JPH01141313A

JPH01141313A - 車載用ナビゲータ装置

Info

Publication number: JPH01141313A
Application number: JP29940987A
Authority: JP
Inventors: Akihiko Toyoshima; 昭彦豊島; Toshihiko Kawakami; 川上　稔彦; Toshiro Terauchi; 俊郎寺内; Yoichiro Sako; 曜一郎佐古; Takahiko Watanabe; 渡辺　貴彦
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1987-11-27
Filing date: 1987-11-27
Publication date: 1989-06-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、車両に搭載されその車両の位置を検出して表
示装置に表示するようにした車載用ナビゲータ装置に関
する。

〔発明の概要〕

本発明は車載用ナビゲータ装置に関し、車両の走行に要
する時間とその走行時の外的要因とをデータベース化し
た属性情報が設けられることにより、任意の経路が選定
されたときにそのときの外的要因を加味した走行時間の
算出が行われてより良好なナビゲーシッンを行えるよう
にするものである。

〔従来の技術〕

いわゆる車載用ナビゲーシッン装置においては、人工衛
星からの電波信号等を受信して絶対位置を検出するもの
、あるいは基準点を定めて以後の車両の進行方位・移動
距離等を積算して相対位置を検出するものなどの車両位
置検出手段が設けられ、これによって検出された車両位
置を記憶手段からの地図等の上に配置して表示装置に表
示する（特開昭５４−１１９２６９号公報等）ようにな
っている。

このような車載用ナビゲータ装置において、−度通った
道のりに相当する運行パターンを記憶させ、これと実際
の運行情報とを比較して、現在の運行状況における目的
地への到着予定時刻を表示できるようにすることが提案
（特開昭５４−１１９２６９号公報等）されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが上述のような到着予定時刻の表示を行う場合に
、車両の運行状況は休日と平日、天候の晴と雨等の外的
要因の影響によって変化され、この運行状況の違いによ
って到着予定時刻が大幅に変動してしまうおそれがある
。

そこで上述の従来技術では、記憶された運行パターンと
実際の運行情報とを比較し、進みまたは遅れの割合等に
応じて到着予定時刻の較正を行うようにされている。

しかしながらこの方法では車両の連行を開始しなければ
時刻の較正は行われないことになり、出発前に運行計画
を立てようとする場合等には不都合であった。

本出願はこのような点に鑑みてなされたものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、情報（センサ（１）　（２）　）により自己
の搭載された車両位置を検出する手段と、上記車両の走
行可能な地図のデータの収容された記憶手段（５）とを
有し、上記記憶手段には上記地図のデータを各分岐点ご
とに分割してこの分割ごとの走行に要する時間をその走
行時の外的要因（暦・時計装置（８）、天候センサ（９
））と共にデータベース化した属性情報が付加（記憶手
段（１０））され、上記地図上で上記車両の走行経路が
指示されたときにそのときの上記外的要因を判断して上
記属性情報を検咳し近似の条件における上記分割ごとの
上記走行に要する時間を加算して上記走行経路の通過に
要する時間を算出（ＣＰＵ（３））できるようにしたこ
とを特徴とする車載用ナビゲータ装置である。

〔作用〕

これによれば、外的要因を判断して近似の条件における
走行に要する時間の算出を行うことにより、常に運行状
況に応じた正確な時間の算出を行うことができ、ナビゲ
ーションをより良好に行うことができる。

〔実施例〕

第１図は要部の構成を示す。この図において、（１１は
車両の進行方位、（２）は移動距離を検出するセンサで
あって、ごのセンサ（１）　（２）からの検出データが
演算、制御を行うＣＰ　Ｕ　（３）に供給されて車両の
現在地等の算出が行われる。

また（４）は表示モード等の設定入力手段であって、こ
の設定入力手段（４）からの信号がＣＰ　Ｕ　（３１に
供給される。

さらに（５）は車両が走行可能な例えば道路地図のデー
タの収容されたＣＤ−ＲＯＭ装置等の記憶手段であって
、この記憶手段（５）からのデータがＣＰＵ（３）に供
給される。

そしてこのＣＰ　Ｕ　（３）においては、記憶手段（５
）からの地図のデータの上に算出された現在地のデータ
が配置され、この算出データの位置に任意のマーク等の
設けられた表示信号が表示制御装置（６）を通じて表示
装置（７）に供給される。これによって表示装置（７）
には所定の道路地図の上に車両の現在地の指示された表
示が行われると共に、上述の算出データが地図データの
走行可能範囲からはずれた時にその算出データを可能範
囲内に再配置する等の処理が行われる。

さらに（８）は、外的要因となる当日の日付（月・日）
、曜日、現在の時刻等の信号を形成する暦・時計装置で
あって、この暦・時計装置（８）からの信号がＣＰ　Ｕ
　（３１に供給される。また（９）は同じく外的要因と
なる天候のセンサであって、気圧・湿度・温度等により
晴・雨・雪等の天候を判断し、このセンサ（９）からの
判断結果の信号がＣＰ　Ｕ　（３１に供給される。

