JPH01142367A - 極低温冷却装置 - Google Patents

極低温冷却装置

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JPH01142367A
JPH01142367A JP30025287A JP30025287A JPH01142367A JP H01142367 A JPH01142367 A JP H01142367A JP 30025287 A JP30025287 A JP 30025287A JP 30025287 A JP30025287 A JP 30025287A JP H01142367 A JPH01142367 A JP H01142367A
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JP
Japan
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circuit
cooled
valve
temperature
refrigerator
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Pending
Application number
JP30025287A
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English (en)
Inventor
Tadashi Takada
忠 高田
Tsutomu Takahashi
強 高橋
Norihide Saho
典英 佐保
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は極低温冷却装置に係り、特にIOK以下まで冷
却可能で広範囲の温度域を利用する極低温試験装置等に
好適な極低温冷却装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は第3図に示すように、真空断熱槽3内に寒
冷発生段5.6を挿入した冷凍機1と。
その寒冷を更に低温に冷却するための熱交換器9a、9
b、9c及びジュールトムソン弁io(以後J−T弁と
称す)を有するJ−T回路とから成り、被冷却体23は
温度が最も低くなるJ−T弁10の後に設けられた試料
台22に取付けて冷却するようになっていた。ここで、
2は圧縮機ユニット、4はシールド層、13および15
は高圧ガス供給ライン、14は中圧ガス戻りライン、1
6は低圧ガス戻りライン、19は排%管、31は真空空
間、32は真空排気装置である。
通常、この被冷却体23は、極低温域での特性を調査す
る素子、超電導材などであり、常温から極低温までの任
意の温度における特性を調査するため、試料取付台22
の温度は温調器30により設定、制御される。被冷却体
23はこの場合、ヘリウムガスを用いた極低温冷却装置
によって常温から4.5Kまで冷却されるが、試料取付
台22の温度制御は、最低到達温度4.5Kまで冷却し
た後には、冷却運転を継続するための系内の温度バラン
スの関係より、速やかに温度上昇させることは困難であ
る。このため、極低温冷却装置は冷却過程の各温度ポイ
ントで被冷却体23の特性値を採取するように試験、運
転されていた。
なお、この種の装置として関連するものには、例えば、
特開昭49−83043号等が挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術に於ては、4.5Kまで冷却される被冷却
体の場合しか考慮されておらず、従来の装置は、例えば
20に、80になどの中間温度域での特性を採るような
被冷却体の場合においても、J−T回゛路を含めた系全
体を冷却することとなり、このため、冷却時間が約10
時間余り必要となって、日々に試料を取替えて試験する
には、冷却時間が長すぎ、昼夜運転、隔日運転などしか
出来ないと言う問題があった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、日々効率よく試
験できる極低温冷却装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、被冷却体をその特性に応じた温度域に冷却
できるように、試料台をJ−T回路の極低温域部と冷凍
機の寒冷発生部との複数の温度レベルの部分に配設する
ことにより、達成される。
〔作   用〕
複数の温度レベルの試料台を設けて、取扱う被冷却体の
対象温度域に応じて利用する。すなわち、極低温域以外
の温度域の被冷却体に対しては、冷凍機の寒冷発生段を
そのまま利用することによって、所定の温度域の制御が
容易に効率よく行える。
〔実 施 例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
真空排気装置32により排気された真空保冷槽3内には
、寒冷発生用の冷凍機1の寒冷発生段5゜6および、そ
の寒冷を利用してさらに低温を生成するJ−T回路が内
蔵されている。このJ−T回路は、この場合、3段の熱
交換器9aないし9c、J−T弁10、バイパス弁11
およびこれらを連結する配管より成っている。また、冷
凍機lは、この場合、80にレベルの寒冷発生段(以下
第1ステージと称す)5と20にレベルの寒冷発生段(
以下第2ステージと称す)6とより成っている。
これらの寒冷発生回路には、圧縮機ユニット2によって
約18atm〜20atm程度に圧縮昇圧された。この
場合、高圧のガスヘリウムが高圧ガス供給ライン13.
15を介して供給される。この高圧のガスヘリウムは、
冷凍機l内ではガスヘリウムが蓄冷器を介して膨張室に
流れ断熱膨張を繰返して冷却され、J−T回路において
は、冷凍機1の第1ステージ5、第2ステージ6で発生
した寒冷熱により冷却されて、第3段熱交換器9cおよ
びJ−T弁lOでさらに冷却されて、この場合、4.5
Kまで温度低下する。冷却されたガスは、この場合、冷
凍機lでは約5〜fj ateの中圧に。
またJ−T回路では約1 atmに圧力降下して、中圧
ガス戻りライン14および低圧ガス戻りライン16を介
