JPH01141719A - プラスチックシートの熱成形方法及びそれに用いる型 - Google Patents

プラスチックシートの熱成形方法及びそれに用いる型

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JPH01141719A
JPH01141719A JP30175487A JP30175487A JPH01141719A JP H01141719 A JPH01141719 A JP H01141719A JP 30175487 A JP30175487 A JP 30175487A JP 30175487 A JP30175487 A JP 30175487A JP H01141719 A JPH01141719 A JP H01141719A
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Japan
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mold
sheet
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plastic sheet
thermoforming
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Hideki Yamamoto
秀樹 山本
Takeo Kato
武男 加藤
Chihiro Sakamaki
坂巻 千尋
Takeo Tomatsuri
丈夫 戸祭
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はプラスチックシートの熱成形法に関するもので
あり、特に得られた成形シートを集合体として使用でき
るだけでなく、個々の容器形状に任意に切り離して使用
することができ、菓子の包装、機械部品の包装に通用す
ることが可能なプラスチックシートの熟成形方法に関す
るものである。
〈従来技術〉 従来から、製品を個々に取り出しやすくする為には、最
初から、個々に独立した凹状の成形容器を中仕切りとじ
函体である外容器に並べ一つ一つの成形容器毎に製品を
収納する方法があり、製品を成形容器に入れたまま個々
に容易に取り出すことが出来る。
しかしながら、この方法の欠点としては、一つ一つの成
形容器を独立させておく為、プラスチックシートから成
形容器を多数個取りし、熱成形と同時工程もしくはその
後工程において、予め一つ一つの成形容器に切り離して
おくが、製品を個りに使用する必要がない場合はその切
断作業がむだとなってしまう。
更に、切り離した個々の成形容器は通常函体である外容
器に並べられるだけであり、輸送中に振動等を受けるこ
とにより、函体の片側に寄ってしまう恐れがあった。
く解決しようとする問題点〉 上記従来技術においては、シート状物にミシン目状の孔
を開けようとすると、予め成形容器を形成してから、後
工程でミシン目状の切れ目を設けるか、或いは熟成形と
同時にミシン目状の切れ目を設けようとすると、上型と
下型とが噛み合った高価な金属型を用いる必要が生じ、
工程が増えることにより煩雑になったり、また型等を高
価なものにしなければならない等の問題が生じていた。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するために、本発明においては、容器
成形用凹部が多数個集合して成り、各々の凹部の境界線
上に排気孔が連続的に配置されている熱成形用型を用い
、核型上に予め加熱されて成る成形シートを前記容器状
の凹部上に密着させ、前記排気孔より空気を吸引し、真
空成形、圧空成形及びそれらを併用することによりプラ
スチックシートを成形することにより解決したものであ
る。
〈作用〉 本発明で用いる成形型は容器上の凹部の境界線上に、若
干径を太き(した排気孔が連続して設けられた構造を有
し、前記成形型に成形温度をやや高めに設定して加熱軟
化したプラスチックシートを、前記排気孔部分に密着さ
せ、真空成形、圧空成形、及びそれらの両方法を併用し
つつ熱成形することにより、空気圧力差による貫通力が
強化され、またシート自体も柔らかくなることから貫通
し易くなり、ミシン目状の孔を設けることが可能となる
また、排気孔は連続して設けられている為、成形された
シートの孔も連続したミシン目状となり、その部分を境
界として切り離すことが可能となる。
〈発明の詳細な説明〉 以下、本発明を図面に従って説明する。
第1図は本発明で用いる熱成形用型(1)である。
該熟成形用型(1)は、多数の容器状凹部(2)と、各
容器状凹部(2)の境界線上に連続的にミシン目状の排
気孔(3)が設けられた構造である。前記排気孔(3)
の径の大きさは、成形を行うプラスチックシートの種類
、厚さ等によって異なるが、通常の排気孔の大きさより
