JPH01146860A - ポリアルキレングリコールナフチル−3−スルホプロピルジエーテル化合物およびその塩、その調製方法並びにこれらを含有する電気めっき浴 - Google Patents

ポリアルキレングリコールナフチル−3−スルホプロピルジエーテル化合物およびその塩、その調製方法並びにこれらを含有する電気めっき浴

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JPH01146860A JP63167016A JP16701688A JPH01146860A JP H01146860 A JPH01146860 A JP H01146860A JP 63167016 A JP63167016 A JP 63167016A JP 16701688 A JP16701688 A JP 16701688A JP H01146860 A JPH01146860 A JP H01146860A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 次の式の新規なポリアルキレングリコールナフチル−3
−スルホプロピルジエーテルおよびその塩 (式中、R1〜R3=H,CH′p=1p  2p−1
’ 〜4、A=(PO)  −(EO)。−1(EO)  
−(PO)  、−(EO)、EOm =エチレンオキシド残基、PO=プロピレンオキシド残
基、m=O〜15、n=1〜40、B=H,アルカリ金
属、アルカリ土類金属、NR5Re R7Re  (式
中、R5〜Re=H1C1〜C4のアルキル、アリール
、アラルキル°)は、対応するポリアルキレングリコー
ルナフチルエーテルをプロパン−1,3−スルトンと反
応させることにより調製される。この化合物は、特にZ
n、Sn、Cu、ALNi並びにこれらの合金を付着さ
せる電気めっき浴の界面活性剤として好適である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、新規なポリアルキレングリコールナフチル−
3−スルホプロピルジエーテルおよびその塩並びにこれ
らの化合物を調製する方法並びにこれらの化合物を界面
活性剤として含有する電気めっき浴に関する。
〔従来の技術〕
電気めっき浴から金属を付着させるに際し界面活性剤と
してエトキシ化β−ナフトールを使用することは知られ
ている。これらの化合物は、溶液状態で化学光沢剤を保
持し、陰極表面の湿潤剤として作用し、亜鉛、カドミウ
ム、銅、銀並びに類似物のような付着すべき金属と共に
陰極金属表面に水素が固定される際に生成するいわゆる
水素孔の形成を回避するのに特に適切である。しかしな
がら、これらの非イオン性化合物の溶解性は、−1、塩
濃度、温度並びに分子の鎖長に強く依存する。
この化合物は、約150A/dm2に至る高電流密度お
よび約79℃に至る高温で使用する高性能電気めっき浴
には適切ではない。
公知化合物の硫M塩誘導体はドイツ特許公告第3432
956号から公知である。しかしながら、これらの化合
物は、高加水分解に耐容性でなく光沢剤としてもほとん
ど適合性に欠ける。
〔発明が解決しようとする課題〕
類似するアルコキシル化ナフトールのプロパン−1,3
−スルトンとの反応生成物である新規な化合物を使用す
れば、従来技術の化合物の欠点が除去されることをこの
度突き止めた。β−ナフトールのプロパン−1,3−ス
ルトンとの反応生成物はドイツ特許公告第196381
8号から公知であるが、この化合物は薬剤であり、未だ
かつて電気めっき浴に使用される、には至っていない。
〔課題を解決するための手段) 本発明のポリアルキレングリコールナフヂルー3−スル
ホプロピルジエーテルは次の一般式を有する: 式中、R1、Ri並びにR3は水素また(j低級アルキ
ル基CH(式中、pは1〜4 p  2p+1 である)であり、Aは基−(PO)  −(EO) ま
たは−(EO)。−(PO)、−または−(EO)(P
O)、−(式中、EOは基−CH2CHa−0−であり
、POは基−CH−CH2−0−または CH3 −CH2−CH−〇−であり、 ■ CH3 mはO〜15の整数を意味し、nは1〜40の整数であ
る)であり、BG:J水素、アルカリ金属、アルカリ土
類金属またはアンモニウム陽イオンNR4Rs R13
R7(式中、R4−R7は水素、01〜C4のアルキル
、アリールまたはアラルキルである)である)。
式■の化合物は、対応するα−またはβ−ナフトールを
エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドを
用いて公知様式でアルコキシル化し、次の式IIの化合
物 をプロパン−1,3−スルトンと水酸化アルカリ、水酸
化アルカリ土類または水酸化第4アンモニウムNRa 
R5Re R70H(式中、R4−R7は前記した意味
を右するが水素を除く)の存在下で反応させ、その後必
要に応じて陽イオンBを公知様式により水素で置換する
ことによって製造する。
陽イオンBの水素交換は、例えばイオン交換樹脂により
行う。B=NR4R5Re R7(式中、R4、R5、
Re並びにR7は水素でないか一部水素である)である
化合物は、公知様式でこの酸を中和することにより調製
する。
式IIの化合物のプロパン−1,3−スルトンとの反応
は、アルコキシ基の鎖長および望む反応速度により0〜
100℃の範囲の温度で行う。
R1、R2並びにR3が水素およびCl−13であり、
nが2〜10であり、mが1〜5であり、Bがカリウム
またはナトリウムである化合物が好適である。これらの
場合、プロパン−1,3−スルトンとの反応温度は35
〜50℃が好適である。
電気めっき浴の界面活性剤としての本発明の化合物の使
用は、m=oを有する化合物を用いても可能である。特
に好適なのは、m=1〜5でn−2〜24(特に6〜1
0)の化合物である。ガルバノ技術的目的に有用なのは
、α−およびβ−ナフ1〜−ルの誘導体ばかりでなく、
1〜3置換のこれらの置換誘導体であって、特にメチル
、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル並びにイソ
ブチルが存在し得る同等もしくは相違するものである。
この種の置換の存在はこの種の化合物の安定性に不利を
与えない。
βが、プロトンまたはナトリウムもしくはカリウムのよ
うなアルカリ金属の1つまたはカルシウムのようなアル
カリ土類金属の1つまたはアミンまたはアンモニウム陽
イオンのいずれであるかという点は特に重要ではない。
電気めっき浴中では、これらの化合物は遊離イオンで分
解するからである。
式NR4R5Re R7のようなアンモニウム陽イオン
として、R4−R7が水素、01〜C4の低級アルキル
基、アリール基またはアラルキル基であれば適切である
電気めっき浴で使用する本発明の化合物のffiは0.
01〜209/j!である。コ(7) Pi (7)浴
は、亜鉛およびその合金、ニッケル、銅およびその合金
、錫およびその合金、並びに銀を付着するのに使用すれ
ば好適である。この化合物は着色浴のような無電気めっ
き浴にも適切である。
本発明の化合物は曇り点を有さず、グリースや油に容易
に分散する。したがって、これらは、0.1〜100g
/j!の濃度の脱グリース浴で界面活性剤として有用で
ある。
〔作用効果〕
電気めっき浴で本発明の化合物を使用すれば、驚くべき
ことに陰極表面は不活性化されない。その作用は非イオ
ン性およびイオン性界面活性剤の配合物に相当するが、
それに加えて広範囲の電流密度に渡り極めて良好な展性
を備えた光沢のある付着物が与えられる。
高性能浴にて温度および電流密度を上げてもこの化合物
は極めて安定である。極めて限られた量でのみさらに発
泡が起こる。したがって、この化合物は、例えばニッケ
ルを付着させる際の通気下での電気めっき浴に使用し得
る。
〔実施例〕
以下の実施例により本発明を説明する 丸亙璽ユ ポリエチレングリコール−(2−ナフチル)=(3−ス
ルホプロピル)ジエーテルのニカリウム塩の製造: 0.5モルの2−ナフトールエトキシラート(n−6〜
24)に40〜50℃で 0.505モルの水酸化カリウム(カリ化合物および他
の不純物を含有しない純粋KOHに基き計算)を撹拌し
つつ0.5時間以内で加える。これにより冷却を必要と
し得る僅かな発熱反応が生起する。その後同じ条件下で
0.5モルの溶融プロパン−1,3−スルトン(融点4
0〜50℃)を冷却しつつ1時間以内で加える。反応を
完遂すべく混合物を40〜50℃で3時間さらに撹拌す
る。次の特性を有する95〜105%の明茶〜暗茶色の
粘性液体(n−6〜15)またはワックス状(n−24
)生成物が得られる: 化合物の含量ニア5〜87%(二相滴定による) 水      2〜5%(カール・フッシャ滴定) n      9〜12(10%水溶液)生成物は水お
よび10%硫酸水溶液に可溶性である。
以下の実施例は、電気めっき浴で一界面活性剤としてこ
