアナ
ミド(American Cyanamld)の商標で
ある。清浄な冷間圧延鋼基材に、上記のような配合処方
で作製したペイントを厚さ30〜40μMの下塗および
厚さ30〜40μMの仕上室として塗布した。第1表か
られかるように、実験番号4に従って作製されるラテッ
クスを使用して得られるポリマー組成物を配合した本発
明によるペイント配合物は、従来の塗料用ポリマーを使
用して作製されるペイント配合物より明らかに優れてい
る。
塩水噴霧抵抗の評価はDIN 50021に従って行っ
た。評価結果が第1表に“塩霧(Salt Fog)”
として記載されており、これは腐蝕が起こり始めるまで
の塩水噴霧時間(hr)を示す、光沢は、DIN 67
530に従って%表示で測定した。湿潤接着性(MW水
水中2晴 3359−78に従って測定し、その結果を1〜5の等
級(1は極めて不良;5は極めて良好)で示した。
表では、次のような略記を使用するs  BuAcはn
−ブチルアクリレート、  EHAはエチルヘキシルア
クリレートi  styはスチレン、  MAはメタク
リル酸i  AAはアクリル酸.  SPMはスルホプ
ロピルメタクリレート;そしてSEMはスルホエチルメ
タクリレートを表す。
千ツマ− BuAc           50   50   
50   50   50活性剤の添7IOを必デごし
た。
1ラテツクスのp)l 7.5で機械的安定性試験を行
った。
本発明に従って得られるポリマー組成物が紙用塗料向け
として適していることを実証するため、2種の紙用塗料
顔料組成物を作製した.*114&Il成物Aは、10
0111部のspsクレー(イングリッシュチアイナ・
クレー(Engli3h China C1ay) (
英)の商標)を、0.1重量部のポリアクリル酸ナトリ
ウムと0.2重量部のメタリン酸ナトリウムを分散剤と
して含む若干アルカリ性の水溶液中に分散して作製した
.!I料組成物Bは、40重量部の上記クレーと同量の
上記分散剤を、60重量部の炭酸カルシウムスラリー(
プラス・ストラフツー(PlussStauf4er)
からハイドロカーブ(Rydrocarb) 90 (
商1)として市販されている)と併用して同様に作製し
た。
これらの顔料組成物に、0.6重量部の合成ポリマー増
粘剤(ダウケミカル・カンパニーからXz86490と
して市販されている) 、0.5重量部のバコーテ(B
acote)20 (商標)炭酸アンモニウムジルコニ
ウム(マグネシウム・エレクトロンから市販されている
)、および明記した組成のラテックスポリマーの10重
量部のラテックスソリッドを加えた。水酸化ナトリウム
を加えることによりてpHを8.5にiJI整した。こ
うして得られた紙用塗料配合物はソリッド分が60重量
%で、粘度は約1100ミリパスカル・秒(R料組成吻
A)、および650ミリパスカル・秒(顔料組成物B)
(ブルックフィールド粘度計RVTを使用し、100 
rpmで測定)であった。
従来のナイフ塗布法を使用し、各配合物を848/がの
ウッド−フリー(wood−free)原紙に塗布して
、14 g/II″の塗膜N量(乾燥塗膜重量)を得た
次いで、ム度60°C1圧力100キロニュートンノ論
にて、ニップロールを使用して塗布された紙をカレンダ
ーに通した。
これらの塗布紙の湿潤ピック抵抗および乾燥ピック抵抗
を試験した。yA準化されたTAPPI試験法を使用し
、ピッキングが起こるまでの印刷表面に沿った距離を測
定することによって乾燥ピック抵抗を求めた。
湿潤ピック抵抗は、標準ブルフバウ(Prufbau)
試験機と標準ツーバー()tuber) インキを使用
し、以下に記載の試験手順に従って測定した。2つの標
準的な祇試験片を使用した。先ず、少量の水を中央部(
エリアB)につけ、端部(エリアA)は乾燥状態のまま
にした0次いで、ブルフバウ試験機により、インキを使
用して試験片に印刷した。
湿潤部分(エリアB)はインキ濃度が低かったが、これ
は、水によ2て弱められた塗膜の一部が1はがれる”と
いう事実だけでなく、乾燥した紙に比較して湿潤された
紙が部分的にインキをはじくという事実によるものであ
る。第1の試験片を印刷した後、プルフバウ試験機によ
り、印刷する表面を乾燥、洗浄、もしくは再インキ付け
することなく同じ方法で、直ちに第2の試験片(十分に
乾燥した試験片)に印刷した。
第2の試験片におけるインキ濃度は、端部(エリアC)
と中央部(エリアD)とで異なった。これは、端部(中
央部エリアDにおいて第2の試験片と接触した印刷表面
)の印刷に比べて、部分的に湿潤された試験片が依然と
して; (a)エリアBから除去された湿潤ピック塗膜
の部分= (b)印刷エリアBから除去された水;およ
び(C)エリアBが印刷を受けたときにはじかれた余分
のインキを有したからである。標準的な反射光強度測定
