JPH0114457Y2 - - Google Patents

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JPH0114457Y2
JPH0114457Y2 JP1980136617U JP13661780U JPH0114457Y2 JP H0114457 Y2 JPH0114457 Y2 JP H0114457Y2 JP 1980136617 U JP1980136617 U JP 1980136617U JP 13661780 U JP13661780 U JP 13661780U JP H0114457 Y2 JPH0114457 Y2 JP H0114457Y2
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brake
guide rail
electromagnetic solenoid
electromagnetic
movable body
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、線引機、製図機等における電磁ブレ
ーキ装置に関する。
従来から線引機、製図機等においては、案内レ
ールに沿つて移動自在な移動体によつて線引器或
いはスケールを案内し、これを停止状態に支持さ
せる場合、移動体に設けたブレーキ部材を操作し
案内レールに圧接させていた。このブレーキ部材
の操作手段としては、ブレーキレバーを回転操作
し、カム部材等を以つて行う構成が一般的である
が、操作の簡便さや迅速性を考慮すると、ブレー
キ部材を電磁ソレノイドによつて作動させる手段
の方が優れている。特開昭55−95598号公報で出
願人が既に提案しているように、特に、等間隔線
を書くような場合、所定の移動量を予めメモリー
回路に入力させてプリセツトし、且つ案内レール
に対する移動体の移動をエンコーダ等の検出装置
により検出し、先のプリセツトした移動量に対応
する移動を移動体が行うと、ブレーキ部材が作動
して所定の移動位置に移動体を停止させるような
線引機、製図機においては、電磁ソレノイドによ
る作動手段が最も有利である。
ところで、電磁ソレノイドによる作動杆の突出
長さや突出強さは、個々の製品や供給電力の強弱
或いは案内レールと移動体又は電磁ソレノイドと
の相対的寸法誤差等の意図せぬ原因により、常に
一定に維持し得ないから、電磁ソレノイドを移動
体に不動に固定し、作動杆の突出力によりブレー
キ部材にブレーキ力を付与する構成では、ブレー
キ部材の圧接力は、まちまちになり、安定したブ
レーキ作用が得られない問題があつた。
そこで、本考案は、移動体のブレーキ部材を電
磁ソレノイドによつて作動せしめ、操作の簡便性
と作動の迅速性を図つた上記線引機、製図機等の
移動体を案内レールに対して停止せしめるブレー
キ装置において、電磁ソレノイドを、弾性部材を
介して移動体に設置し、その作動杆が該弾性部材
の弾性力によりブレーキ部材に圧接し安定したブ
レーキ作用を行うように構成してなる電磁ブレー
キ装置を提供しようとするものである。
以下図示の実施例により本考案装置を詳細に説
明すると、第1図の線引機において、1は案内レ
ールで、その長手方向に沿つて移動体2を走行自
在に支持している。3は線書器で移動体2に取付
けられ、基台4上に貼付した用紙等に所定の線を
書けるように構成してある。5は基台4の側縁部
に固定した案内レールで、前記案内レール1と同
様にその長手方向に沿つて走行自在な移動体5a
を具備しており、該移動体5aに前記案内レール
1の端部が一体に取付けてある。6は案内レール
1上に設けたプリセツト・ブレーキ装置のキイボ
ードで、移動体の移動量を予めプリセツト入力し
ておくための電子卓上計算機式のキイ入力部、キ
イ入力部に置数された移動量を表示する入力表示
部、ブレーキ装置のブレーキ解除を行うリセツト
スイツチ、及び手動ブレーキスイツチ等が設けて
ある。
第2図及び第3図において、案内レール1の両
側にレール枠部1aが設けてあり、移動体2に回
転自在に設けた高さローラ7a、水平ローラ7b
がレール枠部1aに走行自在に係合し、案内レー
ル1の下面に沿つて移動体2が走行自在に設けら
れてある。
案内レール1の略中央には、その長手方向に沿
つてL型枠片8が固定ねじ9によつて取付けてあ
り、このL型枠片8の垂直片に移動量検出用のメ
インスケール10が取付けてある。10a,10
bは夫々メインスケール10の上、下の支持枠で
あり、10cはメインスケール10をL型枠片8
に固定するボルト・ナツトである。11は支持板
12aによつて移動体2上に設けた発光ダイオー
ド、13は支持板12aによつて支持された受光
ダイオードでこれら発光ダイオード11と受光ダ
イオード13が前記メインスケール10を間に相
対し、案内レール1に対する移動体2の移動を検
出し得るように構成してある。14はメインスケ
ール10に相対して受光ダイオード側に設けたサ
ブスケールである。そして、これら発光ダイオー
ド、受光ダイオード、メインスケール、サブスケ
ール等からなる移動体検出部で検出したカウン
ト.パルスをアツプ.ダウンカウンターでカウン
トし、先のプリセツト入力した移動量と比較回路
で比較し、その一致信号に基いて後述する電磁ブ
レーキ装置を作動させ、移動体を所定の移動位置
に停止させることができるのである。
他方、本考案に係る電磁ブレーキ装置は、第3
図に明示する如く、移動体2上に夫々支軸15を
中心に回動自在に一対のブレーキ部材16が設け
