JPH01141551A - 生コーヒーを穏やかに脱カフエインする方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、粗コーヒーを温和に脱カフエインする方法
、およびこの方法を遂行する＆ｆｋに関する。

粗コーヒーを脱カフエインするために現在使用される方
法では、粗コーヒー豆が水耐液に接触させられて、豆ｏ
ｗｎが起ル、カフェインが豆から溶出するｃＩ種攬の抽
出水溶液によるかかる方法は、ヨーロッパ特許環０．０
０　ｇ、３９５号に開示されている。最も簡単な場合に
、膨潤用および抽出用の流体は水である。分離された抽
出物から、カフェインが、予め処理された活性炭素にお
いて吸着される。脱カフエインされた抽出物は、濃縮さ
れ、乾燥した豆と再び組合わされ、これによって吸収さ
れる。次いで、豆がふたたび、所望の水分含量まで乾燥
させられる。

ｆｘまのコーヒーの抽出のための処理流体として、カフ
ェインなしのコーヒー抽出溶液も使用でき、これにおい
ては、コーヒー成分の濃度が高くて、溶液における濃度
がコーヒー豆における濃度と平衡している（平衡溶液）
結果として、カフェイン以外のものは、コーヒー豆から
溶出しない。この平衡は、予め処理された活性炭素が、
実質上、溶液からカフェインだけを吸着する場合でも、
保持される０次いで、かくして処理された豆を乾燥する
ことだけが残る。予め処理された活性炭素は、同様に、
このカフェインなし、の抽出溶液の準備に使用きれる。

スイス国特許ｍコ／／、Ａ４’、Ａ号明細書による脱カ
フエイン法においては、同様に、水が抽出流体として使
用される。粗コーヒー豆は、吸着剤の存在下に水で加熱
され、その際に、吸鬼剤は、流体を浸透させる容器の中
に包囲される。脱カフエインが完了したのちに、コーヒ
ー豆は、真空の中で水０蒸発によって乾燥させられる。

上述した形式の脱カフエイン法では、欠点として、処理
された粗コーヒー豆が、元来の湿分含量オで乾燥された
のちに、暗い変色を示し、こｊにしばしば、香気の損失
が結合される。

この欠点を克服するため、従来において種種のアプロー
チがなされた。

スイス国特許第−ｉｉ、ｂダ６号明細書によれば、濃縮
段階の以前に、還元剤が水抽出物に添加される。

英国特許第ム０７４．４コロ号明細書においては、吸着
剤として使用されかつ熱活性化によって塩基性反応を備
える活性炭素を、使用の以前に中和すべきことが、提案
される。

ヨーロッパ特許環０．０　Ｉ／　Ｏ，り７２号によれば
、中和された活性炭素が、同様に、同じ理由で、水溶液
からのカフェインの吸着に使用される。

ヨーロッパ特許環ｏ、ｏ　ｏ　ｇ、ｓデＳ号に開示され
ているところによれば、脱カフエインされたコーヒーの
色に積極的影響を与える酸で、活性炭素が予備処理され
る。

しかしながら、見出したところによれば、上述した方法
は、不満足な結果を生じるに過ぎない。

この発明の基となる目的は、粗コーヒー豆が、色および
香気に関する不利な変化を全く受けないような、粗コー
ヒーを温和に脱カフエインする方法を提供することにあ
る。この発明の別の目的は、この脱カフエイン方法を遂
行する装置を提供することにある。

上述の目的の達成のため、この発明によれば、添加され
る膨潤流体による粗コーヒーの予膨脹、水溶液によるカ
フェインの抽出、予め処理された吸着剤でのカフェイン
の吸着、および元来の水分含量への脱カフエインされた
豆の乾燥、の各過程を本質的な特徴とし、処理段階の少
くとも１つが、酸素を排除して、特に不活性気体の雰囲
気の中で遂行される、粗コーヒーを温和に脱カフエイン
する方法が、提供される。

前記の方法において、望オしくけ、すべての処理段階が
、不活性気体の雰囲気の中で遂行される。

或いは、前記予膨潤、抽出および吸着が、不活性気体の
雰囲気の中で遂行される。また、不活性気体として、二
酸化炭素、窒素または希ガスか使用される。

この発明の方法を遂行する装置は、互に連通ずる種種の
容器からなシ、酸素を排除して処理段階を遂行する少く
とも１つの容器が、気密にシールでき、水溶液およびゆ
るい材料のための入口および出口に加えて、不活性気体
全流入または流過させるための連結部を有することを特
徴とする。

前記の装置において、望ましくは、処理過程を遂行する
ための少くとも１つの容器が、円錐形状である。また、
容器が回転抽出器の分割区分として形成される。

この発明によって得られる利点は、脱カフエイン法の結
果として、粗コーヒー豆がその外観および香気に例かの
不利な変化を受けることがないという事実、にあると見
られる。

脱カフエイン法が、酸素全排除して、或いは不活性気体
の雰囲気の中で、遂行される場合には、おどろくべき結
果として、粗コーヒー豆の元来の外観および香気が実質
的に保持される。

