JPH01145487A - アルミニウム製配管 - Google Patents

アルミニウム製配管

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JPH01145487A
JPH01145487A JP30507687A JP30507687A JPH01145487A JP H01145487 A JPH01145487 A JP H01145487A JP 30507687 A JP30507687 A JP 30507687A JP 30507687 A JP30507687 A JP 30507687A JP H01145487 A JPH01145487 A JP H01145487A
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JP
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diffusion
maximum
alloy
depth
corrosion
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JP30507687A
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Kazunori Ishikawa
石川 和徳
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Furukawa Aluminum Co Ltd
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Furukawa Aluminum Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は耐孔食性に優れたアルミニウム製配管に関する
もので、特に自動車のラジェーター。
ヒーターコア、エアコン等の配管に適したちのである。
〔従来の技術〕
オールアルミのラジェーターやヒーターコアは第2図に
示すように多数の偏平チューブ(4)間にフィン(3)
を取付け、チューブ(4)端部に設けたタンク(2)に
配管(1)、(1°)をろう付けし、図には示してない
がゴムホースを接続している。
サーペンタインタイプのエバポレーターは第3図に示す
ように蛇行状に折曲げた押出管(6)の間にフィン(3
)を取付け、押出管(6)の端部に配管(1)をろう付
けし、ユニオン(5)を介して図には示してないがAi
製製管管接続している。
またエアコンでは第4図に示すようにサーペンタインタ
イプのエバポレーター(12)の一端とコンデンサー(
10)の一端を、配管(1)とユニオン(5)とコネク
ター(13)を用い、リキッドタンク(11)を介して
連結し、エバポレーター(12)の他端とコンデンサー
(10)の他端にユニオン(5)とコネクター(13)
を用いて取付けた配管(1)にフレックスホース(9)
を取付けてコンプレッサー(8)と連結している。尚図
において(7)はエンジンを示す。
上記配管は熱交換器のろう付けと同時に加熱処理して使
用するものと、加熱処理することなく使用するものがあ
り、一般にJIS 1050.1100゜3003、6
063等のAl又はAl合金からなる抽伸管又はJIS
 7072合金をクラッドしたJIS 3003合金管
(以下アルクラッド管と略記)が用いられ、通常管肉厚
は0.8〜1.6 m、管外径8〜16履のものが使用
されている。
上記エアコンの配管は一般にエンジンルームに付設され
、トラックやバス等の大型車では床下に付設される。そ
のため外部からの水やドロの巻き上げによる腐食や土砂
の衝突に対する耐食寿命を満足し、内圧に耐えるためJ
IS 3003合金管や外面に5〜20%の厚さにJI
S 7072合金をクラッドしたアルクラッド管が使用
されている。
アルクラッド管はアルミ特有の孔食が芯材に達したとき
に犠牲層として皮材であるJIS 7072合金層の腐
食が優先して起り、芯材であるJIS3003合金の孔
食発生を防止する。
(発明が解決しようとする問題点) アルクラッド管は大気側の腐食に対して優れた耐孔食寿
命を示すも、JIS 7072合金を皮材として内面又
は内外面にクラッドしてラジェーターやヒーターコアの
配管に使用すると、内面あるいはゴムホースと接する外
面すき間部では、冷却液により急速に犠牲層であるJI
S 7072合金が消費され、耐孔食寿命が短くなるば
かりか、ラジェーターやヒーターコアの偏平チューブの
目づまりを生じ、熱交換機能を低下する。
これはアルクラッド管がろう付けと同時に加熱処理され
ることなく使用される場合、特に皮材であるJIS 7
072合金と芯材であるJIS 3003合金の界面に
おいて、Zn濃度が急激に変化し、犠牲層の消耗が激し
くなるためである。
(間1題点を解決するための手段〕 本発明はこれに鑑み種々検問の結果、JIS7072合
金ばかりでなくZnを含んだ犠牲層を配管の内面、外面
又は内外面にクラッドした配管の耐孔食寿命を向上させ
たアルミニウム製配管を開発したものである。
即ち本発明配管は、Znを含む卑なAl合金を皮材とし
、これより貴なAl又はAl合金を芯材とする管状体の
内面、外面又は内外面に皮材をクラッドした配管におい
て、Zn拡散パターンにおける最大Zn濃度を0.2〜
