JPH01141635A - タービンノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気掃除機にホース・延長管を介して接続され
るタービンノズルの構成に関するものである。

従来の技術 従来の床用ノズルの中で、電気掃除機の吸引流を利用し
てタービンを回転させ、これを駆動源としてじゅうたん
やカーペットの清掃を効率よく行うために回転ブラシを
回転させるタービンノズルは実開昭５７−１７３８４９
号公報に示すような構成が一般であった。

すなわち、タービンに回転駆動されて、じゅうたんやカ
ーペットの表面あるいは線維の中に沈み込んだ塵埃を掻
き上げるための回転ブラシは、両端を軸受で回転自在に
保持さｎ、吸込具本体の吸込室に内蔵されていた。とこ
ろが前記の構成のため、軸受の幅に相当する部分は、回
転ブラシの回転時にもブラシ毛が清掃できず、実際の使
用時においても部屋の隅などで、じゅうたんが未掃除に
なシ、別の吸込具に接続し直して清掃せねばならなかっ
た。

この問題を解消しようとして第６図〜第６図に示す電動
式床用吸込具が考案された。以下その構成について図面
に基づき説明する。吸込具本体１０２に内蔵さｎたモー
ター１０２に回転駆動さｎる回転ブラシ１０３は、主ブ
ラシ１０４と補助ブラシ１０５と軸受１０６，１０了か
ら構成さｎている。軸受１０６４ｄ：主ブラシ１０４と
補助ブラシ１０５の間に、軸受１０７は主ブラシ１０４
の他端にそｎぞれ配置されている。補助ブラシ１０５、
主ブラシ１Ｏ４の外周にはブラシ毛１０９が植設さｎ、
ｔた軸受１０８．１０７は主ブラシ１０４に挿着しだ軸
１１０を回転自在に支持し、その軸１１０の端部に補助
ブラシ１０５が挿着固定している。１１１は回転ブラシ
室１１２と側端部開放室１１３とを連通ずるバイパス通
路で、補助ブラシ１０５のブラシ毛１０９で掻き上げら
れた塵埃を回転ブラシ室１１２に通すための通路となっ
ていて、常時開いている。

発明が解決しようとする問題点 従ってこの主ブラシと補助ブラシを用いる構成を前記の
夕・−ビンノズルに適用すｎば、部屋の隅などの掃除が
できない欠点を解消できる反面、バイパス通路が常時開
いているため、床面や畳面の掃除の際には、このバイパ
ス通路から空気が吸い込まれる結果、回転ブラシを内蔵
する回転ブラシ室内の真空圧（電気掃除機本体の運転に
よって生じている）が大気圧に近すき、掃除面に作用す
る塵埃吸込力が低下し、特に凹部に入り込んだ砂ごみな
どの吸込性能が低下してしまうという問題を新たに発生
する。

本発明は、この問題を解消して床・畳面に対する吸込性
能は維持しつつ、じゅうたん・カーペットの隅部集塵性
能を高めることを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 上記問題を解決すべく本発明は、掃除面に応じて回転ブ
ラシの回転・停止を行う切換レバーに連動し１回転ブラ
シ室と側端開放室を連通ずるバイパス通路を回転ブラシ
回転時に開状態、停止時に閉状態となるよう開閉するも
のである。

作用 この作用は、床・畳面掃除の際には切換レバーを操作し
て回転ブラシの回転を停止させると同時にバイパス通路
を閉じ、バイパス通路を通る空気の洩ｎをなくして回転
ブラシ室の真空圧を維持する一方、じゅうたんやカーペ
ット掃除の際には、切換レバーを操作して回転ブラシの
回転を行い、主ブラシ・補助ブラシの塵埃掻き上げ集塵
を行なわせ、またバイパス通路を開いて補助ブラシによ
り掻き上げた塵埃を回転ブラシ室に導くことによって隅
部の集塵性能を高めるものである。

実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図〜第４図において、１は上本体２、下本体３を気
密用パツキンを兼用したバンパー４を介し結合してなる
ノズル本体で、内方前部に回転ブラシ５を収容する回転
ブラシ室６、後部にはタービン７を収容するタービン室
８が形成しである。回転ブラシ６はブラシ毛９を外周に
植設した主ブラシ１ｏと、ブラシ毛Ｂ１１を植設した補
助ブラシ１２と、主ブラシ１０と補助ブラシ１２間の軸
受１３及び、主ブラシ１ｏの他端に配設した軸受１４と
から構成さｎており、下本体３の軸受部１５゜１６に挾
支されて上下摺動自在に保持されている。

補助ブラシ１２は主ブラシ６の両端に挿着された軸１７
に軸受１３をはさんで挿着固定されていて、主ブラシ１
０の回転と同期して回転する。

１８はタービンアより突設したタービン軸１９と、軸受
１４．側の主ブラシ１０端面に固着したプーリー２０に
張架したベルトで、タービンγの回転を回転ブラシ６に
伝達している。２１は回転ブラシ室６と補助ブラシ１２
が臨んだ側端部開放室２２とを連通ずるバイパス通路で
、回転ブラシ室６を上方よシ開閉自在に閉塞しているブ
ラシ蓋２３と軸受部１６より形成され、補助ブラシ１２
のブラシ毛１１で掻き上げらｎた塵埃の吸引通路となっ
ている。