の化合物を使用するものを示す:実施例2 a、亜鉛電気めっき浴 構成成分を亜鉛末と混合後金ての電気めっき浴を洗浄し
た。
2a、アンモニアを含有する酸性亜鉛電気めっき浴 塩化亜鉛         90  g/l塩化アンモ
ニウム    1.60 9/1…         
  4.9〜5.8実施例1の化合物(n−24)  
 6  g/l安息香酸ナトリウム     3 9/
j!ベンザルアセトン    0.2  g/J!フル
(Hull)−セル     1A−15分光沢付着範
囲    0.1〜5A/dm22b、アンモニアを含
有Iノない酸性亜鉛電気めっき浴 塩化亜鉛         90  g/j!塩化カリ
ウム      200 971ホウ酸       
   25  g/lpH4,9〜5.8 実施例1の化合物(n=12)   4  g/l安患
香酸ナトリウム     2  g/!ベンザルアセト
ン    0.1 9/j!フル・セル       
 1A−15分光沢付着範囲    0.1〜5A/d
m22c、シアンを含有しない亜鉛電気めっき浴酸化亜
鉛       12.5 9/R水酸化ナトリウム 
   120 9/!ロツシエル塩        4
 g/lジメチルアミノプロピルアミンとエビ クロロヒドリンとの反応生成物 (分子比 2:1)    1.5  g/ln−ペン
ジルニコチナート 0.1 g/l 実施例1の化合物(n=12) 0.2911 フル・セル        IA−15分光沢付着範囲
    0.:2〜7A/d+++226、シアン系亜
鉛電気めっき浴 低シアン系  高シアン系 酸化亜鉛  12.5  g/l  37.5 9/j
!シアン化  17.5  ’j71  90 9/1
ナトリウム 水酸化    s5  g/l   50  g/lナ
トリウム n−ペン  0.5  g/It  0.5 971ジ
ルニコチナート 実施例1   0.1  g/l  、0.2  g/
lの化合物(n−6) ポリエチ  0.2  ’J/1  0.2  ’J/
ルンイミン(分子量2000 )゛ フル・セル    1A−15分 光沢付着範囲0.1〜5A/dm2 0.3〜7A/d
m2に凰■ユ ニッケル電気めっき浴 硫酸ニッケル七水和゛物  330 9/1塩化ニツケ
ル穴水和物   70  g/lホウ酸       
   50  g/ll:I′1          
3.5〜4.6ビリジニウムブロピル スルホベタイン     0.2ci/1サツカリン 
        49/1プロパルギルアルコール 0.01〜0.1  g/J! 実施例1の化合物(n−24)  0.4  g/!フ
ル・セル        2A−10分温度     
        60℃実施例4 亜鉛/ニッケル電気めっき浴 塩化亜鉛        100 9/1塩化ニツケル
穴水和物  130  g/l塩化アンモニウム   
 200  g/l実施例1の化合物(n=15)  
  4 9/1ベンザルアセトン    0.19/j
!1)8           5.1〜6.1フル・
セル        IA−15分温度       
    35〜45℃光沢付着範囲    0 、2〜
8 A / dm2実施例5 高性能電気めっき浴 5a、亜鉛電気めっき浴 硫酸亜鉛七水和物    790 9/1塩化亜鉛  
       ’4 9/1ホウ酸         
  6  g/j!F13 実施例1の化合物(n−12) 0.1〜10  g/j! 硫酸アルミニウム     24  ’j/1電流密度
      110A/dm2まで温度       
     60℃ 5b、亜鉛/ニッケル電−めつき浴 硫酸亜鉛七水和物    162 9/j!硫酸ニツケ
ル七水和物  316  g/j!ナフタレンスルホン
酸    1  g/l実施例1の化合物(n=12) 0.1〜2 9/1 電流密度      100A/dm2まで温度   
          60℃全ての浴について、光沢が
あり延性のある付着物が得られ、これらはふき取りゃ磨
滅に対し抵抗性であった。
塩化亜鉛         90 9/j!塩化アンモ
ニウム    160  g/j!2−ナフチル− (ポリプロピレングリコール)2.5 (ポリエチレングリコール)6− 3−スルホプロピル ジエーテルカリウム (実施例1に従ってwJ製>6y/1 安息香酸ナトリウム     3 9/1ベンザルアセ
トン    0.2  g/lフル・セル      