処理された豆の色値に対する、側倒の処理段階のおよび
処理時間長の影響を表わす試験が、遂行された。ここで
見出したところによれば、水による粗コーヒー豆の−様
な膨潤と、これに続＜ｂ。

℃での温和な乾燥とは、変色を生じさせる。通常は６か
ら７２時間である処理の時間長は、粗コーヒー豆の色に
断然大きい影響を与える。対照すると、活性炭素の酸洗
いの影響は無視できる（ヨーロッパ特許第０．０　’Ｉ
　Ｏ，７／コ号）。これらの結果に基づくと、また不活
性気体の雰囲気の中での脱カフエインが望ましい結果を
与えるという事実に基づくと、知られている方法で生じ
る変色および香気の損失は、コーヒーの成分例えばりＥ
１ｙン酸および他のフェノール化合物の酸化による。こ
こで、成分における化学的変化は、豆それ自身およびカ
フェインその他のコーヒー成分を含有する抽出溶液の双
方で起力、この抽出溶液は、吸着段階を受け、さらりＣ
適尚ならば、濃縮段階をも受ける。

希ガス、窒素および二酸化炭素は、不活性気体として使
用できる。望ましくは、二酸化炭素が、−窒素と比べて
一空気よシ１いから、使用される。この特性は、方法技
術における利点を有する。

この発明による方法の詳細について、例をあけて、以下
に説明する。

第１例 約ｌθＯｆのコロンビア種の粗コーヒーが、円錐形のガ
ラスのフラスコの中に置かれた。ガラスのフラスコの底
部は、（殆んど湿り九）約コ１１の活性炭素を収容した
ガラスの塔に、ホースポンプを介して連結された。？ら
に、活性炭素基の底部から円錐形のガラスフラスコＱ頂
部までの、９気に密なホースが配備された。

次いで、装置がＣＯｔで満たされ、かくして空気が系か
ら排出された０次ぎに、約３０Ｏｆの平衡抽出物が、添
加され、ポンプによって循環させられた。循環は約６時
間で終了し、かくして脱カフエインされた粗コーヒーが
、流動床乾燥器の中で、６０℃において、２時間以内に
、その元来の湿分含量まで乾燥させられた。

得られた脱カフエインされた粗コーヒー豆は、大たいに
おいて、色および香気に関し、その元来の状態に一致す
る。

二酸化炭素で溝すことなしに、第１例に述べた方法を遂
行した場合には、第１例に従う方法で得られたものと比
較して実質的に暗−色を示す、脱カフエインされた粗コ
ーヒー豆が得られる。

以下、図面を参照しながら、この発明に関する装置の実
施例につして、以下に説明する。

第１図における円錐形の容器ｌの中で、粗コーヒー豆コ
が、スクリーン状の挿入された板ＪＱ上に積重ねられる
。＠壁、底部およびスクリーン状の挿入された板３によ
って形成される容器ｌの下方部分は、抽出溶液のための
収容室ダとして用いられる。容器ｌは、その底部でポン
プＳに連通し、その圧力連結部は、ライン６を介して、
円筒状容器Ｓの上方部分内に位置する噴霧ヘッド７に通
じる。容器Ｓは、スクリーン状の挿入された板９を有し
、これは、吸着剤としての活性炭素１０の層を支持する
。スクリーン状の挿入された板と底部の間の、容器Ｓの
下方区域には、脱カフエインされた抽出溶液のための収
容室／ｌが存する。ライン１５は、この容器Ｓの底部か
ら、容器Ｉの上方部分の中の噴霧ヘッドノコに通じる。

不活性気体を導入するための入口弁が、容器ｌおよびＳ
のおのおのの上方区域に装着される。

装置の作動を開始する以前に、二酸化炭素の注入が遂行
され、かくして９気が追出される。上述した装置を作動
するときに、例えば、カフェインなしコーヒー抽出溶液
が、噴霧ヘッド／２ｆ：介して、粗コーヒー豆の上に進
められ、抽出溶液は、コーヒー豆の／！１を買流する。

その結果として、豆は、水の吸収によって膨潤し、カフ
ェインは、水溶液によって豆から溶出する。カフェイン
を含有する抽出物は、スクリーン状の挿入され大板Ｊを
通って、収容室ダの中に進み、ここから、これは、ライ
ン６を通って円筒状容器ＳＯ中に送られる。

抽出物は、噴霧ヘッドクを通って、すでに湿らされた活
性炭素１０の上に雨下する。活性炭素ｆ通過する際に、
カフェインは、吸ル・によって抽出物から取出される。

庄じたカフェインなしの抽出物は、スクリーン板？金通
って、収容呈ｌｌＯ中に進む。この収容室から、これは
、ライン１５１通って、粗コーヒー豆からの抽出器さら
に行なうために、噴霧ヘッド１２に輸送される。抽出溶
液は、所望の程度の脱カフエインが得られる首で、ポン
プによって循環させられる。

示されたところによれば、円錐形の容器の使用は、第１
処理段階のために％忙有利である。粗コーヒー豆は、供
給されたときに通常、りから１ｓ５Ｃ）水含量を有する
。水溶液と接触するときに、これは水を吸収して、豆の
容積は約二倍になる。

