JPH01145958A - ジャム処理装置 - Google Patents

ジャム処理装置

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JPH01145958A
JPH01145958A JP62303878A JP30387887A JPH01145958A JP H01145958 A JPH01145958 A JP H01145958A JP 62303878 A JP62303878 A JP 62303878A JP 30387887 A JP30387887 A JP 30387887A JP H01145958 A JPH01145958 A JP H01145958A
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Toshiyuki Mitsuya
利幸 三津屋
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動両面画像処理を行う機能を有する複写機
や、レーザービームプリンタ等の画像形成装置のジャム
処理装置に関するものである。
〔従来技術〕
まず、自動両面複写機を例にとって、従来の自動両面画
像形成装置に付き説明する。
かかる自動両面複写機においては、片面の複写処理を行
うための片面処理用用紙搬送経路を有することは勿論、
この片面処理用用紙搬送経路に、両面画像処理を行うた
めのスイッチバンク機構や、分岐機構、更には中間トレ
イといった両面処理用用紙搬送経路が接続され、これら
が切り換えられることにより片面のみの複写処理と、表
裏両面についての両面複写処理を行い得るように構成さ
れている。
このような自動両面複写機で、紙詰まり(ジャム)を起
こした複写紙を取り除くには、その用紙搬送経路を外部
に露出させて複写紙を取り除くようにすることが操作性
を向上さゼる点で効果的であるが、かかる自動両面複写
機では、上記のように用紙搬送経路が複雑であるので、
この紙詰まりを起こした複写紙を除去するための手段が
問題となる。
そのため、本発明者等は鋭意研究の末、下部本体を片面
処理用用IElli送経路の送部路両面処理用用紙搬送
経路の一部とにより囲まれた中間部と、それ以外の部分
であるベース部とに分割し、上記中間部を上記上部本体
に係脱自在に結合することを可能とした自動両面複写機
を開発した。
このような自動両面複写機では、両面画像処理モード時
に紙詰まりを生じた場合、上記中間部を上部本体と共に
持ち上げることにより、中間部のまわりの用紙搬送経路
を大きく露出させて、その部分に生じた紙詰まりの除去
を容易化しうるちのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような自動両面複写機で、両面画像処理モード時
に紙詰まりを生した場合には、上記片面処理用用紙搬送
経路と、両面処理用用紙搬送経路の両方にわたって複写
紙が滞留することが多い。
しかし用紙搬送経路に設けられた定着ローラや、レジス
トローラ、分岐部のローラ等は通常逆転することができ
ないので、このような場合に単に片面又は両面処理用用
紙搬送経路を開いたのみでは、上記定着ローラ、レジス
トローラや分岐部のローラ等に噛み込まれた複写紙を簡
単に除去することはできず、複写紙が破れたり、更に複
雑な紙詰まりの原因となるといった問題点が存在した。
従って本発明が目的とするところは、上記のような中間
部を有する自動両面複写機において、上記中間部を囲む
用紙搬送経路に設けたローラ挟にまれた複写紙を容易に
取り除けるようなジャム処理装置を提供することである
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、片面画像処理を行うための片面処理用用紙搬送経
路に、両面画像処理を行うための両面処理用用紙搬送経
路が接続され、画像形成装置本体が、上記片面処理用用
紙搬送経路により上部本体と下部本体とに二分割され、
上記下部本体が、上記片面処理用用紙搬送路の一部と上
記両面処理用用紙搬送路の一部とにより囲まれた中間部
と、それ以外のベース部とに分割されてなる自動両面画
像形成装置のジャム処理装置であって、ジャム処理のた
めに上記上部本体を開いた時、上記中間部を囲む片面及
び/若しくは両面処理用用紙搬送経路に設けた所定の押
圧ローラの圧接を解除するようにした点を要旨とするジ
ャム処理装置である。
〔作用〕