２４は切換１／バーで、上方のつまみ２５が上本体２の
開口部よシ外方に突出して手動操作部となり、左右に摺
動自在に上本体２、下本体３に挾持されている。また遮
蔽板２６が一体に形成されてタービン室Ｂ側に遮蔽リプ
２７が回転ブラシ室６に突出している。いまつまみ２５
をタービン室８側に寄せると、遮蔽板２４３がタービン
室８と回転ブラシ室６を連通ずる主通路２８を閉塞し、
吸引される空気は副通路２９を通ってタービン７に衝突
しながら吸引さｎる結果タービン７が回転し、ベルト１
８で伝達されて回転ブラシ５が回転し、ブラシ毛９，１
１がじゅうたんやカーペットに付着・沈着した塵埃を掻
き上げる。同時に遮蔽リブ２γがバイパス通路２１を開
状態にする。他方つまみ２６を反タービン室８側に寄せ
ると、遮蔽板２６が主通路２８を開き、空気の大部分が
主通路２８より吸引さｎる結果、タービン７に衝突する
空気流速及び流量が減少し、タービン７の回転が停止し
、回転ブラシ６を回転させる必要のない床や畳面の掃除
の時にこの状態とする。またこの時には遮蔽リプ２Ｔが
第２図に示すようにバイパス通路２１を閉塞し、吸引空
気は回転ブラシ室６の下方の下本体３の開口である吸込
口３ｏより流入する。

次に上記構成における作用について述べる。

床や畳面を掃除するときには、切換レバー２４のつまみ
２５をタービン室８の反対側に寄せる。

このとき第２図に示すように遮蔽板２６は主通路２８を
開き、また遮蔽リプ２７／ｄバイパス通路２１を閉じる
ため、電気掃除機の運転によって生じる空気の流入は、
吸込口３０−回転ブラシ室６−主通路２８−タービン室
８−延長管−ホース→電気掃除機本体という径路で行な
われ、吸込口３０以外からの空気流入がない九めに回転
ブラシ室６内の真空圧は従来のタービンノズルと同じも
のとなり、溝に入った砂とみ等の吸込性能の低下は生じ
ない。

他方じゅうたんやカーペット面を掃除するときには、切
換レバー２４のつまみ２５をタービン室８側に寄せる。

このとき遮蔽板２６が主通路２８を閉塞し、また遮蔽リ
プ２７がバイパス通路２１を開く。空気流入は吸込ロ３
〇−回転ブラシ室ｅ−副通路２９→タービン室８−延長
管−ホースー電気掃除機本体という径路と、側端部開放
室２２−バイパス通路２７−副通路２９−タービン室（
以下同じ）の径路で行なわれる。そして同時に副通路２
９より流入する空気流によフてタービンＴが回転し、ベ
ルト１８で伝達されて回転ブラシ６が回転する。この結
果、ブラシ毛９と、ブラシ毛１１によって、じゅうたん
やカーペットの繊維表面ならびに繊維根元に付着、浸入
した綿ごみや砂とみ等を掻き上げ、前記の空気流で電気
掃除機本体内に収塵することとなり、じゅうたんやカー
ベラ（・を敷いた部屋の隅掃除で従来タービンノズルで
掃除できなかった部分が補助ブラシ１２の作用でできる
ようになるものである。

また、バイパス通路２１の開閉は従来のタービンノズル
に使用していた切換レバーに一体に遮蔽リブ２Ｔを形成
して行うために容易にでき、さらに床・畳面掃除とじゅ
うたん・カーペット掃除とで切換レバー２４のつまみ２
５位置を切換るに合わせて行うために確実に開閉できる
ものである。

発明の詳細 な説明したように本発明によｎば、回転ブラシと軸受を
介して端部に設けた補助ブラシとこれらを回転駆動する
タービンと、タービンの回転・停止を切換る切換レバー
とを具備し２、前記軸受支持部には補助ブラシの臨む開
放側端部と回転ブラシを収容するブラシ室とを連通ずる
バイパス通路を設け、切換レバーにてタービン回転時に
バイパス通路を開き、タービン停止時には閉じることに
よシ、床・畳掃除の際はバイパス通路を閉じてブラシ室
の真空圧低下による砂ごみなどの吸込性能低下を防ぐ一
方、じゅうたん掃除の際には、バイパス通路を開くと同
時に補助ブラシで掻き上げて部屋の隅等のじゅうたん掃
除を確実に行えるようにでき、使い勝手の向上を図れる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるタービンノズルの上本
体とブラシ蓋を外した状態での下面図、第２図は床・畳
面掃除時の下面図、第３図は補助ブラシ部の横断面図、
第４図は中央断面図、第６図は従来における電動式床用
吸込具の上本体を外した状態での下面図、第６図は同じ
く中央断面図である。 １・・・・・・ノズル本体、６・・・・・・回転ブラシ
、６・・・・・・回転ブラシ室、、７・・・・・・ター
ビン、８・・・・・・タービン室、１ｏ・・・・・・主
ブラシ、１２・・・・・・補助ブラシ、２２・・・・・
・側端部開放室、２４・・・・・・切換レバー、２１・
・・・・・バイパス通路、２７・・・・・・遮蔽ＩＪ７
”。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｆＦ
−−−回車幻１う９皇 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ノズル本体に、床面のごみを掻き上げる主プランと、こ
   の端部に軸受を介して設けた補助ブラシと、これらを回
   転駆動するタービンと、タービンの回転・停止を切換る
   切換レバーとを備え、前記軸受支持部には補助ブラシの
   のぞむ開放側端部と回転ブラシを収容するブラシ室とを
   連通するバイパス通路を設けるとともに、前記切換レバ
   ーによりタービン回転時に前記バイパス通路を開き、タ
   ービン停止時には閉じるよう構成してなるタービンノズ
   ル。