装置によりインキ濃度を測定し、エリアA、B。
C9およびDに関して平均濃度値を求めた。これらの濃
度値を次の関係式に適用して、湿潤ピンク抵抗値を算出
した。
X (インキ転写率X) −(B/A)X 100Y 
(インキはじき率X) −([1000−(XXC)] /100A ) X1
00z (温潤ピッ’) X) = 100−X −Y
これらの弐かられかるように、X値が高いと印刷適性が
良好であり;Y値が低いとインキはじき率が低レベルで
あり;そしてZ値が低いと湿潤ビック抵抗が良好である
0種々の塗料配合物を塗布した紙に関する試験結果を第
■表に示す。
第■表に示されているように、本発明によるポリマー組
成物を使用すると、極めて望ましい紙用塗料組成物が得
られる。スルホアルキルモノマーを使用すると、アクリ
ル酸またはメタクリル酸を含んだポリマー組成物に対し
て、湿潤ピック抵抗と乾燥ピック抵抗の非常に良いバラ
ンスが得られることがわかる。
代 理 人  弁理士  湯 浅 恭 三ニー、−jl
(外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)0〜90重量部の少なくとも1種のモノビニ
    リデン芳香族モノマー; (b)9〜99重量部の(メタ)アクリレートモノマー
    ; (c)0.2〜6重量部の少なくとも1種のエチレン性
    不飽和カルボン酸;および (d)H_2C=C(R_1)−C(O)−O−R_2
    −SO_3−M I という式(式中、R_1は−Hまた
    はメチル基であり、R_2は1〜5個の炭素原子を有す
    る二価のヒドロカルビル基であり、Mは塩形成能のある
    カチオンである)を有する、0.5〜5重量部の少なく
    とも1種のスルホアルキル界面活性剤モノマー を重合した形で含み、このとき前記重量部が、(a)、
    (b)、(c)、および(d)を合わせた100重量部
    を基準としている(メタ)アクリレートポリマー。 2、水性ラテックス分散液の形態となっている、請求項
    第1項に記載のポリマー。 3、成分(d)がスルホエチル(メタ)アクリレートま
    たはスルホプロピル(メタ)アクリレートである、請求
    項第1項または第2項に記載のポリマー。 4、成分(d)がスルホプロピルメタクリレート(SP
    M)である、請求項第3項に記載のポリマー。 5、成分(c)がメタクリル酸である、請求項第1項に
    記載のポリマー。 6、成分(a)として20〜60重量部のスチレンを重
    合した形で含む、請求項第1項に記載のポリマー。 7、成分(b)がn−ブチルアクリレートまたはエチル
    ヘキシルアクリレートである、請求項第1項に記載のポ
    リマー。 8、(a)20〜60重量部のスチレン; (b)38.5〜78.5重量部のn−ブチルアクリレ
    ート; (c)0.5〜3重量部のメタクリル酸;および (d)1〜3重量部のSPM を重合した形で含む、請求項第1項に記載のポリマー。 9、請求項第1項に記載の重合体を含んだ水性塗料配合
    物。 10、請求項第1項に記載の重合体を紙用塗料に使用す
    ること。 11、請求項第1項に記載の重合体をペイントに使用す
    ること。
JP63270587A 1987-10-26 1988-10-26 コポリマー塗料組成物 Pending JPH01146915A (ja)

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GB8725039 1987-10-26
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AU (1) AU610652B2 (ja)
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FI884926A0 (fi) 1988-10-25
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BR8805708A (pt) 1989-07-18
NO884748D0 (no) 1988-10-25
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GB8725039D0 (en) 1987-12-02
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FI884926A (fi) 1989-04-27
NO172694B (no) 1993-05-18
EP0314326A1 (en) 1989-05-03

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