  IA−15分光沢付着範囲    0.1〜5A/
dm2き浴 塩化亜鉛         90 9/J塩化カリウム
      200  g/lホウ酸        
   25  g/l−4,9〜5.8 2−ナフチル− (ポリプロピレングリコール)2.5−(ポリエチレン
グリコール)8− 3−スルホプロピル ジエーテルカリウム (実施例1に従って調製)  、4  g/l安患香酸
ナトリウム     2 g/lベンザルアセトン  
  0.1 g/!フル・セル        1A−
15分光沢付着範囲    0.1〜5A/dm2酸化
亜鉛       12.5 971水酸化ナトリウム
    120 9/AOツシエル塩        
4 g/lジメチルアミノプロピルアミンとエビ クロロヒドリンとの反応生成物 (分子比 2:1)    1.5 9/j!n−ペン
ジルニコチナート 0.1  g/j! 2−ナフチル− (ポリプロピレングリコール)  2.5−(ポリエチ
レングリコール)8− 3−スルホプロピル ジエーテルカリウム (実施例1に従って調製)0.2  g/lフル・セル
        1A−15分光沢付着範囲    0
.2〜7 A / dm2特許出願人  ラシーグ ア
ーゲ−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I )のポリアルキレングリコールナフチル
    −3−スルホプロピルジエーテルおよびその塩 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1、R_2並びにR_3は水素またはpが
    1〜4である低級アルキル基C_pH_2_p_+_1
    であり、Aは基−(PO)_m−(EO)_n−または
    −(EO)_n−(PO)_m−または−(EO)(P
    O)_n(式中、EOは基 −CH_2CH_2−O−であり、POは基▲数式、化
    学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼であり、 mは0〜15の整数であり、nは1〜40の整数である
    )であり、Bは水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属
    またはアンモニウム陽イオンNR_4R_5R_6R_
    7(式中、R_4〜R_7は水素、C_1〜C_4のア
    ルキル、アリールまたはアラルキルである)である)。
  2. (2)請求項1記載の式 I の化合物を調製するに際し
    、式IIの化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_1、R_2、R_3並びにAは前記した意
    味を有する)を水酸化アルカリ、水酸化アルカリ土類ま
    たは式NR_4R_5R_6R_7OH(式中、R_4
    〜R_7は水素以外の前記した意味を有する)の水酸化
    アンモニウムの存在下でプロパン−1,3−スルトンと
    反応させ、必要に応じてこの化合物をさらに反応させて
    水素でないB陽イオンを公知様式により水素で置換し、
    得られる酸をさらに必要に応じて公知様式により式NR
    _4R_5R_6R_7(式中、R_4〜R_7は請求
    項1に記載した意味を有する)の塩基で中和することを
    特徴とする請求項1記載の式 I の化合物の調製方法。
  3. (3)請求項1記載の式 I の化合物(式中、R_1、
    R_2、R_3、A並びにBは前記した意味を有する)
    の1または複数を界面活性剤として含有することを特徴
    とする電気めっき浴または無電気クロムめつき浴。
  4. (4)請求項1記載の式 I の化合物(式中、Aは前記
    した意味を有し、nは2〜24かつm=1〜5である)
    の1または複数を含有し亜鉛、錫、ニッケル、銅、銀並
    びにこれらの合金を付着する請求項3記載の無電気めっ
    き浴としての電気めつき浴。
JP63167016A 1987-07-09 1988-07-06 ポリアルキレングリコ―ルナフチル−3−スルホプロピルジエ―テル化合物およびその塩、その調製方法並びにこれらを含有する電気めっき浴 Expired - Lifetime JP2543578B2 (ja)

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