JPH0114161Y2 - - Google Patents

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JPH0114161Y2
JPH0114161Y2 JP16210285U JP16210285U JPH0114161Y2 JP H0114161 Y2 JPH0114161 Y2 JP H0114161Y2 JP 16210285 U JP16210285 U JP 16210285U JP 16210285 U JP16210285 U JP 16210285U JP H0114161 Y2 JPH0114161 Y2 JP H0114161Y2
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JP
Japan
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line
joining
shoe
joining line
heel
Prior art date
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JP16210285U
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JPS6270801U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は靴カバー、特に降雨時等に靴又は素足
の上に履いてこれらの汚損を防ぎ、また、これら
に付着した土砂等が居室を汚損するのを防止する
のに好適な靴カバーに関する。
(従来の技術) 従来のこの種靴カバーはゴム、合成樹脂等を可
塑成形してその肉厚を部分的に異ならせるととも
に3次元に弯曲せしめて靴型とし或いは所定の形
状に裁断された肉厚の異なる複数の小片を相互に
接合することによつて靴型に形成している。上記
従来の靴カバーは製造費が嵩み、高価となる。こ
れに対処するため、本出願人はさきに第3図ない
し第6図に示す靴カバーを提案した。(実願昭60
−5456) この靴カバー20はポリエチレンフイルム等の
可撓性の平担な2枚のシート1,2を重ね合わ
せ、これら2枚のシート1,2を前下方に斜めに
伸びる足甲接合線3と、この下端に連続して下方
に伸びる爪先接合線4と、この下端に連続するほ
ぼ中央が下方に凸の足底接合線5と、この後端に
連続して上方に伸びる踵接合線6と、この上端に
連続する前方に凸の足首接合線7とによつて第4
図に示すように互いに接合し、切断線10及び1
1に沿つてシート1及び2を切断することにより
上部が開放された袋を作成するとともに第6図に
示すように上記爪先接合線4と足底接合線5とを
これらの連続点イから整合するように重ね合わせ
てこれらの接合線4,5に交差する角隅接合線8
によりシート1同士及びシート2同士を接合し、
かつ、第5図に示すように上記踵接合線6と足底
接合線5とをこれらの連続点ロから整合するよう
に重ね合わせてこれらの接合線5,6に交差する
角隅接合線9によりシート1同士及びシート2同
士を接合し、これら角隅接合線8,9の外側の切
断線10によつて切断することによつて構成され
る。
(考案が解決しようとする問題点) この靴カバー20は安価であるとともにその各
部が靴に密着するので歩き易いという利点がある
が、靴の大きさに応じてその大きさを定める必要
があり、もし、靴が小さいときは靴が靴カバーの
中で遊動するという問題があつた。更に、これを
製造する際、爪先接合線4と足底接合線5とをこ
れらの連続点イから整合するように重ね合わせ
て、これら接合線4,5に交差する角隅接合線8
によりシート1同士及びシート2同士を接合し、
更に、踵接合線6と足底接合線5とをこれらの連
続点ロから整合するように重ね合わせて、これら
接合線5,6に交差する角隅接合線9によりシー
ト1同士及びシート2同士を接合するため、この
作業に手数を要し、製造費の低減に限度があつ
た。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点に対処するために提案され
たものであつて、この目的とするところは、靴の
大小に拘らず靴に密着する靴カバーを提供するに
ある。本考案の更に他の目的は安価に製造しうる
靴カバーを提供するにある。
上記目的は本考案によれば、ポリエチレン、ナ
イロン、ビニール等の可撓性に富む薄肉の平坦な
2枚のシートを重ね合わせ、これら2枚のシート
を斜め前下方に滑らかに伸びる足甲接合線と、こ
の下端に連続して中央部が下方に凸の足底接合線
と、この後端に連続して上方に伸びる踵接合線
と、この上端に連続する前方に凸の足首接合線と
によつて互いに接合することにより上部が開放さ
れた袋を作成するとともに上記踵接合線の近傍に
ひもを係止し、かつ、上記足甲接合線の近傍に上
記ひもが貫通するひも通しを設けることによつて
達成される。
(実施例) 本考案の1実施例が第1図及び第2図に示され
ている。
第1図において、21及び22はポリエチレ
ン、ナイロン、ビニール等の可撓性に富む薄肉の
平坦なシートで、これら2枚のシート21,22
を互いに重ね合わせ、斜め前下方に滑らかに伸び
る足甲接合線23と、この下端に連続して中央部
が下方に凸の足底接合線24と、この後端に連続
して上方にのびる踵接合線25と、この上端に連
続する前方に凸の足首接合線26とによつてこれ
ら2枚のシート21及び22を互いに熱融着して
接合することにより上部が開放された袋を作成す
る。更に、足甲接合線23のほぼ中央部にこれと
連続するひも通し接合線27によつてこれら2枚
のシート21及び22を熱融着する。そして、こ
れら2枚のシート21及び22を足甲接合線2
3,ひも通し接合線27に沿つてこれより所定距
離外側に位置する切断線28、足底接合線24の
後端を除きこれに沿つてこれより所定距離外側に
位置する切断線29、踵接合線25及び足首接合
線26に沿つてこれより所定距離外側に位置する
切断線30、足甲接合線23及び足首接合線26
の上端に接してほぼ水平に伸びる切断線31、上
記切断線29の前端に接してこれと一直線上に伸
びる切断線32、切断線30の下端に左端が接
し、切断線29及び32に沿つてこの外側にこれ