例えば、片面画像処理モード時に紙詰まりを検出した場
合、中間部はベース部側に残ることになり、片面処理用
用紙搬送経路を大きく開いて容易に紙詰まりの除去を行
うことができる。この場合、両面処理用用紙搬送経路に
は、複写紙が全く搬送されないので、両面処理用用紙搬
送経路に複写紙が噛み込まれる虞はない。
また、両面画像処理モード時おける紙詰まりは、片面処
理用用紙搬送経路と、両面処理用用紙搬送経路のいずれ
でも生じうる。この時、上部本体を持ち上げると、その
時開かれない側の、例えば片面処理用用紙搬送経路に設
けた定着ローラやレジストローラ等の所定の押圧ローラ
の圧接が解除されるので片面処理用用紙搬送経路側に回
り込んだジャム紙の除去が容易となる。また片面処理用
用紙搬送経路側のジャムが検知された場合には、両面処
理用用紙搬送経路が開かれない側の経路となり、この両
面処理用用紙搬送経路におけるローラ類の圧接が解除さ
れ、用紙の除去が簡単におこなわれる。
〔実施例〕
続いて添付した図面を参照して本発明を具体化した実施
例に付き説明し、本発明の理解に供する。
ここに第1図は本発明を適用することのできる自動両面
画像形成装置の一例としての自動両面複写機の複写処理
可能状態を示す概略正断面図、第2図は同自動両面複写
機の片面処理用用紙搬送路に生じた紙詰まりを除去する
ために上部本体を開いた状態を示す第1図相当図、第3
図は同自動画面複写機における両面処理用用紙搬送経路
に生じた紙詰まりを除去するために、上部本体と中間部
を一体化して開いた状態を示す第1図相当図、第4図は
同自動両面複写機に設けられたジャム検知スイッチの配
置位置を示す概略構成図、第5図は同実施例に用いるこ
とのできる中間部連結手段の概要を示す概略構成図、第
6図talは、第5図に示したA矢視部の拡大正面図、
第6図(blは第6図talにおけるB−B矢視断面図
、第7図は第5図に示した中間部連結手段の詳細な構造
を示す斜視図、第8図(a)及び(b)は第7図に示し
た構成要素の作動状態を示す正面図、第9図は上記実施
例に採用することのできる圧接解除機構の一例を説明す
るためのもので、第9図(alはその斜視図、第9図(
blはその側断面図、第10図Fal、 (bl、 (
C)はそれぞれ上記圧接解除機構の動きを示す正面図、
第11図は他の圧接解除機構を示す斜視図、第12図[
a)、 (bl、 (c+はそれぞれ第11図に示した
圧接解除機構の動きを説明するだめの正面図である。
尚、以下の実施例は、本発明を具体化した一例に過ぎず
、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
まず、第1図を参照して、本発明を適用することの出来
る自動両面複写機の概略構造に付き説明する。
第1図において自動両面複写機1 (以下複写機1と記
す)は給紙部として上段カセット4a、下段カセット4
し及び手差しトレイ5を片面側に有し、他面側に複写処
理の終了した複写紙を搬出するための排紙トレイ6を有
している。上記手差しトレイ5から供給された複写紙は
、上下の一部フイードローラ7.8を経て、上下一対の
レジストローラ9に供給される。
上段カセット48から供給される複写紙は、上記フィー
ドローラ8を経てレジストローラ9に供給される。また
、下段カセット4しからは直接レジストローラ9に供給
される。
複写機1はその上面に原稿台10を有し、この原稿台1
0が第1図における左右方向に移動することにより、原
稿台10上に載置された原稿が光源11により露光走査
される。上記光源11から発っせられた光のうち、原稿
で反射された光の一部はミラー12. 、 12b 、
  12cで反射された後、レンズ13を通り更にミラ
ー14で反射されて感光体ドラム15の表面に結像され
る。
上記感光体ドラム15は、回転しつつ露光を受けるため
、その表面に原稿像に対応した静電潜像が形成される。
この静電潜像は、現像部16を通過する時に、トナー像
に現像される。感光体ドラム15が更に回転することに
より、上記トナー像は転写チャージャ18と対向する転
写部17を通過する。ここで前記レジストローラ9によ
り送り出されて来る複写紙にトナー像が転写される。
トナー像の転写された複写紙は、更に搬送ベルト19に
より上下一対の定着ローラ20に供給され、トナー像が
定着される。
この時、片面画像処理モードであると、下流側の上下一
対の切換えガイド21が第1図に実線で示した位置に維
持されており、上記定着ローラ20により送り出された
