JPH01141642A - 食器乾燥器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気ヒータ等の電気的加熱手段を備えた食器
乾燥器に関するものである。

従来の技術 一般に洗浄後のぬれた食器をケースに収め、温風を吹き
つけて短時間で乾燥させる食器乾燥器が利用されている
。

以下に従来の食器乾燥器について第３図に基づき説明す
る。

第３図は従来の食器乾燥器の構造を示す図で、水切かと
６に配置された食器８を水受皿７とともに乾燥ケース６
内に収納している。乾燥ケース６は下部に底ケース２と
上部にケース蓋１０を備えている。そして底ケース２は
前面に操作部１を有し、底ケース２内にファンおよびフ
ァンモータよシなる送風部２と電気ヒータよシなるヒー
タ部３が内蔵された構成となっている。

また、底ケース２には空気の吸入口２ａ、底ケース２と
水受皿の間に送風口２ｂ、ケース蓋１゜には排出口１０
ａが設けられている。

以上のように構成された食器乾燥器について、以下その
動作を説明する。

まず操作部１のスイッチを入れると、送風部３は底ケー
ス２０通風孔２ａよυ器体外の空気を図中に矢印で示す
ように吸込み、ヒータ部４へ送る。

送り込まれた空気はヒータ部４で高温に熱せられ熱風と
なシ通風孔２ｂから乾燥ケース６内に送られる。そして
、乾燥ケース６に納められた食器８を暖めた後、温風と
なってケース蓋１０に設けられた通風孔１０　ａ　、！
：　り器体外へ排出される。このように、食器８に熱風
を吹きつけることにより食器８に付着した水滴を蒸発さ
せ、食器８の乾燥時間を短縮するものである。この場合
、使用者が、一般的な乾燥時間を参考にして操作部１の
タイマを設定することによシ、乾燥時間を決定するもの
であった。

発明が解決しようとする問題点 上記従来の構成では、食器乾燥器に収める食器の種類や
数量が毎日異り、乾燥時間が一定でないため、予定した
乾燥時間と実際の乾燥時間とはくい違いが生じやすく、
設定時間が短い場合は食器乾燥不充分で再び乾燥させる
必要があり、設定時間が長い場合は必要以上に乾燥させ
て、電力を浪費するという問題点を有していた。

本発明はこのような問題点を解決するもので、食器の種
類や数量が変化しても、それに応じて最適な時間だけ乾
燥運転して自動的に停止することのできる食器乾燥器を
提供することを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 この目的を達成するために本発明は、空気を加熱する電
気ヒータと、加熱された空気を乾燥ケースに送シ込む送
風機を備え、前記乾燥ケース内に湿度センサを設け、前
記湿度センサによシ前記乾燥ケースの湿度を計測し、前
記電気ヒータならびに前記送風機をコントロールする制
御回路を設けた構成としたものである。

作　　用 この構成によシ、湿度センサで乾燥ケース内の湿度を検
出して、湿度と食器乾燥度合との関係よシ、食器が完全
に乾燥した時点を感知して自動的に食器乾燥器の運転を
とめることができる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図および第２図に基づき説
明する。

第１図は本発明の食器乾燥器の構造を示し、湿度センサ
９．制御回路１ａを除き、他は全て前述の従来例の構成
と同一であるので、同一構成部品については同一番号を
付して説明を省略する。

湿度センサ９は底ケース２の上部で温風の吹き出し部２
ｂと反対側に取り付けられるとともに、制御回路１ａに
結線されている。制御回路１＆は湿度センサ９で検出し
た信号を受けて電気ヒータ４と送風機３を制御している
。

以上のように構成された本実施例の食器乾燥器について
以下その動作を第２図のグラフに基づき説明する。

まず洗い終わった食器８を食器ケース６内に収納し、操
作部１のスイッチをＯＮにして、電気ヒータ４で加熱さ
れた空気を送風機３によυ食器８に吹き付ける。

そして湿度センサ９で検出する湿度が相対湿度で３０％
以下になれば電気ヒータ４ならびに送風機３への電源の
供給を停止する。これは第２図で示すように乾燥ケース
６内の相対湿度が３０％以下となった時点では、食器８
はすでに乾燥終了し　４ていることが確かめられてける
ためである。

また第１図に示すように温風の吹出し部２ｂからの温風
の影響を受けないように、湿度センサ９は吹出し部２ｂ
のある側と反対側に設置している。

以上のように本実施例によれば、湿度センサ９と制御部
１ｂの働きによシ、乾燥ケース６内の湿度を検知し、食
器８の乾燥度合を判断して自動的に電気ヒータ６ならび
に送風機３への通電をＯＦＦすることによシ、最適時間
だけ乾燥運転できるため、乾燥不足や過剰乾燥を未然に
防ぐことができるものである。

発明の効果 上記実施例の説明より明らかなように、本発明によれば
、湿度センサを用いることで食器の乾燥度合を知ること
ができ、食器乾燥に必要な時間だけ電気ヒータならびに
送風機に電源を供給することにより、電力消費量を大き
く節約することが出来るという効果が得ることができる
優れた食器乾燥器を実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の食器乾燥器の断面図、第２
図は食器乾燥度変化を示す特性図、第３図は従来の食器
乾燥器の断面図である。 １ａ・・・・・・制御回路、３・・・・・・送風機、４
・・・・・・電気ヒータ、６・・・・・・乾燥ケース、
９・・・・・・湿度センサ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気を加熱する電気ヒータと、加熱された空気を乾燥ケ
   ースに送り込む送風機とを備え、前記乾燥ケース内に湿
   度センサを設け、前記湿度センサにより前記乾燥ケース
   の湿度を計測し、前記電気ヒータならびに前記送風機を
   コントロールする制御回路を備えた食器乾燥器。