も若干大きめにしておくのが良(、硬質pvc、ポリス
チレン、^BS樹脂樹脂ジアクリル樹脂ではシートの厚
みの1.5〜2倍程度、ポリエチレンやポリプロピレン
なとでは0.8〜1.5倍程度の大きさが適している。
また、排気孔(3)を設ける間隔は、1cm当たり5〜
8個程度とし、細孔同士つながることなく設けるのが良
く、それにより、仕上がった成形物が個々の成形物とし
て切り離し易く、且つ、境界線上のミシン目状切り目よ
り折れ曲がることが少なく、ある程度の両性を保持する
ことができる。
成形を行なうプラスチックシートの肉厚はシートの樹脂
の種類によっても異なるが一般的には0゜2m/m〜0
.1m/曽程度のものが適用し易い。
プラスチックシートを実際に成形するにあたっては、前
記成形用型(1)上に予め加熱軟化されたプラスチック
シートを配置し、特に前記排気孔(3)とプラスチック
シートとは密着させ、真空成形、圧空成形及びそれらの
併用法により、プラスチックシートを熱成形する。この
時、予め加熱しておくプラスチックシートの成形温度は
、各種類のプラスチックシートで通常行う成形温度より
10〜15℃高く設定するのが良く、これにより孔を安
定的に開けることが可能となる。
第2図は本発明のプラスチックシートの熱成形方法を用
いて得られた成形物を示している。各々の容器状凹部の
境界線上にミシン目状の排気孔が開いている。
第3図は本発明で得られた成形物から、一つの容器状の
凹部を切り離した状態を示している。
ここで本発明に用いる成形型は、第2図に示す様に容器
状の凹部が多数個集合した成形シートを得るものだが、
各々の凹部の境界線上に排気孔が連続して配置された構
造を有する。
〈実施例1〉 熱成形を行なうプラスチックシートとしてボリスチレン
のシートを用いて下記に示す条件にて、本発明の熱成形
を行なった。
(1)プラスチックシート:肉厚 0.4■/II樹脂
 耐衝撃性ポリスチ レン (2)成形方法      プラグアシスト真空成形(
3)成形型       第1図に示す樟な同一形状の
凹部が9個隣接して 集合した成形型を用いた。
■隣接凹部間距離       各々20m/m■成形
型材質   ガラス繊維強化エポキシ樹脂(4)プラグ ■形状      直径      40m/s高さ 
      60僕/− (成形型底面との距離は8−/− に調整し成形加工) 底面コーナ部R7−/−φ ■材質      松材、ネル地貼り (5)成形温度      150℃ 以上によって得られた成形シートは成形と同時に、後工
程なく成形型の排気孔道りに孔が連続してミシン目状に
開き、そのミシン目状の孔より容易に各々の容器状凹部
を切り離すことができた。
したがって菓子類を紙箱等に収納する際、中仕切シート
として使用すれば、輸送中に散乱することなく整理でき
かつ開封後は各々切り離すことにより、受は皿として各
人に配膳することができる。
一方、実施例1と同形状の成形型で本発明で述べる排気
孔だけが開いていない成形型を用いて同様の熱成形を行
なったところ、得られた成形シートにはミシン目状の孔
が開いていない為にそのままでは個々に切り離すことが
できず、ハサミの使用が必要となり不便であった。
〈実施例2〉 熱成形を行なうプラスチックシートとしてポリプロピレ
ンのシートを使用し下記に示す条件にて、本発明の熱成
形を行なった。
(1)プラスチックシート 肉FJ  O,6m/■樹
脂 ポリプロピレン (2)成形方法      プラグアシスト真空成形(
3)成形型       第1図に示す実施例1と同様
の成形型を用い下記 部分だけ変更した。
(4)プラグ       実施例1と同じ(5)成形
温度      170’C以上によって得られた成形
シートは熱成形と同時に、後工程なく成形型の排気孔道
りに孔が連続してミシン目状に開き、使用時にそのミシ
ン目状の孔より容易に各々の容器状凹部を切り離すこと
ができ、実施例と同様の効果を生んだ。
〈発明の効果〉 本発明は容器状の凹部が多数個集合し、各々の凹部の境
界線上に径を若干大きくした排気孔を連続して配置した
構造の成形型を用い、前記成形型にやや高めの温度で加
熱されて成る成形シートとを載置し、前記排気孔と前記
成形シートとを密着させ、真空成形、圧空成形及びそれ
らの併用により成形することにより次の樺な効果を生ず
る。
(1)特別の成形型を使用せず、通常の成形型の排気孔
の位置及び径をかえるだけで、熱成形可能なプラスチッ
クシートならばどのようなものでも通用できる。特に上
型、下型の噛み合せにより切断する高価な金属型を使用
しなくとも木型、樹脂型を用いても成形シートにミシン
目状の孔が開き四部毎に容易に切り離すことができる。
(2)成形と同時にミシン目状の孔が開けられる為、孔
だけを開ける為の後工程が不要である。
したがって切り離さずに容器状の凹部の集合体として成
形シートを取り扱うことができる一方、1個1個四部−
に切り離して使用することも容易に可能となる為、特に