複写紙は、上下一対のフィードローラ22を通って、上
記切換えガイド21から上下一対の排紙ローラ23によ
り前記排紙トレイ6に排出される。
この実施例の場合、上記したフィードローラ7.8、レ
ジストローラ9、転写部17、搬送ベルト19、定着ロ
ーラ20、フィードローラ22、切換えガイド21、排
紙ローラ23を通って搬送される複写紙の搬送経路が片
面処理用用紙搬送経路Aを構成している。
次に、処理モードが両面画像処理モードの状態である場
合には、前記切換えガイド21が第1図に二点鎖線で示
す位置に切り換わっている。従って片面について定着処
理の終了した複写紙は、フィードローラ22により送り
出されて、前記切換えガイド21でその進行方向を反転
ガイド24の方向に向ける。反転ガイド24の入口部に
は、反転ローラ25が設けられており、この反転ローラ
25によって、反転ガイド24内に送り込まれた複写紙
は、上記反転ローラ25の回転方向が切り換わることに
より、進行方向が反転され、前記フイードローラ22の
下側のローラとこれに従動する従動ローラ26に送られ
て分岐部27を経て、中間トレイ28に送り込まれる。
中間トレイ28に一時的に収容された複写紙は、更に前
送りローラ29、再給紙ローラ30によりフィードロー
ラ31に送り込まれ、このフィードローラ31の送り出
し機能によって再度レジストローラ9に供給される。
以後、複写紙は、再度転写部17、搬送ベルト19を経
て、定着ローラ20における定着処理を受ける。この時
、前記切換えガイド21は、再度実線状態に切換えられ
、定着ローラ20からフィードローラ22を経て送り出
された両面複写処理の終了した複写紙は、排紙ローラ2
3を経て排紙トレイ6に排出される。
この実施例の場合、上記反転ガイド24、反転ローラ2
5、従動ローラ26、分岐部27、中間トレイ28、前
送りローラ29、再給紙ローラ30、フィードローラ3
1による複写紙の搬送経路が両面処理用用紙搬送経路B
を構成し、この両面処理用用紙搬送経路Bと、前記片面
処理用用紙搬送経路Aとは、上記レジストローラ9及び
切換えガイド21の部分において相互に接続されている
上記複写機1は、上記片面処理用用紙搬送経路Aを境と
して上部本体2と下部本体3とに二分割されている。更
に、上記下部本体3は、上記レジストローラ9から切換
えガイド21に至る片面処理用用i搬送経路Aの一部と
、上記切換えガイド21から中間トレイ28を経てレジ
ストローラ9に至る両面処理用用紙搬送経路Bの一部と
により囲まれている中間部3aと、それ以外のベース部
3I、とに分割されている。
上記上部本体2は、下部本体3側に固定した水平方向の
軸32を中心として下部本体3に対し、例えば第2図及
び第3図に示すように回動可能であり、中間部3.は、
第3図に示すように上部本体2に一体的に結合した状態
でベース部3I、から分離することができる。
上記片面処理用用紙搬送経路A及び両面処理用用紙搬送
経路Bには、それぞれ少なくとも1個のジャム検知スイ
ッチが設けられ、これらのジャム検知スイッチの信号は
、複写機全体を制御するマイクロコンピュータに伝達さ
れ、どの部分で紙詰まりを生じたかが判別される。第4
図は、このようなジャム検知スイッチの配置状態を示す
。ここにジャム検知スイッチ33a 、  33h 、
  33cは、片面処理用用紙搬送経路Aにおける紙詰
まりを検出するもので、34a及び34bは両面処理用
用紙搬送経路Bにおける紙詰まりを検出するためのジャ
ム検知スイッチである。このようなジャム検知スイッチ
33.〜33oや34a、34bはリミットスイッチや
光学的スイッチ、その他用紙の送りに従動して回転する
ローラの回転を検出するもの等で構成される。
この実施例における中間部3aは、第2図及び第3図に
示すように上部本体2を開いた状態においてベース部3
I、と結合して片面処理用用紙搬送経路Aを大きく露出
させ、その部分におけるジャム処理を容易にしたり、ベ
ース部3bから離れて、上部本体2と結合し、特に、両
面処理用用紙搬送径路Bを大きく外部に露出することに
より、その部分におけるジャム処理を容易にしたりする
ことができる 第5図乃至第8図は、上記のような中間部3aを上部本
体2に連結するための中間部連結手段CIを説明するた
めのものである。
この場合、中間部3aに一対のソレノイド35゜及び3
5I、が設けられ、且つ中間部3.に水平に設けられた
一対のピン36□、365を中心に揺動自在のレバー3