粗；−ヒー豆を処理するために通常使用される塔状装置
の閉塞をふせぐためには、少くとも第１処理段階で、円
釘形状の容器を使用することが有利である。

この容器は、望ましくは、回転抽出器の扇形形状のセル
として構成される。望ましくは、第１処理段階における
円錐形容器は、回転抽出器の扇形形状のセルにでき、回
転抽出器は、多くの同様なセルと、溝孔付きの定置の底
部とを有する。かかる容器において、セルの２つの壁は
、互に角度をなし、水平方向に円錐形に広がる容器空間
を形成する８回転抽出器は、溝孔付きの定置の底部の上
方の共通の軸線から半径方向に延長する壁によって形成
された、いくつかのセルを有する。回転抽出器において
、何個のセルは、扇形形状の区域によってさえぎられる
溝孔付きの定置の底部の上方で、その中味と共和回転さ
せられ、故にセルの中味は、この区域の中で下向きに落
下通過でき、取出しできる。

粗コーヒーが予め膨潤させられる第１処理段階に次いで
、実際の抽出段階が存し、これは、いくつかの抽出セル
に渉って連続する。ここで各セルは、別別の収容室に関
連する。この方法で構成さされ回転抽出器は、望ましく
は、横流／向流過程による連続浸透装置として作動する
。かくして、抽出濃度は、に−ヒーの輸送方向と逆の方
向に見て）何個の抽出段階で上昇し、予膨潤段噛は、同
時に、抽出濃度最大の第１抽出段階を表わし、抽出流体
は、このｇ／段階から吸着器に向けられる。望ましくは
、吸着器は、同様に回転抽出器として構成され、これが
吸着段階を包含するばかりでなく、これにおいて、吸着
剤が、吸温段階の以前に予め装填され、吸着段階の以後
に洗わｊる。

この構成によれば特に、抽ｔＢ装置と吸着装置の同期化
が容易に達成される。

粗コーヒー豆の予膨潤は、円筒状の容器の中でも遂行で
きる。しかしながら、膨潤段階において、特別の対策に
よって、ゆるい材料が、運動で保持されなければならな
い。しかしながら、豆のこの運動の際に、細かい粒子か
豆の表面から離脱しく銀皮）、これが、流体によって運
ばれて、下流の活性炭素吸着剤の中に閉塞を起させる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明による方法を遂行するためのに置の
実施例を図示する。 図面において、ｌは円錐状の容器、コは粗コーヒー豆、
３はスクリーン状の挿入された板、４ｔ￥ｉ収容室、Ｓ
はポンプ、６はライン、りは噴霧ヘッド、Ｓは円筒状の
容器、デはスクリーン状の挿入された板、ＩＯは活性炭
素、ｌｌは収容室、ｌｌは噴霧ヘッド、／Ｓはラインを
示す。 手続？■正書く方式） 特許庁長官　殿　　　　　　　　　　　昭和６３年１１
月２２日１、事件の表示 昭和　６３　年特許願第　２６３０４６　　号２、発明
の名称 粗コーヒーを温和に脱カフエインする方法、およびこの
方法を特に遂行する装置 ３、補正をする者 事件との関係　　　　特許出願人 住　所　　スイス国、シイ・エッチ−８００８・チュー
リッヒ。 ゼーフエルドクヴアイ、１７ 名　称　　ヤコブス・ズシャルト・アクチェンゲゼルシ
ャフト４、代理人 〒１０５住　所　　東京都港区西新橋１丁目１番１５号
物産ビル別館　口（５９１）０２６＋ ５、補正の対象 明細占

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、添加される膨潤流体による粗コーヒーの予膨脹、水
   溶液によるカフエインの抽出、予め処理された吸着剤で
   のカフエインの吸着、および元来の水分含量への、脱カ
   フエインされた豆の乾燥、の各過程を本質的な特徴とし
   、処理段階の少くとも１つが、酸素を排除して、特に不
   活性気体の雰囲気の中で遂行される、粗コーヒーを温和
   に脱カフエインする方法。 ２、すべての処理段階が、不活性気体の雰囲気の中で遂
   行される、請求項１に記載の方法。 ３、前記予膨潤、抽出および吸着が、不活性気体の雰囲
   気の中で遂行される、請求項１に記載の方法。 ４、不活性気体として、二酸化炭素、窒素または希ガス
   が使用される、請求項１から３のいずれか１項に記載の
   方法。 ５、酸素を排除して処理段階を遂行する少くとも１つの
   容器が、気密にシールでき、水溶液およびゆるい材料の
   ための入口および出口に加えて、不活性気体を流入また
   は流過させるための連結部を有することを特徴とし、互
   に連通する種種の容器からなる、請求項１から４のいず
   れかに記載の方法を特に遂行する装置。 ６、処理過程を遂行するための少くとも１つの容器が、
   円錐形状である、請求項５に記載の装置。 ７、容器が回転抽出器の分割区分として、形成される、
   請求項５に記載の装置。