して圧縮機ユニット2内の圧縮機7.8の中間段および
低圧段に戻される。
なおここで、圧縮機ユニット2内に示す12は中圧タン
クで、27.28および32は弁である。
また、真空排気装置32に示す17は、この場合、油拡
散ポンプで、18は、この場合、油回転ポン。
プで、19は排気管で、20.21および29は弁であ
る。また、真空断熱層3に示す4はシールド層で、22
は4.5に温度レベルに設けた試料台で、25は20に
レベルの第2ステージ6に設けた試料台で、26は80
にレベルの第1ステージ5に設けた試料台で、23は被
冷却体で、24は被冷却体23につながるリード線で、
31は真空空間である。また、温調器30は試料台22
゜25および26をそれぞれに温度調整可能になってい
る。
このように構成された装置により、4.5にレベルにま
で冷却する必要のある被冷却体23は、試料台22に取
付けて、J−T回路の全能力を利用して冷却装置全系を
冷やし、所定の4.5Kを得る。
また、被冷却体23の特性上、温度レベルが4゜5にレ
ベルまで必要でなく、20に、80にあるいはその近辺
の温度レベルまで到達すれば良いものにおいては、試料
台25または26を用いて被冷却体23を冷却する。こ
れにより、冷却装置を最初から運転しなおさなくて良い
ので、日々効率良く試験できる。
また、このときにはJ−7回路は必要なく、冷凍機1の
運転のみで得られる温度域であるため、J−7回路は冷
凍機1の運転の熱負荷とならないようにし、冷却速度を
向上させる。この運転方法としては次の2とおりがある
まず第1の方法は、J−7回路を冷凍4!11の熱負荷
とならない程度に冷却するように弁27,28を調整、
すなわち、高圧ガス供給ライン15からの高圧ガス、ヘ
リウムガスを低圧戻りラインに流し、高圧ガス回路15
からJ−7回路に流れるガスヘリウムを少なくして供給
し、負荷容量を小さくする。また、バイパス弁11を介
して直接J−T弁lOにガスヘリウムを流すことにより
、さらに負荷を小さくして、冷凍機1を急速に冷却する
方法である。
第2の方法は、弁28.32を閉じ、弁29を開けてJ
−T回路内を真空ポンプ17.18を用いて排気し、J
−7回路から冷凍#11にかかる熱負荷を排除する方法
である。
これらの方法を構じることによって冷凍機lはほとんど
J−T回路側からの熱負荷を受けることなく、冷凍機単
体に近い条件で運転できるため、冷却速度は全系を冷却
する場合の数倍向上し、加えて温度制御も容易に、かつ
、効率よく行える。
以上、本−実施例によれば、被冷却体の所要温度レベル
に応じて冷却範囲を調整でき、加えて試料取付台も最適
の温度レベルが利用できる。このため、特に温度レベル
が20により高い被冷却体に対しては、冷却速度が数倍
に向上すると共に温度制御も容易且つ効率的になり、運
転、試験が日々実施できるようになる。
なお、木−実施例ではJ−7回路の真空排気を行うとき
、弁28.32を締めるようにしているが、第2図に示
すように寒冷発生段5によって冷却された高圧ガスライ
ンを弁33を介して低圧ガスラインにバイパスさせると
ともに、熱交換器9bにつながる高圧ガスラインおよび
低圧ガスラインに弁34および35を設け、さらに熱交
換器9b側の低圧ガスラインに弁36を介して真空排気
装置32を接続し、弁34.35を閉じ、弁33゜36
を開けて、熱交換器9b側のJ−7回路を真空排気し、
シールド槽4を冷却可能にしておく。
これにより、J−T回路真空排気時の真空断熱層3内へ
の熱侵入を防止できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、被冷却体を日々効率よく試験できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である極低温冷却装置を示す
構成図、第2図は第1図の装置のJ−T回路真空排気の
他の実施例を示す構成図、第3図は従来の装置を示す構
成図である。 6−−−−−−第2ステージ、9a 、 9b 、 9
cm−−−−一熱交換器、10−−−−−−J−T弁、
13 、15−一−−−−高圧ガス供給ライン、14、
−−−−−一中圧ガス戻りライン、1fl−−−−−一
低圧ガス戻りライン、22 、25 、28−一−−−
−試料台、23−−一−−一被冷却体代理人 弁理士 
 小 川 勝 男1.5−119、。 オ1図 /Q−−−−,7−T弁 2i2目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、真空保冷槽内に冷凍機の寒冷発生部と該冷凍機で発
    生した冷熱をさらに極低温域にまで冷却するJ−T回路
    とを有し、被冷却体を取付ける試料台を、前記J−T回
    路の極低温域部と前記冷凍機の寒冷発生部とに配設した
    ことを特徴とする極低温冷却装置。 2、前記J−T回路に流す冷媒ガス量を調整可能にした
    特許請求の範囲第1項記載の極低温冷却装置。 3、前記J−T回路を真空排気可能にした特許請求の範
    囲第1項記載の極低温冷却装置。
JP30025287A 1987-11-30 1987-11-30 極低温冷却装置 Pending JPH01142367A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008241090A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Railway Technical Res Inst パルス管冷凍機を利用した低温容器内の冷媒の冷却システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008241090A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Railway Technical Res Inst パルス管冷凍機を利用した低温容器内の冷媒の冷却システム

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