てあり、その先端部のブレーキシユー17が前記
案内レール1のレール枠部1aのレール面に相対
して設けてある。そして、各ブレーキシユー17
の内側には電磁ソレノイド18の作動杆19が相
対するように設けてあり、電磁ソレノイド18へ
の供電によつて作動杆19がブレーキシユー17
を押圧し、ブレーキシユー17をレール枠部1a
に圧接するように構成してある。また、隣合う電
磁ソレノイド18の作動杆19の他端部には、電
磁作用板19aが一体に設けてあり、実施例の場
合、各電磁ソレノイド18への供電によつて夫々
の電磁作用板19aが同一の磁極を帯びるように
なし、相互の反作用力によつて作動杆19のブレ
ーキシユー17に加わる押圧力を増強するように
構成してある。
尚、前記実施例とは逆に、案内レール1のブレ
ーキ作用枠がブレーキシユー17の内側に位置す
る場合、夫々のブレーキ部材16は該ブレーキ作
用枠を挟持する方向にブレーキ作用を行うことと
なるから、第3図において、電磁ソレノイド18
の作動杆19をブレーキシユー17と連結し、電
磁ソレノイド18への供電によつて作動杆19が
避退することによつてブレーキシユー17がブレ
ーキ作用枠に圧接するように構成することができ
る。
ここで本考案に係る電磁ブレーキ装置において
は、前記電磁ソレノイド18は、第4図示の如
く、下辺部を移動体2上に固定ネジ21により固
定した板バネからなるL字形状の弾性部材20に
よつて支持されている。第2図において、22は
その取付ネジである。よつて、電磁ソレノイド1
8に供電がなされ作動杆19が突出し、ブレーキ
シユー17をレール枠部1aに圧接する際に、弾
性部材20はたわみを生じ、その弾圧力を以つて
作動杆19をブレーキシユー17に圧接すること
となり、ブレーキシユー17は弾性部材20の弾
圧力でレール枠1aに圧接することとなる。従つ
て、電磁ソレノイド18の作動杆19の突出長さ
や突出力の強さにかかわりなく、弾性部材20の
弾圧力に均等化された所定の圧接力で確実なブレ
ーキ作用を行うことができる。
以上の通り、本考案に係る線引機、製図機等に
おける電磁ブレーキ装置によれば、案内レールに
圧接してブレーキ作用を行うブレーキ部材を移動
体に設け、供電された電磁ソレノイドの作動杆に
よつてブレーキ作動せしめる電磁ブレーキ装置に
おいて、電磁ソレノイドを弾性部材を介して移動
体に設置した構成により、作動杆のブレーキ作用
力を弾性部材のたわみに伴う弾圧力によつて一定
の範囲に規制する構成を具備しているから、従来
の個々の製品や供給電力の強弱、或いは案内レー
ルと移動体又は電磁ソレノイドとの相対的寸法誤
差等の意図せぬ原因により、作動杆の突出長さや
突出強さが相違して、ブレーキ部材の圧接力が、
まちまちになり、安定したブレーキ作用が得られ
ないというような問題が一掃され、簡単なブレー
キスイツチの操作によつて弾性部材の弾力により
迅速なブレーキ作動が得られるのみならず、作動
杆の突出長さや突出力の強さにかかわりなく、弾
性部材の弾圧力によつて均等化された所定の圧接
力で確実なブレーキ作用を行うことができる効果
があり、線引機、製図機等の移動体のブレーキ装
置として実用上益するところ大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す斜面図、
第2図はその要部を一部縦断して示す側面図、第
3図はその要部を一部省略して示す平面図、第4
図はその要部を概略化して示す説明図である。 1……案内レール、2……移動体、10……メ
インスケール、11……発光ダイオード、13…
…受光ダイオード、14……サブスケール、15
……支軸、16……ブレーキ部材、17……ブレ
ーキシユー、18……電磁ソレノイド、19……
作動杆、20……弾性部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 線書器又はスケールを案内レールに沿つて移動
    自在に案内する移動体に、案内レールに圧接して
    ブレーキ作用を行うブレーキ部材を設けると共
    に、該ブレーキ部材に隣接する移動体上にブレー
    キ部材に当接してブレーキ作用を行わせる作動杆
    を具備する電磁ソレノイドを設けてなる線引機、
    製図機等における電磁ブレーキ装置において、前
    記電磁ソレノイドを弾性部材を介して移動体に設
    置したことを特徴とする線引機、製図機等におけ
    る電磁ブレーキ装置。
JP1980136617U 1980-09-25 1980-09-25 Expired JPH0114457Y2 (ja)

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JPS5759690U JPS5759690U (ja) 1982-04-08
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5142413U (ja) * 1974-09-25 1976-03-29
JPS527232U (ja) * 1975-06-30 1977-01-19
JPS5595598A (en) * 1979-01-12 1980-07-19 Asahi Seimitsu Kk Presettbrake gear in wire draw bench* drawing instrument* etc*

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