菓子や機械部品等を面体に収納する際の中仕切シートと
して適用すると存用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1.2で用いた本発明で述べる成形型を
示している。 第2図は本発明のプラスチックシートの熱成形方法を用
いて得られた成形物の1例である。 第3図は第1図の成形物から1つの容器状の凹部を切り
離した状態を示している。 第4図は第1図の成形型の1つの凹部の形状及び寸法を
示している。 (1)・・・熟成形用型  (2)・・・容器状四部(
3)・・・排気孔 特  許  出  願  人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 第2図 嬉4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)予めやや高めの温度で加熱されたプラスチックシー
    トを、容器状の凹部が多数個集合し、各々の凹部の境界
    線上に排気孔を連続して配置されて成る熱成形用型上に
    密着し、真空成形、圧空成形、及びそれらの併用法によ
    り吸引し、前記排気孔より空気を吸引し、容器状凹部の
    境界線上にミシン目状の切取り線を設けたことを特徴と
    するプラスチックシートの成形方法。 2)容器状の凹部が多数個集合した成形シート用熱成形
    型において、各々の凹部の境界線上に排気孔を連続して
    配置したことを特徴とするプラスチックシートの熱成形
    用型。
JP30175487A 1987-11-30 1987-11-30 プラスチックシートの熱成形方法及びそれに用いる型 Expired - Lifetime JPH0757522B2 (ja)

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JP30175487A JPH0757522B2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 プラスチックシートの熱成形方法及びそれに用いる型

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JP30175487A JPH0757522B2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 プラスチックシートの熱成形方法及びそれに用いる型

Publications (2)

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JPH01141719A true JPH01141719A (ja) 1989-06-02
JPH0757522B2 JPH0757522B2 (ja) 1995-06-21

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ID=17900762

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JP30175487A Expired - Lifetime JPH0757522B2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 プラスチックシートの熱成形方法及びそれに用いる型

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040021918A (ko) * 2002-09-05 2004-03-11 명재권 일회용 원두커피캡슐플레이트의 제작장치 및원두커피캡슐플레이트
US6749784B2 (en) * 2000-03-20 2004-06-15 Compagnie Plastic Omnium Method of manufacturing a part out of reinforced plastics material
JP2013059945A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Sekisui Giken:Kk 真空成形用成形型及び樹脂成形品

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KR20040021918A (ko) * 2002-09-05 2004-03-11 명재권 일회용 원두커피캡슐플레이트의 제작장치 및원두커피캡슐플레이트
JP2013059945A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Sekisui Giken:Kk 真空成形用成形型及び樹脂成形品

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