そしてこれらの暦・時計装置（８）、センサ（９）から
の信号が上述の記憶手段（５）に収容された地図デー夕
に関連してデータベース化されてＲＡＭ等の属性情報記
憶手段（１０）に書込まれる。

すなわち上述の装置において、第２図に示すような地図
データがあった場合に、地図上の道路を各分岐点（ノー
ドＮ１．　Ｎ２）ごとに分割し、この分割（リンクＬ１
〜Ｌ７）ごとに第３図に示すようなデータが形成される
。図中（１１）は通過期日、（１２）は通過曜日、（１
３）は通過時刻、（１４）は通過時間帯（例えば１日を
６分割して０３　：　００〜０７；（ト）を早朝、０７
　：　００〜１０：００を朝、１０：００〜ｔｓ：ｏｏ
を昼、１５：００〜１９：００を夕方、１９：００〜２
２：００を夜、２２：００〜０３：００を深夜とする）
、（１５）は天１錠、（１６）は通過リンク、（１７）
はＮ２の通過時刻からＮ１の通過時刻を減算して得られ
る通過時間、（１８）は１回の運行中の通過リンクのシ
リアル番号、（１９）は全データのシリアル番号である
。なお（１２）の曜日、（１４）の時間帯、（１５）の
天候に関してはそれぞれコード化して形成される。これ
らのデータがデータベース化されて属性情報記憶手段（
１０）に書込まれている。

従ってこの装置において、地図上で任意の走行経路が指
示されると、まず暦・時計装置（８）からの信号によっ
て当日の日付・曜日及び時間帯が判別され、天候センサ
（９）からの信号によって当日の天候が判別され、これ
らが合致する全てのデータが記憶手段（１０）から検索
されて読出される。さらに当日がその路線における特異
な日（月末、年末、年始等）であるか否かが判断され、
そうであればそれに合致したデータ、そうでなければ合
致した部分を除いたデータから平均通過時間が求められ
る。この操作が走行経路の全てのリンクについて行われ
、これらの求められた平均通過時間を合計して走行経路
の通過に要する時間が求められる。　　　゛なおこの時
間を出発時刻に加算して到着予定時刻を求めることもで
きる。

こうして上述の装置によれば、外的要因を判断して近似
の条件における走行に要する時間の算出を行うことによ
り、常に運行状況に応じた正確な時間の算出を行うこと
ができ、ナビゲーションをより良好に行うことができる
。

なお上述の装置において、第４図に示すように各要因ご
とに対応するデータのシリアル番号（１９）をテーブル
として記憶手段（１０）の一部に設けておくことにより
、上述の合致するデータの検索をより短時間に行うこと
ができる。

また暦・時計装置（８）からの信号は一旦表示装置（７
）に表示して使用者に確認されるようにしてもよい。ま
た天候センサ（９）は自動でなく、例えば設定入力手段
（４）の一部に天候入力部を設けて使用者に手動で入力
させるようにしてもよい。

さらに上述の装置において、車両の運行中には各ノード
の通過ごとに暦・時計装置（８）、天候センサ（９）か
らの信号を判別して、走行したリンクのデータを追加し
て行くようにする。この場合に、記憶手段（１０）が光
磁気ディスク装置等の大容量のものであれば全てのデー
タを記憶することができ、また記憶容量が小さい場合に
は、データ追加の回数を共に記憶して、この回数に応じ
て枝分した平均値を記憶するようにしてもよい。

また上述の装置において、各リンクごとに外的要因を加
味した平均通過時間が求められることから、実際の通過
に要する時間がこの平均通過時間より大（５倍以上）に
なったときには、さらに異常事態が発生していると判断
することができ、これを検出して経路変更等の指示を出
すことができ、これによって不要に渋滞等に巻込まれて
いるおそれを無くすことができる。

なお上述の装置において車両の現在値の検出は、人工衛
星からの電波信号を受信してその受信データに基いて検
出が行われるようにすることもできる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、外的要因を判断して近似の条件にお
ける走行に要する時間の算出を行うことにより、常に運
行状況に応じた正確な時間の算出を行うことができ、ナ
ビゲーションをより良好に行うことができるようになっ
た。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一例の構成図、第２図〜Ｍ４図はその
説明のための図である。（１）　！２）はセンサ、（３）はＣＰＵ、（４１は設
定入力手段、（５）は記憶手段、（６）は表示制御装置
、（７）は表示装置、（８）は暦・時計装置、（９）は
天候センサ、（１０）は属性情報記憶手段である。

Claims

【特許請求の範囲】情報により自己の搭載された車両位置を検出する手段と
、上記車両の走行可能な地図のデータの収容された記憶手
段とを有し、上記記憶手段には上記地図のデータを各分岐点ごとに分
割してこの分割ごとの走行に要する時間をその走行時の
外的要因と共にデータベース化した属性情報が付加され
、上記地図上で上記車両の走行経路が指示されたときにそ
のときの上記外的要因を判断して上記属性情報を検索し
近似の条件における上記分割ごとの上記走行に要する時
間を加算して上記走行経路の通過に要する時間を算出で
きるようにしたことを特徴とする車載用ナビゲータ装置
。