1.5 wt%とし、最大Zn濃度を示す深さから芯材
と皮材の境界部までの距離を20Iim以上、最大Zn
1度を示す深さから最深Zn拡散部までの距離を30μ
m以上とし、更にZn拡散深さを肉厚の40%以下とす
ることを特徴とするものである。
〔作 用〕
本発明において、皮材であるZnを含む卑なAl合金と
、これより真な芯材であるAl又はAl合金は、30m
V以上の電位差を有している合金を組み合せることが必
要であり、皮材(犠牲層)の最大Zna度を0.2〜1
.5 wt%トスルことで、皮材と芯材の電位差を30
mV以上とすることができる。しかして最大Zn濃度が
0.2wt%未満では犠牲作用が動かず、1.5 wt
%を越えると犠牲層の自己腐食が大となり、ラジェータ
ーやヒーターコアの偏平チューブの目づまりを起し、液
循環に支障をきたす。
また第1図に示すように最大Zns度(MaxZnm度
)を示す深さから境界部までの距離(a)を20μm以
上とすることで、犠牲層の消耗を抑制することが可能と
なる。しかしてその距離が20μm未満では犠牲層の消
耗に続いて芯材の孔食が直ちに発生する。即ち犠牲層の
Zn濃度を芯材との境界付近で減少させることにより、
芯材とZnを除いた犠牲層ベース合金との電位差を利用
して芯材での孔食が確実に防止できるのである。
また)iaXZn濃度を示す深さから最深7n拡散部ま
での距離(b)を30μm以上とすることで、犠牲作用
を長期間維持できる。更に表面からのZn拡散深さ(C
)を板厚の40%以下とすることで、腐食による板厚減
少に伴う材料強度の減少を押え、耐圧強度への影響を少
なくすることができる。
〔実施例〕
第1表に示す芯材用合金と皮材用合金をそれぞれ鋳造し
、芯材用は外径9inCh、内径7inChの中空ビレ
ットとし、皮材用は外径7inCh、肉厚2.5#の押
出管として実験に供した。
先ず芯材用中空ビレットの内側に皮材用押出管を挿入゛
し、500℃で熱間押出した後、明後きにより皮材を内
面にクラッドした配管(外径16m、肉厚1.0 m、
内皮クラツド率10%)を製造した。尚配管の製造工程
において、熱間押出の前の500 ’Cの加熱保持時間
を変化させ、最終クラツド管のZn拡散パターンを変え
た。
これ等の配管についてCu2+イオンを10ppHl加
えた市水を腐食液とし、室温で16時間と、88℃で8
時間のサイクル循環試験を行ない、3力月での内面クラ
ッド層の腐食深さを測定した。
その結果を第2表に示す。尚腐食液の流速は101/m
inとした。またクラッドした皮材のZn拡散パターン
は断面のEPMA線分析により求めた。
第2表から明らかなように、本発明配管Nα1〜11は
3力月の循環試験において腐食深さは0.2in以下で
、犠牲層の全面腐食にとどまった。
一方MaxZn濃度が0.1wt%の比較配管Nα12
では犠牲層の作用がなく、深い孔食が発生した。
またHaxZnlfi度が1.9wt%の比較配管N(
115では、ピット状の腐食を発生し、その孔食は芯材
まで及ぶものがあった。更にHaxZn濃度を示す深さ
から境界部までの距離(a)が20μmより小ざく、1
48XZn濃度を示す深さから最深7−n拡散部までの
距離(b)が30μmより小さい比較配管Nα13は犠
牲層が全くなくなっており、芯材の孔食が発生した。ま
た表面からのZn拡散深さ(C)が板厚の40%より大
きい比較配管Nα14は、拡散層が深く、腐食は拡散層
で止まっているものの配管の肉厚減少が大きく、強度の
低下が著しい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、犠牲層を設けた配管の耐孔食性の改善
が図られ、腐食減債を可能なかぎり低下させ、犠牲層の
作用の持続時間を長期化することができるもので、循環
系のアルミの溶出を低減し、腐食生成物による熱交換器
等の目づまりを起すことがふく、その特性低下問題もな
くなる等工業上顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明配管のZn拡散パターンの一例を示す説
明図、第2図はヒーターコアの配管取付の一例を示す斜
視図、第3図はエバポレーターの配管取付の一例を示す
斜視図、第4図はエアコンの配管の一例を示す配管図で
ある。 1.1’ 、配管 2、タンク 3、フィン 4、偏平チューブ 5、ユニオン 6、押出管 7、エンジン 8、コンプレッサー 9、フレックスホース 10.コンデンサー 11、リキッドタンク 12、エバポレーター 13、コネクター 第1図 遣 稈 第2図    第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Znを含む卑なAl合金を皮材とし、これより貴なAl
    又はAl合金を芯材とする管状体の内面、外面又は内外
    面に皮材をクラッドした配管において、Zn拡散パター
    ンにおける最大Zn濃度を0.2〜1.5wt%とし、
    最大Zn濃度を示す深さから芯材と皮材の境界部までの
    距離を20μm以上、最大Zn濃度を示す深さから最深
    Zn拡散部までの距離を30μm以上とし、更にZn拡
    散深さを肉厚の40%以下とすることを特徴とするアル
    ミニウム製配管。
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