7a、37bがそれぞれ前記ソレノイド35. 、 3
5I、に連結されている。上記レバー37.及び37I
、は、それぞれ先端部が図示の如く、L字状に形成され
、図示せぬバネ手段で、各ソレノイド35a 、  3
5bのプランジャを外部に引き出す方向に付勢されてい
る。また、上部本体2側には上記各レバー37□937
しに対向するステー38..38bが設けられている。
上記ソレノイド35.  (35I、) 、  レバー
3−7゜(311,) 、叉チー38.  (38b 
)が中間部連結手段C8を構成する。
上記ソレノイド35□535bは、複写機」が第1図に
示す通常の複写可能状態にある時には、非励磁状態とな
り、レバー37..37bは、前記図示せぬバネ手段に
よりその先端部がステー38a、38I、に係合する方
向に回動付勢されている。第7図及び第8図(a)は、
このようなレバー37a、37bがそれぞれステー38
..38bと係合している状態を示している。
この状態で、両面処理用用紙搬送経路側Bに設けた前記
ジャム検知スイッチ34. 、 34+、が、紙詰まり
状態を検知すると、ソレノイド35□。
35しは、上記非励磁状態に維持される。従って、この
状態で、上部本体2を第3図、第4図及び第5図に示す
ように前記軸32を中心に開けると、中間部3Rは、上
記ソレノイド35. 、 35h、ピン36. 、 3
6I、、レバー37..37b、ステー38..381
.を介して上部本体2に取り付けられた状態のまま一体
的に持ち上げられる。
これにより、上記紙詰まりを検知したジャム検知スイッ
チ34a又は34トが設けられた両面処理用用紙搬送経
路Bが大きく露出され、この部分におけるジャム紙の除
去が容易となる。
尚、前記軸32は、トーションバーにより構成され、上
部本体2を常時持ち上げる方向に付勢しているので、中
間部3.を一体向に持ち上げる場合にも、極めて容易で
ある。上記のような上部本体2の持ち上げ手段はトーシ
ョンバーを用いる他、軸32の回りに巻き付けたつる巻
きバネにより構成しても良い。
また、第1図に示した複写可能状態において、第4図に
示した片面処理用用紙搬送経路側Bのジャム検知スイッ
チ33.〜33.が紙詰まり状態を検知すると、前記マ
イクロコンピュータからの指令により、ソレノイド35
.及び35I、が励磁され、前記した図示せぬバネ手段
に逆らってレバー37a、37Hが回動され、ステー3
8..38トとの係合が解除される。従って、この状態
で、上部本体2が開けられると、中間部3.lは第2図
に示すように、ベース部3I、側に残り、上部本体2の
みが持ち上げられ、中間部3aと上部本体2の間の片面
処理用用紙搬送経路Aが大きく開かれ、この部分におけ
るジャム処理が容易となる。
上記ソレノイド35a、35I、が励磁され、レバー3
5a 、  35bがステー38..38bから離れた
状態が第8図(b)に示されている。
尚、第6図+al及び(blに示す如く、中間部3aの
枠体を構成するフレームには、係止ピン39が一体的に
取り付けられていると共に、ベース部3トの枠体を構成
するフレームには、上記係止ピン39を収容することの
できる溝40が形成されている。中間部3aを閉じた時
に、上記係止ピン39が溝40に嵌入され、中間部31
1がベース部3しに正確に位置決め固定される。
上記ソレノイド35a 、  35h 、  レバー3
5゜、35I、等を上部本体2側に設けることも可能で
ある。この場合、ステー381.38bは中間部3a側
に設けられる。
上記実施例に示した複写機1は、中間部3aが中間部連
結手段C,により、上部本体2に一体的に結合された状
態で、上部本体2と共に持ち上げ得る形式のものである
。従って、両面処理用用紙搬送経路Bにおける紙詰まり
を解消するために、第3図に示す如く、中間部3.を上
部本体2に連結した状態で持ち上げた場合、複写紙の前
端部が例えばレジストローラ9に把持されていたり、後
端部が定着ローラ20に把持されたままになる場合があ
る。また両面画像処理時に片面処理用用紙搬送経路にお
けるジャム検知スイッチが紙詰まりを検出した時には、
片面処理用用紙搬送経路を開くが、この場合、紙詰まり
した用紙の一部が分岐部のローラやフィードローラ31
等に把持されていることがある。このようなレジストロ
ーラ9や定着ローラ20、更には分岐部のローラやフィ
ードローラ31は、原則的には逆転させることができな
いので、このようなローラ間の圧接力を解除しない限り
、上記のように、両面処理用用紙搬送経路Bを十分に広