と平行に伸びる切断線33及び足甲接合線23と
ひも通し接合線27によつて囲まれる範囲内に位
置する環状の切断線34によつて一挙に切断する
ことによつて靴カバー40が完成する。
しかして、切断線29,32,33によつて切
り込まれた部分は一対のひも35,36を構成
し、これら一対のひも35,36の一端は踵接合
線25の近傍に連結されることとなる。また、切
断線34によつて打ち抜かれた跡はひも35,3
6の一方又は双方が貫通するひも通し37を形成
する。
しかして、第2図に示すように、この靴カバー
40の上部開口から足を入れて、靴41に装着し
た場合には、靴カバー40は膨張するが、その足
底接合線24の中央部が下方に凸になつているの
で、靴41の底に密着する。そして、足首接合線
26が前方に凸になつているので、靴カバー40
は靴41の甲及び踵の上部に係合し、靴41から
脱落することはない。
靴41が小さい場合には、一対のひも35,3
6の一方又は双方をひも通し37内に通して結ぶ
ことにより、靴41の踵は踵接合線25に密着
し、靴カバー40の爪先部分は図示のように上方
に引き上げられるため靴カバー40の足底部分が
短くなり、靴41の底に密着するので、靴41が
靴カバー41内で移動することはない。また、2
枚のシート21及び22を接合線23,24,2
5,26,27で一挙に接合し、切断線28,2
9,30,31,32,33,34により一挙に
切断することによつて上部が開放された袋並びに
ひも35,36、ひも通し37を同時に形成でき
るから製造費が極めて少なくなる。
上記実施例においては、2枚のシート21及び
22を切り込むことによつて一対のひも35,3
6を形成したが、別に用意したひもを踵接合線2
5の近傍に接合し、また、踵接合線25の近傍に
設けたひも通しを貫通させることによつて係止す
ることができ、ひも通し37も別に用意された鉤
状片を足甲接合線23の近傍に接着して形成する
ことができる。
(考案の作用及び効果) 本考案の靴カバーはポリエチレン、ナイロン、
ビニール等の可撓性に富む薄肉の平坦な2枚のシ
ートを重ね合わせ、これら2枚のシートを斜め前
下方に滑らかに伸びる足甲接合線と、この下端に
連続して中央部が下方に凸の足底接合線と、この
後端に連続して上方に伸びる踵接合線と、この上
端に連続する前方に凸の足首接合線とによつて互
いに接合することにより上部が開放された袋を作
成するとともに上記踵接合線の近傍にひもを係止
し、かつ、上記足甲接合線の近傍に上記ひもが貫
通するひも通しを設けることによつて構成されて
いるため、容易に製造することができ、従つて、
極めて安価で、使い捨て用又は無償提供用として
広く一般に用いることができる。しかも、簡単な
構造であるのに拘らず、靴への着脱が容易であ
り、また、靴に装着したとき靴から脱落すること
はない。更に、靴が小さい場合には、踵接合線の
近傍に係止されたひもを足甲接合線の近傍に設け
たひも通しを貫通させて結ぶことにより、靴の踵
は靴カバーの踵接合線に密着し、かつ、靴カバー
の爪先部分が上方に引き上げられて靴カバーの足
底接合線が靴の底に密着するから、靴が小さい場
合であつても靴が靴カバー内で移動することを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は本考案の実施例を示し、
第2図は靴カバーの接合線及び切断線を示す平面
図、第2図は靴カバーを靴に装着した状態を示す
斜視図である。第3図ないし第6図は従来の靴カ
バーの1例を示し、第3図は靴カバーの接合線及
び切断線を示す平面図、第4図は第3図の−
線に沿う部分的断面図、第5図及び第6図はは第
3図の部及び部の接合線及び切断線を示す平
面図である。 シート……21,22、足甲接合線……23、
足底接合線……24、踵接合線……25、足首接
合線……26、ひも……35,36、ひも通し…
…37。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポリエチレン、ナイロン、ビニール等の可撓性
    に富む薄肉の平坦な2枚のシートを重ね合わせ、
    これら2枚のシートを斜め前下方に滑らかに伸び
    る足甲接合線と、この下端に連続して中央部が下
    方に凸の足底接合線と、この後端に連続して上方
    に伸びる踵接合線と、この上端に連続する前方に
    凸の足首接合線とによつて互いに接合することに
    より上部が開放された袋を作成するとともに上記
    踵接合線の近傍にひもを係止し、かつ、上記足甲
    接合線の近傍に上記ひもが貫通するひも通しを設
    けたことを特徴とする靴カバー。
JP16210285U 1985-10-24 1985-10-24 Expired JPH0114161Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16210285U JPH0114161Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16210285U JPH0114161Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6270801U JPS6270801U (ja) 1987-05-06
JPH0114161Y2 true JPH0114161Y2 (ja) 1989-04-25

Family

ID=31089039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16210285U Expired JPH0114161Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733801Y2 (ja) * 1989-04-03 1995-08-02 東京都 万能靴カバー

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Publication number Publication date
JPS6270801U (ja) 1987-05-06

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