く開いたりしても残留する複写紙を簡単に取り除(こと
は出来ない。第9図及び第10図に示した圧接解除機構
D1は、上記レジストローラ9に対するもので、第11
1!l及び第12図に示した接圧解除機構D2は定着ロ
ーラ20における接圧を解除する機構に関するものであ
る。分岐部のローラやフィードローラ31の圧接解除に
ついても同様であるので説明を省略する。
まず、第9図及び第10図を参照してレジストローラ9
に関する圧接解除機構D1につき説明する。
この場合、上記レジストローラ9の上ローラ9aの軸5
0は、軸受51を介して上部本体2側のフレーム52に
回転自在に支持されている。また、レジストローラ9の
下ローラ9bは中間部3.Iのフレーム53に形成され
た垂直の長孔54に摺動自在に取り付けられた軸受55
を介して回転可能に支持されている。
また、ベース部3h側のフレーム56の上面には、第1
01m(a)に示す複写処理可能状態において、前記軸
受55と当接し、軸57を軸50の方向へ押圧し、下ロ
ーラ9トを上ローラ9aに圧接するための切欠き58が
形成されている。
従って、上部本体2が図示せぬロック手段により下部本
体3に押し付けられた通常の複写処理可能状態において
は、第10図(alに示すようにフレーム52と56と
が所定位置にセットされ、前記切欠き58によって軸5
7が軸受55を介して軸50の方向に押圧され、上ロー
ラ9aと下ローラ9しとが所定の圧接状態となっている
この状態で第3図に示すように、中間部3aをベース部
3b内に残したまま、上部本体2を持ち上げると、第1
0図(blに示すように、上部本体2例のフレーム52
が持ち上げられ、上ローラ9aと下ローラ9t、が完全
に離れた状態となるので、前記のようにその間に存在す
るジャム紙の処理が容易である。
次に、第3図に示す如く、中間部3aが上部本体2に係
合された状態で持ち上げられた時、第1011J tc
)に示す如く、フレーム56が相対的に下方に下がり、
切欠き58が軸受55から離れるので、軸受55は、前
記長孔54内を下方に摺動して長孔54の下端に当接す
る位置で停止する。従って、第10図(C)に示すよう
に上ローラ98と下ローラ9トの間の圧接が解除され、
中間部3aが、上部本体2に一体的に結合されているの
もかかわらず、上ローラ98と下ローラ9b間にかみ込
まれた複写紙を容易に除去することができる。
また、第11図及び第12図に示した装置は、定着ロー
ラ20の上ローラ20.と下ローラ20しの圧接解除機
構り、である。原理的には、この機構は第9図及び第1
0図に示したもの<DI )と同様である。
即ち、中間部3aのフレーム53には、ピン59及び6
0を介してそれぞれレバー61.62が揺動自在に取り
付けられている。上記レバー61は上ローラ20.を支
持するもので、レバー62は、下ローラ20I、を支持
している。ベース部3I。
側のフレーム56には、係合部63が上方に向かって突
設されている。この係合部63は、前記レバー62を支
持するためのものである。また、前記フレーム53にも
係合部64が設けられている。
この保合部64の高さは、第12図falに示す複写処
理可能状態において、係合部63よりも低(、そのため
、第12図(a)に示す状態では、レバー62と係合し
ない高さに設定されている。
従って、上記したように複写機lが第1図に示すように
複写処理可能状態にある時には、レバー61はフレーム
52に当接しており、また、レバー62はフレーム56
の係合部63に当接し、フレーム52がフレーム56に
対して図示せぬロック手段により押圧されていることに
よって、上ローラ20.が下ローラ20しに所定の接圧
で圧接されている。この状態で第2図に示すように中間
部3.をベース部3トに装着したままで、上部本体2を
持ち上げると、第12図(b)に示す如く、フレーム5
2が持ち上げられ、レバー61を下方に押し下げる力が
なくなるので、上ローラ208は、自重によって下ロー
ラ20し上に載置されるのみとなり、両ローラ20a 
、  20b間の圧接が解除されて、そこに挾み込まれ
た複写紙を容易にとり去ることができる。
また、第3図に示すように、中間部3aを上部本体2に
一体的に係合させた状態で持ち上げると、フレーム56
が相対的に下方に移動したと同じ状態になり、第12図
(C)に示すようにレバー62を上方へ持ち上げる力が
なくなり、レバー62は、係合部64と当接する位置ま
で下降する。従って、この状態においても、上ローラ2
08は、その自重によって下ローラ201.上に載置さ
れるのみとなり、両ローラ間の圧接力が低下するので、
中間部3aが上部本体2に一体的に連結されているにも
かかわらず、定着ローラ20に挾み込まれた複写紙を容
易に除去することが可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、以上述べたように、片面画像処理を行うため
の片面処理用用紙搬送経路に、両面画像処理を行うため
の両面処理用用紙搬送経路が接続され、画像形成装置本
体が、上記片面処理用用紙搬送経路により上部本体と下
部本体とに二分割され、上記下部本体が、上記片面処理
用用紙搬送路の二部と上記両面処理用用紙搬送路の一部
とにより囲まれた中間部と、それ以外のベース部とに分
割されてなる自動両面画像形成装置のジャム処理装置で
あって、ジャム処理のために上記上部本体を開いた時、
上記中間部を囲む片面及び/若しくは両面処理用用紙搬
送経路に設けた所定の押圧ローラの圧接を解除するよう
にしたことを特徴とするジャム処理装置であるから、両
面画像処理モード時に紙詰まりを生じた場合に、ジャム
処理のために上部本体を持ち上げた時、開かれていない
用紙搬送経路に挟まった複写紙を簡単に取り除くことが
でき、ジャム処理の作業能率を著しく向上させることに
成功したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用することのできる自動両面画像形
成装置の一例としての自動両面複写機の複写処理可能状
態を示す概略正断面図、第2図は同自動両面複写機の片
面処理用用紙搬送路に生じた紙詰まりを除去するために
上部本体を開いた状態を示す第1図相当図、第3図は同
自動両面複写機における両面処理用用紙搬送経路に生じ
た紙詰まりを除去するために、上部本体と中間部を一体
として開いた状態を示す第1図相当図、第4図は同自動
両面複写機に設けられたジャム検知スイッチの配置位置
を示す概略構成図、第5図は同実施例に用いることので
きる中間部連結手段の概要を示す概略構成図、第6図(
alは、第5図に示したA矢視部の拡大正面図、第6図
(b)は第6図(alにおけるB−B矢視断面図、第7
図は第5図に示した中間部連結手段の詳細な構造を示す
斜視図、第8図(a)及び(blは第7図に示した構成
要素の作動状態を示す正面図、第9図は上記実施例に採
用することのできる圧接解除機構の一例を説明するため
のもので、第9図(a)はその斜視図、第9図(b)は
その側断面図、第10図+al、 (bl、 (C1は
それぞれ上記圧接解除機構の動きを示す正面図、第11
図は他の圧接解除機構を示す斜視図、第12図(a)、
山1. FC+はそれぞれ第11図に示した圧接解除機
構の動きを説明するための正面図である。 〔符号の説明〕 1・・・複写機      2・・・上部本体3a・・
・中間部     31.・・・ベース部A・・・片面
処理用用&]E搬送経路 B・・・両面処理用用紙搬送経路 2 ル DI+、D2・・・圧接解除機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)片面画像処理を行うための片面処理用用紙搬送経
    路に、両面画像処理を行うための両面処理用用紙搬送経
    路が接続され、画像形成装置本体が、上記片面処理用用
    紙搬送経路により上部本体と下部本体とに二分割され、
    上記下部本体が、上記片面処理用用紙搬送路の一部と上
    記両面処理用用紙搬送路の一部とにより囲まれた中間部
    と、それ以外のベース部とに分割されてなる自動両面画
    像形成装置のジャム処理装置であって、 ジャム処理のために上記上部本体を開いた 時、上記中間部を囲む片面及び/若しくは両面処理用用
    紙搬送経路経路に設けた所定の押圧ローラの圧接を解除
    するようにしたことを特徴とするジャム処理装置。
JP62303878A 1987-11-30 1987-11-30 ジャム処理装置 Expired - Lifetime JP2565952B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03142473A (ja) * 1989-10-30 1991-06-18 Mita Ind Co Ltd 上下分割型画像形成装置

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